三叶さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ひとよ(2019年製作の映画)

4.8

DV夫から子供達を守るため夫を轢き殺した母親が15年後に戻ってくる話
ずーっと涙が止まらなかった。久々に良い作品見たなあって思った…体裁だけ整えられた擬似家族のようなー母親役の田中裕子が凄い…
好きに
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.8

東大卒ニート主人公がバイト始めた銭湯が夜に人殺す仕事してた話
トムヤムクンスープかと思ったらトマトラーメンだった、くらい思ったのと違ったけどこれはこれで面白かった。
陰鬱なポスターでどんなゴアな描写が
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来る(2018年製作の映画)

3.8

松たか子の祈祷パンチでゲラゲラ笑った
実態がわからないものの方がかなり怖い…
小松菜奈目当てで観たけど3部構成の1部が裏切られる2部、もうめちゃくちゃ除霊対決3部
ペラッペラな父親役の妻夫木も内面が地
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.3

子を預けたまま突如失踪した妻エミリー。
ママ友目線のゴーンガールだった、ミステリアスでキャリアウーマンのエミリーめちゃくちゃ綺麗。行方を探すところまで主人公すら疑わしく思えて面白かったのにラストとその
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.8

堺雅人が出てこない半沢直樹オールスターズ映画
居眠りばかりしてやる気のない嫌〜な笑い方する野村萬斎と、組織イコール絶対王政な大手企業の体質の段々わかってくるほころびが観てて面白かった!
池井戸さんはど
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.7

儚くて可愛い小松菜奈を観るための映画。
原作も読んでいたのでびっくりしなかったけど話が割と突拍子もない

母なる証明(2009年製作の映画)

3.7

殺人事件の容疑者になった息子の無実を晴らすべく奔走する母親の話 愛と狂気は紙一重って言葉に尽きる
今年1何とも言えない気持ちになった映画…
真相が分かった時衝撃的過ぎてヒエッて声出た
ポンジュノ作品あ
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.8

ポケモンが妙にリアルで怖いけどフワフワしたピカチュウ(特にシワシワした顔が)可愛かった…
エンドロールも初期のリスペクト感じてテンション上がって楽しく観れた

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.6

宇宙人の侵略が“概念を奪う”って発想凄い良いなって思った。愛にできることはまだあるよって事か

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.9

パラサイトのポン・ジュノ監督のモンスターパニック映画
ポスターでめちゃくちゃ怖そう…と思って見始めたけどダメな父親演じるソンガンホとその家族のキャラクターがコミカルで、怪物(ヌルヌルして絶妙に気持ち悪
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老人Z(1991年製作の映画)

3.6

最新型介護ロボのモニターに選ばれた寝たきり老人と看護学生の話。
AKIRAの大友克洋と江口寿史のタッグエモい
アニメなのにいきなり実写の筆で題字書くとこから既にエモい、30年前から今も変わってない高齢
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私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

4.0

チョン・ウソンカッコいい〜〜
天真爛漫なお嬢様OLの主人公は愛の不時着の人なのか、トランプの2回目のシーンとか最後もめちゃくちゃ良かった…ベタなので泣かないぞって思ってたのにやっぱ愛する人を忘れちゃう
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37セカンズ(2019年製作の映画)

4.3

今年2月に公開されたばかりなのにもうNetflixで配信されてて驚き。しかも主演は一般公募で選ばれた脳性麻痺の初主演初演技。
出生時37秒間呼吸が止まっていたことで脳性麻痺となった主人公が一人の人間と
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天気の子(2019年製作の映画)

3.8

グランドエスケープを観る前から何度も何度も繰り返し聴いていたけど、映像と共に流れた瞬間ブワーッと鳥肌が立つくらい本当に素晴らしかった。雨の新宿の描写とかも丁寧でひたすら綺麗。
ただなんで少年は家出した
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.6

お互いのプレイリストをシェアして夜の街お散歩するところ歴史に残るデートシーン。

コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.9

風邪ような症状で数日後死んでしまう新型ウィルスが瞬く間に広がっていく話。10年位前の作品なのにコロナと酷似していて、デマに踊らされ物資を我先にと奪い合う市民 顔を触るな、人と接触するなって言葉が臨場感>>続きを読む

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

3.3

相手が望む自分を演じるアカリこと水原希子がひたすらあざとくて理不尽で最悪でも可愛い…ってなる 恋愛の最初は自分も相手も分かり合えた気がして凄く嬉しいのに時が経つにつれて今度はだんだん分からなくなってい>>続きを読む

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.0

天才でサイコパスな平手友梨奈が観られる映画
無邪気にカワウソだー!って喜ぶシーンが彼女の素が垣間見えた気がしてかわいい 良い悪い別にして相手から受けた感情を同じ質量で返す響はある意味誰よりも誠実なんか
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.5

