Saakoさんの映画レビュー・感想・評価

Saako

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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

「ゴーン・ガールはホラー映画だ。あれ見て結婚するかどうか真剣に悩んだ」とCINE PARA主宰のたくやさんが言っていたのを聞いて気になって見たけど、うん本当にホラー映画だった。(笑)

最初と最後が同
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

期待値が高かった分、設定の突っ込みどころが多かったのが残念。小説を映画にするのに描き切れなかったのかもしれないけど。

・最初の定食屋の場面「息子を学校にも行かずに閉じ込めてるらしいぜ」って観客にわか
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.0

面白かった、映画館で観られてよかった。
欲を言えば10代の時に出会いたかった。

ロサンゼルスとヘルシンキの話が好き。
横暴な男2人がミカの話聞いて急にしょんぼりしたの笑っちゃった。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.5

観に行くつもりなかったのだけどFilmarksの評判があまりに良いので腰を上げて映画館へ。
結果。Filmarksの皆さんありがとうーーー!!!

考えてみれな大好きな「リンダリンダリンダ」「天然コケ
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.5

劇場版1は新宿の映画館で鑑賞、埼玉県人にはその辺の埼玉の草でも食わしておけ!!に観客みんなで大笑い。

茶番劇2をお金払って観に行くか一瞬迷った気持ちはあったけど、これは映画館で人と一緒に笑うことに価
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.5

元旦から悲しいニュースが続いて明日は仕事初めという憂鬱な日に観てよかった。ウォンカの魔法に救われた。
幕が開いてからエンドロールまでずっと楽しませてくれた。

ジョニー・デップのチョコレート工場よりこ
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市子(2023年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

杉咲花の良さがわからず好きじゃなかったので(ファンの方ごめんなさい)これはスルーするつもりだったけど町山智浩「アメリカ流れ者」を聞いて興味を引かれ劇場へ。

あらすじからしてヒロインは無戸籍と想像して
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.9

タイトルバック出た瞬間拍手(音無で)。

父のピンチに「アーニャが助ける番!!」と涙目で縄を切るアーニャに涙。

互いを思い合ってるフォージャー家の家族愛だけは信じられる。

ボンドも頑張ったね。

正欲(2023年製作の映画)

4.0

「前科者」も素晴らしかった岸監督の最新作。
134分という長さを全く感じなかった。え、これで終わっちゃうの!?と思った。この続きが気になる。

ガッキーが、あの日本国民を魅了した可愛いガッキーが、可愛
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

ラストシーンのヒロインの表情はあれしかないと思う。
もう失うものがない、彼氏とは共依存状態、そんな彼女がコミューンで地位と仲間を得て再生。ある意味ハッピーエンドなのかも。

カミーユ・クローデル(1988年製作の映画)

3.0

図書館での上映会にて。
2時間を超えたあたりで数名退席。確かにちょっと長い。
私も退席しようか迷ったものの、最後の1時間カミーユが狂っていってからが流れが加速し見どころだったので最後まで頑張ってよかっ
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「彼は私に、そういう本当の気持ちを話そうと思えなかったんだって、それが結構きついよね」

よう子と喫茶店で話す場面の、下手するとすごく説明的でうすっぺらくなるこの台詞を"登場人物達が言っている"ように
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春画先生(2023年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

すごく変な映画だった。笑
思ってたのと違った。もっと春画の良さを語ってくれたり春画の勉強になる映画と期待したのは間違いだった。

前半、先生が春画を「春画はただ男の欲情を煽る絵じゃない。もっと全体を見
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ヒッチコックの映画術(2022年製作の映画)

3.5

中学生の時に「サイコ」のビデオ(DVDではない)を見て、なんなんだこの映画はと衝撃を受け、図書館にあったヒッチコックのビデオを片っ端から借りてテレビにかじりついて見た。

裏窓、断崖、北北西に進路を取
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ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーは順調に行き過ぎてちょっと退屈してしまった。
(メディがパリに戻ったら彼には家庭があってという展開を想像したけれども。本人役だったからそういうゲスい設定は遠慮したのかな。そしてあんなカンパニ
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

4.5

全部はまだ読んでないけど原作大好き、ドラマも大好きな作品。

ドラマの映画化って期待はずれで「ドラマの方がよかったなぁ」になることが多いんだけど(岸辺露伴は動かないはそうだった……)これは大満足。
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

