おーそんさんの映画レビュー・感想・評価

おーそん

おーそん

これまで観た映画の本数たるや数知れずですが、思いの丈をいっそのこと発信してみようと思いたった次第です。ご意見ご感想何でもお待ちしますので。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.1

2016年は君の名はが話題をさらっていたので公開当初は若干影が薄かった感がなくもないですが・・・興行的にヒットするという派手な目立ち方はしていませんが、案の定公開から時間が経つと様々な映画賞を獲得した>>続きを読む

バレー・オブ・バイオレンス(2015年製作の映画)

3.3

結論、決して悪くなかったですね。全く期待せずに単なるイーサン・ホーク見たさに鑑賞しただけなのですが、思ったよりもよかったです。

何がよかったって、オープニングのタイトルバックとテーマ曲ですね。タイト
>>続きを読む

パージ(2013年製作の映画)

3.4

この作品の設定は、特にアメリカのような銃社会にとっては実に考えさせられるものですよね。アメリカは銃社会=武装を正当化している社会ではありますが、決して犯罪を正当化している訳ではない。ですが、銃社会が犯>>続きを読む

エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

2.9

ノリはポップに、アクションシーンはバイオレンスに、物語の軸はロマンチックに。ひたすら銃弾と血しぶきが飛び交い建物と車は片っ端から爆破する。全編通してコミックを読んでいるような荒唐無稽アクション映画を作>>続きを読む

パディントン 2(2017年製作の映画)

4.2

目一杯幸せが詰め込まれた映画です。老若男女問わず世界中の人たちにこの映画を見て欲しい!そしたら戦争なんてなくなるんじゃないでしょうか。本気でそんなことを思わせるくらい観終わった時は信じられないボリュー>>続きを読む

イリュージョニスト(2010年製作の映画)

3.6

ぎこちないアニメーションが逆に温かさにあふれていて素敵でしたね。セリフがほんの数箇所しかないので登場人物たちの一挙手一投足に目が離せません。その目が離せない状況自体がマジックショーを観せられているよう>>続きを読む

COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

4.0

これはまたとんでもない映画を見たもんです。この企画にGOサインを出した人は真の映画人ですね。

まず、登場人物は5人です(その他エキストラ数名)。主役はパトカーです。そのためタイトルも「コップカー」な
>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

3.7

宇宙と愛というどこまでも壮大で永遠でつかみどころのないテーマをファンタジックな解釈で挑んだ意欲作なわけですが、やたらと説得力があるのはやはりノーラン監督のなせる技なのでしょう。あまり予備知識なく今作を>>続きを読む

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

3.9

フォレスト・ウィティカー、マッツ・ミケルセン、ドニー・イェン、ディエゴ・ルナなど・・・。スター・ウォーズのスピンオフはキャスティングに対する気合の入り方が一味違いますね。さらにそれが功を奏したようで、>>続きを読む

ストレンジ・デイズ/1999年12月31日(1995年製作の映画)

3.8

製作から20年近く経過した今こそ再評価されるべき映画ではないでしょうかね。バーチャルリアリティや他人の感覚をデータに記録し売買するといった未来社会の描き方が今になって何かを予言しているかのような気味悪>>続きを読む

イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)

3.5

前作では日本人を相手にしてきたイップマンですが、今作の相手はアメリカです。さらに前作の脇役陣が大勢継続参加しながら、サモハンキンポーまで参戦するという贅沢さ。このイップマンシリーズに対する期待の大きさ>>続きを読む

イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

3.5

これは観賞する前にしっかりと認識しておいた方がイイでしょう。今作でカンフーは「悪を成敗する武器」としては描かれていません。「中国人のアイデンティティ&プライドを守る武器」として描かれています。

ドニ
>>続きを読む

GONIN サーガ(2015年製作の映画)

1.3

残念です。残念すぎて辛いです。演技、演出、ストーリー、さらには若手俳優を集めた続編というこの企画そのものが失敗だったと思います。冒頭、少年が顔に迷彩メイクをしてラジカセ担いでディスコでチャラチャラして>>続きを読む

フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

4.1

実際に起きた事件を映画化した今作はどこまでもドキュメンタリーチックなリアリティ溢れる空気が漂っています。率直な感想として・・・これはとんでもない映画を観てしまった感じです。昔、羊たちの沈黙を初鑑賞した>>続きを読む

WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ(2015年製作の映画)

3.3

ザック・エフロンという俳優のことは以前から認識してはいましたが演技しているところを観るのは今作が初めてでした。率直な感想はHey!Say!ジャンプの山田くんにそっくりだなぁてことですね。日本でもいつ人>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.6

怪獣映画を群像劇として描く発想は今までありそうになかったという事なのでしょうか。決してゴジラが主役の映画ではなかったですね。かと言って長谷川博己や竹野内豊が主役なわけでもないですね。主役は未知の生命体>>続きを読む

ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.7

ジョシュ・ブローリンとベニチオ・デル・トロのコンビが最高です。今作はもうこの一言に尽きます。24のジャック・バウアーに代表される「正義を貫くための必要悪」を体現する男たちをこの二人が演じたことが今作最>>続きを読む

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.1

スター・ウォーズのシリーズには絶対的なブランドが出来上がっていますし、正直少し悪意のある言い方をしてしまえば新作を誰が監督しても誰がプロデュースしてもそうそう失敗作が出来上がることはないのではないでし>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

