SPNminacoさんの映画レビュー・感想・評価

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ペーパーマン PaperMan(2009年製作の映画)

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執筆のため田舎の家に来た作家リチャードの頭の中には、常に“キャプテン・エクセレント”というスーパーヒーローが住んでるという設定。妻に頭が上がらずスランプに悩む情けないおっさんをマヌケ顔で演じ、知的な役>>続きを読む

ラバーボーイ(2014年製作の映画)

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ポルノをライヴ配信するお屋敷“ガールズ・ハウス”を舞台にした、『裏窓』+『暗闇にベルが鳴る』+『スクリーム』。つまり、『裏窓』のカメラがウェブカメラになってる。殺人鬼はわかりやすいインセルのミソジニー>>続きを読む

世界にひとつの金メダル(2013年製作の映画)

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馬術競技で2度の五輪出場したフランス代表ピエール・デュランの実話。恩師でもある父親や妻との絆、ロス五輪での挫折、度重なるトラブルを乗り越え成長したデュランが愛馬ジャップルーとソウル五輪で金メダルを掴む>>続きを読む

若草物語(1949年製作の映画)

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クラシカルなテクニカラーの美術セットに、ボリュウム感たっぷりなドレス。特に土と雪の混じった冬景色、はらはら舞い散る紅葉のセットが凝ってた。出てくるツリーやケーキも少女漫画みたいにロマンティックで、貧し>>続きを読む

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

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朝鮮戦争時の捕虜収容所で、アメリカ軍の思惑により結成されたダンス・チーム。元ブロードウェイ・ダンサーの下で目的も出身も異なる4人がタップに夢中になっていく前半はコミカルな場面も多く、『勝利への脱出』を>>続きを読む

クリシーの静かな日々(1990年製作の映画)

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冒頭、書き割りセットにわざとらしい老けメイクの老人の記憶は、絵画と写真と花と人で一杯の娼館での30年代へと。退廃と享楽の都パリを謳歌するアメリカ人作家ジョーイ、写真家カール、そして蠱惑的な少女コレット>>続きを読む

ジョナサン ふたつの顔の男(2018年製作の映画)

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多重人格というか、1つの体を2人でシェアしてるジョナサンとジョン。1日を昼夜きっちり半分ずつ分け合いお互い別々の生活を送る。すれ違いのルームメイトみたいな感じもするが、直接会うことが出来ない2つの人格>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

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すごく面白かった!のっけから鷲掴みにして加速する展開、一旦堕ちてから更にスリルとスピードを増し、そして切なすぎる結末…ケイパー映画としても青春映画としてもグッとくる。似てる訳じゃないけど『アメリカン・>>続きを読む

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

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アナログなパステル画アニメーションはタッチが少々グロテスクでインパクトあるとはいえ、物語は割とありがちなSF。絵もテーマも音楽もこれぞ70年代。
ペットとして飼われた人間にとっては悪夢だが、ドラーク人
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リオ・ブラボー(1959年製作の映画)

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保安官ジョン・ウェインとアルコール依存症の相棒ディーン・マーティンを軸に、捕まえた悪党と奪還を企む一味、ふらりと流れ着いた賭博師の女、若いガンマン、年配の世話人らが繰り広げる、とても地味な西部劇。冒頭>>続きを読む

レイトナイト 私の素敵なボス(2019年製作の映画)

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マンネリ化したレイトナイト・ショウをテコ入れするため雇われたのは、畑違いのインド系女性。人気ホストは実は人嫌いの頑固者。TV番組の裏側ということで、アーロン・ソーキン『ニュースルーム』と似たところがあ>>続きを読む

未来を乗り換えた男(2018年製作の映画)

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現代のドイツを舞台に、迫害されたユダヤ人が国外へと脱出。何とかマルセイユへ逃れた主人公ゲオルクは、道中で亡くなった作家になり代わってメキシコへ出国しようとする。
特に説明もないその設定だけでもゾッとす
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アンセイン ~狂気の真実~(2018年製作の映画)

