sakichiさんの映画レビュー・感想・評価

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アマンダと僕(2018年製作の映画)

3.8

恵比寿ガーデンシネマで。

突っ込みどころはいくつかあれど、フランス映画らしくしっかりとリアルなヒューマンドラマだった。最近のテロなどの社会情勢も交えて、実にリアルだった。

そしてステイシー・マーテ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.9

飽きさせないけど、そこまでハマらなかったな。

リリー・ジェームズの太ももが良かったです。

男はつらいよ 寅次郎春の夢(1979年製作の映画)

3.7

初の外国人登場〜!
どうしたらいいかわからずジタバタしてるとらやのみんなが微笑ましい。

まさかのさくらが惚れられて、日本の愛情表現とアメリカの愛情表現の話に。
日本人は昔から不器用で、だからこそ夏目
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男はつらいよ 翔んでる寅次郎(1979年製作の映画)

3.8

桃井かおり登場。昔から声が低くて美しいねえ。

寅さん、結婚の仲介。人と人を繋げるのは3回目か、4回目か。

寅さんに諭されて、愛のあり方を考えるひとみ(桃井かおり)。自分の幸せより、相手の幸せのため
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男はつらいよ 噂の寅次郎(1978年製作の映画)

4.2

こりゃ、また私的どハマり寅さんだわ。

なんせヒロインの大原麗子が綺麗だの、美しいだのなんので惚れてしまって、どうしようもなく好きになってしまいました。

そしてヒロシのお父さん再来。いつもいいこと言
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男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく(1978年製作の映画)

3.6

木の実ナナ〜!!マイケルジャクソンぽい〜

武田鉄矢、いいなあ、キャラがしっかり確立されてて素晴らしい。そして脇の脇の竜雷太。何処かで見たなあと思ったら竜雷太よ。

未来を見据えた幸せか、自分が求める
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男はつらいよ 寅次郎頑張れ!(1977年製作の映画)

3.7

何作目や??20作目!!

もうすぐ半分だな。

中村雅俊と大竹しのぶ。

中村雅俊はどちらかと言うと不細工で不器用なんだけど、映画の台詞を借りるなら「よく見ると目鼻立ちが通ってる」といった感じ。少し
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ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

4.2

上の句に引き続き鑑賞!

上の句のメガネくん編ほどの感動はないけれど、それでも松岡茉優の演じる若宮詩暢がいいアクセントを加えている。

個人戦で千早と当たり、新の前で燃える戦いをした後の「楽しかったね
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

4.3

最高の青春映画!

僕の邦画史上平成No.1のどハマり青春映画だと思う。とは言ってもそこまで邦画の数は観ていない。

しかし何とも素晴らしい映画だ。広瀬すず、野村周平、そしてこの映画をきっかけに芸名を
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ラストタンゴ・イン・パリ(1972年製作の映画)

3.7

不思議な魅力に溢れた映画。

町山智浩さんの映画学校の動画をYouTubeで観て復習した。マーロン・ブランドは台詞を覚えないで有名なそうな。だからマリア・シュナイダーの顔とか身体に台詞を書いてたんだと
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男はつらいよ 寅次郎と殿様(1977年製作の映画)

3.8

伊予・大洲城主の末裔、現代で殿様と呼ばれる世間離れしたおじさまとその亡き息子の奥さんまりこさんのお話。

人探しに付き合わされたら、やっぱりあの女性が!寅さんが人を繋いで微かな希望を見出すもあっけなく
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男はつらいよ 寅次郎純情詩集(1976年製作の映画)

4.0

個人的良回!
何回も泣かされた。

若い娘に恋しながらも、周りの声から娘の母親にターゲットがうつる。これが実に自然、かつ純粋、純情。
毎日毎日会いに行く。その死後も、さくらと話し合う。あの人だったら、
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男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け(1976年製作の映画)

4.0

寅次郎夕焼け小焼け、この回は普段よりもより人情に焦点を当てた作品じゃなかろうか。

有名画家先生をかばって奢るところから始まり、騙され為す術のない人のいい芸者、同情(惚れて)してどうにかしてあげたい寅
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男はつらいよ 葛飾立志篇(1975年製作の映画)

3.5

もう16作目?まだ16作目。

今回はそこまで熱い恋では無かったかな。終わり方もあっさり、でもなんかホッコリ。勉学というものに興味を持つ寅さんもいい。

そして米倉斉加年さんのお巡りさん、男はつらいよ
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天国でまた会おう(2017年製作の映画)

4.0

久しぶりにこの空気感の映画を観た。何か幻想的で、不思議とリアルで、心に引っかかる映画だ。

近年でいうとギレルモ・デル・トロ監督の『パンズ・ラビリンス』なんかが似た雰囲気だろうか。

絶対的権力の父と
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.1

黒人×白人の感動映画。皆さんも頭に浮かぶのは『最強のふたり』などの黒白タッグだろう。

しかし今回はより人種差別にフィーチャーして、黒人で天才ピアニストであるドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)
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最後の追跡(2016年製作の映画)

