ゴーディさんの映画レビュー・感想・評価

ゴーディ

ゴーディ

名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

3.8

劇場版名探偵コナンの23作品目。

シンガポールを舞台にしたアクション強め作品。
思いっきりアクション描写に振り切っているからこそ好き嫌いはあるだろうし違和感がある。正直当時劇場で見た時は唖然としてし
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名探偵コナン 世紀末の魔術師(1999年製作の映画)

3.9

劇場版名探偵コナンの3作目。

コナン映画の中で初めてキッドが出てくる作品。しかも平次も出てくるというお得感もあり。
やっぱり過去作は過去作でとっても面白い。人間関係の複雑さがなく見やすいというのもも
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バトル・インフェルノ(2019年製作の映画)

3.6

悪魔ホラーのB級作品。

意外と面白かった!
パチモンの悪魔除霊の配信をしてたら本当の悪魔に取り憑かれてしまって、、というストーリー。
怖いかと言われるとそうでもないけどラストの一気に話が飛躍する展開
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.0

ショーン・ペン主演の名作映画。

そりゃ泣きますよ、、
知的障害を持つ父親と娘の親子愛を描く感動作品でした。
至る所でうるうるしてしまうくらい全編優しい世界で愛に満ち溢れている。それが少しファンタジー
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名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)(2003年製作の映画)

4.0

劇場版名探偵コナン7作品目。

コナン映画の中では「ベイカー街の亡霊」が不動の一位だけどこの作品も好き。
京都が舞台で平次大活躍の今作ではバイクチェイスシーンがまさかのCG!
ここのシーンだけ圧倒的に
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.8

主人公が水墨画を通して"再生"する物語。

水墨画部の青春群像劇かと思ったら全くそんな事なかった。
"喪失"という誰にでも経験があるもしくは起こり得る出来事に対して何を思いどのように向き合うか。
この
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スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

3.9

ポール・ヴァーホーヴェン監督作品。

SF超大作「ロボコップ」で有名な監督だけどこれもめちゃくちゃ面白い。
全部が清々しい!
恋愛模様も人間の生死とかもみんな切り替えが早すぎてスッキリしてる。
大切な
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.5

ドゥニ・ヴィルヌーブ版DUNEニ作目。

初のIMAXレーザーにて鑑賞!!
とにかく非現実な劇場体験ができてとても楽しめた。
こんなにもスクリーンが大きくて音響が凄いとは、、もう普通の映画館では観れな
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

ドゥニ・ヴィルヌーブ版DUNE一作目。

シャラメがイケメンすぎる、、
その感想がまず第一に沸いてくるくらいシャラメと大砂漠との融合が最高。
ストーリーとしては一作目という事もありしっかりと大風呂敷を
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

クリストファー・ノーラン監督最新作。

純粋に恐怖、、怖い作品。
日本人だからこそ原爆の威力と悲惨さを知っているが故に全くただの伝記映画とは思えない。特に原爆の実践をするシーンは目を伏せたくなるほど怖
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インセプション(2010年製作の映画)

3.9

クリストファー・ノーラン監督作品。

やっぱり面白い、、
人間が一番無防備な夢の中に入り込むという設定でもう最高!そしてそれを映像化してしまうノーラン監督の技量に脱帽。
少しわかりにくいけどそれはもう
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アレックス(2002年製作の映画)

3.8

ギャスパー・ノエ監督作品。

さすがの独創性と映像力。
ここまでカメラワークと映像表現にこだわっている監督もなかなかいないと思う。
内容はとても胸糞悪くて正直観ていて辛いけどやっぱり面白いと思わせてく
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.1

パルム・ドール受賞作品。

すごく面白かった、、
冒頭から不吉で不可解なピアノの伴奏。どこか不協和音で点と点が繋がっていない感覚に陥る始まりにまず惹かれた。

人間の本質がいかに矛盾に溢れていて説明な
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.5

ある種のどんでん返し映画。

中盤まではすごい面白くてめちゃくちゃ爆笑したけどラストの展開で完全に置いていかれました、、なんだったんだあれは、、
最初からタイトルどういう意味なんだろうという漠然とした
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.8

初のウェス・アンダーソン監督作品。

すごい独創的な雰囲気の中で紡がれる物語がとても居心地が良い。
コメディかと思いきやサスペンス要素もあり急に脱獄モノになっていったりといろんな要素が丁寧に混ざり合っ
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.9

朝井リョウ原作映画。

終始エモい、、
卒業を控える4人の視点からそれぞれの決断と進む道を提示していく物語。
さすが朝井リョウ原作ということで青春のリアルを映しだす解像度が高い。同じような経験をした訳
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殺されたミンジュ(2014年製作の映画)

3.3

キム・ギドク監督作品。

みんな大好きマブリーがまだ有名になる前の映画。マブリーの垢抜けてない感がすごい。
正直物語に起伏がないから冗長に感じる。もっと復讐心に感情移入できるようなシーンがあればなと思
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マザー!(2017年製作の映画)

