りゅーえぬさんの映画レビュー・感想・評価

りゅーえぬ

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ほつれる(2023年製作の映画)

3.5

うわあああ、、もうちょっと続きを観たかった。。
敢えて演出面から。余韻という概念がこの世に存在しないかのようなぶつ切り場面転換。気持ちよさも感じましたが、え、でもその空気からその後どうしたの?って、つ
>>続きを読む

蛇にピアス(2008年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

芥川賞受賞時に蹴りたい背中は読んだけど蛇にピアスは読めてなくて。そのまま映画も未履修で今に至ってしまいました。今見るからこそ吉高由里子、高良健吾、井浦新の絡みはニヤニヤしてしまう。みなさんこの頃からよ>>続きを読む

名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)(2025年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

安室さん哀ちゃんキッドといったアイドル路線から大人のシリアスなストーリーに舵を切り直す作品を期待していましたが、もう一歩二歩三歩、期待値に及ばなかったかな。前中盤までは物語もやや複雑で見応えがあり、ア>>続きを読む

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.5

東南アジア出張に際し機内にて。旅の魅力、誰かとすれ違い誰かと関わりもう会えない会わないかもしれないけどその人との関わりが自分に影響を与えその後の人生を変えていくこと。別れはそりゃあるしその度に悲しくな>>続きを読む

もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.5

期待値を遥かにオーバーして楽しかった。面白かったというよりも楽しかった。役者さんが皆演技派揃いだから代わる代わるのシーンが飽きないどころかどんどんどんどん引き込まれる。特に女性陣の怒りの演技が最高。伊>>続きを読む

恋のいばら(2023年製作の映画)

2.5

もう少し過激で刺激的な展開を期待したけど思ったよりマイルドなストーリーでした。心理描写を繊細に、のタイプの話だったかなと思ったけど、今ひとつ引き込まれず。感情移入させるパワーがちょっと物足りなかったか>>続きを読む

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.2

全体的にはまとまりがあって良かったけど、インパクトには欠けたかも。突っ込みどころとかん?と思うところは特段無かったけど、印象にも残りづらいと言うか。劇場版コナンの楽しみの一つ、OPは今回結構好みでした>>続きを読む

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

3.1

森七菜、尊かった。。けどストーリーは伊予田春依存が過ぎたような。藤代くんと弥生さんのキャラクターが分かるようで分からなかった気がする。藤代くんは単に春ちゃんとの失恋を引きずっていただけ?少しだけ家庭環>>続きを読む

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

4.2

原作よりだいぶ辛いシーンが端折られていた筈なのにストーリーを走り切ったらしっかり重みがあった。改めて貴瑚の半生が波乱万丈。。予告を観てカジュアルに劇場へ足を運んだ人の中には暗さ重さにやられる人も多そう>>続きを読む

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

2.4

駆け込みで劇場鑑賞。原作既読。過度な期待をしていた訳ではなかったけれど、、チープなお話になっちゃっててびっくり。前半はテンポの悪さにムズムズ。原作既読で臨むメリットは映画でどうしても端折られちゃってる>>続きを読む

1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.0

昨年のフライトではハケンアニメ!に感銘を受けました。今年は本作を鑑賞。クスクス笑える会話劇がとても良い。中盤の展開は想定外でそういう楽しませ方をしてくれるんだと意表を突かれました。脚本宮藤官九郎という>>続きを読む

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

3.4

映画監督の夢を追う話から家族の話へ展開。家族モノは価値観が近い人たちの関わりが中心になって、加えて家族なんだからという理由だけで価値観を一つにしようとする勢力が登場して、映画を通じて触れられる世界が狭>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

4.7

心を抉られた。ストーリーを構成する要素の一つ一つは真新しかったり斬新だったりする訳ではないと思うのですが、その組合せ、配合でストーリー全体がとんでもなく辛く苦しくなる。幸せになってほしいと願い、それが>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.9

銀座編のあと少し集中力が切れかけましたが何とか持ち直して最終決戦へ。この手の特撮怪獣ものみたいなジャンルを全くと言っていいほど観たことが無いせいか、決着の着き方、エンディングはまんまと予想を裏切られて>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

4.2

素晴らしかった。原作未読、予習なしで臨んだけど、多様性・ダイバーシティという概念についてこれまで触れたことがないレベルでの向き合い方と深堀りだった。流浪の月然り怪物もその要素があったし、女子高生に殺さ>>続きを読む

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.0

忘れられない恋とか誰かとすれ違ってそのときを過ごしたこととかそういう思い出は人生を支えてくれる。自分の場合は逆に大人になっていってる物悲しさを感じるこの頃でもあります。

ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

2.8

ミステリと言う勿れというタイトルですが、個人的にはドラマも含めヒューマン要素よりミステリー要素が楽しめる作品。本作も謎解きは手堅く楽しませてもらえました。いろいろと予想しながら鑑賞しましたがなかなか推>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.0

