このレビューはネタバレを含みます
日本の小説が原作で、邦画実写化、国内アニメ化に続いて韓国リメイクを果たした人気作。まず大前提として僕は、この韓国版が初ジョゼなので比較で語る(そもそも作品単体で評価せず、比較で語ること自体がナンセンス>>続きを読む
2人暮らしの父娘は、妻が亡くなって以降ギクシャクしており、日々ケンカが絶えない。またいつものようにケンカをしたらスネた娘がクローゼットに隠れてしまった。しかし、いつまで経っても出てこないので仲直りがて>>続きを読む
コン・ユ&マ・ドンソクのW主演で大人気を博した「新感染」のシリーズ2作目。突如韓国で発生したゾンビウィルスのパンデミックによりゾンビまみれとなった韓国の4年後を舞台にしている設定なだけで、決して"続編>>続きを読む
ドニー・イェン(以下、ド兄)の最新作!様々な過去作へのオマージュとリスペクト、そして愛に溢れた宇宙最強アクション・ラブコメ映画!師弟関係とも言える谷垣監督とのタッグ(「お前が監督やれよな!」とド兄に言>>続きを読む
「刑務所を出所した狂人が、とたんに見境のない行動に出る。」という、シンプル極まりないあらすじ(そうFilmarksに登録されてる)が実は全てなのだが、もう少し具体的に説明するとすれば「殺人衝動を持った>>続きを読む
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大前提として認識頂きたいのは、僕は本シリーズの大ファンだ。
「The MOVIE 1st」は劇場へ4回、「The MOVIE 2nd A's」に至っては6回も足を運んでおり、どちらも初回盤Blu-r>>続きを読む
真っ白な雪山が舞台である、異色の西部劇。「BLAME!」の霧亥どころか、「ゴリラーマン」の池戸よりも喋らない完全無口の男が主人公を務める、マカロニ・ウエスタンの超傑作。白い背景に浮かび上がる漆黒の衣装>>続きを読む
実話を基にした作品であり、中国マフィアVS新興勢力VS韓国警察という3つ巴を描いている。泥臭いパワータイプのアクションが売りのマブリーは相変わらず危険な拳(張り手)を振るっているが、敵キャラが容赦ない>>続きを読む
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暗闇で迫りくる恐怖との闘いを描いたパニック・ホラー。その大前提のため、全体的に画面が薄暗いので観辛いという難点を抱えているが、部屋も暗くして鑑賞する事で緊張感が爆上げになるため、是非おススメしたい。>>続きを読む
"続編"と呼ばれる作品、特に"2作目"というものは、1作目の出来によってハードルの高さが大きく変わる。そして必ず1作目と比較されてしまうという悲しい宿命を背負っている。期待値を乗り越えられなかった作品>>続きを読む
ジャケットが本作の全てを物語っているが、これはネタバレというマイナス面ではなく、当該シーンが待ち遠しくて鑑賞をやめられないという先行投資のような力を発揮している。ウォータースライダーに刃物が仕掛けられ>>続きを読む
宮崎駿氏の超傑作漫画の映画版。このご時世そのものは喜ぶべき事では無いのだが、映画館で鑑賞できた事には感動を禁じ得ない。既に何十回も観ているので、全編ストーリーも、セリフも、BGMまでも全て覚えているレ>>続きを読む
2020年になっても勢いが衰えることの無い、一大勢力を誇るジャンルである"サメ映画"。2017年に公開された「海底47m」の、シリーズ化のお披露目となる2作目である。尚、ちなみに前作との話の繋がりは全>>続きを読む
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ドニー・イェン(以下、ド兄)&アンディ・ラウのW主演で麻薬売買と大規模汚職を描いた中国風"実録モノ"映画。実在の話、人物をモデルにしている香港ノワールではあるのだが、これをド兄ならではのアクションを交>>続きを読む
2001年公開、"死"という概念そのものが侵略してくるSFホラー。分かりやすく"ホラー!"というわけでは決してなく、静かに世界が死に溢れていく独特なテンポの作品。FAXで送られてくる散文詩のようなメッ>>続きを読む
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」と「グレイヴ・エンカウンターズ」を韓国で混ぜたやつ、と言えば聞こえはだいぶ悪いが、双方の良いところを足して、より良くなった快作。1+1が2を越える、"POVホラー界の>>続きを読む
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無差別サイコ・キラー(Talking Headsでは無い)が、うっかり極道のドンに手を出してしまい、警察と極道双方から追われるという話。本作は連続殺人ミステリ、アウトロー刑事ドラマ、ヤクザの抗争、バデ>>続きを読む
1978年公開の本作は、2代目徳川将軍・秀忠公の死によって始まった3代目の跡目争いを描いている、超豪華キャスト、スタッフでお送りする超傑作。
