リュウセイさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

リュウセイ

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映画 中二病でも恋がしたい Take On Me(2017年製作の映画)

3.0

映画ならではのスケールの大きさや、ふたりの結末をキチンと描いたのは好印象です。あと、相変わらず、丹生谷森夏と凸守早苗の口喧嘩が楽しかったです。

旗本退屈男 謎の暗殺隊(1960年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

忍者アクションや火柱の特撮など観るものを飽きさせない工夫がたっぷりです。あと、徳川邦宗役の山村聡の悪役を初めて見られて新鮮でした。

旗本退屈男(1958年製作の映画)

3.0

市川右太衛門の映画出演300本記念映画として製作された本作は、オールスターキャストでこれぞ映画と言わんばかりの豪華さです。もし、旗本退屈男シリーズで1本を薦めるなら、この作品を選んでしまうかも知れませ>>続きを読む

旗本退屈男 謎の紅蓮搭(1957年製作の映画)

2.0

前作「旗本退屈男 謎の幽霊船」がシリーズ
初のカラー作品から、またモノクロ作品に戻ってしまいました。行者・神坂道節を演じる月形龍之介がなかなか強者で、さすがの早乙女主水之介も手こずる様が面白いです。

旗本退屈男 謎の幽霊船(1956年製作の映画)

2.0

旗本退屈男シリーズ初のカラー作品です。今回は琉球を舞台に早乙女主水之介が大暴れします。相変わらず、真相を見抜く早乙女の洞察力には感服します。

旗本退屈男 謎の決闘状(1955年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

つむじ風の半次役の大川橋蔵がカッコいい役柄にもかかわらず、途中で亡くなってしまうのは非常に残念でした。また、美保役の美空ひばりが謎の女性を演じていましたが、最後は改心してくれて良かったです。

旗本退屈男 謎の蛇姫屋敷(1957年製作の映画)

2.0

スクリーンサイズがこれまでのスタンダードからシネマスコープになった記念作です。旗本退屈男・早乙女主水之介役の市川右太衛門と霧島京弥役の北大路欣也の親子共演は見どころのひとつだと思います。

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

2.0

疎遠になっている高校時代の友達に、久しぶりに連絡を取ってみようかと余韻が残る作品です。あと、市ノ瀬役の小西桜子が、木村の机から消しゴムを借りるシーンがなぜか印象的でした。

怪談(1965年製作の映画)

3.0

どのエピソードも豪華絢爛な美術に圧倒され、小林正樹監督のこだわりが感じられました。特に”雪女”での空の描写が俊逸で、これを表現したいがためにオールセットにしたのではと勘繰ってしまいます。

ガス人間第1号(1960年製作の映画)

4.0

東宝「変身人間」シリーズの中で一番面白く、余韻を含めて深く記憶に残る作品です。ただの特撮映画ではなく、異形の者の一途な愛を描いた脚本が凄く、またそれを丁寧に演出した監督の技量に感動しました。あと、左卜>>続きを読む

血を吸う薔薇(1974年製作の映画)

2.0

東宝「血を吸う」シリーズは毎回、豪華な俳優が出演していますが、今作も負けず劣らず、黒沢年雄、田中邦衛、佐々木勝彦、伊藤雄之助、岸田森など映画好きにはたまらないキャスティングです。さらにシリーズ全作に二>>続きを読む

電送人間(1960年製作の映画)

2.0

電送人間の登場シーンが、走査線の転送の合成と効果音が相まって、インパクトのある特撮映像に仕上がってます。桐岡勝役を演じた鶴田浩二に注目が集まりそうですが、中本伍郎(須藤兵長)役の中丸忠雄の冷酷な演技も>>続きを読む

呪いの館 血を吸う眼(1971年製作の映画)

2.0

岸田森、大滝秀治、高品格といった名優が揃って出演する映画が面白くないはずがないです。クライマックスの断末魔の表情はトラウマになりそうな演出でした。

美女と液体人間(1958年製作の映画)

2.0

怪獣だけが特撮映画じゃないと言わんばかりに、大人向けの雰囲気に仕上がったSFスリラー作品です。こういう意欲作は嫌いじゃないです。あと、夏木陽介が名前もない端役で出演していたのに驚きました。

幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形(1970年製作の映画)

2.0

これまでの日本の恐怖映画とは異なり、海外ホラー映画の要素を取り入れることで、この手のジャンルに新風を吹き込む狙いが感じられます。また、中村敦夫や中尾彬など豪華な役者が多数出演しているのが印象的でした。

デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

2.0

ジェイク・ジレンホールが好きなので観ました。見てると徐々に寒気を感じられたり、妙に外の雲行きが気になったりするリアリティが本作にはあります。あと、ローラ・チャップマン役のエミー・ロッサムがいい表情をし>>続きを読む

影の軍団 服部半蔵(1980年製作の映画)

1.0

工藤栄一監督の光と影を使った演出が素晴らしいです。特に、甲賀四郎兵衛役の緒形拳の黒づくめの登場シーンには驚かされました。

クリフハンガー(1993年製作の映画)