全体的には面白かった。けど後半は少し社長の会社の私物化みたいな雰囲気が気になってしまった。ジュールズにとっての仕事と家庭のバランス、幸せになるということ、自分にとって大切なこと大切なもの、それを気づか>>続きを読む

暗黒女子(2017年製作の映画)

2.5

映画の雰囲気はまあまあチープだなと思いましたが秋吉理香子先生の原作が好きなのが功を奏して十分に楽しめました。ブレイク前の若手女優陣を世に打ち出す枠組みとしてあと何回かリメイクしてもいいんじゃないかと思>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.5

ようやく観れました。劇場で観たかったなあという後悔を禁じ得ない一作。有村架純さん作品という点で言えば(サブスクで自宅PCで観たにも拘わらず)前科者よりも好きだったし、今泉監督作品という点でも自分が観た>>続きを読む

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.1

過去2作よりも本作が好きでした。例によって漫画の予習もなく前情報ほぼ0で参戦。前作は吉沢亮、橋本環奈、長澤まさみ等の1作目の主要キャラクターが殆ど登場せず寂しい思いをしましたが、本作前半はがっつり吉沢>>続きを読む

君は放課後インソムニア(2023年製作の映画)

3.4

前半は好みドンピシャ。誰にも打ち明けられない悩み苦しみ、"君"とだけはそれを共感できて、その輪が少しずつ広がっていく。思ってるよりも独りじゃないってことを体感し心が優しさに包まれていく。石川県という舞>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.1

是枝監督や坂元裕二さんの作品だということを過度に意識することなく一つの物語として純粋に没入させてもらえた。序盤は安藤サクラさんと子役の黒川想矢くんの演技をじっくり観させてもらう作品かなと思ったけど、第>>続きを読む

チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.0

気になってたチワワちゃん。GW利用でHuluで。青春エモい系は結局好き。エロ描写中心に過激シーンは多いけどあいつ元気かなとか自分がすれ違ってきた人たちを思い出すから内容としてそういう映画は好き。登場人>>続きを読む

銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

1.5

全然面白くなかった笑。予告の時点で好みではなさそうだなと察してはいたのですが、キャストはいいメンバーが揃っていらしたのと宮沢賢治の勉強になればと鑑賞。やっぱりこの手の昔ながらの家の価値観強めの映画は苦>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.0

シン・ゴジラ、シン・ウルトラマン未鑑賞。シン・エヴァは鑑賞済。仮面ライダーは幼少期通ってなくて特別な思い入れはなし。そんな状態で鑑賞。
序盤から独特の雰囲気とテンポの良さで引き込んでくれる。壊滅を図る
>>続きを読む

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

2.8

哀ちゃん回ということで期待値が上がりすぎたか映画単体で考えると直近2作と比べてやや満足度は劣りました。何というか全体的にストーリー展開に乗り切れず。突っ込みどころが目についてしまったり、これ何でだっけ>>続きを読む

わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

3.4

期待値はオーバーしてくれました。清霞と美世が心を通わせていく様がすごく好きでした。何ならもっとじっくり距離を縮めてくれてもよかったくらい。美世に幸せになってほしいという気持ちで自然と感情込もって鑑賞で>>続きを読む

見えない目撃者(2019年製作の映画)

2.5

前半はテンポもよく脇の方々もとても確りしていて面白かった。後半は何か登場人物の思考と行動が考えなしすぎて。。「キャラクター」を観たときも同じような感想を抱いたのですが、スプラッターものってどうしてこう>>続きを読む

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.5

いやあ、よかったなあ。機内鑑賞でしたが昨年劇場で観られていたら年間ベストだったかもしれません。原作がところどころ目頭を熱くさせるシーンはありながら、辻村作品としてはやや乗り切れなかったのですが、映画は>>続きを読む

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.0

2021/3/19上映、ずっと観たくてやっと観れました。Netflixですが。成田凌×清原果耶の会話劇の面白さは聞いてた通りの心地よさ。加えて普通なんかどうでもいい、何で自分の感情を大事にして自分で決>>続きを読む

母性(2022年製作の映画)

2.7

原作既読。いやあもうちょっと、もうちょっと頑張れなかったかなあ。先ず画作り。薄暗くて粗めの画質は作風と合っていた気がしましたが、要所要所で映像が急に作り物っぽくなる。ストーリーは上手く原作を映画の枠に>>続きを読む

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.5

いやあ、これはきつい。。吉田恵輔監督の狂気性猟奇性暴力性を見誤っていたというか。。空白や神は見返りを求めるは言うならば洗練されてきた吉田監督作品で、ヒメアノ~ルはある意味で荒さ粗さがありそれが作品をド>>続きを読む

かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.5

原作のストーリーを大事に、丁寧に作られていた印象。辻村さんらしい少し不思議な物語。全体のトーンは抑えめ穏やかめ。原作ではメッセージの強さ優しさ温かさを感じましたが、映画は優しさ温かさが色濃く出ていたか>>続きを読む