フランソワーズ・サガンの没後たった4年でこの映画が作られたというスピード感が不思議。腑に落ちない。こんなものなんだろうか?
映画は平穏や安らぎとは無縁で、終始騒がしく、心落ち着くまもなく死んでいった>>続きを読む
ずっと楽しみにしていたのに、身体は疲れていたらしく、開始数分で眠ってしまった。
だれかの呼吸音を感じて目が覚めた。寝ぼけた頭は、自分しかいない部屋でどうして?と瞬時に不安になった。だんだん時間がたって>>続きを読む
バーでウイスキーを麦茶にすり替えられた山崎賢人の顔を思い出した。
年初めに観て、正直どうでもいい内容の映画なんだけど、そこだけ妙にくっきりと印象に残ってる。(残ってしまった)
今これはバーで書いてるか>>続きを読む
モーツァルトに憧れ、そして憎んだサリエリの嫉妬の一生を、サリエリの語りを通して描かれた物語。どこをとっても絢爛豪華な美術。私はサリエリに感情移入してしまいました。
どうも始まりが唐突だと思ったら、両>>続きを読む
第二次世界大戦下のシチリア。街1番の美人で未亡人のマレーナに思いを寄せる少年の話。
蟻に集光を当てるシーンが焼き付いた。
男子たちの1人がつぶやいた、「こいつ、これから死ぬことわかってんのかな?」>>続きを読む
この映画、アメリカ人の友達が「面白い」ということ以外、なんの前情報もくれずにパソコンで流し始めて、結局最後まで見ることになった。
パラサイトを感じた。
横浜の光と影、
ジャンキーたちはスワロウテイ>>続きを読む
ワイン2杯くらい飲んでないと観れない!それくらいの熱愛ぶり。こんな物語、書いてる本人も絶対酔っぱらってるはず。
いつの世も男のプライドのぶつかり合いは、ろくな結果を生まない!すべての元凶(決闘シーン>>続きを読む
フィルマークスに出てるDVDジャケからは全く想像できないくらいフィルムの画が美しい!
ヒロインと駅での待ち合わせシーンの見せ方がシックでスリリングだった。
突き詰めれば自分の夢や理想みたいなのも、幻覚の一部だと思わさされた。
自分の頭の中だけのことなのに苦しいことは割とよくあるけど、その割に痛みにはいつまで経っても慣れない。
大人になったピエールの包帯で登場した感じよかったのにな、、、
ディーラーの指導シーンで、「自殺者が出ても、ディーラーは常に両手をテーブルの上に置いておかなきゃならん」って聞いて、1つ学んだ。
フラ>>続きを読む
戦後のパリのとある1日の群像劇。
天の声がパリの街を覗きながら物語が進む。天の声のオーディオコメンタリー。
アメリカ映画の群像劇的な目で見てると、
展開が予想と外れまくって、それがなんだか心地よかっ>>続きを読む
パリの電気屋で働く4人のパリジェンヌ(ジャーヌ、ジャクリーヌ、リタ、ジネット)の話。
かったるくてやってらんないわって感じの昼間の彼女たちが面白い。(ジャーヌは、ほとんど仕事してない)
「君は社会人な>>続きを読む
僕のチャンスは6分の1
君のチャンスは6分の5
自分がいくら足掻いても、コイツには一生叶わないなって人間は絶対いて、主人公のシャルル青年にとっては、いとこのポールがそれだったんだと思う。上京したての>>続きを読む
後半に連れてますます、音に敏感になっていくようにできていると思った。列車の音、自転車の軋む(メロディを感じた)
「確信があることなんてあるのか?」
「おれをみくびるな」
「神に任せず行動したらどうだ>>続きを読む
登場人物も、観てるこっちもめちゃくちゃ忙しい!台詞に度々登場した「人間らしい暮らし」(今で言うQOL的な)の対極として1930年代の新聞記者の毎日が描かれていた。
プレスルームの電話口で捲し立てるよ>>続きを読む
強酸性の湖に浮かぶ、溶けかかったボートに乗って、みんなで歌う。なんてシーンなんだろう。
このレビューはネタバレを含みます
イブに寝落ちして、クリスマスにエンディングまで観た。
世界一気まずいピクニックの構図
財布落としたのがラシードのパパなのかと思ったけど違うのか?
(そこは気にしなくていいんだろうけど、気になる)>>続きを読む
終電逃したあと、バルト9でタイミングで良くレイトショーやってたって理由だけで
予告編も何も知らずにみたけど、それがよかった!
倒れるバルコニーのテーブルセットと、宙に舞うショールだけで、もう観てよかったと思わされた。
砂糖が物質主義の根であるという視点が面白かった。
「手に入れたら脳がもっと欲しくなる」というシステム
あんな事件があっても、地下鉄のシーンを観ている最中は、撃ち殺された同僚を残し必死に逃げている男をみて「早くやられろ!」「ジョーカーもっと撃て!」と、心の中で叫んでる自分の存在にハッとした。同調っておそ>>続きを読む