主人公が恋人の家へ紹介されに行く話(スリラー)
怖面白かった〜ゾワゾワくる不気味さ…
人種差別の社会風刺の他、伏線も沢山あるから違和感の答え合わせしたいけど二周目観る余力が無い…終わりに向かうにつれそ
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.0

水どう観たばかりだから?大泉洋が終始抑えた演技で冴えないのに優しさが滲み出てる素敵な人柄だなって思える不思議。。実写なんてって期待せずみたら思いの外小松菜奈の素っ気なさ雨の描写ファミレスバイトの雰囲気>>続きを読む

グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

2.7

「偽物の母親に対抗する双子の話」かと思いきや「地獄のような拷問と特大の胸糞悪さで締めくくられる話」だった
サイコホラーとしては思わせぶりな伏線もどきが多くてちょっとイマイチ モダンな家双子虫…等雰囲気
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陽だまりの彼女(2013年製作の映画)

3.0

上野樹里可愛い〜 江ノ島行きたいなあってほっこりする映画。お前ブライアン食べたろ。とか割と台詞回しが好きだった

THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ(2017年製作の映画)

2.9

桜井ユキと高橋一生のふざけ合うシーン眩しくてひたすら綺麗で空っぽでずっと観てたい

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

‪社会弱者の叫びと反乱。コメディアンを目指す彼のあまりに悲惨な人生の“笑えなさ”、精神を病み壊れ狂っていくアーサーだったものは「最悪の形」でその存在意義を見出す‬…身振り手振り表情あの“笑い方”、名演>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.5

バードマンというヒーロー映画で過去に人気を博した俳優が舞台で再起を図るが色々問題ばかりで…な話
超能力のスーパーヒーロー物かと思ったら役者の名演が熱いワンカット風会話劇で超お洒落だし緊張感凄くてめちゃ
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

4.1

美女と野獣のラブコメみたいな邦題からは想像できない程、静かで朴訥とした主人公と北欧のシン…と冷たい空気感が伝わってくる良い映画だった。
母と暮らし誰とも争わず有給も取らず趣味のジオラマに没頭し金曜の夜
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ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年製作の映画)

3.0

三つの初恋を巡る女の子の話
良くも悪くも長編MV
顔が可愛い・フィルターみたいな映像美 山戸結希監督らしい泉まくら花譜、志磨遼平の出演シーンは本当に最高…
でもヒロインが棒読みだったりドラマのダイジェ
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ミスト(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

モンスターパニック(最高に胸糞)映画
やる事なす事全て裏目に出る主人公パパ…
集団心理を煽り魔女狩りにまで発展する宗教おばさん、最初はイかれてるなあと思ってたのに ライト付けたり薬局まで薬取りに行った
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.9

夫婦で観てはいけない名作No. 1
ライアン・ゴズリング目当てに観たらとても辛い…恋の始まりの絶頂期と離婚する迄のドン底を交互に観進めるとか鬼の所業。過去が幸せであるほど愛が冷めてしまった未来の描写の
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ドリーマーズ(2003年製作の映画)

3.7

パリが舞台の映画フリークスの三人の若者の話。ひたすらお洒落で双子の兄妹がイカれてて(兄は服着てた方が珍しいんじゃないかと思う)意味もなくて最高。淫靡で頽廃的な生活なのに繊細で芸術的、これはなんのシーン>>続きを読む

愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

最初は私は何を見せられているんだろう…といつも通り思いフィクションと現実がゴチャゴチャに混ざる二本軸から交差する展開も混乱するし、過去作オマージュ(愛のむきだし自殺サークル地獄で何故悪い冷たいetc)>>続きを読む

LIFE!(2013年製作の映画)

3.3

カメラマンを追って平凡な男が旅に出る話
スケボーが上手いのも妄想?と思ったら現実だった、人生費やした出来事に無駄なことは1つも無いよなあと思う 壮大な映像に圧倒されちゃうしショーン見つけた時写真の中以
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.6

秋の夜長に見たいオシャレ映画だった
失恋したら車で旅に出たいよね
あんな素敵なカフェと店員さんにブルーベリーパイと溶けるアイス出されて食べたい

万引き家族(2018年製作の映画)

3.2

終わり方がうーーん…って感じで
是枝監督作品あんまり好きじゃないと思った 役者さんは名役者揃い

恋の罪(2011年製作の映画)

4.0

『言葉なんか覚えるんじゃ無かった』
見終わる頃には午前3時を回ってた、初っ端からエログロ狂気の園子温ぽさ全開。
東電OL殺人事件が元ネタ、鏡の前でウィンナー売る演技凄いなと思ったら監督の奥さんなんて…

空気人形(2009年製作の映画)

3.4

ポップだけどリアルの狭間みたいな邦画
ペ・ドゥナが本当お人形みたい可愛い
物干し竿の朝露、空瓶、おもちゃの指輪、おへそから抜ける空気と綺麗でシュールな世界観と、人間に憧れるダッチワイフと孤独で空っぽな
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