さかいさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

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BSプレミアム、字幕版にて初見。名作をようやく。
まさかの展開続きで楽しくおかしく堪能。今見ると名優だらけなのも良き。

用心棒(1961年製作の映画)

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BS放送。何回目だろう。
元日にWOWOWで放送されていたので見た。大昔にNHK BSで放送された時は消されていなかった思いがけないセリフが消されていたので、放送局的な問題なのか時代的な問題なのか。

MIFUNE:THE LAST SAMURAI(2015年製作の映画)

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BSにて初見。
三船敏郎にまつわる逸話と共演者や関係者へのインタビュー集。加藤武さんの中途半端な英単語使用とか、取材対象者それぞれの回答が面白い。ドキュメンタリーとして見事。

2021年1本目。

ラヂオの時間(1997年製作の映画)

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BSにて初見。「三谷幸喜監督映画として第1作目で最高傑作」と聞いて。
三谷作品をあまり見ていないが、確かに本作は絶妙な塩梅。「あ、好きなんやな」という名作のオマージュが多く、人気の高さも納得。良き。
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チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

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CSにて初見。
キャピキャピ感とスポ根感が満喫できる。涙が少ないのも良かった。群舞の場面を最後の最後まで貯めたのは良かったけど、俯瞰が少なく演者の努力が薄れた感があったのは勿体ないかなぁ。

土屋太鳳
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ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

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VOD、字幕版にて初見。歴史弱者が懲りずに英国王室ものを。

衣装ヨシ、美しい借景ヨシ、実力俳優ヨシ。なのだけど、、、いわゆる今のアメリカ問題を露骨なセリフでメアリー、エリザベス双方から出てちょっとゲ
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

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BS、字幕版にて初見。見逃し補完。
雑に言うと「ララランド」的恋物語で、こういうの好きです。いわゆる「今のアメリカ問題」を盛り込んだ内容ながら、濃い冗談で昇華させるところに作り手の技量を感じ、違和感な
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

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VODにて初見。「幼稚園児なのか」くらいのクレしん弱者がようやく見ました。
物語的にも活劇的にも見事。駐車場の車両が「デフォルメされてるけど特定できる」とか、追跡側の車両の統一などに水島努感を感じたり
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

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BDにて初見。
CGの扱い方に気付いてからは劇中で「?」が失せて楽しめた。説明不足なSFで何でも説明してくれる時代からすると懐かしい味わいで引き込まれる。基本的に限られた場所での室内劇が多いが、ここ一
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DARK STAR/H・R・ギーガーの世界(2014年製作の映画)

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CS、字幕版にて初見。
記録映像的なインタビュー集?。お若い頃の映像資料が無いのか、基本的に終盤期の御大ばかりが出てくるけどゴーストトレインとかバーで楽しそうにしているの見ると、なんかやり終えた感あっ
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ブルーラグーン(1991年製作の映画)

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BS、字幕版。たぶん初見。
続編だけど前作の結末が若干アレンジされて開始。そこは別に構わないけど、生まれた島に戻るのは悲劇なのか喜劇なのか。
後半のアクションを乗り越えての転換で、前作とは異なる結末な
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青い珊瑚礁(1980年製作の映画)

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BS、字幕版。幼き頃の地上波放送以来の再視聴。
無人島物語として始まりから終わりまで描写が丁寧で、結末も意外性があって「こんな話だったのね」と。主演どちらも終始布面積が少なく魅力的な肉体映像美で、時代
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続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画(2020年製作の映画)

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VOD、字幕版で初見。一作目を未消化のままに。
確かにどことなく演出ありきっぽく見えたけど、娘ちゃんの突き抜けた演技が凄くて不満は相殺。でも今見ても話題性としては遅いよね、と。

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

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BSプレミアム、デジタルレストア版、字幕にて初見。
中盤まで「この3作目は必要だったのか?」と感じるくらいに少し冗長に感じたけど、終盤で全て払拭された。特に結末が良かった。
あと個人的にはブリジッド・
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

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BSプレミアム、デジタルレストア版、字幕にて初見。
物語の味わいが1作目と大きく変わりつつ、終盤の駆け上がりなど熱量の高まりはシリーズ作として一貫性が感じられ、見事。
今も頻出する「傑作の続編は無い」
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

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BSプレミアム、デジタルレストア版、字幕にて初見。
まず古い作品とは思えないくらいに画が綺麗なのはレストアの効果、と感動する。音も美しい。

幼い頃の地上波放送以来の再挑戦。当時は退屈すぎて途中リタイ
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記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

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VOD、字幕版にて初見。見逃し補完。
劇中でセリフ引用もされているけど「大統領の陰謀」のように、静かながら熱の高いドラマが見事。何よりブッシュJr.陣営の不正暴露ネタだから、自分が生きる時代の話題だか
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キャッツ(2019年製作の映画)

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VOD、字幕版にて初見。そもそも「キャッツ」自体が初。
こういう物語だったのだな、と初めて知りました。実に映画的な画が多いように感じて、まさにミュージカル映画なのだなと。
冒頭場面から上質なゲームの画
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ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

