ボクシングに打ち込む男たちの苦悩や葛藤。
勝てる事だけが強さじゃない。
ボクシングを愛し、努力を怠らずに挑み続ける 瓜田の心の強さに、いつの間にか心から応援し、釘付けになっている自分がいた。
前向き>>続きを読む
宇宙飛行士になるという夢と、避けては通れない現実。
念願の夢を叶える一歩手前、心残りは地球に残していく愛娘。
交差する眼差し、それぞれが見る"そら"
衝突しながらも、親子の愛や絆が深まるごとに、幼い娘>>続きを読む
オンライン試写にて。
人を襲うUFOが不穏に頭上を漂い、今にも私達から何かを奪おうと潜む。
そんな時にヒーローは駆けつけるのだ。
虐められていた玻璃を助けた清澄は、彼女を気にかけるうちに、自分が>>続きを読む
東京生まれの箱入り娘と、地方出身の庶民。
それぞれの生きる領域に グンと差の開いた、並行の世界線で、些細なことがきっかけで、2人の女性の世界が交差する物語。
一歩だけその境界線を飛び越えてみれば、見え>>続きを読む
「私を捨てたら殺すわ」
その言葉が呪いの様に耳に残る。
水の精霊の名を持つ彼女の愛は激しく、時に幻想の中を彷徨う様な、危うさの上に成り立つ。
例え時代は変わろうとも、愛は普遍的で、その真実を見誤って>>続きを読む
ネットの掲示板荒らしをしていたマイルズは、殺人バトル動画サイト「スキズム」を中傷したことにより、運営によって両手に銃を括りつけられ、強制的にゲームに参加させられる。
理不尽な殺人とゲーム要素により、爽>>続きを読む
子供たちに帰る場所を。
夫のDVにより住む場所を失った母親が、子供たちの為に、ネットで得た知識と希望を持って、自らの手で家を建てる。
シングルマザー、貧困、住宅不足、社会的な問題が多く降りかかる中で、>>続きを読む
施設へ入寮する予定の自閉症の息子と、彼を愛し、ずっと世話を焼いてきた父親との逃避行劇。
旅をする中で少しずつ見えてくる、子供の頃とは違う、息子の言葉や行動の変化。
それを父親と同じ目線で見て、愛おしさ>>続きを読む
亡くした息子の遺産として 母親が相続したのは、破綻寸前のゲイバー。
息子が愛した店を、人を、母親が代わりに愛する。
ドラァグクイーン達を通して、息子の面影を感じながら、メイベリン自身も母親として、そし>>続きを読む
美しい自然広がるモンゴルの空の下、男たちは何を思い、旅をするのか。
言葉の通じない国で、果てしなく続く道と、当てのない人探し。
人は感情が溢れ出した時、どの様な表情をして、どの様な行動をするのだろう。>>続きを読む
幸運も不幸も、生きてるうちに何度だって、その波がやってくる。
例え挫けても、つらくても、生きていくためには何度でも立ち上がらなければない。
すれ違いも愛情も奇跡も、全てが人生なのだ。
おばあちゃん役>>続きを読む
難病に冒された少女ミラは、不良青年に恋をする。
何でもない毎日が輝いて、見た事のない世界にドキドキする。
ミラの最初で最後の恋は、まるで大輪の花の様に鮮やかで美しいが、同時にいずれは散りゆく儚さを知る>>続きを読む
村の美少女コンテスト(=ミス・シャゼル)を境に生まれる小さなヒビ。
交わる視線、表情、2人だけの時間。
閉鎖的な小さな村で、キラキラ輝く貴女は美しかった。
なんとも言えない田舎感、色合い、アスペクト>>続きを読む
フランスで実際に起こった、スザンヌ・ヴィギエ失踪事件。
誰もが夫のジャックを犯人だと疑い、証拠もなく尊厳を奪い、子供達から母親だけでなく、父親まで取り上げようと迫る。
人の主観や情報操作によって 疑わ>>続きを読む
前科により、神父になれない事を知りながら、聖職者を夢見る青年ダニエル。
閉鎖的な村で過去を隠し、誰もが尊敬し 愛してくれる、司祭という役に溺れていく。
彼の表情、言葉、慈愛、どれが本当の姿なのか、何を>>続きを読む
美しいパリの街並みやカラフルな部屋、魔法みたいにワクワクして、恋に落ちた様に心が踊る。
恋に傷ついた男と、恋を知らない人魚の出会い。
2人の恋は歌声に包まれ 輝く一方で、どこか残酷味を帯びる。
まるで>>続きを読む
ケニアで暮らすゴゴは94歳にして、ひ孫と一緒に小学校に通い始めた新米生徒。
