日本の誇る女ドラゴン。志穂美悦子=えっちゃんの空手映画最高傑作。 がらっぱちだが情にあつい、えっちゃんの魅力に溢れている。
派手なチャンバラやアクションはあるものの、センチメンタルな展開と原色を多用し、時代と国を無視した画面で、奇妙な味わいの映画になっている。 観賞は思いもよらない体験になった。
あの、世界で一番有名な恋物語『タイタニック』のカメラマンが21歳の時に撮った、ビチグソとチンコにまみれた傑作。 惜しい人をメジャーに奪われてしまったものである。 多分本人はメジャーに行けて喜んでいるだ>>続きを読む
続編と合わせて大傑作シリーズ。 荒々しい射精感に満ちた本作と、仁義で言うところの「代理戦争」感の強い続編。 どちらもひりつくバイオレンスにお漏らし必須!
多分、今アメリカでは総合格闘ブームが到来していて、総合格闘を取り上げた映画が多く作られています。本作はその中でも非常に手堅く丁寧に作られており、良質な青春スポーツものになっています。本作で認められたジ>>続きを読む
これを見せられたら、この監督に期待せずにはいられない。 若き才能の迸りと、地の底から響く不穏な電話の声に、いいように怯えさせられる。
何らかの形で映画を職業にしたい人や、映画の歴史に立ち会いたいと思う人は、劇場で本作を目撃すべき。 私が言う意味がすぐには理解出来ないかもしれないが、悪いことは言わない。10年後に笑うのは今、劇場で見た>>続きを読む
試合に負けたキックボクサーがリベンジするために、タイで僧侶になって悪魔と戦う。 本当にそういう話なんだからしょうがない。
爛れたセックスや冷徹な視点、モダンな建造物、といったデヴィッド・クローネンバーグを語る上で避けられないモチーフに溢れている。三つ子の魂100まで。
『ワッツタックス スタックス・コンサート』では大トリを勤めたアイザック・ヘイズがバウンティ・ハンターに扮するブラックスプロイテーションの傑作。
ドラキュラ、フランケンシュタインの怪物、狼男、ミイラ男、半魚人のモンスターオールスターとモンスター映画ファンの子供が対決! 超級大傑作!
ロバート・ゼメキスには才気が溢れていたのに周囲が気づいてなかった不遇の時代に作られた大傑作。新作『フライト』には本作へのオマージュがある。
購買部の冴えない学生が学校イチの不良と決闘をするハメに! っというシチュエーションコメディ。編集とカメラのリズムが素晴らしい傑作。
カンフー映画の肝。それは修行。本作ではキテレツな、よく解らない滑稽な機械で修行します。その見た目をストレートに表現すると…… やはり「バカ」であろう。
憎き敵を前にしたとき、主人公の怒りは頂点に! そして……寝る! 『酔拳』が酔っ払いなら睡拳は眠い人だ! イマジネーションは無限だ。
ドニー・イェンの監督作品。ダルいギャグも、モッサリした展開も、すべてはツインテールにダブルヌンチャクで暴れる妹、クリス・イェンのため。
子供キョンシー映画。しかし本作の白眉はドニー・イェンの妹、クリス・イェンだ。子供なりの柔軟性を活かしたアクロバットやスコーピオン・キックは必見。
ラウ・チンワンによるマイケル・ホイ完コピ芸。ジョニー・トー組の狂人、ワイ・カーファイによる狂った脚本も素晴らしくバカバカしい。
ミリ単位の正確さを要求されるカーリングにのめりこむあまり、神経質症になった選手をピーキーで神経質症な画面で描く。
ノルウェー産忍者アクション映画。真面目な部長が真顔で放った渾身の爆笑ギャグのような、語り草になるタイプのあと引くおもしろ映画です。
撮影は汚なくバランスを欠き、美術は統一感を失い、演技は大袈裟でだらしなく、編集は混乱し、音はこれみよがしにうるさい。映画におけるありとあらゆる失敗がここにある。
約3時間、楽しくてウットリして泣いて笑って憤ってスカッとして、男はデーピカちゃんに、女の子はシャールク様に恋して身悶えする。全感情フル動員の完全映画。
主演俳優の肉体だけで一本の映画を「伝説」にも「聖典」にも出来ることを証明した。