小説ドロップの薄い記憶だけ携えて鑑賞。
結果覚えてなくても何も問題なかった。
話の筋は一応あるものの、忘れていいくらいケンカメインの映画。キャストの運動神経と勘の良さが生きたかっこいいアクションシー>>続きを読む
いやいや泣くとは思わないじゃないですか...
この世は人それぞれのカルマがあって思い通りにならないけれど、だからこそ気持ちが重なって血が通う瞬間が尊いと、野木さんの脚本作品を見るたびに気付かされます>>続きを読む
実は、が何度か明るみになる構造ながら、割とサクサクと進んで混乱することなくエンディングへ。
劇団の空気感って実際ここまで淀んでるのかな。迫真の演技と展開のあっさりさにちょっとギャップを感じてしまった>>続きを読む
生まれてこのかたずっと埼玉県民の私。何もないし郷土愛もないけど居心地がいいというのは生涯感じてることなので、作品の結論としてそこに着地すること、心底腑に落ちてます。
そして学生時代ずっと武蔵野線ユー>>続きを読む
いい意味で予想を裏切られた。
青磁と茜の心情を彩る美しい映像、若さだけではなく取り巻く環境からくる悩み、それを通じて心が交わったり離れていくさま。
若者向けの予定調和な恋愛映画ではなく、むしろこの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ホーンテッドマンションというアトラクションが好きかどうかで評価が分かれる気がする。よく行きよく乗る人にとってみたらあそこのあれ！とオマージュがてんこ盛り。序盤にフラッシュ焚かないで！と注意するシーンか>>続きを読む
一番見た映画はインディ・ジョーンズシリーズ。多くの人の幼少期に刻まれていると思う。
当時のわくわくそのままに、80歳のハリソン・フォードが演じているというだけで胸が熱い。そうなるように様々な角度から>>続きを読む
ジョジョシリーズ未読ながらドラマの世界観が好きで劇場へ。
多くを語ることなく、頭の中で記憶を辿るようなストーリー展開、露伴先生に振り回される泉くんさながらにやがて真相へとたどり着く。
映像の怪しさ>>続きを読む
SFながら、一貫して誰かと誰かの話を描いている本作。今回はロケットにフォーカスがあたり、ずっと明かされなかった彼の出自が主題になっている。
動物が酷い目に遭う描写とにかく苦手で、目を瞑りたくなるシー>>続きを読む
最近映画館から足が遠のいてたけど、久々に観たのがRRRで、しかもドルビーシネマという贅沢な環境でよかった。
とにかく画面から伝わる気迫と情報量がエグい。アクション、ミュージカルシーン、CG、役者の表>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
代役を立てることも可能なはずなのに、そうしなかった。ブラックパンサーが、ティ・チャラが、チャドウィック・ボーズマンが、どれほど大きな影響を世にもたらしたか、改めて思い知らされた。
突然の訃報に戸惑う>>続きを読む
久々に見てまた信じられないくらい泣いてしまいました。
大人になるにつれ、変わっていくことや手放してしまうものが誰しもある。日々の悩みに気を取られて意図的に蓋をしていた、そんな深い記憶に入り込んで、心>>続きを読む
コロナ全盛期で劇場に行けず見逃していた作品。気持ちの盛り上がり的に、当初の予定どおりの公開日で見たかったなという惜しい気持ちがふつふつ沸いてきた。
そのくらい、ナターシャを見てきた人々には刺さる内容>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
マルチバースが絡んだ上、ワンダヴィジョンの履修は大前提として進んでいく今作。今まで追っている者以外は置いていく攻めた姿勢。そしてちゃんとアメリカンホラーで怖かった。
どこかにある幸せに縋るワンダと、>>続きを読む
作品を見た7年前の自分にはセンセーショナルに映りました。だから当時は高い評価をつけました。
ですが今、制作過程での性被害を訴える声があがりました。いくら作品の内容が良くても、好みであっても、犠牲の上>>続きを読む
