だいごろーさんの映画レビュー・感想・評価

だいごろー

だいごろー

2016/1/1〜
同じ時代に生きています

旧作邦画、新作洋画中心に観ています。名画座大好きです

映画(701)
ドラマ(0)

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.2

DVD鑑賞

これも久しぶりに観たけど素晴らしい傑作です。
東ドイツで暗躍していたシュタージを描いた作品。
東ドイツの監視社会には驚愕するし、またその緊張感が張り詰めた演出も良いです。
主人公がある芸
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ノロイ(2005年製作の映画)

4.0

DVD鑑賞

やっぱ面白い!久しぶりに観たけど白石監督作の中でもかなり好きな方です。

内容はフェイクドキュメンタリーで、白石監督お馴染みの霊能力者も出てくるけれど圧倒的に暗く、救いがないので好き嫌い
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吹けよ春風(1953年製作の映画)

3.3

@ラピュタ阿佐ヶ谷

歌う三船はかなり貴重なのでは…?

岡田茉莉子に小林桂樹、三國連太郎などかなり豪華な脇役陣で観てて楽しく、内容はしみじみとした年の瀬に相応しい作品でした。ぎゅうぎゅう詰めになった
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母のおもかげ(1959年製作の映画)

4.3

@神保町シアター


清水宏監督の遺作。
母を亡くした少年、道夫。彼の父親は水上バスの運転手で、近所に住むおせっかい焼きの豆腐屋の旦那から再婚話を持ちかけられている。その相手は淡島千景。
淡島千景はと
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彼が愛したケーキ職人(2017年製作の映画)

4.2

@YEBISU GARDEN CINEMA

年の瀬に観るのに相応しい素敵な映画でした。


かつて愛した人をの温もりを求めて彷徨う2人の男女。
台詞は最小限で、単純な切り返しじゃなく表情の微かな変化
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

3.8

@TOHOシネマズシャンテ

サクセスストーリーものではあるけど、あまりにも過酷かつ高難易度な展開に気が遠くなった。あの守護天使みたいな美女との出会いがなければどうなってたか、、

その前半があるから
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次郎物語(1955年製作の映画)

4.0

@神保町シアター

子どもの真っ直ぐな眼差しを捉えたシーン、走るシーンがどれも良い。
波乱万丈な人生を歩む次郎と3人の母親のエピソードは各々の魅力とともに涙を誘う。

中でもラスト、「お母さん」と連呼
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.2

@TOHOシネマズ日本橋

ずっと待ち焦がれてたヘレディタリー!
予想を良い意味で裏切られて最高でした。

特に電柱からの展開とか食卓のシーンとか好き…

チャーリー役の子役、存在感が凄すぎて今年の中
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按摩と女(1938年製作の映画)

4.5

@神保町シアター

清水宏監督の傑作を久しぶりに。
旅、温泉地、子ども、アウトサイダーたち、など清水宏の愛するものが1時間に詰め込まれてて極めて純清水的な作品。

前半はめくらの按摩たちが、健常者の人
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山中傳奇(1979年製作の映画)

4.0

@K'sシネマ

やっぱりキンフーはヘンテコで面白い。
だけど192分は長い…長すぎるよ…
途中、中国の雄大な自然と生物たちの映像が心地よい笛の音色とともに流れたとこは完全に寝た。

今作は幽霊たちと
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.6

@TOHOシネマズ錦糸町

趣里ちゃんの演技に説得力があって、2人の関係性、一緒にいる理由が腑におちた。

仲里依紗が嫌なババア役を演じながら、どこか憎めないキャラで趣里の社会復帰の手助けをしちゃって
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父ありき(1942年製作の映画)

3.8

@神保町シアター

戦中の小津作品。

この時から小津のスタイルや目線はあまり変わってないんだなと実感した。
父親と息子が釣りをするシーンが2度繰り返されるのが良い。2人の動きが見事にシンクロしてるの
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イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

3.3

@シネマカリテ

A24製作で期待してた作品。

地味だけど人間の精神を削る厭な映画でした。

だけど似たようなシチュエーションホラーなら今年はクワイエットプレイスに軍配が上がるかなと。世界観があまり
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.4

@シネマート新宿

エクソシストのウィリアム・フリードキン監督の作品ということで鑑賞。

ならず者たちがたどり着くジャングル。人生を変えるために彼らは、トラックに乗ってニトロを目的地に運ぶ危険な任務に
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幕末太陽傳(1957年製作の映画)

4.6

@神保町シアター

川島雄三の傑作を久しぶりに。川島雄三作品の中では「しとやかな獣」「洲崎パラダイス 赤信号」と並んで好きな作品。

豪華なメンツとフランキー堺の身のこなしっぷりは見てて本当に楽しい。
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喜劇 女生きてます(1971年製作の映画)

4.5

@神保町シアター


森崎東の喜劇と言う名の人生賛歌。

これは特出しヒモ天国並みに素晴らしかった。


猥雑さの中から溢れ出てくる生のエネルギー、人間の底力、それこそが森崎東の映画だと思うんですが今
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.0

@シネマカリテ

いやー想像と違うタイプの映画で良い意味で期待を裏切られた。
死んだ夫が妻のそばでシーツを被った幽霊の姿で佇む、だけでなくそこから時間の経過がスペクタクルに展開するのが面白かった。小さ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.8