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サイコスリラーというか、密室心理劇みたいな。展開の細部は雑だけど、とにかくストーカー被害は怖いよやばいよしんどいよ、っていうのが一番。iPhoneカメラがクレア・フォイの人相がどんどん移り変わるのを追>>続きを読む

ディアマンティーノ 未知との遭遇(2018年製作の映画)

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本作は実際の人物や出来事と無関係。なので、ポルトガルの英雄的フットボール選手ディアマンティーノは、クリスチャーノ・ロナウドとは関係ない。どんなに見た目が似ててもいくらピュアなフットボール馬鹿で泣き虫で>>続きを読む

ギルガメッシュ/小さなほうき(1985年製作の映画)

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【ブラザーズ・クエイ短編集 I】3本目。
観た中でいちばんシュール。でもキャラクターがグラムロック系ビジュアルで、これも動きがユーモラスだ。神と人間ではなく、昆虫と機械が合体したみたいな。コオロギ(?
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ヤン・シュヴァンクマイエルの部屋(1984年製作の映画)

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【ブラザーズ・クエイ短編集 I】2本目。
『人工の夜景』とは打って変わって、博士と子供がユーモラスで可愛らしい。アルチンボルドの絵を模して、様々なオブジェを集めていく。やはりレトロな機械とフォントがポ
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人工の夜景(1979年製作の映画)

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【ブラザーズ・クエイ短編集 I】で『人工の夜景―欲望果てしなき者ども』
初めて観るブラザーズ・クエイ。部屋の壁、車窓を流れる景色も壁。闇の中に浮かぶ鉄のテクスチャ。フォント。アニメーションとはいえ、ず
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アンノウン・ボディーズ(2017年製作の映画)

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猟奇事件ものミステリーのテンプレ。はみ出し者デカと懇ろになるファムファタル、エログロ、急にスタントアクションで盛り上げるクライマックス。捜査が隣国オランダやドイツに跨るのがベルギーらしいところか。
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ショー・ダンサー/Stripper(1985年製作の映画)

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86年に製作された、世界初のストリップ大会に賭けるストリッパーたちを追ったドキュメンタリー。自分探し、再起、自己表現、アート…それぞれの背景や動機がカメラに語られ、それは言わば女の履歴書。皆が地道にト>>続きを読む

バーレスク(2019年製作の映画)

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映画はゴージャスでセクシーなバーレスク・ショウで幕を開ける。が、主人公はそれを憧れの目で見て真似するプラスサイズの教師ベティ。やがてそんな彼女が自らステージに立ち、自分の身体を誇りにしていく物語。
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僕たちのラストステージ(2018年製作の映画)

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タイトルが喜劇レジェンドのローレル&ハーディを『スタン&オーリー』としたように、演じたキャラクターでなく本人同士のコンビネイションを見る映画。実は仕事以外では険悪だとかショウビジネスの表裏を明かす伝記>>続きを読む

真夏の体温(2017年製作の映画)

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暑いというより湿度の高いメランコリックな夏。親友の死に傷ついたままのアイリスとキャサリン。ジュノ・テンプルとジュリア・ガーナーはどちらもくちゃくちゃなブロンドに白い肌で、似てない双子のよう。2人はそれ>>続きを読む

すべてをあなたに(1996年製作の映画)

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最近アダム・シュレンジャーが亡くなり、ワンダーズ再結成があったりもして再注目されたので観直したくなった。改めて、良く出来てるなあと感心。
60年代、田舎町から全国的大人気バンドへとトントン拍子に駆け上
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夜の訪問者(1970年製作の映画)

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堅気になって妻子と暮らしてたブロンソンが、昔の仲間の犯罪に巻き込まれる。いきなり家宅侵入してきた「夜の訪問者」の場面がスリラータッチで面白い。妻子を盾にされ止む無く悪事に…まあ、今だと確実にリーアム・>>続きを読む

ギャスパール、結婚式へ行く(2017年製作の映画)

