前作の映画「マスカレード・ホテル」同様に、豪華な出演者、ハラハラドキドキな展開に、これぞ!エンターテイメントな日本映画として見応えがありました。
上映時間179分に躊躇していたのが不思議なくらい、村上春樹の世界にはどっぷりとハマっていました。車の中で岡田将生の長台詞のシーンが、なんとも言えない妖艶さを醸し出して印象的でした。また、禁煙者でも煙草>>続きを読む
前作がクエンティン・タランティーノ監督の映画マニア全開だったのに較べて、こちらは正統派なバイオレンス・アクション映画に仕上がっています。
クエンティン・タランティーノ監督のアジア映画への愛を十分に感じれる作品でした。個人的には、千葉真一、大葉健二の共演が嬉しかったです。あと、旅客機が夕焼けに染まる空を飛ぶシーンが、映画「吸血鬼ゴケミドロ>>続きを読む
映画「海底二万里」の後日談と知って、興味を持ちました。ネモ船長の再登場はもちろんのこと、ハリーハウゼンのストップモーション・アニメーションによる人形アニメが本作の見どころだと思います。
リスベット・サランデルの過去の呪縛の解放が中心となってストーリーが進んでいきます。第一作は単独でも楽しめますが、第二作と本作は、ストーリーが非常に絡み合っていますので、連続しての視聴をお勧めします。
追い詰められるリスベット・サランデル、そして、隠される過去が明らかになる本作ですが、前作に比べるとミステリー要素が弱まったのが残念でした。
原作は未読です。派手さはありませんが、丁寧に作られたミステリーで、リスベット・サランデルのキャラクターが光ります。
北欧ミステリーらしい寒々とした空気感が、こちらまで伝わってきます。結構、有名な俳優が多数出演していたのも印象に残りました。
あの結末は予想できませんでした。エンドロールの演出は、粋な計らいでニヤリとさせてくれます。
一度きりの人生、日々の生活、それらを充実させることが大事だと、あらためて気づかせてくれた素晴らしい映画です。メアリー役のレイチェル・マクアダムスはもちろんキュートで可愛いかったですが、妹・キャサリン(>>続きを読む
戦争とは、人間とは、あらゆるモノの見方を変えさせてくれた作品です。多分、一度観ただけでは、この作品が訴えてるメッセージをほとんど理解できない気がしていますので、他のバージョンも見ることで、あらたな視点>>続きを読む
戦争という人間の愚かさを、昆虫が警告するSFパニック映画です。本編はプロローグ的な存在で、今後の展開を考えると背筋が凍る思いがします。
一人二役を演じた松岡きっこの熱演をはじめ、辻役を演じた小池朝雄の演技、松岡きっこの表情をサングラスに写り込ませる演出などが印象に残りました。後にテレビドラマ「必殺シリーズ」で多くの演出をした松野宏軌監>>続きを読む
作品自体は面白く、ブライアン・デ・パルマ監督らしいカメラワークや長回しの演出はニヤリさせられます。ただ、デ・パルマ好きとしては、メジャーな映画を撮るより、カルトなB級作品を撮り続けて欲しいと思う、ファ>>続きを読む
オープニングの真っ赤な空に飛行機が飛ぶシーンで、一気に作品の世界観に引き込まれました。テーマに反戦が描かれた日本では珍しいSF特撮ホラー映画だと思います。
ギララのデザインをはじめ、東宝と松竹の特撮や美術の違いを比較しながら見ると面白いです。個人的には、宇宙船「アストロボート」(AABガンマー号)のデザインは結構好みでした。また、端役ですが藤岡弘が出演し>>続きを読む
あんみつ姫を演じた鰐淵晴子は、当時15歳であれだけの多芸多才は必見だと思います。あと、怪盗闇太郎の藤山寛美も良い味を出しています。
気楽に観れてクスッと笑える、ホラーコメディ映画のお手本になるような佳作でした。ホラー映画の初心者にもオススメの作品です。
ドラマ「トワイライト・ゾーン」や「世にも奇妙な物語」を彷彿とさせる作品で、超常現象好きには楽しめる作品だと思います。映画「ジョジョ・ラビット」で好演していたトーマシン・マッケンジーが出演しており、今後>>続きを読む
アイスランド製「バッドボーイズ」は、派手さの方向性が若干ズレてるのが面白いです。シリーズ化されたときには、次回作も見たいと思う作品でした。
日本版の映画「マイノリティ・リポート」をイメージしたような、近未来サスペンス作品に挑戦した意欲作だと思います。二宮和也演じる神楽龍平が乗るバイクと刑事・浅間玲司のクルマとのカーチェイスシーンがこだわっ>>続きを読む
千葉雄大が演じる刑事・加賀谷学の勘が冴えまくる作品で、見ていて安心感がありました。彼は、捜査一課よりもサイバー犯罪対策課の方が適任な気もします。
これまで見なかったことを後悔するぐらい、すごくいいお話でした。映像も俳優の演技も良く、見るのを躊躇ってる方にはぜひ見てもらいたい作品です。
これまで観たホラー映画とは異なる作風のため、期待と不安が入り混じり、予想が的中したときの、なんとも言えない余韻が残ります。
オリジナル版も視聴済みですが、どちらも寒々した雰囲気と切なさが残る部分は一緒です。もう一度オリジナル版を見たい気持ちになりました。
イスタンブールやサンモリッツの海外ロケを敢行したスケールの大きいSF映画ですが、エスパイ達がもっと海外で活躍しているシーンを見たかったです。(もしかして出演者は海外ロケに行っていないのかな)あと、尾崎>>続きを読む
暴力や残虐なシーンを極力無くし、演出で恐怖感を見せているところが素晴らしい、ホラー映画のお手本とも言える作品です。印象的なオープニングの音楽をはじめ、脚本、監督の三役をこなすジョン・カーペンター監督の>>続きを読む
70年代のカルトな名作なだけあって、今観てもかなりのインパクトがあります。特にラストシーンには驚かされました。あのシーンはいったい、どのように撮影したのか非常に興味が湧きました。
オリジナル版を観た方は、前半のリメイク、後半のリブートと昭和から平成の時代の移り変わりによる表現の変化を楽しむ作品だと思います。
オルガ・キュリレンコやゲイリー・オールドマンが好きな方は楽しめると思います。ウィリアム・モーズリー演じるブライアント捜査官が無能なことからも判るように、脚本の微妙なところが残念な作品でした。
映画「死霊館」スピンオフ作品ということで視聴しました。呪術医・ラファエル・オルヴェラの存在が興味深かったです。
日本人よりも日本愛が強いウェス・アンダーソン監督が描いた日本映画だと思います。CGの映像だと思っていましたが、ストップモーション・アニメーションとのことでさらに驚きました。
相棒シリーズのスピンオフ作品ということで、鑑識にスポットを当てたところは面白いと思います。
頭脳の杉下右京、行動の亀山薫というバランスがとれたバディムービーが楽しめる作品です。
サイクロプスやドラゴンの造形、ガイコツ戦士との戦いなどのストップモーション・アニメは今見ても見応えがあります。レイ・ハリーハウゼンの偉大さは凄いと思わされます。特撮シーンのクオリティが高いだけに、ドラ>>続きを読む