萬屋錦之介、千葉真一、松方弘樹、西郷輝彦、丹波哲郎、三船敏>>続きを読む
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かのブルース・リーの師匠である詠春拳マスター、イップ・マンを主役に据えたシリーズの4作目にして最終作。もはや大人気シリーズなので設定については多く語る必要性が無いので割愛するが、最終作にふさわしい完成>>続きを読む
2017年にTVアニメ放映もされた人気小説の劇場版。
タイトルに"幼女"という言葉が入っていることで、相当数の視聴者が減っているであろう、正直に申し上げて"非常に損をしている"と思われる作品である。何>>続きを読む
歴史的な超絶スプラッターホラーの超傑作。とにかく血みどろで、ここまで大量の血しぶきを堪能できる作品は本作以外で探すのは難しいだろう。後世で血みどろなシーンが存在する映画は、全て本作の影響を受けて製作さ>>続きを読む
新たなゾンビ・コメディとして一世を風靡した前作から、10年経って製作された続編。そもそも前作も真面目に観るような作品ではないため、正直僕は"ビル・マーレイがうっかり死んだ"くらいしか覚えてない状態でし>>続きを読む
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1998年(なんと22年前!)公開の、Jホラー代表の一角。今となっては立派にホラー映画界のオモチャとなり、佐伯家(呪怨)で呪いのビデオを再生される羽目になってるが、紛れもなくJホラー映画史に残る作品だ>>続きを読む
1作目と勘違いされがちな、「劇場版の1作目」という名の3作目。本作が全国公開された事によって知名度が爆上がりしたので仕方のない事だが、2作目のラストで"例の家"に侵入した女子高生らが出てくるなど、れっ>>続きを読む
とにかく本作の凄い部分はギレンホールの演技・表情が真っ先に挙がるだろう。「ドニー・ダーコ」や「ゾディアック」の頃は、ちょっと内気でオタクな好青年という印象が強かったのだが、今作のギレンホールの狂気に満>>続きを読む
かつて、"バカ・ワイヤー・アクション"で中国アクションの真髄を見せつけ、世界中を感動のズンドコに叩き落とした傑作「グリーン・デスティニー」。その続編が15年の時を経て製作されたというのは、感謝してもし>>続きを読む
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多くの人から愛されるカルトSF。クセになりそなエクスタシー(ロ・ロ・ロ・ロシアンルーレット)を感じる珍味B級映画の名作である。
本作は、「悪魔のいけにえ」シリーズなどの監督トビー・フーバー、「バタリ>>続きを読む
「観たら死ぬ」という事で一躍話題となった本作。言うなれば"都市伝説"を楽しむようなもので、これを真面目に観たり語ったり、評価するというのは非常に野暮だと思うので、多くを語ることは控えさせて頂く。
古>>続きを読む
監督:わからない
出演:わからない
なんとも不気味な映画だ。
一時期、腐るほど大量のゴミを生産しまくった「POV」「モキュメンタリー」という撮影手法に則った作品ではあるのだが、本作のそれは"映画と>>続きを読む
フィンランドのメタル愛溢れる超傑作!タイトルが面白そうだったので借りてみた程度だったが、とてつもなく面白い!最初から最後までゲラゲラ笑えたし、何故か胸が一杯になって涙まで出てきた。泣いて笑えるなんて最>>続きを読む
「トリプルXシリーズ」の3作目。実は1も2も観てないのだが、ドニー・イェン(以下、ド兄)が出演しているという情報だけを手にして鑑賞。ひたすら派手なアクション、随時ぶちこまれるエロい女性、そして期待を裏>>続きを読む
元祖にして原点。
伽椰子、俊雄、剛雄の佐伯家に起こった、そして巻き込まれた小林家の悲劇。そして空き家となった佐伯家に関わった人たちに降りかかる呪いは本作から始まっている。
もはや日本ホラーとしては>>続きを読む
"レジェンド・オブ・ミスター西部劇"であるジョン・ウェインの遺作。死期が迫ったガンマンであるブックスが、死地として選んだ下宿を中心に巻き起こる争いを描いている。
病に侵されて死を目前にしても、このま>>続きを読む
ドニー・イェン(以下、ド兄)主演の熱血学園モノ。軍人上がりの教師が問題児だらけのクラス担任になる話。要するに"ド兄でGTOやりましょう"という企画である。もう邦題が意識しちゃってるし、この認識からは逃>>続きを読む
舞踊団の打ち上げで飲んでたサングリアにLSDが混入していた事から、みんなラリってしまうという、お話。
…と言えばシンプルなのだが、それによって起こる事態が想像を遥かに越えている。各々のインタビューで>>続きを読む
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原作・松本清張、監督・野村芳太郎の最強タッグ作品の一つ。全編通して胸糞の悪さに満ち溢れる恐怖作品だが、ラストは涙が止まらない。まともな道徳観を持っているのならば目を逸らしたくなるようなシーンが数多く存>>続きを読む