構成!構成!構成!という脚本でそこに意識が向きがちになるが、どちらかというと、人の記憶は信用ならない(究極的には健常者であっても)ということの確認作業である点が重要かもしれない。
例え主人公が障害者>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
陽子が受動的に乗せてもらっていたときは人生の捌け口として通り過ぎられ、ようこもそれを鬱陶しそうにしていたが、
トイレ番(自分の厚意)でお礼を言われ、想像上の海(父)に叱られてからは少し軽い足取りで対向>>続きを読む
2022年のBTSをはじめとするファンダムへと地続きな内容
結局黒人音楽のグルーヴが0→1の源流であり最もリスペクトに値するという点の強調のされ方も丁寧だった
ドライブ・マイ・カーに繋がっているテーマ(女のいない男たち)
婚約者も一瞬つながり合えたリュウも友人も全てを失いスルギがベッドに倒れ込み泣き伏す場面のやるせなさ
そこからまた食っていかなければならない>>続きを読む
染谷将太が動きの主導権を握っているようでいて実際には石田法嗣が白痴性を伴った契機を作っているように見える(倒れ込む場面、一笑する場面)。