普段ほとんどアニメは見ず、ピクサー映画も子どもの時に初代トイ・ストーリーを見ただけな私なので、これも全く見るつもりなかったけれど、「太田光のつぶやき英語」「町山智浩のアメリカ流れ者」で、これは韓国系ア>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.2

グレタ・カーヴィグ大好き(レディバードはBlue ray買った)なのと、初日に観に行った友人が絶賛してたので期待値上げすぎたかも。

オープニングはワクワクさせられた。歌最高。

ケンを通して描かれる
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渇水(2023年製作の映画)

3.0

うーん台詞が芝居ががりすぎてわざとらしい。。子役ももうちょっと上手かったらなぁ。
でも子役が自然に映るかどうかは監督の仕事だもんな。(先日「怪物」を観てきたので、改めて是枝監督は子役を撮る天才だなと思
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ハリー・ベイリーの歌声が圧倒的で。そりゃオーディションで抜擢されます。

アニメは子どもの時に観たけど内容は覚えてない。

リトルマーメイドって親離れ子離れの葛藤の物語だったのかと思った。
親が知らな
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ナショナル・シアター・ライブ「ライフ・オブ・パイ」(2023年製作の映画)

5.0

映像で見るだけでもすごいけど生で見たい!

パイ役の俳優の身体能力
パペティの超絶技巧

全てのスタッフワークも素晴らしくて、海の上を漂流しているように本当に見えてくる。演劇って、人間の想像力ってすご
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怪物(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

子どもたちの「どこにもいけなさ」が苦しくて苦しくて。

序盤、母親目線で綴られる場面は、
学校の先生が大嫌いだった私は保利先生を「クソが」と思いながら観ていた。
ことを反省した。
先生、彼女とやり直せ
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

2.9

原作未読。ドラマの大ファンなので期待値高めで初日に行っちゃった。映画館も満員で始まる前から客席の熱気が高い。

オークションで張り合ってるところまではワクワクしたんだけど、
ルーブルに行ってからはうー
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

数ヶ月前にTBSラジオ「たまむすび」の町山智浩のアメリカ流れ者で紹介されていて絶対観たいと思って待っていた作品。

「日本公開は5月か、遅いな、それだとどこかからネタバレしちゃうよ」と町山さんは言って
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かったけど結構怖かったよーー
ヘザーの事務所に乗り込む場面は息出来なかったし目覆っちゃった。。

ケビンは犯人とグルで、ママの消息を消すために旅行に出て、コロンビアでの誘拐も自作自演だったってこと
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

4.0

朝早い回だったしどうしようかな、と思ったけど見てよかった。

母親がいないと、とか、母性信仰?がよく語られるけど、子どもへ愛情を注げるかどうかに性別って関係ない。

ソファーで眠ってしまったお父さんに
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.0

ビル・ナイ最高。
女性とカフェにいる時の微笑みがとてもよかった。

黒澤明の生きるは高校生の時に見たけど、この映画のメッセージは森絵都の小説「カラフル」と似てる気がするけどどうだろう。一度死んだ、ある
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The Son/息子(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

感想がまとめられない。

ニコラスが、ただただ気の毒。

猟銃が伏線になっていたとは。
使わないのに捨てられない父から贈られた猟銃は、ピーターの父を憎む消せない気持ちのメタファーか。それに息子を奪われ
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.5

滑り込みでやっと観られました。

被疑者と刑事の禁断の恋という題材はさほど新しくないのに、それをここまでねっとりと、でも上品に見せてくれた。

さも隣で電話しているように見せる場面や、山でのキスシーン
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#マンホール(2023年製作の映画)

3.9

ツッコミどころもいくつかあるけど、すごく心臓に悪くておもしろかった。
中島裕翔は昔から好きだけど、イケメンがあんなに醜い(性格の悪い)表情になっていくのすごかった。
あのどんでん返しを知ってから電話の
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対峙(2021年製作の映画)

4.3

音響効果はほとんどなく(賛美歌の歌声、ピアノの音くらい)ドキュメンタリー映画のように、淡々と4人の会話の場面が続いていくけれど、4人の演技が素晴らしくてずっと引き込まれた。

目線、腕を組む、座る席を
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