さききちさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

さききち

さききち

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地獄少女(2019年製作の映画)

3.9

撮影時から楽しみにしていた!

参った!予想以上の面白さ!
日本を代表するダークヒーローの誕生だ!
コワすぎ!シリーズぶりに白石監督がやってくれた!

玉城ティナの死んだ目は、まるでメデューサを一瞥し
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パージ:エクスペリメント(2018年製作の映画)

3.2

「これじゃ腸の浄化(パージ)だね」
小粋な皮肉とカウンター。

そして何より、このシリーズは厨二心くすぐる衣装/小道具が最高だ!行く末気になるパンチの効いたモブキャラ多数!

原題『The First
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

2.0

極上爆音上映 立川シネマシティ(aスタ)

今年ブッチギリワースト。
突っ込む気すら失せるあれこれ。
中盤以降、1分に1度襲ってくる睡魔。
ブート版のパチモノの方がマシでは。

冷蔵庫でカラッカラにな
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.3

前半〜中盤、思わず吹き出す殺人フルコンボ!
スタイリッシュをかなぐり捨て、その凄まじさは笑いを生み出す、もはや芸術的大道芸へと昇華した!ホラー、恐怖は笑いと紙一重とは良く言うが、ジョン・ウィックのアク
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

今年ベスト。
画面内、紛れ込むフレア。
画面内、徐々に大きく大きくなってゆくフレア。
陰から陽へ。抑圧から解放へ。
判り易くも効果的な照明が印象的。

開始数分から感じる大袈裟なまでの抑圧と多重苦。
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

3.5

怨霊アベンジャーズ!悪質幽霊大サービス!
テンプレ的で良くも悪くも予想のつくホラー表現がある一方、死霊館シリーズの特筆-デーモンを扱いながらも邦ホラー的高湿度、ジメジメの後引く表現-を突然顔面パンチの
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.6

今泉監督の描く人々は、なんて愛らしいんだろう。今泉監督は、俳優さんをなんて美しく映すのだろう。今泉監督の映画に出る料理は、いつもなんて美味しそうなんだろう。

人の繋がり。人の想い。
事実、じゃなく、
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.7

【ネタバレなし】
ジャパンプレミア(映画秘宝ナイト) 念願のIMAXレーザーにて。

濃厚特盛、笑いと恐怖 つゆダクダクで提供される玉手箱!ホラーとしては1作目の方が好きだけど、恐怖表現の手数の多さと
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アス(2019年製作の映画)

3.0

『ゲットアウト』に引き続き、強烈な顔面芸。

どうしても前作に比較してしまって
オチに至るまでの散漫な部分が気になって仕方なかった。特に終盤。

あまりノれなかった。

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.5

公開初日 極上音響上映@立川シネマシティ(cスタ)にて。

序盤〜中盤は色彩の綺麗さ、心の湧きたちを具現化する素晴らしい描写の数々で、「とんでもないものを観た!」感覚が止まらなかった。

後半に進むに
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

2.5

極上爆音上映@立川シネマシティ(bスタ)にて。

脚本、編集、設定、状況描写全てが荒い。
夜なのに急に昼になったり。
急に話が飛躍したり。

2人の掛け合いも、最初は面白いものの、テンポも大して良くな
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.0

映像はリアルだけど、全く琴線に触れなかった。
オリジナル版の愛くるしさが好きだな。

セス・ローゲンのプンバァは剽軽さがあって良かった。

チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.9

恐ろしさの中に哀しさが宿る。
純粋さ、故の哀しさ。

evilではなくpure。
積み重ねた友情が、歪んだ愛情と執着に変わる。

2019年に生きたアンディとチャッキーの
孤独と承認と愛を巡るトイ・ス
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.9

大号泣からの爆笑からのまさかの展開に喜怒哀楽の三半規管が麻痺した。

前作を観ていると250割増しで楽しめる。
語彙力が崩壊する満足感。

テイストは若干前作と変わったが、
素晴らしい続編映画。

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天気の子(2019年製作の映画)

4.0

好き。
『君の名は』みたいに泣きはしなかったけど、終始包み込む雨の音、雨の東京の景色に雨粒、現実と隣り合わせの芸術性にうっとりした。

ツッコミ所は多いし、ご都合主義なところもあるし、サイコ感にヒヤッ
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.8

楽しみにしていた映画がついに日本上陸!
開始5秒で面白い!ティーネイジホラーの快作!
都内唯一の上映館、TOHOシネマズ日比谷は毎回満席続き!

