猫さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

猫

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ニワトリ☆フェニックス(2022年製作の映画)

3.7

成田凌くんが出てることだけ認識して鑑賞。
不思議な映画だった。
山本政志や風間詩織の雰囲気を持ちながら
自主映画っぽさを感じる。
の割には
凄い豪華な配役!
え?え?監督だれ?
エンディングロールのラ
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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

3.9

再上映のおかげで鑑賞でき、最高!
とても楽しめました。
知ってる曲は2.3曲
でもどの曲もみんな素晴らしくて
間に入るインタビューも
各々個性的で、
まさに「魂の熱」
を感じました。
こういうコンサー
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英雄の証明(2021年製作の映画)

3.7

アスガー・ファルハディ監督の作品としては、直球作品
平凡のまま終わってしまった、と言わざるを得ない。

その通り。
当たり前の事をしただけ
けれど
その
当たり前の事がなかなか出来ない世の中、
人は美
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.8

キワもの、変態
…数多の噂を聞きましたが
怖いもの観たさで鑑賞

ちゃんとストーリー有るじゃん
『恋する遊園地』を観てるので
車シーンは想定内

人は心の支えがないと
生きていけないのだろうか?
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白い牛のバラッド(2020年製作の映画)

3.8

つくづくと
イラン映画だったなぁ、と思った。
法、宗教、男尊女卑、、、
二つのテーマを感じた。
イランという国の問題と
個人の想い
ラストは現実なのか
彼女の想像なのか
解釈が分かれると思う。
二回目
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アネット(2021年製作の映画)

3.6

確かにこれは
好き嫌いが分かれるかも。
私は面白かったけど、それはカラックスに何の思い入れがないからかもしれない
(血もポンヌフも未見、ホーリーは好きでした)
~に捧ぐのエンディングロールから
何故か
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.7

復習はしませんでしたが
何となく覚えていたので無問題でした☺️
今回の主役はジュード・ロウ様です❗
マッツ様とのドアップ対決に大満足。
いえ、ちゃんと魔法動物の活躍もありましたよ。
可愛いボウトラック
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.0

すごく観たかったのに
しっかり食べた昼ごはんのせいで
少し寝てしまった、、ので感想は適当ー😥

出だしの💣シーンが最高。
話は
いまいち分からなかった。
眠い眠いと思って観てたから?😱💦

やがて海へと届く(2022年製作の映画)

3.5

最初
これはゆきのちゃんの映画なのかな?と思っていたら
後半、変わった。
この映画を3.11の鎮魂歌とするならば
それは成功していたと思う。
心の襞に小さなキズを残したから。
見つかっていない人々の事
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ハッピーアワー(2015年製作の映画)

4.5

公開時(2016.1)
劇場鑑賞
1月に観たのだけど
直ぐに、その年のベストだと決めた💕
さて6年後の感想は…?


前回は全く気が付かなかったけど
濱口監督が出てましたー☺️
(当時は顔も知らない)
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スピリットウォーカー(2020年製作の映画)

3.6

久々の韓国アクション
二人目でやっと題名の意味を推察、でもウォーカーというよりはジャンパーのような忙しさ。彼等は誰なのか?
最初の記憶をたどり、キーパーソンの元へ。
(ホットクね。私もコロッケだなぁ)
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オートクチュール(2021年製作の映画)

3.7

とても優しい映画だった。
ジャドの言葉、言い返しがちょっとキツくてやや不快だったけど
(移民全体のイメージが悪くなるのではないか?と不安)
年長のエステルも、負けずに言い返していたから、まぁいっか、苦
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女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

4.0

女子高生もの?…
城定監督でなければ手を出さなかった。
きっと普通じゃないに決まってる。
はい、期待通りでした。面白かったー!

実は田中圭さん苦手なんです!何かニコニコしてて調子のいい男過ぎて、なの
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.6

98分の中に
初恋、宗教差別、不況、家族、別離、望郷の念等が
上手く纏められていたと思う。
これは故郷を出て暮らしたことのある人に響く映画だと思った。
ラストのジュディ・デンチの皺のアップが
秀悦。
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アンビュランス(2022年製作の映画)

3.6

珍しく、アクション映画を進んで観に行った。ちょっと疲れてたからかな?
思いっきり娯楽に浸りたかった(笑)

面白いです、ほぼカーアクション。いったい何台の車を破壊したの??と思ってしまうくらいSDGs
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ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~(2022年製作の映画)

3.7

とても仲の良い家族だったんだなぁ、と思う。
お父さんもお母さんも
すごくいい人で
ちゃんとした家庭生活で
娘に沢山の愛情をもって育てたんだなぁと。
呉市という地域も昭和の匂いが残っていて
対面の魚屋さ
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金の糸(2019年製作の映画)

3.8

とても高尚な映画だった。
チラシから金継ぎのシーンが出てくるかも?と期待していたが
そこから着想を得た映画、ということだった。

三人のアラウンド80代が主たる演者
昔の恋人からの突然の電話と
娘婿の
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.7

「因果応報」
自分のしでかしたことは全て自分に返ってくる。

モリーの言葉が印象的でした。
あれはギフトではなく
努力で得たものだったのね……涙
……慣らして、少しずつ試して……
限界が解る、そこで終
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.7

やっと観られた!
ちょっと期待し過ぎたかも?
『愛なのに』が滅茶苦茶面白かったから、その反動が私に巣食っているかな?

