さかたむさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

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人口知能搭載型OSとの恋愛模様を描いた作品。設定がとても面白いです。そう遠くない未来には、このような恋愛のかたちも普通になってくるのかもしれません。終始興味深く鑑賞をしておりました。エロい意味でもそう>>続きを読む

あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

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タイトルが全てを物語っております。旦那様とヒロインがストーリーの進行と共に互いに惹かれあっていく様子がとても丁寧に描かれております。素敵です。ただ格差恋愛でもあるわけで…。ラストシーン、個人的には好き>>続きを読む

楽園(2019年製作の映画)

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生け贄、身代わり、スケプゴート。この作品を端的に表すとするならば上記の言葉でしょうか。そして、ターゲットにされた人が徐々に追い込まれて壊れていく様がとてもリアルに描かれておりました。集団心理の恐ろしさ>>続きを読む

アンドレア・ボチェッリ 奇跡のテノール(2018年製作の映画)

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盲目のテノール歌手アンドレア・ボチェッリが有名になるまでが描かれております。ハンディに臆することなく紆余曲折がありながらも努力を重ねてやがて夢を掴む話は胸を打たれます。エンドロールの歌声はやはり鳥肌も>>続きを読む

ステップ(2020年製作の映画)

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独身のおじさんが鑑賞中に何度もうるっときてしまうぐらいなのだから、子育てをご経験された方、現在進行中の方、これから迎えようとしている方々が鑑賞したらより共感や感動も多いのではないでしょうか。まして本作>>続きを読む

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

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レニー・ゼルヴィガー圧巻の演技。痺れました。ラストのover the rainbow。このシーンを鑑賞するだけでも価値があると思うのは私だけでしょうか。波乱万丈という言葉ではとても言い尽くせないほどの>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

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笑った笑った。とにかくよく笑いました。こんな時期だからこそあえてコメディ映画を鑑賞するのは割りとアリなのかもしれません。三谷作品は面白いうえに毎回豪華キャスト。何より元気をもらえます。今回の作品も、総>>続きを読む

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

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好みは分かれますかね。個人的には今作品がより魅力的に感じました。前作と全く同じストーリーなはずなのに違う作品を鑑賞しているような感じ。追加分がより効果的に描写されているからなのかもしれません。あとは、>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

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使命感。託された想い。この二つが、主人公の中で生まれてから初めて、覚悟を決め、本当の意味での任務遂行へと邁進していったように思います。
身近で何かよっぽど強烈な事が起きないとなかなか人は心も体も動かな
>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

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物凄いインパクトのある作品。147分ただひたすらにカルト宗教を見せられた感じ。描写は綺麗なのですが、宗教観からくる行為が不気味というかおぞましいというか。じわじわメンタルに来るのですよね。個人的には何>>続きを読む

Fukushima 50(2019年製作の映画)

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東北出身者として。そしてもうすぐ10年を迎える節目もあってどうしても鑑賞したかった作品。この映画を通して、あの時に分からなかった現場の緊迫感溢れる様子。何より極限状態のなか最前線で闘った人達が大勢いた>>続きを読む

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

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予想以上に下ネタが多くて驚きましたが全く問題なし。シャーリーズ・セロンがとにかく美しい。この美貌から下ネタが出るギャップが個人的には堪りません。『スィート・ノベンバー』、『サイダーハウス・ルール』を鑑>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

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97分という比較的短い上映時間にも関わらず、がっつり感情移入してしまいました。それだけの衝撃がこの作品にはあります。何より結末が全く予期せぬ展開で。当時は今よりも理解がまだまだ進んでいないとはいえ、判>>続きを読む

世界の涯ての鼓動(2017年製作の映画)

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ジェームス・マカヴォイとアリシア・ヴィキャンデルの関係性、ノルマンディーの自然描写はとても美しかった。ただ、ストーリーがいまいち感情移入までには至らず。個人的には不完全燃焼。お互いを想い続ける二人の強>>続きを読む

イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

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実話。自然描写が美しいロードムービー。とてもメッセージ性が強く、考えさせられる作品。とにかく胸に刺さる言葉が多い。自分で選んだ人生とはいえ、志半ばであんな感じになるのはさぞ主人公はやりきれなかったこと>>続きを読む

AI崩壊(2020年製作の映画)

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豪華キャストだったので、大作の位置付けなのでしょうか。ストーリー展開は犯人含めてなんとなく想定内ではありましたが、テンポが良くて中だるみもなく飽きずに鑑賞が出来ました。AIもご多分に漏れず。有効性だけ>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

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さすが賞を総ナメにするだけの作品です。面白かった。韓国映画、やはりクオリティが高い。あっという間の132分でした。個人的には何も情報をいれず、ただただ鑑賞することをオススメいたします。感想としては、そ>>続きを読む

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

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タイトルに興味を持ち手に取りました。登場人物も少なく演出にも派手さはない。けれども癒されるというか、なぜかほっこりしてしまう。そんな優しい作品です。もっと二人の旅路を見ていたかったかな。道中のかけあい>>続きを読む