3.8

マシュー・ボーンという監督は間違いなくハリウッド映画界に嵐を巻き起こしていますね。X-MENの前日談シリーズではSFアクション大作ものを壮大なヒューマンドラマへと昇華させた立役者が彼です。キック・アス>>続きを読む

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.9

日本で言うところの大和田伸也のような高橋英樹のような。特別なイケメン!と言うわけではないが品行方正な佇まいと風格は相当な説得力にあふれている。そう、彼の名はコリン・ファース。多くの方が地味な印象をお持>>続きを読む

地球は女で回ってる(1997年製作の映画)

3.5

徹頭徹尾下ネタです。よくもここまで卑猥なセリフばかり思いつくもんだなと感心してしまいますね。チョイ役で出てくるデミムーアにまでこんな卑猥なセリフを言わせてしまうとなるともう無敵です。男はとにかく女を口>>続きを読む

猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.9

シーザーの目にはじまりシーザーの目に終わる。しかしオープニングとエンディングではその目にはまったく違うものが写っているはず。

本作では人類と共存するか戦争するかの瀬戸際が描かれます。その課程で人類、
>>続きを読む

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.5

ハイスペックな奇人変人を演じさせたら右に出る者がいないベネディクトカンバーバッチ。彼の笑顔はあまり目にした記憶がありません。シャーロックしかりイミテーションゲームしかり、浮世離れした紳士の役が定着して>>続きを読む

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.6

アントワンフークアとデンゼルワシントンとイーサンホーク。この3人が集まるなんて夢のようです。あの傑作「トレーニングデイ」のトリオが再び揃う日をワタクシは待ち続けていました。

作品としては可もなく不可
>>続きを読む

アントマン(2015年製作の映画)

4.2

これは最高のエンターテインメントに出逢えた気分です。楽しいことこのうえないですね。昔ミクロキッズなるハッピーなアドベンチャー映画があったことを思い出しました。

「大きい体と小さい体」「大人と子ども」
>>続きを読む

スパイ・レジェンド(2014年製作の映画)

3.3

かつては師弟関係にあったスパイ同士が対立する立場となって再会する・・・。何やらどこかで観た事ある内容・・・特に90年代はこの手の映画が乱発していた記憶があります。それもそのはず、監督はロジャードナルド>>続きを読む

猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年製作の映画)

3.9

人間が技術や知恵をつければつけるほど愚かしさが高まっていく矛盾。これは少し前に書いたブレードランナーにも通じると思います。

本作では人造人間ではなく人間の祖先である猿が対象となっているのが肝ですよね
>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.0

前作は解釈に多様な切り口を要求される映画だったゆえ受け入れるのに何十年もの時間を要する作品でしたが、今作を鑑賞することでその暗黒世界の中に一筋の光を見つけられたような気分になりました。

BGMがいわ
>>続きを読む

サウスパーク/無修正映画版(1999年製作の映画)

2.9

あまりにも終始下ネタと人種差別発言の連続すぎてさすがに気分が悪くなりましたよ…。

幼児向けのビジュアル感とポップなミュージカルディストでお下劣なネタをぶちかますというギャップが面白いのかもしれません
>>続きを読む

レスラー(2008年製作の映画)

3.6

人生に疲れ切った女と自分の不器用すぎる生き方に嘆いて生きる男、そしてそんな不器用な男を父にもち恨み続ける娘。この3人にフォーカスして物語は進みます。

定期的に安美容院で金髪に染め、日焼けサロンに通い
>>続きを読む

プロデューサーズ(2005年製作の映画)

3.2

舞台演劇感を残したまま映画に移植した傑作ミュージカルのリメイク。役者の演技がカメラのフレームにおさまらないほど躍動的に感じること、また長回しが多く役者の演技力を真っ向から堪能できること。この二つをどこ>>続きを読む

ゴースト・オブ・マーズ(2001年製作の映画)

2.3

ジョンカーペンター作品はいわゆる映画的な面白さ(捻りの効いた脚本、観たことのない映像表現、真に迫る演技など)を期待してはいけないわけです。彼の作風=映画監督として観客に媚びない生き様を見届けることに意>>続きを読む

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.0

ナタリーポートマンの演技が圧倒的すぎる。周囲からの期待に追い詰められて精神崩壊をきたす女性の繊細さを見事に演じきる影に、12歳で出演したレオン以降常に演技力に注目され続けた自身の人生とオーバーラップす>>続きを読む

ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

2.9

どことなく既視感漂う物語。時間軸を複雑に入り組ませてみたり、主人公が幻想ばかり見ていたりという”わざわざ”お話を複雑にしている演出に関しては少し作り手の不誠実さを感じてしまいました。冷静に考えたら赤ち>>続きを読む

デッドプール(2016年製作の映画)

3.8

アクションとブラックユーモアとラブストーリーが絶妙なバランスで調和しました(ブラックユーモアの比率が若干高め)。最初から最後まで主人公の行動は一貫して自分本位。演出は遊び心満載ではありますが、適当に遊>>続きを読む

フェイク シティ ある男のルール(2008年製作の映画)

3.1

決して多くはありませんが今作で魅せるキアヌのガンファイトシーンは素晴らしいです。タイトかつシャープかつダイナミック。何よりキアヌは銃の構えがとにかくカッコイイ。キアヌが銃を構えるとすごくホンモノ感が出>>続きを読む

>|