3.0

オープニングが一番ハラハラした気がします。あと、ジョン・リスゴーの悪役ぶりを見るのも楽しめます。

隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

5.0

“隠し砦の三悪人”のタイトルからは想像もつかない展開で非常に面白かったです。これまで観なかったことを非常に後悔しました。それにしても、冒頭の秋月城の埋蔵金探しや火祭りシーン等の半端じゃない役者の多さ、>>続きを読む

伊賀忍法帖(1982年製作の映画)

1.0

原作は未読です。渡辺典子が一人三役で大変そうでしたが、冒頭の篝火役の表情が初々しく良かったです。笛吹城太郎役の真田広之も華麗なアクションを頑張っていました。東大寺大仏殿のセットはかなり豪華で炎上シーン>>続きを読む

大暴れ五十三次(1963年製作の映画)

2.0

北大路欣也、松方弘樹のW主演で面白くないわけがないです。スカッと爽やかな時代劇が楽しめました。北町奉行・銀八郎役の松方弘樹が”遠山の金さん”を彷彿とさせてニンマリです。

次郎長と小天狗 殴り込み甲州路(1962年製作の映画)

2.0

北大路欣也が若く、優男ぶりがカッコいいです。脚本もちゃんと伏線が活きてて結構楽しめます。この頃の映画は、セットも広く、役者も大勢だし、活気があって良いですね。

人斬り(1969年製作の映画)

3.0

勝新太郎、仲代達矢、三島由紀夫、石原裕次郎のオールスターキャストの中、とにかく勝新が暴れる、走る、斬るでカッコいいです。もう、こんな熱い映画はもう作れないのかと思うと寂しい気持ちになります。

御用金(1969年製作の映画)

3.0

下北半島をロケ地に使ってるらしく、風雪など自然の厳しさ中で、良い映画を作ろうとする役者やスタッフの熱気を感じます。印象に残るシーンとしては、脇坂孫兵衛役の仲代達矢が、寒さで刀が握れないほどかじかんだ手>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

4.0

原作は未読です。一見地味な内容だと思いましたが、主演のお二人以外にも実力派の役者を揃えた、かなり良質なミステリー作品です。おそらくですが、野木亜紀子の脚本が、原作の魅力を損なわずに巧く昇華した結果だと>>続きを読む

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

2.0

三国志を知らない人には非常に分かりやすく、初心者の導入編としては持ってこいの作品です。本作をきっかけに人物や国名を覚えて、他の映像作品、小説、漫画などのメディアを物色するのが良いと思います。

旗本退屈男捕物控 毒殺魔伝(1950年製作の映画)

2.0

オープニングで前編のあらすじを丁寧に見せてくれて、未見の方にも親切な作りをしています。その際、5人の役者が入れ替わり、立ち替わりで説明するカメラワークがカッコいいです。ストーリーの顛末といい、この時代>>続きを読む

旗本退屈男捕物控 七人の花嫁(1950年製作の映画)

2.0

市川右太衛門のキメ顔や殺陣は必見です。あと、つむじ風の半次役の高田浩吉の切れのある動きがカッコいいです。ストーリーはミステリー要素もあり、後編が楽しみになりました。

紅の豚(1992年製作の映画)

5.0

これは間違いなく大人のアニメです。そして、森山周一郎と加藤登紀子の存在無くして、この作品は成立し得ないと思います。

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

5.0

この世界観を作った宮崎駿は天才だと思います。これ以降、国産の冒険活劇映画の傑作を観たことがありません。

必殺! THE HISSATSU(1984年製作の映画)

3.0

脚本や演出に粗はありますが、絵作りの綺麗さや仕事人の世界観のスケールを広げた面白さはあります。あと、貞永方久監督の繋がりからか、「必殺仕置人」の第1話の”闇の御前”のエピソードが薄っすら感じられたのは>>続きを読む

浅間の暴れん坊(1958年製作の映画)

2.0

若い頃の萬屋錦之介はカッコいいです。特に殺陣の時の立ち姿が絵になります。あと、工藤栄一が助監督というのも驚きでした。

ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談(2017年製作の映画)

3.0

マーティン・フリーマンの出演がきっかけで観ました。脚本や演出が上手いので、この世界観にすっかり引き込まれました。ちょっと持て余した時に見る作品としては、有意義な時間となると思います。

となりのトトロ(1988年製作の映画)

5.0

何度となく観ていますが、演出やストーリー、美術、音楽の全てが最高に仕上がった奇跡の作品だと思います。あと、糸井重里の棒読みとも思える演技が、繰り返し聞くうちに素朴で味のある印象に変わり、上手いキャステ>>続きを読む

椿三十郎(2007年製作の映画)

3.0

オリジナル版は未視聴です。黒澤明版の脚本をそのまま流用しているせいか、想像以上に楽しめました。織田裕二や豊川悦司も大きなプレッシャーの中、一生懸命に演じてて好感が持てます。それと、藤田まことと中村玉緒>>続きを読む

浅田家!(2020年製作の映画)

2.0

浅田家の皆さんには、最後まで楽しませてもらいました。脇役の誰もが人間味溢れる演技で素晴らしかったですが、特に菅田将暉の繊細な演じ方が、最も印象に残りました。