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旅の途中で出会ったローラを連れ、父が結婚式を挙げる実家に帰ってきたギャスパール。そこは家族で営む動物園。
偽装恋人の件から手垢のついたロマコメみたいだけど、実はホームドラマ。猛獣のインパクトに負けない
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クルードさんちのはじめての冒険(2013年製作の映画)

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洞窟から外へ、未知の新人類と出会って旅に出た旧人類ファミリー。壁画に描き残されたのはごく個人的な物語であり、それは好奇心は恐怖に打ち克つという普遍的なメッセージを伝える。太古にあったかもしれない壮大な>>続きを読む

彼女とTGV(2016年製作の映画)

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毎日決まった時間に通るTGVに、家の窓から旗を振り続けるエリス。ある日その運転手から手紙が届き、文通が始まる。
ジェーン・バーキンの衣装や自転車や部屋、営むパン屋や街の風景まで鮮やかなモスグリーンとイ
>>続きを読む

パリ、ピガール広場(2016年製作の映画)

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ムーラン・ルージュの風車が見える歓楽街、ピガール広場の小さなバー。兄に雇われながら、自分の店を持とうと画策する仮出所保護観察中のナス。そこには昔の仲間や不法移民、浮浪者らが集まり、バーにクラブ、雑貨屋>>続きを読む

クラッシュ・テスト(2017年製作の映画)

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車の衝突実験を天職とするアグラエ。だが工場が閉鎖され、仕事を続けるために同僚2人を伴ってインドへと旅立つ。女3人珍道中かと思えば、のっけからすぐ方向転換して回り道、あれよあれよとテンポ良くナンセンスに>>続きを読む

スリー・ジャスティス 孤高のアウトロー/ビリー・ザ・キッド 孤高のアウトロー(2019年製作の映画)

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ビリー・ザ・キッドにデイン・デハーン、保安官パット・ギャレットをイーサン・ホーク。ビリー・ザ・キッド伝説はどこをどの視点で物語るかで様々作られてきた訳だが、この映画はギャレットに逮捕されるところから始>>続きを読む

ヘンリー・フール(1997年製作の映画)

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ごみ収集作業員のサイモンが密かに書き溜めた詩に、刑務所を出たヘンリーが惹かれ、サイモンの姉は危険な男ヘンリーに惹かれる。サイモンの才能を絶賛しつつ、自分の書く「告白」を大傑作だと嘯くヘンリーは自意識過>>続きを読む

人生の特等席(2012年製作の映画)

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不器用な父娘がわだかまりを解消していくドラマなんだけど、老父イーストウッドより娘エイミー・アダムスが堂々主役を張ってる印象。2人の掛け合いもジェスティン・ティンバーレイクとのロメコメ模様も、エイミー・>>続きを読む

アガサ・クリスティー ねじれた家(2017年製作の映画)

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お屋敷の各部屋がキャラクター毎に凝っている。古色蒼然とした部屋から50年代の若者の部屋まで、プロダクションデザインは力作。そもそも階段から廊下にこれでもかと飾られた絵画や、贅を尽くした調度品の物量がす>>続きを読む

大いなる遺産(1998年製作の映画)

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海から現れた脱獄犯、朽ちたお屋敷に住む気の触れた女主人と美少女、少年時代の強烈な体験が人生を狂わせる。金持ちの気取ったお嬢様ときたら勝手にファーストキスを奪い寸止めで置き去りにして、忘れた頃にまた田舎>>続きを読む

処刑人II(2009年製作の映画)

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1作目から8年後、同キャストで別にスケール広げたりせずさほど変わらない展開が、だってこれしかできないもん!って感じで潔い。またロープ!それにしてもとにかくアイルランド魂の、ファミリー愛映画である。血で>>続きを読む

しあわせの帰る場所(2008年製作の映画)

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息子を目の敵にして責める父ウィレム・デフォー、傷ついて父を憎む息子、慰める母ジュリア・ロバーツ。その家で同居することになった年の近い叔母。続いて現代を舞台に、帰省したライアン・レイノルズと妹が再会。す>>続きを読む

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