家の手伝いや望まない妊娠で、学校に行きたくてもいけない女性は世界にたくさんいる。
ゴゴ自身がそうだった様に、そんな思いをして>>続きを読む
嗅覚障害で仕事も地位も失った調香師が、人生どん詰まりな運転手と共に再起していく物語。
アンヌが手掛けた"J'adore(大好き)"と名付けられた香水。
その「大好き」の一言と表情に、香水への愛情、仕事>>続きを読む
無人の、静まり返った真夜中のルーブル美術館。
ダ・ヴィンチと彼の作品を、担当学芸員の解説と共に堪能できる、贅沢なひと時。
こんなにも間近に、大きなスクリーンで彼の作品に触れ、謎多きダ・ヴィンチの知ら>>続きを読む
たくさんの人が暮らすパリで、どこか心に孤独を感じながらも、そこに溶け込もうと必死に暮らす人々。
仕事で成功しなきゃとか、恋愛しなきゃとか、日々何かに追われる中で、
自分はこうでいいんだと 自分を許して>>続きを読む
強情っぱりなので、ウルっとしてしまったのは、映画ではなく 元のマンガのストーリーが良かったからだって言っておこう。
ノーマンの子がよかったかな。
ホロコーストを生き延びながらも、家族を失い、1人ぼっちになってしまった医者と少女。
2人は互いに支えあい、心の隙間を埋めていく。
親子愛とも、恋愛感情とも受け取れる危うさ。
モラル、戦争で根付いた恐怖>>続きを読む
村人たちが見上げる空は青く広く、どこまでも繋がっていて、飛んで行く風船なんてちっぽけなのに、みんな同じものを見ている。
その表情はそれぞれだけど…。
チベットの家族と家畜の羊、何かに縛られて生きる者>>続きを読む
パレスチナ出身のスレイマン監督と旅をしながら、(ブラック)ユーモアたっぷりに、この美しくも暴力的な世界を見つめ直す。
どこでも起こり得ること、でもちょっとおかしな日常。
クスリと笑って観ていても、どこ>>続きを読む
男性であることを隠し、"ミス・フランス"になる事を夢見る青年アレックス。
美しい女性の象徴である、ミス・フランス。
しかし一歩踏み出す力があれば、私たちは性別を超えて、なりたい自分になる事ができるのだ>>続きを読む
大好きなアイドルを全力で「推す」男たちの、大人になってやってきた青春。
好きなものを全力で好きでいる事、仲間達とバカみたいに笑える事、それから「大人」にならなきゃいけない事。
共感がぎゅっと詰まってい>>続きを読む
往年の素晴らしいアクション映画の裏に、女性スタントの支えがある事を、どれだけの人が知っているのだろうか。
改めて、女性 "なのに" すごい!は褒め言葉じゃないなと気付かされる。
彼女たちにしかできな>>続きを読む
仲良し4人のマダムたちの読書会。
満足する生活を送ってた4人は、今月のテーマ『フィフティ・シェイズ・シリーズ』を読んだことにより、自分たちの生活には「何か」が足りていないことに気づく。
大人になった>>続きを読む
欲が欲を呼び、その言霊が大きな力となり、人は真実を見ないまま、その代償に世界は滅亡へと向かう。
本当の強さは武力だけじゃなく、正しい物を選択し、他人を守れる心の事を言うんだな、と思った。
本作でも華麗>>続きを読む
それが福田監督の良さなのかもしれないけど、入り込むまではノリについていけないなと、思ってしまうのは仕方ない。
(大体二郎さん出てきたあたりで楽しくなる)
感想としては、がんちゃんしか勝たん。
以上>>続きを読む
親友を亡くし、家族を亡くし、夢だった洋菓子店も上手く進まない。
そんな時に思いついた、英国に住む沢山の外国人たちが一番食べたいお菓子って?
街の人に寄り添い 成長していく中で、夢や愛している人たちの存>>続きを読む
炎、悪魔、ここは地獄か?
光の使い方も自然も美しいのに、それが時折、かえってゾっとしてしまう程、メキシコの闇というのは暗く重い。
出稼ぎに出たまま消息の途絶えた 息子の安否を祈りながら、母親は息子の>>続きを読む
親子の愛情、信仰、自由、性的指向。
ゲイクラブで出会った妊婦のミアを助けたパオロは、思いがけず彼女とイタリア横断の旅をする中で、自身の生い立ち、現在、そして未来を見つめる事になる。
ルカ・マリネッリ>>続きを読む