…まぁよくある話ですよね、、
勢いと収束
情熱と鎮火
ぼやっとしたダンナと漫画家
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.6

もうちょっとスマートに、と言うか
何とか出来たんじゃないかな。企画は面白いと思うけど。
無駄なスローモーションとか溶けないアイスのミルクシェイクとか…😅
無理くり話を創ってる感がありありで。
男が撮っ
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.8

運よく字幕で鑑賞できた☺️
普通に面白かった。
話の展開が早く、あっという間に舞台
(もちろん色んなエピソードはあるけど、ね)
一番気になったのは
子ブタ🐖達、24時間パパが見てくれるから、とオーディ
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アンネ・フランクと旅する日記(2021年製作の映画)

3.7

残念ながら後半寝てしまった😱
ので感想は耳半分に聞いて
(目、半分に読んで?😅)下さい。

過去の話として教科書的に語られがちな
アンネ・フランクの話
(知らないといけない、読むべきだろうという)
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

4.1

前情報を遮断していて良かった
(実は邦画だと思ってた)
感想を書くとネタバレになりそう。

私は最初から
小さな疑いをもって観ていた、理由はない。
けれどそう感じた。
エンディングで慟哭した。
近くの
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巴里のアメリカ人(1951年製作の映画)

3.5

1951年作品なの題名を覚えていたのは

オスカーを6つも取っていたからなんですね。
監督はライザ・ミネリのお父さん?

😅ラストの18分にもおよぶダンスシーンはSCREENならではこそ!
と思い
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紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)

3.7

産まれる前の作品がSCREENで観られるなんて!
“CHANELNo.5”の名前を売った
セクシー女優としてしか知らなかったマリリン・モンローを
初めてSCREENで観ました。
思っていたより高音の声
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親密さ(2012年製作の映画)

4.2

2012年の作品なのに
濱口監督作品の中で、一番「学生」と言うか「若さ」を感じた映画
電車の映像と詩と
会話
劇中劇もほぼ会話
よくぞこんな脚本を書けたものだ、
重い哲学書をサラサラ
と読んだ気分
(
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PASSION(2008年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ面白かった。
これが濱口竜介監督の卒業製作だそうで…😰
よくも、ここまで人間の深掘りが出来るものだ、と…
出てくる男女は決して
「良いひと」とは言えないけれど
「人間」の残酷さ、いやらしさ
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標的(2021年製作の映画)

3.5

当時の記事がどんなものだったのか?
その後の朝日新聞へのバッシングに到るまでを知りたくて鑑賞。
短絡的かもしれないけれど、彼の経歴を初めて見て
「標的」にされた理由
(バカみたいな単純な)が分かった。
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THE DEPTHS(2010年製作の映画)

3.8

東京藝大と
韓国国立映画アカデミー共同製作作品

面白かった!
濱口監督作品、と知らなくても(贔屓目なし😊)でも、もしかしたら男性は拒絶するかも?(笑)

まぁ次から次へと、みんなそっちー?と思うくら
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シラノ(2021年製作の映画)

3.6

時間的にこれしか無かったので
ドルビーアトモスで鑑賞。

迷っていたけど
観てよかった!
チラシからもっとゴテゴテなのを想像してたんですが、とても繊細な映画でした。
監督『プライドと偏見』のジョー・ラ
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ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.7

ガンちゃん、良くやったー
(同郷なので贔屓目です😝)
パスするつもりだったのですが
バカリズム脚本&大九監督作品と聞き
あわてて駆けつけました。
面白かったです!でも、臭う方の下ネタが苦手な方は要注意
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.7

基本、アクション映画(と、一括りにすると叱られる😅)
の感想は、楽しかったー
だけでいいと思うんだけど
今回は、ちょっと追加。
コリン・ファレルー?…全然分からなかった😓
シリーズが大好きな、映画を大
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余命10年(2022年製作の映画)

3.7

普段なら絶対に観ない題名、
小松さんと藤井監督ゆえ、足を運んだ。

彼女は彼の何処にひかれたのか?彼の弱さにか?そこに自分と同質なものを感じたのかもしれない。
もちろん泣きました。
一番泣いたのは
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何食わぬ顔(2003年製作の映画)

3.7

『何食わぬ顔long version 』
画質 粗っ!
と思ったら、濱口監督が
大学の映画研究会時代に撮ったものだったんですねー
題名が気に入って鑑賞したのですが、、、
寝ました!😅
だって台詞多し、
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選ばなかったみち(2020年製作の映画)

3.6

あまり評価は高くなかったが
久々のサリー・ポッター監督作品なので
鑑賞を決めた。
直近に、親しい命を亡くした人にとっては
ちょっと堪える作品

あちらの世界に入ってしまった時
自分ならどの時代が蘇るの
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白いトリュフの宿る森(2020年製作の映画)

3.7

邦題、セレブ感を出し過ぎ(笑)
原題通り
The Truffle Hunters の話でした。
キャビアは多少食した事あるけどトリュフはない。
だから香りが…というシーンは
電話でも伝わらないけど
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