saikiさんの映画レビュー・感想・評価

saiki

saiki

映像制作、画家

飛行機内の小さなモニターで映画を見ることは、冷えて伸びきったラーメンを食べているようなものだ。

オールタイムベスト
ランボー
ナイトクローラー
マッドマックス
Shaking Tokyo
犬神家の一族
他人の顔
トニー滝谷
LAコンフィデンシャル
cure
黒い家
復讐者に憐れみを
渇き
オアシス
息もできない
プレデター
ソナチネ
ディアボロス

悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.0

連続ドラマを2時間にしたような詰め込み具合。

アクションの回
恋愛ドラマの回
女同士のライバルの回
Mr & Mrs の回
などなど

詰め込みすぎなので緩急がない。

アクションシーンにも緩急がな
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セールスマン(2016年製作の映画)

4.0

イランの複雑な宗教や文化は言わずもがな

「わらの犬」
「プリズナーズ」
「LAコンフィデンシャル」のラッセルクロウを思い出した。

男性主義的なものを揺るがされる。

ダゲレオタイプの女(2016年製作の映画)

1.5

黒沢清テイストが、薄い。。
もっと濃くて、
前のめりな黒沢清のフランス映画が観たかった。

霊がそこにぽつーんと居る感じとか、
スーッと宙を浮いて近づいてくる感じは黒沢清らしい幽霊表現。

しかし、半
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クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

3.8

2つの異なる次元がぶつかる事で人間には理解できないことが起こる。
そのアイデアが楽しい映画だった。
最後までジャンル映画らしくて良し。
JJいわく、クローバーフィールドは遊園地だという。
今後のアトラ
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ミッドナイト・スペシャル(2016年製作の映画)

4.0

ジェフニコルズ監督は、不思議な映画を撮るので、時々、妙に観たくなる。
今作もジェフニコルズ節が発揮されていた。

「テイクシェルター」にも通じることだが、ジェフニコルズ監督は、
主人公が何か特別なこと
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パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

3.9

実際に起きたボストンマラソン爆破事件を理解するのに役立ったし、緊迫感もよく、楽しかった。

が、愛が憎悪を倒す、ってメッセージには溜息ものだ。

予告や、タイトルからして、暑苦しさが伝わってくる。
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ヘルボーイ(2004年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ヘルボーイに
おれが醜いのはわかってる。一緒に歩きたくないよな。
と言わせるギレルモ監督。
らしいなぁ

そして後にシェイプオブウォーターで登場させる半魚人のプロトタイプ的なのがここで現れる。
ここで
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

5.0

3人の登場人物の物語を、
三幕構成で描き、
3つのビルボードに象徴させる。

とても上手。

何だか小説を読んでるみたいだった。

3ビルボードはマクガフィンとして物語の中心に据えていて、その感じがと
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

5.0

余分なものが一切無い。
キャラクターが善悪だけではなく、しっかり人間らしく描かれていて、
至る所に比喩表現があって、
美術も衣装も照明も全部がターコイズブルーで合わせられていて美しい!
文句なしの良い
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.0

何も描いてないようで、大事なことを描いている。
時々、セリフが真理を突いていたり、なるほどと思わせたりする。
それが押し付けがましくなく、説教臭くもない。
ずーっと心地いい。

主人公ジェイミーが良い
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.0

これ、会話劇だから、
フランス語を理解しないとだめだ。
行間から感じるものとか、
細かいニュアンスとかから感じるところがたくさんあるはずだから。

それを差し引いた感想は、
地獄のような映画だった。
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静かなる叫び(2009年製作の映画)

2.0

ハリウッドに進出して以降のドゥニ作品は好きなのに、カナダ時代の作品はどうも苦手。

デトロイト(2017年製作の映画)

4.5

これがアカデミー賞にノミネートすらされてないって、なぜ…?

おいアカデミー会員!
お前らこそあの陪審員たちみたいに
オールホワイトトラッシュなんじゃねーのか!!と、
変に勘繰ってしまうほどパンチの効
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

5.0

こういうのにたまに出会えるから映画を観るのがやめられないんだ! !!

設定、カメラ、照明など、どこをとっても新鮮でワクワクしながら見た。
かつ、しっかりとした、ある意味古典的とも言えるようなテーマを
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ヤング・アダルト・ニューヨーク(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

冒頭で主人公の夫婦が「3匹の子豚」ってどんな話だっけ?と話す。これがテーマらしい。
主人公の豚さん達が、狼に襲われる話。
狼を演じるのが、アダムドライバー。

彼の演技がとても光ってます。
自然体で
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

3.9

視覚的に超LSD。
ゴッホのタッチでゴッホの絵がぐにゃぐにゃ動くもんだから何じゃこりゃ〜!と圧倒された。
しかも所々でゴッホの絵の画角にピシャと決まるもんだから「うおおおぉぉ!」とブチ上がる。

これ
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ブライト(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

架空の種族を使って差別を描くことで、現実の人種差別問題を客観視させる構造になっていて、第9地区を思い出した。

そんな設定に、デヴィッドエアー監督らしい「警官バディモノ」がうまく混ざってた。
デヴィッ
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

ハードル上げすぎたってのもあるけど、端的に言ってそこまで怖くなかった。ホラー映画と思いきや、スタンドバイミーだったのね。

そういう姿勢で見に行ったので、
少年たちのドラマシーンが長いと感じた。
チャ
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この世に私の居場所なんてない(2017年製作の映画)

5.0

コーエン兄弟みたいなブラックユーモアで、心地よいスピードで話が進んでいくんだけど、後半の展開がたまらない。

バイオレンスシーンは、馬鹿みたいに手持ちカメラでぶんぶん振り回したりしない。
引きのカメラ
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ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

4.0

そうそう、こういうのが観たいんだよ。
エロ、グロ、笑い、ドラマ、のバランスがいい。
マックG監督の中で一番好き

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

2.9

前評判どおりあんま面白くなかったんだけど、制作側の映画好き感、中二病感を感じた為、かわいいなぁ〜って思って、けなしたくない感情になった。
中盤、退屈で居眠りしたし、
ダメな所は沢山あるんだけど。。
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ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

3.6

よくあるラブコメディの構成なんだけど、前半に行き切ってくれるからいいよね。
前半が面白いよ。
ジェイクギレンホールが色んな女を口説いていく所とか、
ファイザー製薬のぶっ飛んだ感じとか、
アンハサウェイ
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

西田敏行の顔の皺が語る年輪とその演技や、
病み上がりの塩見三省の異様な演技力は言わずもがな。

今作は、
初期のたけし映画のファンである自分はたまらんかった。

ソナチネを彷彿させるファーストシーン。
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.8

トムフォードの1作目
「シングルマン」がすごく良かったので期待していたが
いやぁ〜よくこんなつまらなそうな脚本を映画化したなぁと。。
でもギリギリ上手く成立させてた。
あっぶねーとこだった。。

デブ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます


今年ベストだ!!!
映画として物凄くレベル高い
では何がそんなに凄いのか…

● セリフに込める裏の意味
この家、おかしい。。
と思っていく過程がすごく上手いんだけど、特にお父さんのセリフ。

「鹿
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.9

大まかなプロットは他のエイリアン作品と酷似してる。
ある星に向かってたら、信号をキャッチしたのでその星に行ってみるとエイリアンがいて…っていう。
これはもう歌舞伎のようだ。

が故に確かに物足りなさは
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