ブタブタさんの映画レビュー・感想・評価 - 37ページ目

狼よさらば(1974年製作の映画)

4.0

『狼よさらば』リメイクのニュース。主演のブルース・ウィリスは正直どうでもいいのですが監督がイーライ・ロス!正気??(笑)
『ホステル』『グリーンインフェルノ』の監督で『狼よさらば』って!
軽犯罪を犯し
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

『エピソード1』『フォースの覚醒』に続く「3度目のリブート」ではないでしょうか。

1 には失望しか感じずフォースの覚醒はある種の「納得」はしましたけど驚きやショックと言うモノはなかったので。
今回の
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The Demolisher(原題)(2015年製作の映画)

3.5

インターネット修理の仕事をしている主人公・ブルースの妻サマンサは元警官。
動物のマスクを被った異様なカルト犯罪集団のアジトに踏み込むも返り討ちにあい重症を負わされ下肢が麻痺と言う後遺症が残り車椅子の生
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複製された男(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

カフカの作品『変身』始め『審判』『城』などこれらは「夢オチ」ではなく世界そのものが「夢(悪夢)」を小説(お話し)として再構築したと言う解釈や評論があって、自分も見てる(読んでる)時はリアルに感じていて>>続きを読む

十手舞(1986年製作の映画)

1.0

石原真理子さんは今何してるのでしょうね。
未DVD化作品なので昔TV(フジのゴールデン洋画劇場)で見た記憶を頼りに。
新体操と殺陣とミックスしたって一種の「ガン=カタ」みたいなモン(?)で石原真理子演
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

本来なら「う~ん考えさせられる。本当にこんな酷い話が決してフィクションではなく現実にあるとは( `・ω・) ウーム…」とならねばならない所かも知れませんが正直な感想としては

『エイリアン2』✖️『仁
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.7

正義は勝つ!

鬱とかスッキリしないと言う意見が大半を占めてますが個人的にはこれ以上の大団円は無いのでは?!

容疑者その①アレックス(ポール・ダノ)は冤罪でケラー(ヒュー・ジャックマン)に拉致されて
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜(2016年製作の映画)

2.0

4話全部通して見て纏めて全部の点数として40点くらい。
あくまでも個人的な感想です。
と言うのはガンダムで見たいモノがほぼありませんでした!!

とりあえずの完結、まだ『ルウム編』がありますが一応終わ
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

うちの奥さんは途中からボロボロ泣き出していて後で聞いたら、最後は原爆で全員死ぬと思っていたそうです。
何故広島でなく呉に原爆が落ちるの?についてはパラレルワールド的な事だそうです。((°ω°)...)
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無垢の祈り(2015年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

フミ(福田美姫)のあまりにも悲惨な日常と異常な連続殺人。

原作既読ゆえ結末は分かっているので見てる間兎に角「早く終わって欲しい」と思ってました。
矛盾してますが、それ程フミが味わっている地獄の様な毎
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アルジェの戦い(1966年製作の映画)

5.0

幻に終わった『ホドロフスキーのDUNE』制作時、ホドロフスキー監督は南米ゲリラに取材し、また砂漠の戦闘シーンのロケ地としてアルジェリアの砂漠地帯で政府全面協力の下、壮大かつ幻想的な一大戦闘絵巻を撮影す>>続きを読む

デスノート Light up the NEW world(2016年製作の映画)

4.0

死神大王が己の後継者を選ぶべく死神達に「キラ」を再び人間界に現出される事を命じる。
新たな「キラ」を誕生させ最も多くの人間を殺させた者が次の死神大王の座につけるという。
次期死神大王の座をめぐり6人の
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.5

やっぱり「美術」「デザイン」「衣装」でしょうね。
非現実的な迄の鮮やかな色の洪水の如き世界。
それも決して派手派手にならず中間色で纏められた非常にシックで落ち着いた風合い。
雪の白さにも暖かみを感じま
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Beyond the Black Rainbow(原題)(2010年製作の映画)

3.5

原題『黒い虹を越えて』

何処かの研究所らしき施設。
科学者(?)ナイル博士と職員の中年女性そして美しい女性「エレナ」
主要な登場人物はほぼこの3人のみ。

エレナはこの研究所に監禁状態で、
ナイル博
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ゴジラ対メガロ(1973年製作の映画)

2.5

ジェットジャガーでパンチパンチパンチ!(ジェットジャガーのテーマ唄・子門真人)
ゴジラの末期も末期の作品。
妙に丸っこい目の可愛いゴジラは子供達のヒーローで普段は怪獣島かなんかにいて確か地球の危機にな
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インセプション(2010年製作の映画)

4.5

『ブレードランナー』(以下BR)よりもPKディック的な世界のSFサスペンス。
夢と現実の境界線が曖昧になって行く不安やゆらぎを描く作品は日本では『ドグラ・マグラ』が有りますが、
ディックもこういった話
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

4.5

「その裏には1人の女が居た」とか「それを実現させた3人の男」とか言う「女」「男」キャッチコピー止めていただけませんかね。
いきなり意味不明な事言ってますが、この映画、映画館に見に行かなかった理由はそこ
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

-

木星の裏側に隕石が落ちたぐらい自分には関係ない興味無い世界だった。
最後にゾンビが本当に現れてあいつら全員殺しても隕石が落ちて地球が滅びても何の感情も起こらなかっただろうな。

フォロー先レビュアー様
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD(2015年製作の映画)

