このレビューはネタバレを含みます
一番強く感じたのは、「人々は、道端に転がっている種を見逃している」ということ。
いつも私たちは、興奮にお金を払って、新しさや輝かしさで毎日を覆っていたくなる。外から与えられた刺激を消費していくのに忙>>続きを読む
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「愛を利用して殺し合いをする、それが世界中で起こっているんだ」
これがこの映画で1番伝えたかったこと、そして止めたかったことなのかもしれない。
3時間あるこの映画の端々に風刺的なメッセージが込められ>>続きを読む
自己犠牲の上に成り立つ家族をとるか、自己実現をとるかのはざまで揺れる物語
惹かれる設定だった。
芦田愛菜ちゃんっていつも真っ直ぐな役が多かったから、ちょっとすれた役というか世界に不満を持ってる演技がみれて新鮮。
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怪物だーれだ。というコピーが気になってた作品。
誰が怪物なの!?と怖いものみたさではやる気持ちと、それでも先に待っている恐ろしさに怯えつつ鑑賞。
自分の解釈にはなるが、結局のところ怪物というのはそ>>続きを読む
北欧旅行の帰りの飛行機でみたので、あ!ここ今日通ったところだ!とか思いながら見た。
ほっこりエッセイみたいでわりと好きだった
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「自分の罪は自分で背負っていくしかないんだよ」これが言いたいための4.5時間だったんだな…
杉野くんの闇の謎は謎のままなところが小説っぽい
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一家離散エンドかとおもっていたらほのぼの終わって安心。
広瀬すずのナチュラルな演技に驚いた。
梅酒、浴衣、身長を刻んだ柱などに表れる昔から変わらない「凪」と、人の死、家の所在、人間関係の中に現れては>>続きを読む
画面構成がどこを切り取っても天才的に美しいのと、衣装や装飾が心躍るほどど真ん中ストレートだった。
ただ話の中の恋模様が大学のサークルみたいでじわる
思っていたような激動のストーリーではなかったけど、中間の自分というか、普通と異常のはざまで揺れる様子を描きたかったのかな。
原因を外に求めることで自分自身に責任を負わなくていいというのが宗教の救いなん>>続きを読む
何者でもない自分へのコンプレックスを唯一昇華できる方法を見つけた。それが社会的にそぐわない方法だったというだけで、他の方法があるなら賞賛されたのかもしれない。
完成度高っっ!!
小松菜奈出てると全て何かのMVかと思うくらい画面が締まるな〜
天気と心情がリンクしているのがタイトル通りで美しい。
小松菜奈にしかできない目つきが少女漫画の表現とバッチリハマってい>>続きを読む