GodSpeed楓さんの映画レビュー・感想・評価

GodSpeed楓

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映画(58)
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アクアスラッシュ(2019年製作の映画)

3.9

ジャケットが本作の全てを物語っているが、これはネタバレというマイナス面ではなく、当該シーンが待ち遠しくて鑑賞をやめられないという先行投資のような力を発揮している。ウォータースライダーに刃物が仕掛けられ>>続きを読む

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

5.0

宮崎駿氏の超傑作漫画の映画版。このご時世そのものは喜ぶべき事では無いのだが、映画館で鑑賞できた事には感動を禁じ得ない。既に何十回も観ているので、全編ストーリーも、セリフも、BGMまでも全て覚えているレ>>続きを読む

海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

4.0

2020年になっても勢いが衰えることの無い、一大勢力を誇るジャンルである"サメ映画"。2017年に公開された「海底47m」の、シリーズ化のお披露目となる2作目である。尚、ちなみに前作との話の繋がりは全>>続きを読む

追龍(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ドニー・イェン(以下、ド兄)&アンディ・ラウのW主演で麻薬売買と大規模汚職を描いた中国風"実録モノ"映画。実在の話、人物をモデルにしている香港ノワールではあるのだが、これをド兄ならではのアクションを交>>続きを読む

回路(2000年製作の映画)

3.4

2001年公開、"死"という概念そのものが侵略してくるSFホラー。分かりやすく"ホラー!"というわけでは決してなく、静かに世界が死に溢れていく独特なテンポの作品。FAXで送られてくる散文詩のようなメッ>>続きを読む

コンジアム(2018年製作の映画)

3.8

「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」と「グレイヴ・エンカウンターズ」を韓国で混ぜたやつ、と言えば聞こえはだいぶ悪いが、双方の良いところを足して、より良くなった快作。1+1が2を越える、"POVホラー界の>>続きを読む

悪人伝(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

無差別サイコ・キラー(Talking Headsでは無い)が、うっかり極道のドンに手を出してしまい、警察と極道双方から追われるという話。本作は連続殺人ミステリ、アウトロー刑事ドラマ、ヤクザの抗争、バデ>>続きを読む

柳生一族の陰謀(1978年製作の映画)

5.0

1978年公開の本作は、2代目徳川将軍・秀忠公の死によって始まった3代目の跡目争いを描いている、超豪華キャスト、スタッフでお送りする超傑作。
萬屋錦之介、千葉真一、松方弘樹、西郷輝彦、丹波哲郎、三船敏
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イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

かのブルース・リーの師匠である詠春拳マスター、イップ・マンを主役に据えたシリーズの4作目にして最終作。もはや大人気シリーズなので設定については多く語る必要性が無いので割愛するが、最終作にふさわしい完成>>続きを読む

劇場版 幼女戦記(2019年製作の映画)

4.2

2017年にTVアニメ放映もされた人気小説の劇場版。
タイトルに"幼女"という言葉が入っていることで、相当数の視聴者が減っているであろう、正直に申し上げて"非常に損をしている"と思われる作品である。何
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ブレインデッド(1992年製作の映画)

4.4

歴史的な超絶スプラッターホラーの超傑作。とにかく血みどろで、ここまで大量の血しぶきを堪能できる作品は本作以外で探すのは難しいだろう。後世で血みどろなシーンが存在する映画は、全て本作の影響を受けて製作さ>>続きを読む

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.6

新たなゾンビ・コメディとして一世を風靡した前作から、10年経って製作された続編。そもそも前作も真面目に観るような作品ではないため、正直僕は"ビル・マーレイがうっかり死んだ"くらいしか覚えてない状態でし>>続きを読む

リング(1998年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

1998年(なんと22年前!)公開の、Jホラー代表の一角。今となっては立派にホラー映画界のオモチャとなり、佐伯家(呪怨)で呪いのビデオを再生される羽目になってるが、紛れもなくJホラー映画史に残る作品だ>>続きを読む

呪怨(2002年製作の映画)

3.5

1作目と勘違いされがちな、「劇場版の1作目」という名の3作目。本作が全国公開された事によって知名度が爆上がりしたので仕方のない事だが、2作目のラストで"例の家"に侵入した女子高生らが出てくるなど、れっ>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.0

とにかく本作の凄い部分はギレンホールの演技・表情が真っ先に挙がるだろう。「ドニー・ダーコ」や「ゾディアック」の頃は、ちょっと内気でオタクな好青年という印象が強かったのだが、今作のギレンホールの狂気に満>>続きを読む

ソード・オブ・デスティニー(2016年製作の映画)

4.4

かつて、"バカ・ワイヤー・アクション"で中国アクションの真髄を見せつけ、世界中を感動のズンドコに叩き落とした傑作「グリーン・デスティニー」。その続編が15年の時を経て製作されたというのは、感謝してもし>>続きを読む

スペースバンパイア(1985年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

多くの人から愛されるカルトSF。クセになりそなエクスタシー(ロ・ロ・ロ・ロシアンルーレット)を感じる珍味B級映画の名作である。

本作は、「悪魔のいけにえ」シリーズなどの監督トビー・フーバー、「バタリ
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アントラム 史上最も呪われた映画(2018年製作の映画)

3.6

「観たら死ぬ」という事で一躍話題となった本作。言うなれば"都市伝説"を楽しむようなもので、これを真面目に観たり語ったり、評価するというのは非常に野暮だと思うので、多くを語ることは控えさせて頂く。