スキャンダル(2019年製作の映画)

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闇の深さを感じられずには入られなかった。結構字幕もストレートな表現だったし、ハラスメント以外にも社会的な要素が含まれていて思ったよりも重めな作品であったように思います。ハラスメントに対して改めて考え直>>続きを読む

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

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実話。感動はするけど、いまいち心から喜べないというか。なんと言っていいのやら。うまく言葉に出来ない感じです。良作なのは間違いありません。ただ、実話であることがある意味ショックでもありましてね。とにかく>>続きを読む

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

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面白かった。テンポもよく迫力も十分。飽きずに鑑賞出来ます。死ぬことで時が戻る稀有な能力を駆使しながら徐々に強くなっていくトム・クルーズがとにかくカッコ良かった。エミリー・ブラントの凛とした美しさも印象>>続きを読む

オブリビオン(2013年製作の映画)

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最初は静かに淡々と展開されるストーリーで、正直単調な感じは否めません。しかし、つまらないと判断せず鑑賞を続けてください。以外と考えられており、普通に楽しめる作品になっております。タイトルの意味でもある>>続きを読む

サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

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学生時代の仲間ってやっぱりプライスレス。年を重ねてもなお今も繋がっている数少ない仲間、友人には本当に感謝しかありません。鑑賞終了後にしみじみと思いました。ラストがまた素敵。個人的には好きな終わりかたで>>続きを読む

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

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自然描写と音楽はとても綺麗。けれども主人公を取り巻く現実社会がもうなんというか闇が深くて救いがない感じ。だからこそ主人公はリリィを拠り所に必死に過ごしていたのかもしれません。思春期特有の情緒不安定さや>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

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めちゃくちゃ面白かった。ストーリーが壮大。そして相対性理論を絡めながら展開する感じが難しくもありつつ、どんどん作品に引き込まれていきました。時間軸の違いによる父と娘の風貌の逆転現象には切ないものがあり>>続きを読む

ハプニング(2008年製作の映画)

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見えない恐怖。ある種のパニック映画の類いでしょうか。それは突然やってきて人々を混乱させます。そしてまた…。原因はこれと断定せず考察を鑑賞者に委ねる感じ。今回もシャマラン作品の世界観にどっぷりと浸らせて>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

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他のレビューの皆さまもコメントしてますが、まずお伝えしたいことは、本作を鑑賞する前に少し事前リサーチが必要です。具体的にはシャロン・テート事件やこの時代のアメリカについて。背景を踏まえたうえで鑑賞する>>続きを読む

火口のふたり(2019年製作の映画)

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ざっくり言うと、秋田が舞台で登場人物が二人だけ。そして、この二人が従兄妹の関係でひたすら致している。そんな作品です。セックス描写が多く妙に生々しくてストーリーが全く入ってこなかった。原作を読めばまた色>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

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想像を絶するような生い立ち、社会的不条理、自身の精神疾患など。様々な要因が絡まりあいながら、一線を越えてしまい、たどり着いた先に生まれてしまったのがジョーカーだった。という感じでしょうか。 ヒース・レ>>続きを読む

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

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良く言えば超個性派。悪く言えばブッ飛んでいる。そんな家族が孫のコンテストをきっかけに家族としてまとまっていく心温まるロードムービー作品です。コンテスト会場までの珍道中が本当に面白い。ドタバタな場面があ>>続きを読む

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

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本作鑑賞するために、もう一度過去の二作品を見直してから挑みました。完結編だけあって超大作の165分。3作品通して語り尽くせないほど沢山の出来事はありましたが、最後はやっぱりヒーローとして終わるような演>>続きを読む

僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

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まずはベイリーにお疲れさまでした。と、心からお伝えをしたい。前作を通じて何度も転生しながら主人公と主人公の孫を守りつつ、幸せも同じくらい与えてきたわけだから。本当に長い長い旅路だっただろうなと。 スト>>続きを読む

LIFE!(2013年製作の映画)

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全ては最後のラストシーンのためにあり。きっかけはネガを探すためとはいえ、壮大で波乱万丈な旅を継続することで新たな可能性を生み出していき、成長していく主人公の姿がキラキラと輝いていて素敵でした。前半は空>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

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なんとなく手に取り鑑賞しましたが、大正解でした。めちゃくちゃ面白かった。
実話で153分の構成。一見長い上映時間であると感じますが、男のロマン、友情、家族愛、紆余曲折、喜怒哀楽が沢山詰まっております。
>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

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優しさいっぱいの素敵な作品でした。家族とご先祖様を通しての愛溢れる物語。個人的にはお盆の時期に鑑賞が出来て良かったなと感じてます。お子さんだけでなく、大人が鑑賞しても十分楽しめます。ストーリー終盤にグ>>続きを読む

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

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安住より楽しさを求める。犯罪という間違ったかたちでの描写ではありますが、この主人公の生き方にはとても憧れるし何より魅力的に感じました。ロバート・レッドフォード最後の作品というのもあり思わず手に取りまし>>続きを読む