ささんの映画レビュー・感想・評価

さ

映画(283)
ドラマ(4)
アニメ(0)

怪物の木こり(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ものすごく良く出来ているがそれだけで何の感情も湧かない作品だろうと思ったらその通りだった。面白いけど、でなに?という。更にもう1枚が絶対ないから傑作にならない、そのかわり激スベリもないのが三池さんの良>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

2.0

台詞がいちいち白ける。これだけの役者を揃えてダサく見えるのは監督の導きが幼稚としか思えない。

長谷川(若葉)が、市子の母親から過去の話を聞かされる、その回想が終わって時系列が戻った時鼻水垂らすほど泣
>>続きを読む

キャメラを持った男たち 関東大震災を撮る(2023年製作の映画)

3.0

映像素材としての面白さはあるが、基本的に編集が下手。思い出ピアノも邪魔で見づらいし、音の処理も雑。こういうのはなんだかんだNHKのDがうまいんだなと再認識。

精霊のささやき(1987年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

大林より後、岩井前夜の処女厨ファンタジー映画。物語はあってないようなもので軽い気持ちで見ると意味不明。ゴーストもの、らしいが。。最後の子供がつみきみほと同じ名前ってとこがネタバラシなのかしら。ともあれ>>続きを読む

神回(2023年製作の映画)

4.4

タイムリープ+青春映画なんて500%ハズレの設定なのに、うまく逆手に利用している。

今の坂ノ上茜を映画に閉じ込めたこと自体がもう合格。

劇伴がうまい。音楽性、付け方共に。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

まあまあ。画と音がいいだけで、脚本に面白味はないので、例えば入らないであろうシュートが入ってしまう、という「脚本で幾らでも操作しようのある奇跡的場面」に説得力を持たせる為のエピソードは薄い。試合開始か>>続きを読む

ミューズは溺れない(2021年製作の映画)

2.0

演者はすごいよかった。内容はもっと練ってほしい。

生音サンプリングの劇伴が、画に映っていないオフの音なのかBGMなのか判別しずらく混乱した。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

1.0

寝た。いつもよりヲタク度、フェティシズム度が薄く、その意味ではハードルの低い作品だが、その結果、単に面白いものを作れない人というのが浮き彫りになっただけ。ヲタク度が上がれば上がるほど、庵野を理解したが>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

1.0

だっる。予想以上に三宅の映画だった。ドラマにしたくないのはわかるけど、ああいうのはやりたくない、こういうのもやりたくない、で、じゃあ何がしたいんだ?ってぐらい描かなすぎでは。もちろん本人は伝わるように>>続きを読む

夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)

3.0

こんな爆音で鳥が鳴いてるもんなの?変わった品種(っぽい感じの)鳥が。代弁なのは分かるけど。。

原作の佐藤が原稿が進まなくて「こんなことあったらいいな」を書いてみた、って感じのホン。書けない作家の傍に
>>続きを読む

セックスハンター 性狩人(1980年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ほぼ1幕もので、性交渉の羅列なのによくこれだけ見せ場作れるな。。大半の監督が性描写をアリバイ的にしか入れられなかったのに対して、ちゃんと向き合ってフェティシズムを発揮しているのが良い。

挿入時の艶声
>>続きを読む

真夏の地球(1991年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

秀作。音楽が多めについていて、軽くポップに見れる作り。話は割と普通だが目クジラ立てるものでもない。上映機会も少なく、DVDも高騰中で幻と化しそうな中ではよく出来ている方。

とにかグループ深津絵里がか
>>続きを読む

百合の雨音(2022年製作の映画)

2.0

とにかくホンと音楽が古くさい。この古臭さがロマンポルノなのかも知れないが。

愛してる!(2022年製作の映画)

4.0

そもそもフェイクドキュメンタリーが嫌いだし、当然過去の白石作品も何見てもダメで、金輪際見ないと決めていたのに、前売りが3作1セットだったので仕方なく見たらめちゃくちゃ面白かった。エンド曲のテンションも>>続きを読む

よだかの片想い(2022年製作の映画)

2.0

そもそも2人が意気投合した描写がないので、別れようが利用されようが、常に「まず、あんたら同士の気持ち、1回も通じてなかったやん....」で思考が止まってしまう。その後もずっと距離感のある2人で、幸せだ>>続きを読む