@TOHOシネマズ日本橋

破滅寸前までいったフレディが最後に選んだパートナーであるジムハットンがすごく優しそうな穏やかな人で安心した…

映画自体、なんか撮影も脚本も平凡だなと思って油断してたらラス
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.6

@角川シネマ有楽町


おっさんふたりメキシコ奮闘記第2弾。
監督が交代したニュースを聞いた時大丈夫かと心配になったが、きちんとした続編で最終章への繋ぎとなる作品に仕上がっててよかった。繋ぎなのでカタ
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どこでもない、ここしかない No Where,Now Here(2018年製作の映画)

3.3

@シネマロサ

現地で出会った素人を俳優として使い、脚本なし即興で作られた作品ということで興味深かった。話自体は男女のどうしようもなさを描いたものでどこかホン・サンスぽくもあったけど、面白いかと言われ
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マンディ 地獄のロード・ウォリアー(2018年製作の映画)

3.5

@シネマカリテ

ニコケイが復讐を始めるまでが退屈で長く、ヨハンヨハンソンの音楽を聴きながらウトウトしてた…
ニコケイが覚醒してからはめっちゃ面白く、ニコケイの怒りを具現化したようなあの歪な形の剣とか
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マグノリア(1999年製作の映画)

4.8

DVDにて


ポールトーマスアンダーソン熱が再燃しつつあるので久しぶりの鑑賞。

but it did happen
映画の中だから現実には起こりえないことが起きてしまうんじゃなくて、現実であって
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search/サーチ(2018年製作の映画)

2.8

@TOHOシネマズ日比谷

これ本当に評判良くて楽しみに行ったんですが、拍子抜けしました。
全編PC画面上で展開されるのが画期的なアイデアと言われてるけど、すでに前例はあるし、そのアイデアが全く上手く
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.5

@丸の内ピカデリー

デジタルリマスター版で、こんな大スクリーンで観れて本当に感無量…
繰り返し観てきた作品だけど、劇場で観るべき作品だと思いました。クリーチャーの造形の気持ち悪さ、グロテスクさは大き
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イチかバチか(1963年製作の映画)

3.2

@神保町シアター

これはあんまりだったなぁ…鬼才川島雄三の遺作であるが、脚本が悪いのか話がイマイチ見えてこない。ハナ肇が結局良い人なのかどうなのか、煙にまいたまま終わる。

ただショットは凝りに凝っ
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

4.0

@テアトル新宿

あの頃の、あの場所の、あいつらが確実にいた。
俳優陣がみんな良い。主演の井浦新の演技には最初戸惑ったけど、だんだんあの時代に馴染んでいくのが面白い。

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.6

@新宿バルト9

冒頭はもろヒッチコックだし、ヒッチコックの墓がさりげなく出てくるし、笑ってたらどんどんごった煮感で胸焼けした…
リンチが比較に出されてるけどあれ程の陶酔感はなし。

アンフレンデッド(2015年製作の映画)

3.0

Netflixにて

来週からあたりにサーチっていう全編パソコンの画面上で展開される面白そうな作品が公開されるので、そのアイデアの先駆けの今作を予習として鑑賞。

最後までこのアイデアをやり抜いたのは
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愛と法(2017年製作の映画)

3.6

@ユーロスペース

仕事も私生活もパートナー同士の2人の弁護士の奮闘記。取り扱うのは社会的弱者である人たちの事案ばかり。

ろくでなし子裁判は知っていたけれど、当時はテレビでもかなりキワモノ扱いされ
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.8

@新宿ピカデリー

傑作だった前作と比べると、話が複雑でちょっと置いていかれた気になったり、アクションも物足りなさはあるけど、それでも安定の面白さでした。マッコールさん強すぎ。

かつての同志だった3
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イコライザー(2014年製作の映画)

4.2

Netflixにて

傑作だなぁ。
全ての暴力シーンが静かに激しく、そしてデンゼルワシントンの迫力が凄くて魅了される。全部好き。

序盤、ダイナーで徐々に距離を詰めていく2人の空気感もとても良かった。
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

3.5

Netflixにて

学校に入学する前のスリープオーバー=お泊り会。
そこで交差する若者たち。沢山のキスが見れてよかった。
けど、似たようなテーマならエブリバディウォンツサムの方が好みでした。

なんちゃって家族(2013年製作の映画)

4.3

Netflixにて

ずっと観たかった作品をようやく。
傑作でした。

最初はギクシャクした関係性だった偽の家族が、旅を続けていく中で本物の家族以上の関係性を築いていく。
笑いのネタは本当に下ネタばっ
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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.3

@TOHOシネマズ上野

優れた映画ではないし突っ込みどころ満載ですが、それも含めてB級映画として楽しめるか、が評価の分かれ道かなと。
僕は決して嫌いになれないと思いました。
特にならず者たちの死に様
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

@新宿武蔵野館

天才女子高生と友人が仕掛けるカンニングビジネス。
タイ映画といえばアピチャッポンの映画の幽玄な雰囲気やどこかスピリチュアルな世界観の印象しかなかったけれど、それを見事打ち破るようなス
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

4.0

@TOHOシネマズ上野

観る前はドント・ブリーズの二番煎じか?って穿った印象だったが、その考えはすぐ覆された。
道に敷き詰められた砂、家の周囲に張り巡らされたランプ、父親の書斎の諸々、花火、夜間に上
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