ドジガヅくんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ドジガヅくん

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映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

3.6

今年のクレヨンしんちゃんは久しぶりにギャグセンスが磨かれていた良作でした。
天カスの意味の時点で強い。

ミステリー要素が強めってだけでも大人も楽しめる作品だと思っていたのだが、
それよりもクライマッ
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.2

アクションの規模は相変わらず段違いなのですが、
MCUの中でもストーリーに特化している作品でした。

エンドゲームで命を落としたナターシャの過去を描くという、
時間軸が以前の新作というのは斬新でもあり
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.4

なんだかチョコチョコ酷評レビューを見かけるんですが、
あのー、今までの東宝ゴジラ映画ご覧になってますか?
いや、というより怪獣映画ご覧になってますか?好きですか?

怪獣映画に脚本なんて必要ないんだよ
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

4.1

るろ剣シリーズ屈指の脚本力が試される「追憶編」。

今までのシリーズでの汚点を感じさせない傑作でしたね。
全てはこのために、とすら思わせるくらい仕上がっていて感動しました。
(アニメの追憶編の脚本が完
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くれなずめ(2021年製作の映画)

4.4

くれなずんでますわ。

好き中の好きというドストライクな作品でした。
深く予告などは見ずに観にいったのが正解だったのか話の展開にやられましたしワクワクさせられました。

男特有のノリっているのが多々あ
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.6

原作の大ファンからすると残念で仕方なかった今作でした。
スコアはかなりアクションの良さで加点がされています。

脚本だけでいったら本当に0点。
もう4作目なので「原作読んだんか」という意見は大変失礼か
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

4.2

チャドウィック・ボーズマンの勇姿を。

ということでとても偉大な名優を亡くしたなと改めて感じる傑作でした。

鬼気迫る演技は最高潮のクオリティだったのではないでしょうか。
ブラックパンサーでの風格もそ
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.3

ついに完結。
長い長い作品の歴史を考えると目頭が熱くなるものがありました。

オチは別の意味で賛否両論らしいですが、
私としてはハッピーエンドで満足です。

シンジの話でありゲンドウの話であり、
結局
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

2.4

芳根ちゃんの演技の真骨頂。
それ以上でもそれ以下でもない作品でした。

中村倫也はいつも通りの中村倫也であって、
北川景子もいつも通りの北川景子でした。

脚本も目新しさはなくて「なるほど」という感想
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.6

好きに決まってんだろこんなもん!!!

と思わずスタンディングオベーションしたくなった作品でした。
坂元裕二さん、あなた天才です。いや、そう言うの何回目だって感じですけども。

予告編で「好きなやつ」
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.4

佐々木が青春で青春が佐々木。


誰もが経験する青春時代と、同じく誰もが経験する人生の空虚な時間。
あなたにとっての「佐々木」はいますか。
愛している人ではない、あなたの青春の「佐々木」
過ぎ去った青
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ジオラマボーイ・パノラマガール(2020年製作の映画)

3.1

とにかく山田杏奈が可愛い。

原作未読なため、
男と女が出会って恋が「始まらない」という前代未聞のボーイミーツガール映画で度肝を抜かれました。

恋の平行線、これこそリアルな恋愛青春映画ですわ。

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きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.9

原作が韓国映画ということで、
言われてみると確かに「ぽさ」が満載の作品でした。


とにかく、
とにかく、
とにかく横浜流星がどの角度から観てもカッコよすぎて彼の作品で断トツのイケメン作品でした。
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

今作もノーラン節全開の傑作。

1度観ただけじゃ理解させる気がそもそもないと思ってしまうほどのラストまでノンストップの怪作で、鑑賞後の考察合戦はカフェに3時間は滞在させられてしまう。

そんな私も1度
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罪の声(2020年製作の映画)

3.7

実際に起こったグリコ森永事件を題材にした作品。

今作の真相についてはどこまでが本当の真相なのか、
終わってからも気になってしまうリアリティを追求した脚本にグッと吸い込まれました。

実在した事件など
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.8

長い長い公開延期からついに公開へ。

延期でガッカリしるほどに楽しみにしていた映画だけにハードルは高めで鑑賞してしまいました。
そのハードルをギリギリで飛び越えるほどのクオリティで満足です。

兄弟も
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.4

ティモシー・シャラメが美しかったが難しい役所でしたね。
賛否分かれそう。

さて、それはさておき物語は1人の女性メグを中心に四姉妹を描く家族の物語。
タイトル通りの「私の人生」が描かれているわけですが
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

3.9

原作既読済み。

好きなキャラの朱里を浜辺美波が演じる+三木監督ということで実写化成功間違いなしの期待を持って映画館へ。

全12巻を2時間にまとめ上げていた脚本力に期待を超えた満足感がありました。
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イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