登場人物のバックグラウンドや配置、ユーモア、本筋の展開、全てにおいてバランスが良くて、整合性がとれていて、終始引き込まれた。
これでいいはずなのに、いいとは言い切れない、の繰り返し。まさにドーナツの>>続きを読む
久々の感想です。
歴史に疎くて...とかもはや免罪符にはならないですね。ちゃんと知っておかなければいけないことまみれ。
キングスマンシリーズがどれだけ今後続くのかはわからないですが、その上で避けて>>続きを読む
今の気分にピッタリの映画だった。
面倒なことも不安なこともあるけど、こういう一瞬のために生きてるし、物語の中くらいいいことばっかり起きてほしい、そんな気分でした。
明日からも生きるための活力になっ>>続きを読む
さわやかで、でも一筋縄ではいかなくて、でもさわやかで。笑えて、ぐっと胸の締まるラブコメでした。
松村北斗の出で立ちがドストライクなので、とにかく透がかわいい。そういうわけで正常な判断が下せているかは>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
夢中になればなるほどむごい。
明るく楽しい時間の後、あまりに残酷な結末。韓国映画の得意とするところだけれど、最初からこうなることは所長の発言からも示唆されていた。悲劇的な予想が片隅にありながらも、タ>>続きを読む
ゾンビコメディが好きなジャンルになりつつあります。
突拍子もない、くだらない、非現実的なことで笑いたい時もある。
美しい保育園の先生・つられてやってきたヘタレロッカーおじさん・園児VSゾンビ（＋子ど>>続きを読む
高貴とは、他人より優れていることではなく過去の自分より優れていること。今回も冒頭の名言が沁みる。あくまで利益重視だけれど、人情味あふれる、ダー子だからこその展開を見せるコンゲーム。
二転三転するトリ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
漫画が完結したところでそろそろ読んでみようと思い、手を付けたら止まらなくなってしまって、あっという間に最終巻に。まさか自分が劇場に行くとは思ってなかったのですが、思い立ったが吉日、ということで鑑賞。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
正義とは、矜持とは、いかにして携えるべきか。
なりふり構わず己の信じた道を進むことは、善か悪か。
そう簡単に二分出来ないからこそ難しい。
30年前の未解決脅迫事件に声を使われた京都の老舗テイラー・曽>>続きを読む
ハロウィンタウンの王様がクリスマスタウンに迷い込む。そして、その楽しさに、明るさに、目を奪われる。テーマだけで心が躍ってしまう。
ジャックの試行錯誤が様々な思いを無邪気に踏みつぶしてしまうのも、それを>>続きを読む
目にする感想が欝々としすぎていて怖くなってしまったので、完全にネタバレを読んだ状態で鑑賞。自宅という雑多な空間で、言葉を交わしながら見たことも影響してか、あの世界に没入しすぎることなく、俯瞰できたのは>>続きを読む
途中からどんな顔して見たらいいのかわからなくなってしまった。
弔問客の知るまっちゃんも、家族の知る父ちゃんも、どちらも1人の人間。まっちゃんとしてだけ見たら美談すぎるし、父ちゃんとしてだけ見たら深刻>>続きを読む
K-POPを好きになってかれこれ10年以上経ちます。
最近の韓国音楽市場はかなり熟していて、当初とは比べ物にならない成長を遂げている。曲調も洗練されて、スキルもさらに向上。内包する闇は多かれど、昨今の>>続きを読む
ヤクザ映画、なのか？
ばたばた人は死んでいくけれど、泥臭さや血生臭ささは控えめに、ポップで人間味溢れてる。主人公に一般人が据えられているからこそなのか、任侠を取り巻く環境が変わったのか。とても今どきな>>続きを読む
原作未読。どこをどのように端折っているかはわからないですが、謎解きも背景描写も過不足なく2時間にまとまっていて、バランスよく楽しめた。ここで終わりかと思いきや、その先も二転三転あり、最後まで引き込まれ>>続きを読む
