リュウセイさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

リュウセイ

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移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

2.0

スチームパンク的な世界を描こうとしている意欲作だと思います。ただ、世界観や美術は優れていても、脚本や演出がうまく機能しておらず、シュライクやアナ・ファンの存在感あるキャラクターはあっても、どこかハリボ>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

5.0

子供の頃に見た感動を、新たに探し求めて数十年、いろんなウルトラシリーズ作品を見てきましたが、ようやく満足できる作品に出会いました。限られた予算の中、ここまで特撮ドラマ「ウルトラマン」を昇華した映画を生>>続きを読む

劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア(2022年製作の映画)

2.0

ケイン・コスギのアクションと八嶋智人の怪演は、本作の見どころのひとつだと思います。今作、ストーリーよりバトルシーンに振り切ったのは、正解だと思わせるパワー溢れる作品でした。

DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン(1983年製作の映画)

3.0

役者はともかく、特撮や演出にすごい熱量を感じる作品に出会いました。パロディ映画とひと言で片付けられないぐらい、見た年代によっては、その後の人生に影響してしまうのでは、と心配になるぐらい作り手の作品に対>>続きを読む

ゼロの焦点(1961年製作の映画)

2.0

二時間ドラマの代表作ともいえる「火曜サスペンス劇場」の原点のような作品で、クライマックスのシーンには感慨深いものがあります。本作のリメイク版(2009)が時代の流れを含め、どのようなアレンジをされてる>>続きを読む

サイレントヒル(2006年製作の映画)

2.0

原作ゲームは未体験です。異世界に迷い込むドラマ「トワイライト・ゾーン」をスケールアップしたような作品でした。結末はいい感じなだけに、カルト教団の存在やショーン・ビーンの扱いが…ともかく残念でなりません>>続きを読む

眼の壁(1958年製作の映画)

2.0

原作は未読です。導入部が魅力的でぐいぐい引き込まれたミステリー映画のお手本のような作品です。息切れか、クライマックスに向けて雑になった演出が残念です。

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(2013年製作の映画)

3.0

前作からの正当な進化で目新しさはありませんが、大泉洋と松田龍平のコンビの安心感があります。それにしても、大泉洋は北海道が似合います。これからも続いて欲しいシリーズです。

十三の眼(1947年製作の映画)

2.0

多羅尾伴内こと藤村大造の誕生のきっかけが判る大事な映画です。ミステリー作品というより、活劇ドラマとして見たほうが、この映画には似合っています。

七つの顔(1946年製作の映画)

2.0

粗削りな面もありますが、これが多羅尾伴内の原点となる作品だと思うと、キャラクターの設定など興味深く見れました。

(1957年製作の映画)

2.0

原作は未読です。ストーリーはともかく、岡田茉莉子の目力、笠智衆や千石規子の演技に惹かれました。あと、当時の山手線や路面電車をはじめ、東京の風景が新鮮に映りました。

警視庁物語 追跡七十三時間(1956年製作の映画)

2.0

映画「警視庁物語」シリーズの第3作目です。当時の街並みや風俗など、文化的な視点からも楽しめます。加藤嘉と今井俊二(現: 今井健二)が重要な役どころで出演していました。あと、医者役で演じられた花沢徳衛は>>続きを読む

ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

3.0

ピエール・ニネが演じるマチューの神経質な演技が上手いため、妄想癖のうえ、精神が破綻していく過程がすごく伝わります。途中、陰謀説や宇宙人説などあらゆる着地点が考えられる展開で、この結末は若干のモヤモヤが>>続きを読む

探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

3.0

北海道と大泉洋の安心のコラボに、松田龍平のインパクトある存在感、近年では珍しいハードボイルドの作風に仕上がっていて、今後の展開が楽しみになる作品でした。過去のテレビドラマ「探偵物語」や「プロハンター」>>続きを読む

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.0

ハンディカメラを用いた駅ホームや街中での撮影など、今ではあり得ないゲリラ的な演出が、リアルさを作っています。菅原文太、松方弘樹、梅宮辰夫、渡瀬恒彦、田中邦衛をはじめ、脇役の志賀勝、川谷拓三、片桐竜次な>>続きを読む

終電車の死美人(1955年製作の映画)

3.0

映画「警視庁物語」シリーズの原点ということで見ました。映画「警視庁物語」と若干配役が変わり、のちに刑事役を演じる俳優が犯人役、もしくはその逆だったり、という面白いキャスティングでした。それにしても東野>>続きを読む

警視庁物語 魔の最終列車(1956年製作の映画)

3.0

映画「警視庁物語」シリーズの第2作目です。ドキュメンタリー的な作風と当時の文化や景色が新鮮に見えます。千石規子の演技が印象に残りました。

次郎長三国志 第二部 次郎長初旅(1953年製作の映画)

3.0

当初は、沼津の佐太郎を演じた堺左千夫の演技に魅せられましたが、森の石松を演じる森繁久彌が登場すると、短い出演時間ですが、抜群の存在感で印象に残りました。

警視庁物語 逃亡五分前(1956年製作の映画)