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コリアタウン殺人事件(2020年製作の映画)

3.5

監督:わからない
出演:わからない

なんとも不気味な映画だ。

一時期、腐るほど大量のゴミを生産しまくった「POV」「モキュメンタリー」という撮影手法に則った作品ではあるのだが、本作のそれは"映画と
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ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

4.3

フィンランドのメタル愛溢れる超傑作!タイトルが面白そうだったので借りてみた程度だったが、とてつもなく面白い!最初から最後までゲラゲラ笑えたし、何故か胸が一杯になって涙まで出てきた。泣いて笑えるなんて最>>続きを読む

トリプルX:再起動(2017年製作の映画)

3.5

「トリプルXシリーズ」の3作目。実は1も2も観てないのだが、ドニー・イェン(以下、ド兄)が出演しているという情報だけを手にして鑑賞。ひたすら派手なアクション、随時ぶちこまれるエロい女性、そして期待を裏>>続きを読む

呪怨(1999年製作の映画)

3.6

元祖にして原点。

伽椰子、俊雄、剛雄の佐伯家に起こった、そして巻き込まれた小林家の悲劇。そして空き家となった佐伯家に関わった人たちに降りかかる呪いは本作から始まっている。

もはや日本ホラーとしては
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ラスト・シューティスト(1976年製作の映画)

3.7

"レジェンド・オブ・ミスター西部劇"であるジョン・ウェインの遺作。死期が迫ったガンマンであるブックスが、死地として選んだ下宿を中心に巻き起こる争いを描いている。

病に侵されて死を目前にしても、このま
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スーパーティーチャー 熱血格闘(2018年製作の映画)

3.8

ドニー・イェン(以下、ド兄)主演の熱血学園モノ。軍人上がりの教師が問題児だらけのクラス担任になる話。要するに"ド兄でGTOやりましょう"という企画である。もう邦題が意識しちゃってるし、この認識からは逃>>続きを読む

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

4.2

舞踊団の打ち上げで飲んでたサングリアにLSDが混入していた事から、みんなラリってしまうという、お話。

…と言えばシンプルなのだが、それによって起こる事態が想像を遥かに越えている。各々のインタビューで
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鬼畜(1978年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

原作・松本清張、監督・野村芳太郎の最強タッグ作品の一つ。全編通して胸糞の悪さに満ち溢れる恐怖作品だが、ラストは涙が止まらない。まともな道徳観を持っているのならば目を逸らしたくなるようなシーンが数多く存>>続きを読む

フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

航空保安官のくせに飛行機の離陸が怖くて仕方ないアル中のリーアムパパが、高度12000mの密室内で疑心暗鬼に囚われてしまう話。

今回はパパが上空で大暴れするのかと思いきや、別の意味で大暴れ。全力で皆を
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

"異世界転生もの"というジャンルが現在進行形で世の中に大量生産されている昨今、本作もその例に漏れず"異世界へ飛んでしまって俺ツエーする作品"と言える。ただし、世界中の音楽ファンに崇拝されている、"ビー>>続きを読む

イタリア式離婚狂想曲(1961年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃ可愛い16歳女子と恋に落ちるアラフォー既婚男性。しかしイタリアの法律で、妻(夫)が死なないと離婚ができないと決まっている。でも妻を殺そうものなら監獄行きで、16歳女子と結婚できない!どーしよー>>続きを読む

サスペリア(2018年製作の映画)

4.3

1977年に製作された超傑作ホラーの、2018年リメイク作。近年になってから「死霊のはらわた」、「キャリー」といった過去の超傑作もリメイクされており、そのどちらも新しいアプローチで製作されていたので個>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「ヘイトフルエイト」以来、4年ぶりとなるタランティーノ監督の新作映画。とても楽しみにしていたので、ブラピ&ディカプリオのW主演である以上の情報をとにかくシャットアウトし、予告編すら一度も観ずに鑑賞した>>続きを読む

ゾンビーバー(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

一部で話題になっていた、ジャケからもタイトルからもアホ臭さが滲み出ていて、誰もが思わず観たくなってしまう映画。こういう「気になる」感を出してくるってのは、卑怯極まりない。言い換えれば「出オチ」でしかな>>続きを読む

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

4.3

70年代アメリカを舞台に据えた最新バディ映画の様相を呈した、2010年代最新のアメリカン・ニューシネマである。但し、バディものには必須のコメディ要素がキレッキレなせいで、なかなか真剣に観るのは難しい非>>続きを読む

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

これは、新井英樹作品か?

まるで「ワールド・イズ・マイン」の実写版を観ているかのような錯覚に陥る。享楽主義に見えて不安定な男と、何かを超越した男。無茶苦茶な男二人が女を連れて、暴れ回る。トシモンとマ
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GANTZ:O(2016年製作の映画)

3.8

デジタル感が増してからの奥浩哉の絵は、まさにフル3D化するためにあったのだろう。それくらい本作のCGアニメーションの完成度は高い。日本でここまでのものが作れるなんて思いもしなかった。

原作未読者のた
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暗殺(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

日本に支配されていた頃を描く韓国映画の良いところは、日本陣営がとんでもない極悪人として表現されているところだ。本作も例に漏れずクソッタレ日本人は多々登場するが、どちらかというと、巨大な敵に対して立ち向>>続きを読む

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