クラゲライダーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

3.2

噂の炎上映画見てみました。
この炎上は勘違いが原因かと。
例えるならしょうゆラーメンを食べに行ったら坦々麺だったみたいな。

みんなシンゴジラを期待して見に行ったんだよね。
特撮だけどリアリティがあっ
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ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

4.1

美食家と料理人という特別な絆で繋がった2人の物語。

見ていて、料理の手伝いをするポーリーヌではなく、もう1人のヴィオレットが気になった。
彼女はよく働くし真面目だ。
けれどドダンからは認められておら
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ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.3

☆注意☆ かなり過激な描写があります。

新興宗教の信者3人が教団からの指示で無人島で暮らす映画。

まあ面白かったです。
ただ予算が少ないのは分かるが、後半はかなり雑に見えた。
ヘリコプターや警察(
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赤穂城断絶(1978年製作の映画)

3.4

全体的に芝居が大仰で堅っ苦しい。
深作監督の良さがあまり出てない。

誕生日が12月14日なので忠臣蔵を題材にした映画やドラマは色々見た。
けれど見る度に、ぜんぶ浅野内匠頭のせいじゃん、と思う。
あな
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.3

テーマは、悲しい時ほど1人にならないで、みたいな事かな。

楽しんで見たけど、アルコールに溺れた父親はどうなったんだろう?
挫折を経験した主人公なら父親の気持ちが分かるはずなのに。
父親も救ってほしか
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荒野の決闘(1946年製作の映画)

3.7

弟を殺されたワイアットアープは保安官になって犯人を探す。そこでならず者のドックホリデーと出会うが…。

弟を殺された割には結構のんびりした映画。

黒沢明も宮崎駿も大好きらしいよ。

🎵オーマイダーリ
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.9

大人の可愛いを詰め込んだ映画。

「やりたい事だけをやる」と宣言する小林聡美に「人生そんなに甘くないぞ。大体、家賃とかどうなっているんだ!」と怒るつもりはありません。
いいじゃない、映画だし。
僕は結
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.5

ナポレオンを見てまた見たくなりました。
イヤー何回見ても心が震える感動。

囚人のジャンヴァルジャンは違う自分に生まれ変わろうとするが、そこに法の番人ジャベールが追ってきて…という。

オープニングか
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ハロー!?ゴースト(2023年製作の映画)

3.0

だ、誰もレビューを書いてない!

台湾版。
オリジナルは韓国映画なんですね。
ストーリーは予想できちゃったな。

うなぎ(1997年製作の映画)

4.3

浮気した妻を殺した男が出所して床屋を開く、という映画。

主人公は、妻を愛していたからこそ許せなくて殺したんだと思い込んでいる。
だから裏切られるのが嫌で、もう誰の事も愛さないと決めて生きていた。
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#マンホール(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

こういう映画でツッコミどころを指摘するのはヤボだと思うけど、一箇所だけ言いたい。
あのボーガン少年は、どうやって移動したのか?
深夜で子供なのに。

それから(1985年製作の映画)

4.0

昔、夏目漱石のこころを読んだ時、なんて卑怯な奴だと思ったが、今回の主人公も負けず劣らずどうしようもない奴。
自分はニートだからと、好きな女性を就職した友達と結婚させておいて、やっぱり好きだから別れてほ
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ステキな金縛り(2010年製作の映画)

4.2

そう言えばKANが出ていたなと思い見直しました。
KANはいい曲たくさんあるのに一発屋の汚名を着せられちゃったな。愛は勝つってタイトルがインパクトが強すぎるんだよな。

見直すと中井貴一が良かった。
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

4.3

ブラックレインといえば一番気になるのは松田優作演じる佐藤役のオーディション。最終に萩原健一も残っていたんだよね。
ショーケンと松田優作の関係といえば、太陽にほえろのマカロニの次がジーパン、傷だらけの天
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.5

☆注意☆ グロいシーンがあります!

大爆笑!
めちゃくちゃ面白かった!

ヴィーガンに襲われた肉屋夫婦が、逆にヴィーガンを殺してその肉を売ったら大繁殖した、という話。

誰もが心の中で思ってはいるが
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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

3.4

テレビの2時間ドラマっぽい。
北川景子はタフな刑事に見えない。

気に入らないのは上の2つだけ。
僕は褒めるよ。
意外性あるじゃん!
中盤からの展開はドキドキするじゃん!
似顔絵捜査のやり方、はじめて
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アンビュランス(2022年製作の映画)

3.2

ブルースブラザーズみたいに景気良く車が次々とブッ壊れる。
中古車をこすらないように運転している自分が嫌になるな。

ギャグなのか何なのか分からない部分もたくさんあり、全体的についていけないノリでした。

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.9

ナポレオンはフランスの為に戦った英雄と呼ばれているが、実はジョセフィーヌの事で頭が一杯だった、という映画。

ナポレオンの活躍を描く英雄譚を期待していたけれど、全然違った。
戦っている最中はずっと無表
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月影の下で(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