3.0

刑事ドラマの原点と言える映画「警視庁物語」シリーズの第1作目ですが、ほぼ完成されたドキュメンタリーな作風が、時代を先取りした感があります。出番は少ないですが、印象に残る演技を魅せる若い頃の潮健児が見れ>>続きを読む

源九郎義経(1962年製作の映画)

2.0

テレビドラマ「鎌倉殿の十三人」で菅田将暉が演じた源義経に興味を持った方に、義経のことを補完する意味でおすすめする作品です。もう少し先のエピソードまで描かれていたなら、もっと評価も変わった気がします。

次郎長三国志 第一部 次郎長売出す(1952年製作の映画)

3.0

東映の片岡知恵蔵版の次郎長シリーズと異なり、次郎長だけではなく、仲間にもスポットを当てたストーリー重視に映画会社の作風の違いを感じさせる内容になっています。田崎潤の若い頃の演技が新鮮でした。

勢揃い東海道(1963年製作の映画)

3.0

片岡千恵蔵版の次郎長シリーズの完結編なだけあって、東映のオールスターが勢揃いの豪華さで、ストーリーよりキャスティングで魅せる東映らしい作品でした。

任侠中仙道(1960年製作の映画)

3.0

片岡千恵蔵扮する清水次郎長と、市川右太衛門扮する国定忠治の共演が、まるで映画「マジンガーZ対デビルマン」の原点を見るような豪華さでした。

任侠東海道(1958年製作の映画)

2.0

当時の作風なのか、毎作主演以外は役柄が変わるのは違和感がありましたが、大政を演じた大友柳太朗は、安定のキャスティングだと思います。

最後の戦い(1983年製作の映画)

2.0

とにかく画力が凄く、作品に引き込まれます。面白いかどうかは評価は難しいが、リュック・ベッソン監督が撮影当時に24歳だったというのが驚きです。

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.0

原作は未読です。アニメ製作の裏側をキャッチアップしたのは、面白い着眼点だと思います。せっかくアニメ作品を二つも作っているので、もっと内容に踏み込んで長時間見れたら、作品に対する感情移入が出来て、この映>>続きを読む

電子戦隊デンジマン(1980年製作の映画)

3.0

劇場版ならではの、スケールの大きいストーリーや巨大戦の迫力など見応えがありました。あと、デンジ姫を演じた舟倉たまきが懐かしかったです。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

原作は未読です。阿部サダヲと岡田健史の心理戦は、どういうストーリー展開になるか分からない緊張感があって、面白く観れました。ただ、結末のオチに関しては、捻ったつもりかも知れませんが、逆に強引な展開すぎて>>続きを読む

スター・トレック3/ミスター・スポックを探せ!(1984年製作の映画)

2.0

老朽化したエンタープライズ号の存在感が、なぜか宇宙戦艦ヤマトと重なってしまいました。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のクリストファー・ロイドが意外な役で出演していたのも見どころのひとつです。

スター・トレック2/カーンの逆襲(1982年製作の映画)

2.0

テレビシリーズを未視聴のため、宿敵カーンの存在感が弱かったですが、アナログ的なSFXと、壮大なジェネシス計画が地味なストーリー展開にしてしまう、いい意味でスタートレックさを表現していると思います。

スター・トレック(1979年製作の映画)

3.0

当時の最新SFXを駆使して、豪華なスタートレックに生まれ変わったと思いきや、内容は安定のテレビシリーズの延長で、従来からのファンも安心して楽しめます。

サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

4.0

脚本、演出共に上手く、自分の学生時代と重ね合わせて、共感できる方は、尚のこと高評価に繋がる気がします。ただ、私だけかも知れませんが、学生時代と現在の容姿が一致しづらいキャラクターがいたのが非常に残念で>>続きを読む

ウルトラマン物語(ストーリー)(1984年製作の映画)

2.0

これまでのテレビシリーズの編集版と異なり、ウルトラマンタロウの成長物語を描いたオリジナルストーリーが好印象です。子供時代のタロウとウルトラの母の声優が、野沢雅子、池田昌子と、銀河鉄道999の星野鉄郎、>>続きを読む

ラスト・キャバレー(1988年製作の映画)

3.0

金子修介監督の粗いながらも意欲的な演出、かとうみゆきの初々しさ、大地康雄の渋い演技が上手く融合され、キャバレーの閉店と日活ロマンポルノの終焉を重ねた良作だと思います。

光る眼(1995年製作の映画)

3.0

光る眼の演出が、90年代のB級映画を表現している気がします。この頃は、このような夢のあるSF映画が多数あって、レンタルビデオから発掘する楽しみがあったように思われます。

悪魔が来りて笛を吹く(1979年製作の映画)

2.0

角川春樹×東宝と東映の金田一耕助像の各映画会社の違いを比べながら、豪華なゲストを探すのが、もっとも楽しめる見方だと思います。