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BS放送にて初見。原作読まず。
主演2人の熱量の高い演技は期待以上。原作の活字補完のためにミュージカルにして気持ちを歌に載せる、というのも悪くないと思う。しかし折角の舞踊場面でカットを細かく切るのは残
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海辺のホテルにて(1981年製作の映画)

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CS放送、字幕版にて初見。
彼女が上がれば彼が下がり、彼が上がれば彼女が下がる。全編に渡ってテンポが速いが特に序盤の速さは強烈。その反動で中盤の展開が印象深くなる(気がしてる)。
味わいとしては、まだ
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

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VOD、字幕版にて初見。見逃し補完。
状況・環境の変化が心の豊かさと比例していく様の描き方が絶妙。前半と後半の物語の色分けも丁度良く、感情移入しやすい展開で良き。

マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

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BSプレミアム、字幕版にて初見。原作読まず。
実年齢ではそれなりの主役2人が、何歳の設定だったのかは気になるところ。浮気を気軽な行為とせず、あくまで許されざるものと前提にしているのはイーストウッド的な
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ビッグケーヒル(1973年製作の映画)

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BSプレミアム、字幕版にて初見。老いたジョン・ウェインしか見た事が無いニワカです。
情に厚く、人望が高く、射撃の腕前も一流で、怪我にも負けない。絵に描いたような理想像的なヒーロー像ながら、ステレオタイ
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遥かなる大地へ(1992年製作の映画)

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BSプレミアム、字幕版にて初見。今回もNHKを信じた。
婚姻関係のクルーズ&キッドマン主演、巨匠監督、英国人設定、という点でモヤモヤしていたものの、美しい情景と見事な衣装・調度品と迫力あるアクションシ
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顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

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VOD、字幕版にて初見。初めてのアニエス・ヴァルダ。
まず冒頭の「出会っていない」でやられる。実録的ロードムービーと思っていたものの「結末はどう繋げるのか?」と思っていたら、見事な結末が待っていてまさ
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センセイ君主(2018年製作の映画)

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BS放送にて初見。原作読まず、見逃し補完。
膵臓は見ず、カケグルイとか今作の印象が強い浜辺美波の顔芸を堪能できる。コメディに全振りながら意外としっかりしたオマージュシーンも多く、意外と経験値を問われる
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

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BS放送にて初見。原作読まず、見逃し補完。
小松菜奈嬢目当ての筈が、清野菜名・松本穂香・山本舞香と粒揃いの配陣でオープニングで満足度高騰。コメディの挿入や一本調子でない恋愛劇と結末で映画作品として満足
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ガルヴェストン(2018年製作の映画)

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VOD、字幕版にて初見。メラニー・ロラン監督作と聞いて。
ギャングと途中で拾った幼子の逃避行、と思ったら一筋縄で終わらない意外な結末。オサレな映像と陰湿な音楽により、エル・ファニングの色白さが際立つの
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俺たちダンクシューター(2008年製作の映画)

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VOD、字幕版にて初見。
安定の「俺たち」系列かと思ったら、細やかな配慮が目立つ町興しドラマで意外。そして演者が豪華。70年代のフリント、主人公達の状況、愛車で想像すると大円団のセリフの数々に軽く泣け
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娼年(2018年製作の映画)

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BS放送にて初見。おっぱい目当てで見た筈なのに、想像以上におっぱい量が多すぎて頭が変になりそうだった。
物語は松坂桃李演じる主人公の成長物語的だったけど、裸体濃度とエロセリフが多くてファンは堪らんだろ
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

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CS放送にて初見。「七人の侍」「荒野の7人」履修済み。
元ネタに沿う部分は薄いけど、現代に合わせて作り直したって意味では「南北戦争後」とか歴史設定を整えていて見事だと思う。
後半に荷車とバリケードで騎
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

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BS放送、字幕版にて初見。
恥ずかしながら韓国内でのこのような事件は知らぬ身だったので、歴史勉強として大いに楽しめた。にしても1980年の街の再現は凄い。広告看板とか自動車とか、工夫も巧みだし後半のア
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パラサイト 半地下の家族 (モノクロVer.)(2019年製作の映画)

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BS放送、字幕版にて初見。
オリジナル版鑑賞、作品解説を経て日を空けずに見て、再確認的に楽しむ。モノクロ用に画質調整した、との事だったが我が家の液晶テレビでは良さが感じられず。悪くは無いけど、オリジナ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

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BS放送、字幕版にて初見。ようやく。
基本的に国産とアメ産映画ばかりみているので、想像していたよりもスタイリッシュな映像とオサレな音楽、そして頻繁に挿入される笑いで「韓国映画」という枠組みが分からなく
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

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CS放送にて初見。原作読まず、見逃し補完。
松岡茉優嬢を思う存分堪能できる。逆に言うと嫌だと受け付けないだろう。好きならこれほどの作品はなかなか見られ無いと思う。
物悲しい慕情劇だが非常に辛辣で痛烈、
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追憶(2017年製作の映画)

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CS放送にて初見。
まず出演人が脇役に至るまで豪華。平たく言うと「超豪華な火サス」だけど、映画だからこその良さは全編に渡って味わえる。大変良き。