Ryoshoさんの映画レビュー・感想・評価

Ryosho

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TOMORROW パーマネントライフを探して(2015年製作の映画)

4.0

特売だからといって肉を2パック買って、1パックを腐らせて捨てていたような人間が、今はこういう映画を観ています。
お得にフードロスと思い、おつとめ品の野菜を買って、結局冷蔵庫でダメにすることは今だにある
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21世紀の資本(2017年製作の映画)

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ポスターに「あなたが金持ちになるか、貧乏になるか?この映画が教えてくれる」ってコピーがあるけど、教えてくれません!
でも、現代社会や歴史の授業(先生)が嫌いでろくに勉強をしてこなかったタイプにとって、
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カラスが多すぎる(2016年製作の映画)

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エドワードゴーリーテイストのシンプソンズなんだって他のレビューをみてて思った。

ヒッチコックの鳥みたいなダイナミックな絵でみせる感じじゃなくて、固定したフレームの中にカラスや人が出たり入ったりして、
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ファッション・リイマジン(2022年製作の映画)

4.0

今の消費者にできるのは、今持ってるものを大事にすることと、そう出来ないものは買わないってことだけだと思う。

2021年にWWDがやってたSDGsのウェビナーを聞いてて、なるほどなと思ったことがあって
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ビースト・オブ・ノー・ネーション(2015年製作の映画)

4.0

武装組織に潜入したかのような逃げ場のない120分間。
主人公の生活がどんな風だったのか、たしかに観ていたのに、鑑賞後に頭に残ったほとんどが、戦いのシーンなどの残酷さや悲惨さ。平和な場面を思い出せなくて
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夢の涯てまでも  ディレクターズカット版(1991年製作の映画)

4.0

深夜2時頃に目が覚めて、観終わったら朝になって丁度いいと思ってたんだけど、ラストの方はうとうと夢混じりで映画のトリップ感とリンク。5時間の尺はドSヴェンダース。近頃ショート動画とシットコムばっかり観て>>続きを読む

ボヤージュ・オブ・タイム(2016年製作の映画)

4.0

夜に、ベッドの上で布団被って丸まって、スマホかiPadで観るのがおすすめ!

座って観てたら、なんか違うと思い、布団被って丸まった状態でiPadで観たら、めっちゃぴったりだった!

水に映る自分自身
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終わらない週末(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ぼくはフレンズが謎に大好きなので、フレンズについて劇中で意見が交わされる作品はどんなのでもだいたい記憶に残ってしまう。

今作の冒頭で、主人公家族の娘が移動中の暇つぶしに見ていたのがドラマ「フレンズ」
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.0

不動産屋の運転する車に乗って、サブプライムで破綻した住宅街に行くシーンが印象的だった。

自分とは無縁の世界で起こったマネーゲームと思っていた。

13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティ(2004年製作の映画)

3.0

見る前から、観終わったときの感覚がわかるような映画って安心する。
これもそういう安心感につつまれながら鑑賞できる

雑誌編集部のはずなんだけど、戦い方がみんな学園コメディなのもよかった。

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

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アメリカ人の友達とみたんだけど、ハリウッド側の下手くそな日本語と、何言ってるかよくわからない極道な日本語を必死に通訳しながら観て、いい思い出。

ルーシー・リュー美しかったです。

運命の元カレ(2011年製作の映画)

-

アンナファリスってやっぱりすごい。
抜群の憎めなさがよかった!

シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

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こんな映画が完成まで辿り着いて、世の中にあるってすごい!しかもアン・ハサウェイ

「怪獣映画みながら酔っ払った勢いで書いた脚本、プロデューサーに送りつけて爆睡の後、ベルで目が覚めて二日酔いの声で電話に
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シルクロード.com ―史上最大の闇サイト―(2021年製作の映画)

3.0

スコア見て期待してなかった分、ダークウェブや取引の仕組みとかよく知らなかった自分は得るものがあった。
題材の事件を知ってる人や、テック系の知識豊富な人は退屈しそう。ダークウェブのことあんまよくわかんな
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ホット・チック(2002年製作の映画)

3.5

WHITETIC(最強女装計画)の元ネタらしいと聞いてすぐ見た。

コギャルと強盗が入れ替わるスイッチ系で、もう使い古されてるギャグや展開ってのもあり、メイン2人の関係よりも周りキャラクターたちがそれ
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

4.0

統合失調症テーマだけど、深刻な話になりすぎてない。ユーモアな語りの主人公のモノローグもだけど、家族や恋人との付き合い方そのものにしっかりフォーカスがいってるのが大きいと思った。

アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.0

アクション自体は楽しめた!

大人アダムがやって来た未来の世界の描写が説明的すぎに感じて入れ込めなかった。ストーリーはわかるんだけど。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

映画というより、映像画集を観た感覚に。

欲望まみれのあの鳥たちは、ぼくたち観客のことかな?って思った。

はじまりのサイレンと、ゆらゆらと空から降ってくる少し赤い燃えカスを見たときがピークだった。
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怪物(2023年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

告白も、カミングアウトも描かずとも、こんなに鮮やかに伝わってくる。すごい

上映前に、友達と最近高いから映画館でみる映画を選んでいるって話になった。
音響にこだわってたりアクションが派手な作品を臨場感
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

-

観ながら、とくに後半につれて「映画クレヨンしんちゃん」観てるときの感覚になった。

もっと他の可能性があったかもしれない、けど今の世界にいる。そこはすごく間違った可能性の側にいるかもしれないと不安にな
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

4.0

5時から7時までの2時間。60年代夏至のパリが舞台。癌検査の結果を待つシャンソン歌手の気持ちの移ろいを写す。死や絶望がテーマにあるけれど、とても軽やかに描かれていた。「醜きものは死なり、私が美しい限り>>続きを読む

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