1.0

『エヴァンゲリオン』幻の最初の劇場版は『進撃の巨人』にソックリで、ATフィールドで囲まれた人類最後の砦に1本だけ外界と繋ぐ橋があり、そこを通って使徒がやってくる。
その使徒は人間を食べる。
選ばれし少
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少女(2016年製作の映画)

1.0

湊かなえの小説ってこまっしゃくれた厨二病でも高二病でもないその二つをうわべだけなぞった様な頭だけは小利口な性格のひん曲がった根性の腐ったガキが出て来ていつも死ぬ死ぬ殺す殺す(実際死んだり殺したりする)>>続きを読む

ヘルケバブ 悪魔の肉肉パーティー(2015年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

トルコ版『ヘルレイザー』又は『ジェイコブズ・ラダー』?
ヘルレイザーのピンヘッド始めセノバイド達が地獄の聖者とも言うべき苦行者の様な一種の崇高さが有るのと比べると『ケバブ(邦題)』の方はひたすら下品・
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

5.0

『ジョジョ第一部』がアニメ化されたら毎週ゾンビがやって来てそれを倒すと言う展開になるのでは、誰かが言ってましたが今やってるTVシリーズ『死霊のはらわたリターンズ』はまさにそんな感じ。

この『死霊のは
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ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ(1985年製作の映画)

4.0

日本未公開・未DVD化作品。
初めて見たのは高円寺にかつてあった「オービス」と言うマニアックな品揃えのレンタルビデオ屋に置いてありそれを借りて見ました。

「第一章・美(beauty)」
「第二章・芸
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死霊のはらわた(2013年製作の映画)

1.0

「方向性の違い」この一言につきます。
『死霊のはらわた』とはアッシュ・サーガでありアッシュに当たるキャラクターがいないのでは『死霊のはらわた』をやる意味無いと思ってしまうので。
でもスプラッターや残酷
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怒り(2016年製作の映画)

5.0

『セブン』のジョン・ドゥの部屋。
現代アートの様な狂った内装。
一室には壁一面の大量のノートとそこにビッシリと書かれた日記とも詩や創作文ともつかない之また大量の文章。
その1頁。
「我々は病める何とく
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地球に落ちて来た男(1976年製作の映画)

4.0

地球に落ちてきた異星人ニュートン(デビッド・ボウイ)がその進んだ科学力を使って地球で巨万の富を築き星に帰ろうとする。
之またストーリーに殆ど意味は無い。

インチキな日本趣味デザインが随所に登場するの
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赤い影(1973年製作の映画)

4.2

ニコラス・ローグ監督は撮影監督出身で、映像で見せることがやはり一番なのか、脚本・演出畑でないところも作品をより難解で意味不明な物にしていると思います。

この『赤い影』はネタバレ厳禁映画に一応分類され
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HiGH&LOW THE MOVIE(2016年製作の映画)

3.5

幻想小説『アフリカの印象』で有名な作家レーモン・ルーセルの『新アフリカの印象』と言う小説は(カッコ)の中に更に((カッコ))更に(((カッコ)))と韻文が延々と続く言語実験小説で邦訳不可能と言われてお>>続きを読む

MEATBALL MACHINE -ミートボールマシン-(2005年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

『シン・ゴジラ』の高橋一生・主演。
一生さん目当てにグロ耐性がない方が見てしまうとエラい事ですが(笑)
醜悪な小人型エイリアンのタガメみたいな生体マシンが人間に襲い掛かりズルズル触手を伸ばして寄生して
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

5.0

聴覚障害を扱った作品なのに何故字幕が付かないのか、と言う意見が湧き上がっている様ですが。
自分は「なら全部の映画に字幕を付ければいい」と思います。
でもそれに深い考えは全くなく邦画に字幕が有ろうが無か
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夜明けのランナー(1983年製作の映画)

-

渡辺徹が太る前、アイドルとして売り出してる時期(?)の作品。
この映画には思い出があり当時、小学生の自分が父親に連れられ『スターウォーズ・ジェダイの復讐』を見る筈が詳細は忘れましたが上映時間に間に合わ
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ファンタズム(1979年製作の映画)

4.1

『ジョジョ第四部』の自動追尾式爆弾スタンド「シアーハートアタック」は本作の殺人球「シルバースフィア」が元ネタですね。
何処までもしつこく追ってくる所とか犠牲者が口いっぱいに頬張ってるビジュアルとか。
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男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(1980年製作の映画)

1.0

生まれて初めて最後までちゃんと見た男はつらいよでした。
結論から言うと寅さんと言う存在が自分には受け入れられませんでした。
何かつるんとした子供の様な顔が無垢な存在の様でありつつ、オツムが足りない子の
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

本国では酷評との評判や、見た方のレビューでも微妙と言う感想が多いのは肯けますし映画自体の出来はけしてよくないと思います。
自分も正直ゴミ映画『ROOKIES卒業』に似てる気がしました。
ROOKIES
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

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シャイア・ラブーフはトランスフォーマーそしてインディ・ジョーンズと大作に次々と起用されて一体この下がり眉は何者なの?と当時思ったんですが。
「スピルバーグの秘蔵っ子」とか、スピルバーグの愛人か?とも思
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デッドプール(2016年製作の映画)

4.5

やっと見た!...:(ヽ'ω‘):

もう感想は書き尽くされているので今更言う事もありませんが...

1番笑ったシーンはデッドプールが吹っ飛ばされて場面転換、同じポーズのウェポンXIのフィギュアが転
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