りょすうけさんの映画レビュー・感想・評価

りょすうけ

りょすうけ

映画(406)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

2.9

"嘘をつくのが役者の仕事"

ー全員役者、全員容疑者。
スクリーンに映る全てが伏線。二転三転、幾重にも張り巡らされたトリック。
演技と嘘、そして隠された過去が交錯。
“謎解き”の枠を超えた、衝撃のラス
>>続きを読む

83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

-

"孤独が1番辛いこと"

ー老人ホームの入居者として潜入した83歳の男性セルヒオの調査活動を通して、ホームの入居者たちのさまざまな人生模様が浮かび上がる様子を描いたドキュメンタリーー

ダンディなセル
>>続きを読む

猿の惑星(1968年製作の映画)

3.9

”人間の知恵と愚かさ”

ー地球からはるか320光年、地球時間3978年
名も無き惑星に不時着した宇宙飛行士が見たのは、計器も理性も文明も
何の意味も成さない異常な世界だったー

未だ見たことない名作
>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.1

”いい日ではなく、素晴らしい1日に”

ー物語の主人公は平凡で退屈だと感じながら毎日を繰り返す、銀行窓口係の男=ガイ。 ルール無用、何でもありの暴力に溢れた街で、毎日毎日強盗に襲われる銀行窓口係のガイ
>>続きを読む

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.4

”そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない”

ー17歳の少年が起こした殺人事件の裁判が始まる。11人の陪審員が有罪に投票し、その罪は決定的かと思われたが、1人の陪審員が無罪を主張。法廷という限ら
>>続きを読む

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

4.1

"戦う、死ぬ、目覚める"

ー突然、決死の任務に就くことになったケイジは未知なる生命体、ギタイにあっけなく殺されてしまう。しかし、目を覚ますと決戦の前日にループをしていた。ギタイを倒すため、世界を救う
>>続きを読む

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

2.8

”炎は消える前に掴み取れ”

ー火・水・土・風のエレメント(元素)が共に暮らす都市エレメント・シティを舞台に、だれも知らないイマジネーションあふれる色鮮やかな世界での奇跡の出会い、予想もできない驚きと
>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

3.4

”君がいないと僕の心は愛の抜け殻”

ー空想好きの女性アメリは、ある出来事から他人を幸せにする喜びに目覚め、人々に様々なおせっかいを始めていくー

この表紙からずーっとホラー映画だと思っていました。
>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

2.2

”またどこかの旅先で”
ーリーマンショック後、企業の倒産とともに、長年住み慣れたネバダ州の企業城下町の住処を失った60代女性ファーン(フランシス・マクドーマンド)。彼女の選択は、キャンピングカーに全て
>>続きを読む

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.3

”今日は明日だ、君がいる”

ー高慢で自己中心的なTVの人気予報官フィルは、“聖燭節”の取材のためペンシルバニア州パンクスタウニーを訪れる。無事に取材を済ませたフィルであったが、吹雪が町を直撃し、足止
>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

2.9

"イッツミー マリオ"

ーニューヨークで配管工を営む双子の兄弟マリオとルイージ。謎の土管で迷い込んだのは、魔法に満ちた新世界。はなればなれになってしまった兄弟が、絆の力で世界の危機に立ち向かうー
>>続きを読む

明日への地図を探して(2020年製作の映画)

3.4

”奇跡の連続で今がある”

ータイムループにはまり込んでいる2人の十代の若者。そこから抜け出したいマークと、とどまっていたいマーガレット。見逃してしまいそうな日常の小さな奇跡を共に探していけば、同じ日
>>続きを読む

リッチー・リッチ(1994年製作の映画)

2.9

”リッチなリッチー・リッチ”

ー世界一の資産家・リッチ家の御曹司・リッチーは、両親の愛に包まれて何不自由なく育った。ある時、リッチ産業重役の乗っ取り計画によって両親の乗った飛行機が墜落。社長代行とし
>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.5

”それでは皆さん、また今週!”

ーとある小さな広告代理店で働く主人公・吉川朱海は、「この仕事が終わったら、憧れの人がいる大手広告代理店へ転職する」と燃え上がる野心を持って仕事に取り組んでいた。しかし
>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.7

"現実だけが本当にリアルなものだから"

ー自らの姿をアバターに変え、さまざまな理想を叶えることのできるVRの世界「オアシス」。その創設者の死後、オアシスの3つの謎を解いた者に莫大な財産とその仮想世界
>>続きを読む

オットーという男(2022年製作の映画)

4.5

”私は生きている”

ーオットーは町内イチの嫌われ者でいつもご機嫌ななめ。
説教三昧、近所の野良猫にまで八つ当たりする始末。面倒で近寄り難い。
そんな彼の元に賑やかなマリソル一家が引っ越してくる。この
>>続きを読む

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

3.9

”憧れたら越えられない”

ー憧れを超えた侍ジャパンの世界一への軌跡を振り返ったドキュメンタリー映画ー

栗山監督の優勝までの苦悩、超一流選手の努力、世界一へのプレッシャーなどテレビでは見れない裏側を
>>続きを読む

我らの罪を赦したまえ(2022年製作の映画)

3.0

"赦されざる過去"

