amouiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.9

コリン・ファースの品の良さや信頼の置ける雰囲気を再認識。
王家は特別な家族だけど、一般家庭と同じように兄弟の会話があって何だか安心した。ジョージ6世は厳しすぎる躾で傷ついて、自己表現がうまく出来なくな
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.9

きっとリアルな話なんだろうな。
ここでも不倫はあまりにも利己的で、我儘で、許されることはないし、そもそも許しを請う相手はもういないから為す術がない。
妻が夫に送ろうとして、送らなかったメールが心底切な
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聖の青春(2016年製作の映画)

3.3

実話だと思うと切ない。
同時に、これだ、というものに出会えた人生の充実感を羨ましくも思う。将棋を突き詰めた村山聖の勇気と決断力は尊敬に値する。
名人戦は、役者さんの力もあり、淡々とした雰囲気の中でも対
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レディー・ガガ:Five Foot Two(2017年製作の映画)

3.6

レディ・ガガの素顔を垣間見ることができる良いドキュメンタリー。
アルバムに込められた想いや彼女の優しさ、家族や周囲の人々への愛に触れて感動した。
スターでいることの大変さは想像を超える。だけど明るく力
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.9

なんだかとても切なかった。
今でこそ認知されてきたけれど、この頃は性同一性障害への理解など無かっただろうし、リリー自身にも何らかの呵責があったはず。
気付き、驚き、悩み、決心する、その折々の出来事に心
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デンジャラス・ビューティー(2001年製作の映画)

3.8

サンドラ・ブロックの美しさを堪能させていただきました。爽快なコメディでテンション上がり、見終わる頃にはすっかりハッピーな気分に(^^)

大事件を未然に防ぐためにミスコンに潜入捜査をする色気のカケラも
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.7

最後まで展開が読めずハラハラした!
父親が娘の失踪に気付くまで、そして事件の真相を追いながらネット上の情報を探したり、あらゆるニュースが拡散していく様子がPC画面上の視点で撮られる。スマホやPCは私た
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.7

ようやくバーフバリ完結!
ええええ!!?笑と圧倒されるシーンの連続。バーフバリ強すぎだし、音楽厚みありすぎ。しかも大体が美麗映像。
たぶんこれまでで最も2時間を短く感じた。あんなに全力投球な映画も珍し
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.4

まさかのまさか。
色んな意味で怖かった。
この情報社会で狙われたら、あっさり誘拐されたりするのかな〜。
黒髪の女性たちが殺される時の恐怖と痛みの表情がリアルすぎたのは、
さすがホラーの監督。

犯人の
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8 Mile(2002年製作の映画)

3.4

ラップの世界はよく知らないけどエミネムの歌は聴いている。
この映画は彼が育ってきた実話に根差しているそうで、その荒れた環境に軽いカルチャーショックを受けた。
ラップバトルは悪口の言い合いなのだが、痛烈
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ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

3.7

世界観が幻想的でダイナミック!
映像化できてるのがすごいし、ストーリーもRPGっぽい展開でわくわく。

流れる涙も綺麗。
早く続きが観たくなります。
子どもの頃は怖かったシーンも、今見ると冷静に見守れ
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殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

3.1

伝馬の負担から宿場町を救うために、小金持ちたちが立ち上がる。
瑛太、阿部サダヲ、妻夫木聡という好感度たっぷりなキャストが活きてた。
最初から最後までコメディタッチでストーリーは進むけど、裏側には誤解さ
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マネーボール(2011年製作の映画)

3.7

経験値を覆すデータの威力!
周りに味方がいなくても、信じたことをやってみようというブラピの気概。かっこよかった〜
確率論から論理的に導かれた戦略がついに試されたときの爽快感は大きい。
周囲の反対を押し
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西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)

3.5

森の中でのささやかな暮らし。
ハーブとか、ジャムとか、鶏とか…懐かしい田舎暮らしの様子に癒される。
若い頃に見たときはまいちゃんの気持ちに共感して泣いてたけど、今回はもう少しおばあちゃん寄りの目線で楽
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コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.8

期待以上に愛情に溢れてた。とっさに表に出る、人の優しい温もりに泣ける。
みんないい人だけど、どこか弱さもあって、上手くいかなかった過去がある。
もしその時に戻れたら…という願いを叶える一杯のコーヒーが
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ハナレイ・ベイ(2018年製作の映画)

3.5

吉田羊さんの雰囲気は村上春樹作品に似合うなと思った。美しい身体とか、こなれたお洒落さとか、声のトーンもいい感じ。

ハナレイの大自然の中で息子を失った女性が、複雑な思いを紐解きながら現実と向き合い、踠
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羊と鋼の森(2018年製作の映画)

3.3

映像も台詞も詩的だった。
静かな森の中を行く山崎賢人、とても綺麗。
飛行機で観たので音楽がよく聞こえなくてもったいなかった。きっと美しい描写だったと思う。
ピアノの調律師さんの仕事から、人を支えること
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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

3.0

笑える軽い面白さ。
夫婦もお互いわかり合ってない、知らないことだらけ、そんな当然のことを忘れがちになっていく結婚生活を見直すきっかけになりそう。

妻の死んだふりの理由は結局何だったのか分からないけど
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OVER DRIVE(2018年製作の映画)

