fukumochiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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スタートアップ!(2019年製作の映画)

3.6

なにも考えたくないとき、程よく楽しめるところ好き。キャストがみんなひと癖ある感じで、見飽きないのがいいな

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.7

もうこの映画の中に住みたい。水、水音、光、風の音、木々の緑、きれいすぎる。苦手なロマンス系と思いこんでいたが、それ以上の別のものだった。エリオのお父さんの言葉は、大事に取っておきたいし、人を強く励ます>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

音楽やら街並みやらダンスシーンやらともかくおしゃれなところと、後半から急に勢いでてくる感じなど、ベイビードライバーの監督と聞いて納得。遠慮なく流血させるものの、ホラーというほどでもなく見やすい。エルと>>続きを読む

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.9

パステルカラーな恋バナとみせかけた、意味深い人生訓を思わせる重厚さ。ついつい言葉が欲しくなるものだけど、お互い本音を引き出せるかは別問題なんだなこれが、という具合でともあれヤキモキして面白かった。

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.8

親サイドの言い分もわかる歳ゆえ、ジャベドの収まり方に多少物足りなさもあり。とはいえ、こういう衝突やモチベートされてく感覚を得ることは、おそらくその後の人生の大切な瞬間。

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

3.7

女性英雄譚とみせかけつつ、人と人の繋がりの曖昧さ、困難を乗り越える様子に夢中になった
親友ランスの本音と言葉が、実はすごく意味深い。ともあれ、シャーリーズ・セロンは今回もズルいほど適役で見惚れる。

ハミルトン(2020年製作の映画)

4.0

様々な点で史実を現代語訳しているだろう奥深さのうえに、ガタイの良い歌唱、ダンス、音楽、演出でエンタメ感大盛り◎。ハミルトンが出てくるたびに、ピラグア〜が脳内に流れるのが、個人的に萌えるポイント。イン・>>続きを読む

キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

3.8

躊躇っていたけど、観てよかった。期待をよい方向に裏切られての、見ごたえ◎。努力家で実力がある人の快進撃。爽快なうえに、どこをとってもかわいいエルがすてき。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.9

みんな訳あり顔してるから、いろんなドンデン返しが期待できて、楽しみながら結末を待つ感じ。マルタ含め、どのキャラも悪そうに見えた。

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.8

知らなかった韓国社会の一面がみえて、同世代・同性としてゾッとする。近い立場の人は見ないほうがいいと思えるくらい、別の結末を予想しながらみてしまう。旦那さんさえ悪人にみえて、正直なところヒヤヒヤした。

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.7

お気楽ラブコメディのつもりで観ていたら、急に違うところに連れて行かれた感じ。振り切ってハメを外しまくってる二人がすてきすぎる。よく考えるとゾワゾワする怖い話なのだが、自由気ままなリゾート地であり結婚式>>続きを読む

ノンストップ(2019年製作の映画)

3.8

ありきたりな話なんだが、緊迫感のない乗客とか、素がかっこいい夫婦とか、見どころ多すぎて楽しかった。馴れ初めが素敵すぎる。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.9

本筋とは別かさておき、とてもきれいな構図に置かれるキャシーが美しかった。復讐心も影を潜めるような、清廉な気持ちがみえるようだった。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.3

観てよかった。皆が本音、感情むき出しでやかましくて、そしてチャーミングで共感できた。美しいものに触れて涙が溢れる気分はひさびさ。

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.9

ここからリン=マニュエル・ミランダ数珠つなぎで様々な作品に出会えた。本編だけじゃなく、世界を広げてくれた。サントラも好き。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.0

途中から急に走り出す感すごい。本読み好きな人の心はくすぐられまくりだとおもう。才能も愛も謎解きも研ぎ澄まされていて、ささくれがない。あー面白かった。

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

4.0

美味、珍味、豪華、素朴、いろんなものが整頓され、特別な顔して上品な塗りのお重に詰めこまれている、おせち料理みたいな映画だなといつも思う。どこをとっても、いわれがあって美しく、相手を殺さない、という感じ>>続きを読む

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.9

前2作よりシリアス強め、ブラックな笑いとセクシー弱め。ラッキーとアンラッキー、美麗と醜悪、強さと弱さの両端をごちゃ混ぜるすごさと、ゴージャスさは相変わらずで、前2作ファンとして引き続き心を掴まれた。い>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.5

展開が意外でおもしろいのだけど、ちょいと眠かった。

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.8

シャーリーズ・セロンはじめ、濃いメインキャスト達に見とれるばかり。マネーショートかそうかそうだな、と知ると余計に面白くなって2回目再生した。テーマの重さも当然ながら、あらゆる立場や主張が拮抗する様もみ>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.7

アパートの窓、バスルーム、研究所、夜勤、掃除用の濡れたモップなど、終始じーっとりとした気持ち悪い閉塞感が付きまとうなか、むくむく育つ恋心だけが怪しく目映い。ストーリーは刺さらなかったけど、映像にしっか>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.8

ブルーシャツガイのモブっぽさがすごい仕上がり。似た話でスケールの大きさではレディープレーヤーワンのほうが上だとおもったが、人物やキャラの魅力は断然こちら。開眼してからがトントン拍子だったな。