ーナチスが障がい者を捕らえて殺害する作戦を実行するなか、標的となった腕に障がいを持つ少年は、生き延びるために逃げる過程で大胆な決断を下すー

30万人が虐殺、そのことでガス実験が
>>続きを読む

アクアスラッシュ(2019年製作の映画)

1.3

"ハメ外し学生の末路"

ー高校最後の夏休み、若者たちは不穏な雰囲気が漂う大型プールへやってくる。しかし、そんな彼らを待っていたのは、想像を絶する恐怖だったー

エロ目的で見ても酷すぎた笑
目的も、グ
>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.2

"JUST DO IT"

ー1984年、経営難のナイキ社に勤めるソニー・ヴァッカロは、CEOからバスケットボール部門の立て直しを命じられる。しかし、同部門はコンバースとアディダスが人気を集めていた
>>続きを読む

SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.4

”子供は大人の背中を見て育つ”

ー買い物中に黒人男性に挨拶をされた白人の子供トロイ。
その他愛のない挨拶から悲劇が始まる。ー

凄惨な復讐劇。子供は大人の真似をするんです。全て大人の責任。

子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.0

”こんなこと、絶対にあってはいけない”

ー夫・俊也から一方的な別れを告げられた由希子は、離婚後、娘と息子とアパートで3人暮らしを始める。学歴や職歴もない由希子は、医療資格受験の勉強をしながら長時間の
>>続きを読む

母性(2022年製作の映画)

3.2

"愛能う限り、大切に育ててきた娘が"

ー女子高生が転落死する事件が発生。
その原因を探っていた教師の清佳(永野芽郁)は、自身の過去を振り返っていく。彼女は母親・ルミ子(戸田恵梨香)の愛を受けられず、
>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

3.2

”猟奇的殺人犯のキャラに魅せられて”

ー複写された『絶対悪』 二人の共作、それは連続殺人事件 漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)。高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性
>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

3.9

”悲劇の日々は終わった、もう逃げるのはやめた”

ー「ガーディアンズ」たちの前に銀河を“完璧な世界”に作り変えようとする最凶の敵、ハイ・エボリューショナリーが襲来し、アライグマのロケットに命の危険が迫
>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.1

”足を踏み入れると老いていく島”

ーある家族が旅行先で来たのは、絶景が待ち受けるビーチ。家族での束の間のひとときを楽しむため、彼らは支配人から教えてもらった特別なプライベートビーチに行くことに。しか
>>続きを読む

ホステル2(2007年製作の映画)

2.2

”旅行先での軽率な行動は控えましょう”

ー3人の女子大生がバカンスに訪れたのはスロバキアに佇む一軒のホステル。だがそこは、大富豪たちが究極の快楽を求める身の毛もよだつ拷問の館だったー

第二作も思う
>>続きを読む

ホステル(2005年製作の映画)

2.4

”アメリカ人嫌われすぎじゃないか!?”

ー海外へ、美女と戯れるために旅行に来た3人。スロバキアのとあるホステルに行けば好き放題できるという甘い話を聞きつけウキウキで向かうがそこでは世にも悍ましい恐怖
>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.1

”この家族、何かやばい”

ーニューヨークに暮らすアフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、ある週末に白人の彼女ローズの実家に招待される。若干の不安とは裏腹に、過剰なまでの歓迎を受けるものの、黒人の使用人
>>続きを読む

クラウン(2014年製作の映画)

2.9

”そのピエロ、凶暴につき注意”

ー我が子であるジャックの誕生日を祝うため、父のケントはピエロに扮して誕生日を盛り上げる。しかし誕生日を終えた後も彼はそのコスチュームを脱ぐことができない。徐々に体に起
>>続きを読む

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.0

”生みの親か、育ての親か”

ーとある屋敷で老人と少女が暮らしていた。老人は少女を訓練しながら育てていた。この老人こそがあの盲目の老人である。ある日、突然武装集団に家を襲われ、少女は攫われてしまう。老
>>続きを読む

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.3

”この男、とてつもなく異常です”

ー親と決別し街を出るため逃走資金が必要だったロッキーは、恋人のマニーと友人のアレックスと一緒に、大金を隠し持つと噂される盲目の老人宅に強盗に入る。だが目は見えないが
>>続きを読む

カランコエの花(2016年製作の映画)

3.6

”それは、彼女からの告白だった”

ーとある高校のクラスの自習の時間にLGBTについての授業が行われた。
しかしその授業はそのクラスでしか行われておらず、生徒の間では
「うちのクラスにLGBTの人がい
>>続きを読む

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

2.8

"名もなきビーチ、そこには、、、"

ー医学生のナンシーは、病気で亡くした母の思い出であるメキシコのビーチにやってきた。そこは波も美しく、景色も最高。全てが完璧だったはずだったが一匹の巨大人喰いザメが
>>続きを読む

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.4

“お薬の時間です”

ー郊外の一軒家で暮らすクロエは、生まれつきの慢性の病気により、車椅子生活を余儀なくされていた。
そんなある日、クロエは自分の体調や食事を管理し、進学の夢も後押ししてくれている母親
>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

4.3

"なんだか会いたかった人に会えた気がする"

ーとある弁当屋の販売員のちひろさん。
彼女は元風俗嬢。いつも飄々としていて、
彼女に関わるもの全てに影響を与えるー

心が洗われた気がした。

描かれて
>>続きを読む

>|