3.9

直純も篤洋もかっこよすぎる!
熱い、かっこいい、それに尽きる。
競技としてラリーを知らなくても、まるでスターウォーズエピソード1に出てくるレースみたいな熱気を感じながらチームを応援した。
過去の出来事
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おとぎ話を忘れたくて(2018年製作の映画)

3.2

コンプレックスを隠して生きることは自然で、つらくて、その流れで人を傷つけたりもする。本当は楽しいからお洒落をしたり、家族や恋人と過ごしたりするのに。
そんな当たり前のことにあらためて気づいた。
ありの
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.3

コンプレックスに囚われず自信を持って生きる姿は魅力的で美しい。大切な核心をついたコメディ。そして友情も忘れないところがまた好き。

他人の評価を想像して自信を失くしたり、プライドが先走って人に優しくで
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.6

愛から逃れられない。叙情的で美しく切なく、人間模様がリアルかつ丁寧に描かれていて期待を完全に上回った。
大人になれば忘れられない過去もちらほらあって、心のどこかでは甘い期待を持ったりもする。だから、認
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ターミナル(2004年製作の映画)

4.0

旅行でニューヨークに来ただけのはずだったのに、偶然にも長い冒険になっていった。
出会った人と、それぞれの思惑がありながらも同じ時間を共有するうちに友達になる。愛することもある。

スピルバーグ監督の映
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.2

ハッピーななかに切なさがあって、面白いんだけどもどかしい展開にやきもきする。号泣した、という話も聞くくらい思いを重ねる人もいることがよく分かる。

最後には、そんな恋愛もあるのかなぁ、というしみじみし
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宇宙兄弟(2012年製作の映画)

2.9

面白かったし、キャラクターも原作から離れず素敵に仕上がってる。小栗旬はマイペースな人格がとっても似合う。
ただラストは駆け足すぎて、急いでまとめた感じがしなくもなかった。
宇宙兄弟かっこいいな〜と思え
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オーシャンズ12(2004年製作の映画)

3.0

前作のオーシャンズ11を観てからの方が楽しめると思う!ただ、前回のようなスカッとする爽快な盗みを期待すると、少し拍子抜けするかも、、?

今回はテスも活躍していたのが嬉しかった。ジュリア・ロバーツのい
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真実の行方(1996年製作の映画)

3.4

二重人格の病気は怖く、エドワード・ノートンの演技力にも舌を巻く。
話の展開には意外性があり、認識は何度も覆される。最後まで目が離せなかった。
ただ内容はシンプルで分かりやすく、見やすい映画だった。

何者(2016年製作の映画)

3.0

就職活動を通じて突きつけられる、自分に対する他者からの評価。
頭の中で思い描く理想と、そこに遠く及ばない自分の現実。

惨めな劣等感に押しつぶされて、人の成果や人生に嫉妬し、他人の失敗を願いなんとか見
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.8

序盤は面白くないし気持ち悪いと思ってたのに、最終的には楽しかった!
これは確かにすごい経験だ。
うるっときたし、すごい笑った。
前情報で詳しい内容は伏せてもらえてて、ありがたかった。

銀魂(2017年製作の映画)

3.0

原作漫画はそこまで知らず。
途中途中で解説が入ったりしてた。気軽に観て笑って楽しめたから個人的にとても満足。
豪華キャストが振り切ったギャグやってて驚いたし、ところどころ笑える。小栗旬さん特に仕上がっ
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.6

犯人を追うサスペンスドラマかと思ったら違った。正義、正しさとは何かを問われる意外と重たい映画。あと酒向芳さんのタップが怖くてすごい。
人は身勝手な正義をかざすから、人を裁けるのは法律やルールだけ。しか
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.8

いじめは当事者、傍観者ともに先々まで影響を及ぼす重たい問題。
それをテーマにしていながら、接しやすい雰囲気でストーリーが進んでいくのは、アニメの軽いタッチのおかげ。とてもいい映画。

きっと誰もが、何
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好きだった君へのラブレター(2018年製作の映画)

3.3

甘酸っぱくて可愛かった〜
楽しい、爽やか、幸せの三拍子が揃ってた!
ララJは普段シャイめだけど芯が強く、恋には少し臆病な愛らしいヒロイン。ララJの歴代好きな人もそれぞれ個性的で、なんだか昔を思い出し懐
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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

3.2

コメディかと思いきや、れっきとしたヒューマンドラマだった。
お爺ちゃんのカミングアウトも、若いボーイフレンドも素敵。

亡くなってしまうシーンがとても美しくて印象的だったり、
ボーイフレンドのハグが愛
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

4.0

まさにドリームチーム!かっこよすぎるしみんなセクシー。
難攻不落のラスベガスから有り金をまるっと盗む、大胆で爽快な作戦をドキドキしながら見守る時間はあっという間だった。
泥棒なので暴力的要素は少なくて
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タイタンズを忘れない(2000年製作の映画)

4.0

人種差別があり、白人、黒人と分けられていた高校アメフトプレイヤー達がチーム一丸となって勝利を目指す話。
何よりも闘志と誇りに感動する。これが実話だなんて。
スポーツを通じて個性様々な高校生たちがぶつか
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