sakkyさんの映画レビュー・感想・評価

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ラストレター(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

画面の綺麗さ、ストーリーに配置されたギミック、すばらしかったのだけど、展開と顛末にはちょっとがっかり。
夏の川で神木隆之介くんと森七菜ちゃんが二人で語らう場面に、高校の階段で広瀬すずちゃんと卒業式の挨
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.5

結末はなんとなく読めたし、ストーリーの軸は違うけど、世界から疎外され続ける美姫と夕子の「戦う物語」だったなあってのが自分としては腑に落ちる総括かも。

人はそれぞれ自分の席を守ることに必死で、互いに常
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

パリと聞くと皆が思うのはフランス、芸術の都で想起される憧れの都市。ただ、この映画ではパリとはテキサス州の荒地の町を指す。「うちのカミさんとはパリで知り合ってね、まあテキサスの、パリなんだけど」。ダンマ>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

これは原作が素晴らしかったのもあるけど、貴族と庶民の対立が、自転車とタクシー、実家のあり方、住まう場所、東京タワーとスカイツリー、随所に描きこまれていて視覚的に「わからせる」しかけが楽しかった。地方V>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

米国の田舎のファミリードラマといった感じ。移民した家族は韓国にルーツがあるといえど、子供たちは逞しく英語を操り、アメリカのおばあちゃんらしさを韓国の祖母に求める。
おばあちゃんはおばあちゃんらしくない
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

故郷、ホームや懐かしい共同体はあるけれども、そこには職がない「ハウスレス」の主人公が亡夫や家族の思い出をトレーラーに詰め込んで各地を巡る物語。高齢者ばかりが映り込む。
GAFAの倉庫での肉体労働、雇い
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.3

interval(インドの上映館って休憩あるんだ!ってなんだか和んだ)の前と後ろに散りばめられたさまざまな伏線が回収されて気持ちいい。

ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年製作の映画)

-

え、開幕5分でもう無理すぎてびっくりしてるどうしよう、、、
溺れるナイフのノリで観に行ったら全員気持ち悪くて困ってる

アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.6

今回は並行世界の話もなく、過去の過ちとか、一本に伸びた時間軸の中で物語が展開されていてわかりやすくて良きでした。トニーがやっとペッパー女史に弱さを見せられたので、個人的には強い男が弱み見せててキュンで>>続きを読む

アベンジャーズ(2012年製作の映画)

4.0

【marvel cinematic universe phase1総括】
誰も置いてけぼりにならないSFという感じ。量子や宇宙物理などが登場人物間でマシンガンのように打ち合うものの、わかってなくても目
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泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.5

絵が綺麗、世界観も好き…だけど主人公が痛々しくて見てられなくて…

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.3

お手本の父親を喪った男の子が男の世界を通して資本主義の空虚さに取り込まれてしまう話…ってまとめられるかなあ。

タイトルの入り方、ストリートファイター、ガジェット、車、ドライブインシアター…と、隅々ま
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

2.6

途中までは悪がなかったけど、え?なに?なに?なに?ってなるのに疲れてしまったし終盤がもうこれまでの描写なんもいらんかったやんってぐらい拍子抜けで割と見なくてもよかったかな映画になってしまった

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.8

父親のいないことを気にするお母さん。それぞれがなんだかボタンの掛け違いって印象。スケボーはやはり米国の思春期ボーイズたちの象徴なんだなあ

渇き。(2013年製作の映画)

3.0

流し見しかしてないけど、親子共にぶっ飛んでいた。だから誰に寄り添えばいいかわからずであんまり楽しい映画じゃなかってなあ

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

3.1

画面は嫌いじゃなかったけど話がいまいち追えなかった気がした

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.2

これすごくよかった
ラストでやっとわかるタイトルの意味。

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.6

長澤まさみ怪演!
欲望のままに生きてく女とそれについて行くより他ない子どもの転落がすさまじい。転覆した船から投げ出されて必死にしがみついてるのがこの毒親しかいなければそれがいかにひどいことなのかも想像
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.2

繰り返す過去の中でたどり着いた結論が切なすぎる。彼の知っていた世界線のお父さんは、失敗者だったんだなあ…

なまいきシャルロット(1985年製作の映画)

3.4

ローティーン時代の無邪気な傍若無人さを描き出すのが上手い。何やっても、何されても、なんか不如意!って感じのシャルロットの苛立ちや「そうねえ、そう言う時期よねえ」と温かく見守る大人たち、心がついてかない>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

音、色、隅々まで描き込まれた映像で、ずっと頭が張りつめているような感覚だった。フランスの北を思わせる青い海と焚き火とが常に画面に寄り添っているのだけれども、海の潮風のにおい、薪が燃えて果ててく時の部屋>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.7

誰にも共感できないほど、みんな等しく狂ってるのに、どんどんのめり込まされてしまった。ラストへ畳みかけてくる展開や走馬灯がものすごくよかった。

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.3

占いのカラー場面とその後のモノクロ。カラーの方が一歩先から未来を見てるリアル側の視点を暗示?
私にはまだ早かった

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

難解だけどストーリーのスジがとてもよかった。あと数回観ないと掴めそうもない途方さと作品の奥深さを感じさせる映画だった。IMAXで観ないといけない映画だった

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