さかなさんの映画レビュー・感想・評価

さかな

さかな

プラネタリウム(2016年製作の映画)

3.5

大事なのは捨て去ることだよ
 何を?
感情を分かろうとして演じることを
わからないまま演じればいい

ー 人は皆叶えられなかった夢を
心のどこかで悔いている ー
だから映画を撮る

亡霊にとって私たち
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ハッピーアワー(2015年製作の映画)

3.9

なぜ、この 日常に溢れるほんの些細な感情たちを、こんなにも映画に写し出せるのだろうかと、今回も思いました。

出てくる登場人物が、それぞれ本当にこの映画の人生を送ってきたのではないかと思うほどの合致。
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.1

広島の平和記念資料館に行った時、 
「被爆の遺言一被災カメラマン写真集ー」より

真っ赤、いや違う、
黒みがかった朱色、
そんな気もする。

とにかく過去一度も見たことのない、
あざやかで、強烈な色だ
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白夜 4K レストア版(1971年製作の映画)

4.4

この映画を見たことを、きっと忘れないなと思った。
映画を“見る”とは、どういう“こと”なのか。
なぜ映画をつくるのかも大切だけれど、なぜ映画を見るのかということを考えることも、とっても大切なんだと思う
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.8

途中死にそうになりながらも見た🐘
松岡茉優さんの体の動かし方大好き!他にも見たい!

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.9

森見登美彦さんの言う、ご都合主義バンザイが浮かびました。
あったかくて幸せな気持ちになるなぁ
帰り道にはポッカポカになる寄せ鍋みたいな映画🍲
なんか無性に本が、文字が読みたくなった
そして、主題歌のイ
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リトル・ダンサー デジタルリマスター版(2000年製作の映画)

4.5

きらめいたショットたちの集まり✴︎・:

映画のためのストーリー、ではなく
ビリーの人生、その様を
映画がとらえていく、そんな作品でした。
そして
その捉え方がなんとも美しくて、おもしろくて、優しさに
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

ゴジラのテーマの圧倒的な素晴らしさ
奇怪で恐ろしくも、心の底から力が湧いてくるような、この曲のかっこよさを改めて感じました

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.0

感想として合っているのか分からないけど、なんだかとてもすっきりした。

音声の効果が全て素晴らしい、
音楽の使い方も、どの音にフューチャーして大きくするかも、全て映画の演出の一部になっていて、何度もは
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.7

松たか子さんが主演だからこそ、とても素敵な映画になってる気がした
声がスーッと心に入ってきて耳を傾けたくなる、そんな松たか子さんの魅力をこの映画で改めて感じた

最初に大人たちのパートがあることで、そ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.6

この映画を見ていて、これはフィクションだけれど、私たちの生きる現実世界のことを表しているという感覚がずっとあった。すずめがミミズをとめるたびに、私たちの世界ではそれは止められないという現実がよぎって、>>続きを読む

千年女優(2001年製作の映画)

3.5

最後のセリフにあっけらかん。

やっぱり音楽が好きです。

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.7

やたらと日本を意識したものが出てきたのは、何かしら意図があるんでしょうか?
ちょっと気になりながら見ていました。

ラストシーンは素敵でした。歌も最高。

ジュリア・ロバーツが可愛すぎるのと、ヒュー・
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エル・スール(1982年製作の映画)

4.0

父、そして遠い地“エル・スール”への憧憬
そういう子供の頃にあった記憶が断片的に思い起こされる
こんなにも子供の眼差しになれる映画はない、、、

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

4.1

結構好きだった記憶
雑誌で紹介されて見た
見返したい