4.0

いつの時代だって長男って馬鹿なんだなとか考えながら、引き裂けない兄弟愛を目の当たりにした。自分が長男なもんで、自分のだらしなさには気付いたりする。

ジェフ・ブリッジスは『さよなら僕のマンハッタン』ぶ
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サムライマラソン(2019年製作の映画)

3.0

監督がバーナード・ローズ(彼の映画はまだ観たことがない)で、設定は日本、江戸時代の終わり。

ホームページを見ると敏腕プロデューサーのジェレミー・トーマスが企画とある。
ジェレミー・トーマスは『ラスト
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最果てリストランテ(2019年製作の映画)

3.7

試写会で。

三途の川を渡る前、死を間近にする人々が最後に会いたい人と美しい食事をし、ひとときの会話をするための「生」と「死」の狭間に存在するレストラン。

そのレストランで繰り広げられる生前と死後の
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男はつらいよ 寅次郎相合い傘(1975年製作の映画)

4.3

リリー再び!最良回!

もーう最高だった、。
クスクス笑わされて、大真面目に告白されて、冗談だろ?冗談だよな?っていう寅さんの不器用さ。おい!寅次郎!って何度もツッコみたくなるだけど、どうしようもない
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.9

2/20TOHOシネマズ日比谷
2/25TOHOシネマズ新宿

1回目はIMAX上映、2回目は2D字幕で鑑賞。

ジェミニ計画からアポロ11号によって初の月面着陸を試みたニール・アームストロングを主人
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天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

4.0

僕はこの手の映画はすごく好き。
夫婦の絆や親子の絆とはなんなのだろう。

近年やっと女性に対する世間の風当たりはマシになってきているように感じるが、昔はやはり厳しかったのだろう。才能を持っていても示す
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男はつらいよ 寅次郎子守唄(1974年製作の映画)

3.6

おいちゃんが下條正巳に変わる。しかしこのおいちゃん、イメージはガラッと変わるけれど、最初から型にはまってる印象。なんだかしっかりはまっている。

今回は子守を任され、また取り返され、幸せそうに暮らして
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.4

とうとうエマ・ストーンの裸が見れた!!笑 軽く重大なネタバレ。

それは置いといて素晴らしい作品だった。女王役オリヴィア・コールマン、本日アカデミー主演女優賞を受賞したけれど、実にいい演技だった。
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.5

久々に再見。公開時は映画館に3回は観に行っただろうか。映画好きの人たちの中でかなり賛否の別れた作品だが、僕はこの映画は大好き。

最初の高速道路パフォーマンス(ここで好き嫌い別れる)で心を掴まれて、夢
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男はつらいよ 寅次郎恋やつれ(1974年製作の映画)

3.8

吉永小百合再登場!

2年越しの吉永小百合は一段とキレイさが増して、スタイルも良く女神のように美しくなっていた。

前回柴又慕情の時はそんな思ったほどキレイではないなって書いたんだけれど、見違えるほど
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.9

原題:부산행 釜山行き

感染能力の高いウィルスに侵された人々、釜山行きの狭い新幹線内で生死を分ける人と人との闘いが始まる。

人間が死に際や死に直面する状況に陥った時、その時にその人の人柄が初めて出
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男はつらいよ 私の寅さん(1973年製作の映画)

3.6

12作目。

久々に帰ってきた寅さん、しかしおいちゃんたちとらや家族は旅行を計画してた。寅さんの旅行模様があまり描かれない作品。

今回はヒロインとの関係性は他と比べてサラッとしてるけれど、さっき言っ
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友だちの恋人(1987年製作の映画)

4.4

新文芸坐オールナイト。

いい映画だった。友達の友達は友達というように、友達の恋人が友達になり恋人になり、二股や離別を繰り返し何だか微笑ましい。

そして何よりも衣装、色使いが可愛い。特に1番最後のシ
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満月の夜(1984年製作の映画)

3.9

エリック・ロメール監督、新文芸坐オールナイト。

これは面白かったな〜。趣味嗜好の違う男女カップル。彼は効率主義で彼女は遊び盛り。ふとした彼女の発言からそのカップルに知らず知らずのうちに亀裂が入ってい
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夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

3.9

新文芸坐でオールナイト。
ホン・サンス監督『それから』に引き続き鑑賞。

キム・ミニのえも言われぬ魅力を引き出す監督に拍手。2作観るとホン・サンスの作品には生きる上での大きなテーマを主軸に置いた拘りが
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それから(2017年製作の映画)

4.0

原題『그 후』

映画のシーンから夏目漱石の『それから』に特別な思いがあることがわかる。

一昔前のフランス映画のような不安定な撮影と、少しダサくてカッコいい登場人物へのズームアップ。

"愛"と"信
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