この(亜種)の熱病がハリウッドにまで感染して私たちを楽しませてくれた事実を忘れるわけにはいきません
三池崇史
「殺し屋1」
自分は長年映画を観続けてきた、と自覚していながら、それがいかなる経験とし>>続きを読む
映画の裾野って広い。
令和の今観直せば、完全な恐怖映画に見えて来ます。
オットー・プレミンジャー
「悲しみよこんにちわ」
ゴダールもロメールも高評価。当時からこの異様な匂いに敏感だっだのでしょうね>>続きを読む
映画の裾野って広い。
一度目はただ切なかった作品が深夜のリビングで観たら新感覚の恐怖映画に感じてしまうのだから。
フローリアン・ゼレール
「ファーザー」
かつて他人を袋小路に追い込む役柄でオスカー>>続きを読む
この胸騒ぎ、何だ❗️
「ハッピーアワー」と同じく神戸が舞台なら神戸発でロードショーを始めて欲しいのに💧
3月の神戸上映まで待ち過ぎて首が長くなるのは必至です。
野原位と書いてノハラタダシと読むこの作>>続きを読む
この隙のない整合性が私たちから悉く(驚き)を奪っていく
ジェーン・カンピオン
「パワー・オブ・ザ・ドッグ」
窓の四角形から広大な荒野をトリミングする(内外)のコントラストも、
そして常に二階から見>>続きを読む
このふたつのドキュメンタリーが欠けてしまえば今後10年間、2020年代の映画のイメージは間違いなく貧しくなっていきそうな気がする
原一男「水俣曼荼羅」
ジャン・フランコロージー
「国境の夜想曲」>>続きを読む
このふたつのドキュメンタリーが欠けてしまえば今後10年間、2020年代の映画のイメージは間違いなく貧しくなっていきそうな気がする
原一男「水俣曼荼羅」
ジャン・フランコロージー
「国境の夜想曲」>>続きを読む
ルネ・クレール円熟期の大傑作をついにデジタルリマスター版で観た!
ルネ・クレール
「リラの門」
怠け者で大酒飲み、世にもろくでなし、いわゆるクズと称される者ほど魅力的な映画キャラはない。
そんな>>続きを読む
男と女、相思相愛、五分と五分❗️
その様式美は妖しく花開く蓮の如し
マキノ雅弘
「日本侠客伝 血斗神田祭り」
戒めに従うしか生きる術がない男も、破戒僧のような孤独な男も、非運を背負うために生まれ>>続きを読む
無秩序と無方向と豊かな生産と
ジム・ジャームッシュ
「ミステリー・トレイン」
聞いただけの話なので真偽は定かではありませんがジム・ジャームッシュはジョン・フォード嫌いだそうです。
フォードをこよ>>続きを読む
もしもこれが出会っては別れを繰り返すタクシードライバーの一期一会を描いた程度の映画なら、30年ぶりに観直してこんなに面白いわけがない。
ジム・ジャームッシュ
「ナイト・オン・ザ・プラネット」
今>>続きを読む
この50年以上前の白黒ドキュメンタリーが21世紀の今なお不断に更新された錯覚に囚われる秘密は何なのか!
土本典昭
「水俣ー患者さんとその世界」
褒めて良いものか憚られますが面白かったのだから仕方ない
ホアキン・ロメロ・マルチェント
「カットスロート・ナイン」
この映画、面白かった!と言ったら長い付き合いの映画関係の友人から
(気は確かか?>>続きを読む
70〜80年代の日活映画の真価が数多くの傑作ロマンポルノである事に異存はありません。が、実は児童映画にも瞠目すべき作品があった事実は、もう少し取り上げられていいと思います
澤田 幸弘
「ともだち」>>続きを読む
さすがに最盛期は過ぎたか、と思わせながらも、鈴木清順独自のケレンを彩る田中裕子という(風華)だけは今観ても色褪せません
鈴木清順
「カポネ大いに泣く」
力の抜けた肩を小刻みに揺らしながら両手をだら>>続きを読む
毎年、秋の夜長には無性にふたつの(観たくなる活劇)
ジム・ジャームッシュ
「デッドマン」
コーエン兄弟
「トゥルー・グリッド」
この(観たくなる活劇)というのは、切羽詰まった格闘や殺戮をいかにも本>>続きを読む
この作家が私たち観客に求めているのは宗教的な(従属)です
園子温
「プリズナーズ・オブ・ゴーストランド」
私たちが、強い親しみを覚える監督とは、自分自身の力より映画の力の方を遥かに信頼している監督>>続きを読む
ひとこと若い❗️
(若々しい)(初々しい)とかではなく、何の含意もなくただ純粋に若い❗️
アリ・アスター
「ミッドサマー」
レビューは控えておこう、と決めこんでいた作品ですが今夏CS映画専門チャ>>続きを読む
誉れ高い交通事故を覚悟して、この赤いサーブ900に同乗されたし
濱口竜介
「ドライブ・マイ・カー」
私たちは何故(その作家)の最新作を心待ちするのか?