意外に面白かった。
テーマは分断。
白人と黒人の広がった溝を過去に遡って防ごうという、ターミネーター的映画。
ただこんな事ができるなら、奴隷の時代まで遡るべきだと思うけどね。

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

最初と最後のカーチェイスシーンはすごい迫力。これだけでも見る価値ある。

その他は、うーん…。
ヴァンサンカッセルは、ボーンに恨みがある CIAの工作員でもあり、ボーンの父親を殺した男でもあったって事
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.4

芸術家を志す主人公が師匠から「この作品にはお前の魂(心)が入っていない」って言われる映画/ドラマ、これで何回目だろう?
ロングバケーションのキムタクも言われていた。
その後の展開も弱点と向き合い克服し
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タイムシェア(2018年製作の映画)

3.3

会員制リゾートクラブの闇を描いた映画。

昔、就職活動中にこんな会社の説明会に行った事がある。
とっても怪しくてすぐ帰った。

ブレイキングバッドの息子役の人が出ていた。

わたし達はおとな(2022年製作の映画)

3.8

安定のメーテレシネマ。
今回も面白かった。

とにかく彼氏の口喧嘩が強い!
相手がウンザリするまで正論で責める。
こんな奴マジで嫌いだわ。

2人のリアルな様子も良かった。
何かを言い出そうとする時に
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(2023年製作の映画)

3.9

サイコロ賭博でイカサマを見つけるシーン。
たけし演じる秀吉の台詞。
「オイ、刀出せ」
え……
どっかで聞いた気が……
こ、これってセルフパロディ?
笑わせるギャグのつもり? それとも偶然?
このシーン
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.5

昨日たまたま「最初に父が殺された」という映画を見ていた。その映画の中では共産主義政権の弾圧から生き延びた人達が描かれていた。このグラントリノは、その人達がアメリカに移民したその後が描かれている。
しか
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最初に父が殺された(2017年製作の映画)

4.3

ポルポトの大虐殺を少女の目線で描いた映画。

カンボジア版「火垂るの墓」か。
それとも少女の「夜と霧」かな。
まぁとにかく悲しいし、腹が立つし。

木にくくりつけて拷問するシーンで浅間山荘に向かう連合
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マネーボール(2011年製作の映画)

3.9

イチローがシアトルにいた頃のメジャーリーグ。
金欠球団アスレチックスのGMは、新理論セイバーメトリクスで勝利を目指す。

バント禁止?
立浪ドラゴンズ、バントばっかりなんですけど!
2年連続最下位の中
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クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

2.9

昔のフジテレビを見ているような映画。
演出とか雰囲気とかクオリティとか。
時代も役者も監督も変わったけど、唯一変わらないモノ…それは脚本家の坂元裕二。
フジテレビからNetflixへ。金のあるところに
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キネマの神様(2021年製作の映画)

3.4

山田洋二監督は家出が嫌い。
家出と言えば寅さん。
家出ばかりしている寅さんは、結局家庭を築けなかった。
今回のゴウも家出ばかりだが、最後に家に帰り感謝の言葉を伝える。
ちょっと都合が良すぎる気もするけ
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シティ・オブ・エンジェル(1998年製作の映画)

3.3

急に現れるニコラスケイジ、怖い。
メグライアンも、よくこんなストーカーのような薄気味悪い男を好きになれたな。

しかしラストよ。
せっかく、せっかく来たのに…。

ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.3

意識高い系ビジネスマンの成功の秘訣を教わる映画。ただし仕事は暗殺。

ヨガをしてタンパク質だけを摂取してコーヒーで眠気を覚ます。
友達とか家庭とか仕事に必要ないものは持たない。
仕事の準備は完璧にして
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ホンモノの気持ち(2018年製作の映画)

4.1

何故レアセドゥのAIロボットだけ進化できたのか?
本当なら新しく作られた、あのハンサムなロボットの方が人間に近づいてもいいはずだ。
理由は、レアセドゥは確率0%の恋をした。
さらにユアンマクレガーに振
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

真実の追求者であるべきドキュメンタリー作家が、自分の身内の不祥事は隠そうとする話。

最後に真実を打ち明けた事で、由宇子は遂に本物のドキュメンタリー作家になった。
だけどその時には、何もかも失いマスコ
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破戒(2022年製作の映画)

3.3

小学校の集会で上映するならピッタリの映画。
ただ申し訳ないけど、全体的に芝居が古い気がする。
本当に明治時代の日本人はこんな堅苦しい喋り方なの?

主演の間宮祥太朗の抑えた演技は良かった。