4.4

公開初日に観に行ったのにレビューが遅れていました。

ついにイップ・マンシリーズの完結。
ラストにして原点。そして原点にして頂点の傑作でした。

前作から最愛の妻を失い、残った愛する息子は反抗期。
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ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.8

幼心の冒険心が芽生えるドキドキ映画でした。
例えるならばパイレーツオブカリビアンの1作目を思い出す。

ロバート・ダウニー・Jrの新しいシリーズになって欲しい。
興行収入どうなんだろう。

コメディ要
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.2

このコロナ禍での希望として楽しみにしていた2020年待望の新作。

まず、期待を裏切らないウディ・アレン監督に感謝したい。

なんだかどうしようもないほどモヤモヤする展開ではあったのだが、それこそがウ
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デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

この作品が描きたかったものは、私たちとデジモンアドベンチャーとの別れ。

まず単純な感想として、tri.がやらかしてしまったデジモンアドベンチャーという名作へのお汚れを浄化してくれていた。
私たち元祖
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.3

なんだか久しぶりにベタなミステリーを観たかな。

ボンドでお馴染みダニエル・クレイグが名探偵として挑むミステリー。
キャストが豪華でその時点でスベることはないだろうと思いましたが、それどころか傑作でし
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サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)

4.6

まさか、オリジナル作品で、この題材で、このクオリティを見せられるなんて。
大傑作。

カセットテープという設定はすでにエモいわけだが、
死んだボーカルが、カセットを再生している30分だけ体を共有できる
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ラストレター(2020年製作の映画)

4.4

とんでもないラブストーリーの名作の誕生。

広瀬すずと森七菜だからマジ可愛くてマジ間違いないだろ、みたいな気持ちで観に行きましたが、嘘みたいな傑作で本当不純な動機で申し訳なかったと心の中で土下座しなが
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屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.4

もっと原作は面白いんだろうな、と原作が気になる作品でした。

ゾンビ要素が賛否両論の気もします。
中村倫也ファンにとっては中々の詐欺映画では?

まぁそんなことよりも浜辺美波が終始可愛すぎるからどうで
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太陽の家(2019年製作の映画)

2.9

説明不足は多いけれど、古き良き萌芽らしくて良いのではないでしょうか。

世代的に、長渕剛の演技をまともに観た気がするので新鮮な気持ちで楽しめました。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.6

ジョジョが幼心に信じていたものは彼を成長させてくれるものではなかった。彼を変えたのは空想の人物ではなく、現実の人々だった。
ナチスや戦争をブラックジョークで演出するユーモアセンスとコミカルな演出には素
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尾崎豊を探して(2019年製作の映画)

3.5

編集のクセが強すぎる。
こういうのを期待している人はいないと思いますよ。

ただ、定期的に尾崎豊がスクリーンで見れるのは嬉しい。
尾崎豊がそこにいた、それだけで満足です。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

前半はコメディ要素を取り入れ、後半はホラー要素も含まって、ラストに進むにつれシリアスでサスペンスな展開が訪れる。そこには格差社会のテーマが散りばめられているという作品の作り込み、まさにポン・ジュノ監督>>続きを読む

ルパン三世 THE FIRST(2019年製作の映画)

3.1

新オリジナルキャストが声優を務めているだけに、実写なんていう負の遺産とは全く異なるので雑味なく作品を楽しめました。

広瀬すずの声優は気になりましたが、「打ち上げ花火〜」に比べ成長していたと感じました
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カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

1.0

藤原竜也さんの大ファンである私のフィルターを通しても、今作ファイナルゲームは本当に駄作、いやカイジ的に言うと「クズ」作品です。

1のようなドキドキ感や勝利した時の興奮など皆無。
ただただ時間が過ぎて
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.7

前作に追加シーンを足した完全版。
結果、3時間の上映時間でも全く飽きることのない傑作という評価は変わることがなく、傑作中の傑作となりました。

追加シーンがなくても楽しめる前作ですが、追加シーンが蛇足
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ロケットマン(2019年製作の映画)

4.1

タロン・エガートンがめっちゃエルトンでニヤケが止まらなかったのと、音楽の力で心がワクワクする映画でした。

予告やジャンル的に去年の「ボヘミアン・ラプソディ」味はありましたが、鑑賞してみたら「魅せたい
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング(2019年製作の映画)

4.2

堀越先生が公式でコメントしている通り、最終回でやるような激アツ演出があって最高の盛り上がりを見せてくれました。
ただ、その反面、最終回だったらこうして腑に落ちていただろう、という点が「最終回」でないだ
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

2.9

JJエイブラムスから始まった物語をJJエイブラムスが終わらせる。
日本版のキャッチコピーでもある「すべて終わらせる」というのはJJエイブラムスの決意の表れだったんですね。

確かに「終わらせました」。
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