きっと(その作家)が辿ってきた軌跡から、この>>続きを読む
来るべき2022年春の驚きを最大限に豊かにすべく
レオス・カラックス
『ホーリー・モーターズ』
レオス・カラックスの新作が、今夏のカンヌでオープニング上映された、と聞いた時は本当に胸躍る思いでした>>続きを読む
タランティーノ、北野バイオレンスの源泉をチラリ
舛田利雄
「紅の流れ星」
時々、50〜60年代の日活が観たくなります。
その時代の日活といっても中平康の「狂った果実」や鈴木清順の「殺しの烙印」のよ>>続きを読む
ある一定のサイクルで観直したとしても、その都度、更新されていく不思議さ。
それこそが生きた映画の証だと思うのです
ジム・ジャームッシュ
「ダウン・バイ・ロー」
昨年のコロナ禍中で公開された「デッド>>続きを読む
30年前に発生したあの酷評の嵐、今にして思えば何だったのか
ヴィム・ヴェンダース
「夢の涯てまでも〜ディレクターズ・カット版」
1本の映画を巡ってこれほど世評との乖離に苦しんだ例も珍しい。
ロビー>>続きを読む
傑作テレビドラマ「ブレイキング・バッド」の大ファンとして推したいところですが主演のアーロン・ポール君、いくら月日の隔たりがあるとはいえ、あの後日譚を演じるには肥え過ぎです。
わたくしは積極的なデ・ニ>>続きを読む
世評は厳しいですがわたしには面白かった、と敢えて言わせて頂きます。
何故なら(バイオレンス)ではなく、肉食昆虫の(捕食狩り)に徹した中田秀夫の潔さを良し、としたいからです
中田秀夫
「MONSTE>>続きを読む
男盛りの早川雪洲が95年後の21世紀、焼きごての跡を聖痕として私たちの瞳に映す
セシル・B・デビル
「チート」
守護天使として生まれ、人間として死ぬ
ヴィム・ヴェンダース
「時の翼に乗って・ファラウェイ・ソー・クロース!」
前作「ベルリン・天使の詩」から本作「時の翼に乗って・ファラウェイソークローズ!」にか>>続きを読む
まだ観ぬ若い瞳に申し上げたい。
願わくばエルンスト・ルビッチの「天国は待ってくれる」をしっかり咀嚼した直後にご覧頂きたい、と。
アメリカ映画のもうひとつの歴史が、ふたりのドイツ出身の映画作家の間で>>続きを読む
例え令和に生まれた方々が物心ついた頃にでも、目の前に並べられた写真の中から、(珍念!)といえば、この方を指さしてしまうと思います。
もはや日本人のDNAレベル😊
内出 好吉
「てなもんや三度笠」
健全な映画感性の維持するためには、このような(上質のB級映画❗️)を健全に消費していかねば
カーティス・ハンソン
「L.A.コンフィデンシャル」
先月、ダリウス・マーダー監督の「サウンド・オブ・メ>>続きを読む
監督がその俳優を被写体として信じ切る、という事
内田吐夢
「飢餓海峡」「宮本武蔵」
私たちの瞳は、スクリーンの俳優たちのどんな瞬間に釘付けになるのか。
それは彼らが名演技を披露している時では決し>>続きを読む
この防犯カメラが捉えたモニタリングのような画面の連鎖に私たちの瞳がどう震えるというのか?
マッテオ・ガローネ
「ゴモラ」
アッバス・キアロスタミ監督の「ホームワーク」は素晴らしかった。
原一男監>>続きを読む
「魔斯拉(モスラ)」だろ?
「再見南国(ギターをもった渡り鳥)」と同時上映だった。
もちろん、よおく憶えているよ。
〜候考賢〜
本多は誠に善良で誠実で温厚な人柄でした 。
映画の為に力いっぱいに働>>続きを読む
(犬ってこんなに頭がいいんだな)
ガッツ石松さんなら真顔で言いそうですね
ブランドン・キャンプ
「ベンジー」
1974年版「ベンジー」の監督ジョー・キャンプは本作のブランドン監督の父上だそうです>>続きを読む
そこがアメリカである以上、西部劇がアニメになってもいささかも不思議ではない
クリス・ミラー
「長ぐつをはいたネコ」
失敗する事で成り立つ映画があっても良い、と思う
ガース・デイビス
「マグダラのマリア」
今回ばかりは少々贅沢させて頂きます。
作品の出来不出来などどうでもいい。
主題の深淵さなど知ったことでは>>続きを読む