さっかもとゆきさんの映画レビュー・感想・評価

さっかもとゆき

さっかもとゆき

バイアス
中2

映画(199)
ドラマ(0)

殺人地帯U・S・A(1961年製作の映画)

3.7

まどろっこしいトリーの復讐の計略がひたすら進められていく展開に引き付けられる。嘘と裏切りが重なっていく様もスリリング。人物配置も巧い。演出も緊張感があって良い。オーバーラップが多いのがちょっとテンポ悪>>続きを読む

ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

4.2

ビジュアル的にも倫理的にもここまでつきつめた表現を延々展開しておきながらこのオチは……せっかくの2時間を自ら放棄するなんて

キリストの姿をした盗賊、顔を覆う虫、'CONQUEST OF MEXICO
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.4

エニグマ解読プロジェクトと「クリストファー」=コンピューター開発、天才の孤独、同性愛、女性の闘い、スパイ、秘密、「普通」でないこと、神の視座に立つこと。いくつもの問題が層をなし絡み合い同調する。よく映>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

こんなにみんなで笑える映画はなかなかない。そういう場の空気というか一体感がちょっと苦手ではあったが……それがフィーバーってもんなんだろうな。別に悪いことではない

よくまとめたな~という感じ。入れ子構
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

3.7

タイムスリップでやるべきネタをちゃんとやりきった感じ。お気楽なSFも良し

ジョージの身のこなしがおかしい笑

ロレインも可愛らしい。マーティ、ジョージ、ビフの間でモノのように扱われてる感はあるが
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HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

4.3

この騒々しさ。カラフルで幻想的な、訳のわからない、ごっちゃごちゃな映像。人をからかったような表現とでも言えばいいのか

可憐な少女たち。夢と現実が交錯する魔境。ジュブナイルな人体損壊(?)

マックの
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東京湾炎上(1975年製作の映画)

3.7

夏だ!爆発!大爆発‼

登場するのは藤岡弘に海の男たちに黒人ゲリラに政府のジジイどもに……となんとも暑苦しい。モワモワベトベト汗まみれ

しかしその分ゲリラ=POFFDORとのガチの闘いが見られて良い
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続人間革命(1976年製作の映画)

-

「バイ菌みたいな信心を振り撒く奴らめ!」岸田森。学会員にハヤタとダン。志村喬が丹波の宗教活動を叱る!10代の大竹しのぶもいる

「広宣流布」にガツガツする丹波が怖い。そこらへん遠慮して描かないのね。戸
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人間革命(1973年製作の映画)

-

丹波丹波丹波……がブツブツ言ったり呻いたり説教したり。これだけゴリ押しでも魅する丹波の力量は流石だけど

後半は完全に布教モード。助けて……

日蓮の仲代達矢が雪舞う佐渡島で荒れる日本海に向き合うとこ
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さよならジュピター(1984年製作の映画)

1.6

いいところ
・火星極冠融解シーン
・ジェイド3の木星大気圏突入シーン
・ジュピターゴーストの一連の描写

JS計画vsジュピター教団、ジュピターゴーストの謎、ブラックホール危機からの木星爆破、が絡む複
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零戦燃ゆ(1984年製作の映画)

2.2

目まぐるしい宙返りを繰り返すドッグファイトとか『大空のサムライ』からさらに進歩したオープン撮影のラジコン機(人物と実際に組み合わせたショットが絶妙)とかB29空中爆発ショットがすごい

本編は野暮でつ
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地震列島(1980年製作の映画)

3.2

マンション破壊と銀座線赤坂見附駅付近のトンネル・車輌を飲み込む濁流の描写は本編・特撮とも緻密でネチネチ。マンションはアオリの画が良い

大滝秀治が乗ったジャンボ機が羽田で着陸に失敗して爆発しちゃうシー
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連合艦隊(1981年製作の映画)

3.7

この空気の密度、水の重さ、爆発の巨大さ・荘厳さ。中野特撮の極致

大和が岬の陰から赤黒い空を背にその巨体を現す場面といい、沖縄特攻で猛爆撃に曝され、火柱、黒煙、水飛沫、うじゃうじゃ飛び回る航空機、そし
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大空のサムライ(1976年製作の映画)

2.3

絶対正義坂井三郎「私の視力は2.6に達した。それは訓練の結果である」そ、そんなバカな……

片足着陸した零戦の爆発炎上が見事。ラジコン機によるオープン撮影(青空、夕焼け)も素晴らしい。確かに吊りとはス
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.3

観客の身代わりとしての、善良であまりにも無力なアパムは、最後に投降したドイツ兵を射殺する。戦争である

兵士が撃ち殺される瞬間、爆発で肉体が四散する瞬間がここまで克明に映ることは戦争映画でもなかなかな
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透明人間(1954年製作の映画)

2.9

透明人間の存在がのっけから大々的に報道され、(偽者のせいではあるが)国会で問題になるのがいかにも東宝笑

全体的に地味だが、「透明」の表現には工夫が凝らされているし、脚本もわりとしっかりしてて最後には
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ラブホテル(1985年製作の映画)