3.7

ダーレン・アロノフスキー監督作品。

悪夢みたいな映画。
来客がいる時の絶妙に嫌な感じがひしひしと伝わる。そしてラストのまさに地獄絵図。
この映画を巡って賛否両論になる理由もわかる。絶対人におすすめで
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.8

ディズニー&ピクサーが手掛ける王道アニメーション映画。

もう王道なこれぞディズニーっていう作品。
テーマもド直球で世の中に溢れる人種や性別の違いをエレメントとして表現している。
もちろん王道なんだけ
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MONOS 猿と呼ばれし者たち(2019年製作の映画)

3.8

ある山奥でアメリカ人の人質を見張る「モノス」と呼ばれる少年兵たち。

映像がとにかく強い!
どんなロケーションをしたらこんな映像が撮れるんだろうと思うくらいすごい。
特に説明的なシーンもなく淡々と進む
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アザーズ(2001年製作の映画)

4.0

ニコール・キッドマン主演×トム・クルーズ製作総指揮の作品。

面白すぎた、、、
単なる家ホラーものだと思っていたけど個人的に好みなどんでん返し映画だった。
いくつかの不可解なセリフや行動がラストにしっ
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スカイハンガー(2020年製作の映画)

3.0

キプロス産のB級映画。

設定は面白いけど可もなく不可もなくっていう感じ。ラストに流れるエンディングが思いの外ウェットな曲なのは驚き。
ただ主人公の妹役の子がめちゃくちゃ魅力的だったからそれが唯一の救
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遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.6

遊星からの物体Xの前日譚。

もちろんジョン・カーペンターのオリジナル作品の方が面白いけど造形の多様性はとても面白い。
ただ最後の方冗長に感じてしまったので途中まではかなりワクワクできた!

ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

3.8

ミリー・ボビー・ブラウン主演作。

普通に面白い!
特に目新しいストーリーとかはないけど頭空っぽで楽しめる良作。
ドラゴンと大剣とミリボビの絵面が最強すぎる。それだけで一見の価値あり!

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.8

アリ・アスター監督最新作。

いや、難すぎるわ!
終始何を観せられているのか理解できないまま物語がよくわからない方向へと進んでいく。そしてよくわからないまま終演。
約3時間の大作にしては絵力が強くて魅
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.7

不死身な漢vs戦車隊の闘い。
それはさすがにやりすぎじゃと思う所は沢山あるけどここまで不死身でくたばらない所を見ると逆に清々しい。
飛行機のシーン面白すぎる!

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.6

ブラムハウス製作のホラー映画。
さすがのブラムハウスだからつまらないわけがない。前半少し冗長に感じたけどそんな事気にならないくらい後半面白くなってきた。
まさか黒電話が最強の武器になるとは、、

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.7

合唱部部長とヤクザの青春物語。

聡実と狂児の友人ではないが全くの他人でもないという関係性がとても心地よく邦画の良い空気感が伝わってくる。
映画史に残る大傑作っていう感じではないけれど終始笑えて最後に
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.0

朝鮮王朝時代にあった怪死事件を基にした時代劇。

盲目の鍼医である主人公が持つある特性がとても面白くてちゃんとハラハラドキドキするエンターテイメント映画だった。
ラストの彼の芯をつくような一言も感慨深
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戦火の中へ(2010年製作の映画)

3.9

朝鮮戦争学徒兵の実話を基にした作品。
お国のために命を捧げる学徒兵たちの必死の戦争シーンが見ていてとても辛い。
ラスト30分のシーンは今を生きる全ての人に観てもらいたい。

パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

3.7

アン・ハサウェイ主演作品。

意外とどんでん返し系なんだとびっくり。これはあの映画のオマージュというかなんというかめちゃくちゃ似てる!
この映画を観ると色んな映画のワンシーンが頭を横切る。意外と好きか
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クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

3.3

坂元裕二脚本作品。

吉沢亮と宮﨑あおいW主演の豪華客船を舞台にした恋愛ミステリー映画。
三谷幸喜を彷彿とさせるキャラの強い登場人物たちは面白い。
ただ坂元裕二脚本なのにそれをしっかりと映像表現できな
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.3

ギリギリアウトなブラックコメディ作品。

ブラックコメディの諸々のボーダーラインってかなり繊細でとても難しいと思う。
今作はもちろん馬鹿馬鹿しくて面白い所もあるけど個人的にかなり厳しかったなぁという印
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.0

下北沢K2シアターで鑑賞。

イーニドに終始イライラするも自分とは不関係とは思えない思春期のあるある。
思春期が既に終わった今観ると自分の痛々しさと身勝手な行動で誰かを傷つけてしまった事があるからこそ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

ヨルゴス・ランティモス監督最新作。
先行上映で鑑賞。

変な映画だった。
確かに飽きないし面白いんだけどちゃんと咀嚼して理解できたかどうかと言われると全く自信ない、、
難解というよりかはチューニングの
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.7

ヨルゴス・ランティモス監督作品。

安定の不穏な雰囲気が溢れている。いわゆる時代劇だけどこの監督の特徴が顕著。さすが!
そして大女優3人の演技がとてつもない。エマ・ストーンがあそこまで腹黒く性格が悪い
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