(2022年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

意味不明。「手」の意味ほとんど無いし。これだけ同時に男と並行に関わってセックスしまくる主人公のスケジュール管理が謎すぎる。一体この物語は何日間の話をしているのか。最後突然冬めくが。金子に今更好きだのヘ>>続きを読む

スウィートビターキャンディ(2022年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

小川あんが出るので期待して観にいったけど、こんな家政夫居るわけないだろう。勤め先の家の娘にタメ口とか勝手に娘の部屋にある飴なめるとか、幾らなんでもおかしすぎる。

いつ主人公が自分と彼を重ねたのか意味
>>続きを読む

ビリーバーズ(2022年製作の映画)

4.0

前半は何がしたいのか掴めなかった。というのも、先日の統一教会の会見を見た後だと、宇野の喋りが説得力薄く。宇野はリーダーであって教祖でないのでもちろん格は違うが、統一教会のあのトーンが持つ、妙に引き込ま>>続きを読む

夜を走る(2021年製作の映画)

2.0

素人が演じて素人が撮ったみたいな、インディーズっぽい映画。

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

3.5

役者が大根で、人間ドラマ部分がクリシェの貼り付けなのは残念だが、特撮部分はかなり良く出来ていて見応えがある。少なくともシンウルトラマンより遥かに上で、ゴミ映画というほどでもない。

低音のブゥーンとい
>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.0

悪いところは特になく、よく出来ているのだが、なぜか面白さに繋がらない。何故だろう。。なんか中盤で飽きてしまった。別に阿部サダヲこわい!てほどでも無いしなあ....取り敢えず宮﨑優がかわいすぎるのでいい>>続きを読む

Sexual Drive(2021年製作の映画)

3.5

ゲスのドラム・さとうがやはり良い。ep3の武田梨奈にはこういう性的なイメージはなかったが、キラナシュランな店でラーメンを食べるブラウスのOLというだけで既にエロい。

エクスタシーの涙 恥淫(1995年製作の映画)

2.0

アナーキーな実験作。あまり意味は無い。ムリに求めればあるのかも知れないが。性的なカタルシスは無く、性行為はほぼエサ。登場人物が似ていて、時折分からなくなる。特に若者。女子が植村あかり似の美女。カルト映>>続きを読む

あなたがすきです、だいすきです(1994年製作の映画)

2.0

寝た。告白してうまくいきすぎでは??相手はノンケだろう???

それはそれとして、ルックは殆ど学生映画。ドキュメントタッチな撮り方が馬力を産んでいて、演技素人なれど訴えかける何がしかはある。

女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

まずどういうタイプの作品か、ずっと掴めないまま半分以上がすぎる。ホラーなのかオカルトなのか、青春物語なのか人間ドラマなのか.....。それに誰がメインなのか分からないし、何が物語の柱かも分からない。主>>続きを読む

おかえり(1996年製作の映画)

2.0

賞賛されすぎでは??プロの技術が支えるアマチュアの映画という感じ。じっと見つめる、が好きな人の撮り方。それはだるいと紙一重。歩くだけでどんだけ尺使うのか。。この監督はいつもそうだけど。最後の風の音が変>>続きを読む

猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.5

2作どちらか?と言われたら結果的にこちらの方が面白かった。かと言って今泉の軍配かというとそう単純な話でもない。

今泉にもなれる城定があれこれ今泉を想定して書いたホンは今泉のダメなところが是正されてお
>>続きを読む

愛なのに(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

城定秀夫の濃度を期待すると薄い。今泉特有の愛の哲学を期待すると少ない。前半は今泉、後半城定のトーンに思えたが、「愛を否定するな」の台詞で爆笑してしまった。そんなこと言う奴おらんやろ。

今泉のホンを直
>>続きを読む

前科者(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

森田剛が相変わらず上手いってだけで内容がペラッペラ。

有村のキャラも理解不能。言葉が全部ウソくさく聞こえる。ノリの良い人なのか、堅物なのか、いきなり叫ぶメンヘラぶりを見せたり、とにかくこの監督は、こ
>>続きを読む

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.0

ギャグが寒い。そもそもこの作品にギャグなんか要るの?三木聡だからやらかすとは思ってたけど、ここまでヒドイとは。あと効果音が耳障り。うるさすぎ。

彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

1.0

0点。難病モノ、風俗モノに続き増殖を続けるLGBTモノの中でも屈指の浅はかな映画。冒頭、モノローグまみれで進行した段階ですでに監督の演出力のなさが伺える。「LGBTはおかしなことじゃない、偏見をなくそ>>続きを読む

>|