3.9

アクティブな名美と、臆病だが一方で独善的な村木の関係はなかなか理解しにくかった。大人の男女の世界ということか

セックスの最中から終わっていちゃいちゃしてるところまで、あるいは部屋に入ってからセックス
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丹下左膳餘話 百萬兩の壺(1935年製作の映画)

3.8

左膳とお藤はお互いツンデレで本当にいいキャラ。張り合う二人。頑固に抵抗する左膳。ところが次のカットではお藤の言う通りになってるって流れが楽しい

安も素直で可愛らしい。源三郎は調子のいいなかなかのカス
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ポリス・ストーリー 香港国際警察(1985年製作の映画)

3.4

スラムを自動車がぶち抜いて走る(転げ落ちる)ところから異常

このガラス粉砕への執念は一体なんなんだ!フロントガラス、ショウウィンドウ……アクションで吹き飛びまくるガラス片。ただでさえみんな死にそう(
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怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス(1972年製作の映画)

2.5

ダイゴロウの母が夜の鉄道線路沿いの街で暴れる場面の鮮やかな炎、瓦礫の山のミニチュア、どす黒い巨大ミサイルが良い。戦うダイゴロウとゴリアスを遠景に、墓地や漁村の建物を手前に配して縦の構図を強調したショッ>>続きを読む

赤軍派-PFLP 世界戦争宣言(1971年製作の映画)

-

当事者たちには意義ある作品なのかもしれないが……

P.F.L.Pの日常風景などを取材した映像が雑な(わざと?)編集で淡々と流れ、サウンドはほぼナレーションとインタビュー音声だけってのはちょっと……
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お引越し(1993年製作の映画)

4.2

相米監督が高彩度、ハイコントラストで夏の古都を撮ったらそりゃノスタルジーがすごいことになる

レンコの夢の場面はショック……

ナズナとケンイチの不和はマジで生々しい。見てて辛い

レンコがアルコール
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拳銃魔(1949年製作の映画)

3.4

バートもローリーも、どうしようもない性(さが)に引きずられて闇落ちしてしまった「小物」。生半可な考えで罪を犯すもんじゃねえな

みかへりの塔(1941年製作の映画)

3.7

「学院」の、問題児を「普通」にするという考え方や、子どもに傷病者を出してなお水路開削を進める姿勢には無論古さを感じるが、公開年を考えれば作品のテーマ、スタンスは驚くほど先進的。モダン

授業をサボって
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肉弾(1968年製作の映画)

4.6

街も人も軍も、徹底的に荒廃した日本の姿は、ディストピア的な架空の世界のようにも思える

砂漠のような砂浜と、魚雷にドラム缶を縛りつけた「特攻兵器」がプカプカ浮いてる海原の虚無。「あいつ」の開き直ったよ
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ブルークリスマス(1978年製作の映画)

4.4

そこらへんにいる人間を短機関銃で射殺していく作戦は(反乱鎮圧名目とはいえ)野蛮すぎないか……好きだけど

至高のジェノサイド映画。迫害は国家・権力によってのみ惹き起こされた訳ではない。木所は夕子に恐れ
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殺人狂時代(1967年製作の映画)

4.3

溝呂木筆頭に人口調節審議会は最高にイカれてるが、桔梗も十分アブナイ奴じゃないか?

真っ白なインテリアの精神病院、ブルッケンマイヤー、おんぼろシトロエン、パラノイアの殺し屋たち、砲撃演習、スペイン式決
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地獄の饗宴(1961年製作の映画)

3.8

東宝マークが消えるや否や新橋駅でスられる財布、フィルムが階段を転がる、拾う三橋達也、外に出てみればメーデーのジグザグデモ、でタイトルがバーン!やっぱりこのテンポはすごい

巨悪との危うげな脅し・騙し合
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ウルヴァリン: SAMURAI(2013年製作の映画)

2.5

冒頭の長崎原爆の場面はがんばっていたと思う。ヘンなジャパン描写あれこれは受け流すのが大人(?)

ローガンvsヤクザ@高田馬場駅前ロータリー

ローガン「イングリーッシュ‼」が一番笑った

モスラ(1996年製作の映画)

2.4

わりとこれおもしろ…くもないか??家のリビングでエリアスとベルベラがドンパチやるの楽しい。爆炎の中から出てくるゴツゴツしてデカいデスギドラ。幼虫はヌメヌメうねうね……噛みつかれて体液を噴き出すところは>>続きを読む

ガンヘッド(1989年製作の映画)

3.1

何がなんだかよくわからないが映像はすごい。ガンヘッド、パイプやら隔壁やら吹き飛ばして爆走したりエアロボットと真正面から激突したり、ちゃんとカッコよかった。セットすごい。監視カメラ(?)のレンズに映る機>>続きを読む

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.2

こんな銃撃戦ありかよ!あまりにも唐突で、棒立ち、無言、無表情、周囲もノーリアクション。エレベーターはヤバい

序盤の、男が沈んだ海をボケーっと見つめる面々といい、矢島健一がまだ車内にいるところから1カ
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ウルトラニャン2 ハッピー大作戦(1998年製作の映画)

2.4

塾のオリジナル弁当に含まれたよくわからん化学物質が子どもとカラスをおかしくするって地味に怖い……

ゴエモン好き

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