殺される度に誕生日の朝に逆戻り!
タイムリピート系のホ
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カニバ/パリ人肉事件 38 年目の真実(2017年製作の映画)

1.8

佐川一政の顔がゲシュタルト崩壊する。
38年目の真実は1%程度しか無く、Wikipediaや関連文献を読んだ方が知見には役立つ(時間を無駄にしない)。
というか、関連記事を事前に読んでいないと、被写体
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

アイデンティティと世界の広まり。
じんわりくるけど、俺は3が未だに最高傑作だと思います。今回のは蛇足だったかな。

【+】
①おもちゃはおもちゃ。
生の喜びを子への従属として完結した3。
外的世界は登
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いちごの唄(2019年製作の映画)

3.8

みた。大好き。銀杏BOYZの曲たち、改めていい曲だなぁ。あの曲、イントロだけで胸が熱くなるんだ。‬

‪自分の価値と卑下と引けと劣等感と。個々の人生に、音楽がある意味。音楽がつなぐ未来。石橋静河さんの
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ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年製作の映画)

3.7

10代の頃観たかった。山戸さんすごい。‬
少女漫画原作と、食わず嫌いせず観るべし。

‪からっぽな僕や私。内にも外にもいないし、どこにいるの。行ったり来たり、揺れる境界。好きだったものを3秒後には嫌い
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.2

【ネタバレなし】
快作!エンドゲームでのPhase1-3完結、離れそうになる心をスパイダーウェブが手繰り寄せて磔にした!リアルとフェイク、信頼と不信、勝ちと負け、超越からの超越、緊張と弛緩、ユーモアと
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八甲田山(1977年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭@ 立川シネマシティ 極上音響上映にて。

名作。
地獄。地獄。白い地獄。
体力も精神も摩耗するが、悲劇と歴史は目を逸らさずに語り継がれて行かねばならない。

高倉健・北大路欣也の鬼気
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ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

3.7

劇中歌『WE ARE LITTLE ZOMBIES』でアドレナリンMAX!曲の良さ、MVシーン、ライブシーン、どれをとっても、興奮が止まらなかった。

映画×音楽。毎年、ムーラボでも指標にしてるけど、
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.5

シリアルキラーを淡々と(時に重々しく)描く作品かと思いきや、やはりラース・フォン・トリアー。一筋縄には行かない。
解放と後悔。中毒。生死と業。独白という懺悔。
前半〜中盤に時折挟まれる強烈なブラックジ
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.0

爽やか!筋肉!低音ボイス!ちょいバカイケメン!クリヘムに求める全てが全てが詰まったクリヘム偏差値高めなクリヘムを愛でる一本。『マイティソー バトルロイヤル』以降の盟友、テッサ・トンプソンは凛々しく知的>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.5

‪怪獣プロレスが5000点満点。人間ドラマ部はチャチかったけど、怪獣に特化した最高の作り。この歳になって子供の頃、ゴジラを観て夢膨らんだあの気持ちを完全再現できるとは。ラドンのローリング飛行アタックに>>続きを読む

月極オトコトモダチ(2018年製作の映画)

3.4

‪『月極オトコトモダチ』‬
初日初回 舞台挨拶付き上映にて。
TIFFからのムーラボからのここまで、かなり長かった😭😭

‪男女の恋愛は存在するか、という普遍テーマを超えて、いい意味で意外だったんだけ
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

4.0

公開当時はスルーしていた。
『愛がなんだ』の今泉監督が話題にしていたので気になっていた。

『愛がなんだ』がじわじわとナイフを突き刺してくるような痛みの映画だとするなら、『南瓜とマヨネーズ』はプロボク
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さよならくちびる(2019年製作の映画)

3.0

成田凌、どの映画もいい顔するなぁ、、、

小松菜奈、ただひたすらに可愛い、、スタイリスト伊賀大介さんの衣装もマジで可愛い、、、

あと、曲がどれも良い、、さよならくちびるのハモりは超気持ち良くて、あい
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.6

本編開始後、数カット。
映像センスに痺れた。
テロップ、反転、ドキュメント映像なのに!な構図!

イーストウッドの『15:17分、パリ行き』では当事者が再現Vの主役となり、必然と奇跡の見事な体現を示し
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オーヴァーロード(2018年製作の映画)

3.8

公開ほどなく観たのにレビューが遅くなってしまった😭

急転直下、轟音銃撃爆発絶叫雨あられ!
腹を抉る重低音と阿鼻叫喚に参ってくる気持ち!
前半、JJ製作の○○映画だと完全に忘れ、戦争映画としてのめり込
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.0

ピカチュウを筆頭に、ポケモン初代世代でも見知ったポケモンたちのキュートさ、質感(モフモフ感、ヌメヌメ感etc...)は素晴らしくて、愛でながらずっと観ていたかった。

一方で、シナリオが子供向けの域を
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E.T.(1982年製作の映画)

4.4

午前十時の映画祭
極上音響上映 立川シネマシティにて。

夢でも見ているかのような夢みたいな日々の中に、嬉しさと哀しさ、高揚と落胆、愛情や友情、信じる気持ちが詰まる。

あの有名な自転車シーンが、スク
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

4.0

午前10時の映画祭 FINAL@立川シネマシティ 極上爆音上映 にて。初めてスクリーンで観れた。

真の恐怖、真の緊張、真のトラウマ。
サメ映画の恐ろしさと面白さが詰まっている。
開けた瞬間眩い光を放
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

立川シネマシティ 極上爆音上映(aスタ)にて。

- 3000回愛してる
家族、父・母・子、愛する人
全てのMARVELファンに、全ての映画ファンに、全ての想い人に。全ての人に捧ぐ、命と勇気と想いのバ
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