Cisaraghiさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

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やっぱり苦手だった、実写版ウェスアンダーソン…。もうヘタに手は出さない。

金子文子と朴烈/朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキスト(2017年製作の映画)

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日本向けに金子文子がタイトルの初めに来ているが、元々の題名は『朴烈  植民地からのアナキスト』で、アナキストを描いた映画だというところが斬新。

この時代の韓国の歴史どころか、日本の歴史もボンヤリして
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

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インド映画を見るようになってから、ハリウッドのダンスがイマイチありきたりでつまらなく見えてしまってイカン。その点、このくらい体重の負荷がかかればインドの踊りの面白さに対抗し得るとも言える。ウォーケン様>>続きを読む

神様の思し召し(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まあまあかな?そんなに悪くないけど、そんなによくもない。

エラソーで感じの悪いおじさんてイタリアにもいるんだな、と。外科医って確かサイコパス率高いんじゃなかったかな?でも、そこまでサイコパスじゃなく
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ダーティハリー(1971年製作の映画)

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ロッキーなどと共に、有名作品なのに見たことなかった映画のひとつ。何となく舞台はLAというイメージだったが、実はサンフランシスコ警察の話だった。

1971年の映画。セリフは最低限に絞られていて寡黙、色
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さよなら子供たち(1987年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

こんな話だとは全く知らなかった。ドイツ人は当時どうしてここまでユダヤ人を憎むことができたのか?こんな子供に至るまで一人残らず探し出して強制収容所送りにするほど憎むことが出来るなんて。あるいは、憎んでい>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

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こんなの見てたわシリーズ。
 日本に来ているのに日本のことを何も見ていない、見ようとしていないと感じて好きではなかった。場所が東京でなくてもどこでもよかったのかもしれないけれど、あまりの日本や日本人に
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七人の侍(1954年製作の映画)

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昔見て、あまりの面白さに、これが世界のクロサワか、さすがだー!!と圧倒された。十分期待して見たのに、それをはるかに上回る面白さだった。そのため、(主にこちらが老いたせいとかで)今見て面白がれなかったら>>続きを読む

インビジブル・スクワッド 悪の部隊と光の戦士(2014年製作の映画)

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イタリア語の題は「透明な少年」てな感じ?この映画、ジャケットと邦題で絶対大きく損してる。でも、どうマーケティングするか頭イタイ映画だとは思う。

スーパーヒーローものを目指して作ったのかもしれないけど
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Dear Pyongyang ディア・ピョンヤン(2005年製作の映画)

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「かぞくのくに」を見た後、ヤンヨンヒさんの著作や対談本を読んでからこの映画を見たので、この映画を観るに当たっては、本に書かれていることの確認と、本に出てくる人たちの実物の映像を見る、という興味があった>>続きを読む

ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

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原作を書いたロアルドダールはイギリス人。この映画の舞台がイギリスだったかどうか確認出来なかったのだけど、絵はとてもアメリカっぽかったような。全体的に狐色で西部劇っぽい。

エンドクレジットで豪華声優陣
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インターンシップ(2013年製作の映画)

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面白かったー!ストレートにいい話だった。比べるのもナンですが、「ソーシャルネットワーク」でFacebookにあまりいい印象を持てなかったのとは対照的に、さすがGoogleはいい会社だなぁ!と思わせられ>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

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祝大平洋地域友好映画完成。ハワイ出身のモモアちゃん、マオリ系ニュージーランド人のお父さん役テムウェラ・モリソンさん(どことなくキアヌ似!)、オージーのニコールキッドマン、マレーシア生まれの中国系オース>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

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いや、すっごいわ、この話。この脚本書いた人、頭よすぎるでしょ。よすぎて、初回はセリフの3分の1くらいは意味が取れなかった。次から次へとセリフが畳みかけてくるので、考えるヒマもない。2回目見てやっと理解>>続きを読む

薔薇の名前(1986年製作の映画)

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原作が話題になってからもう30年近く。読んでから観たいと思っていたのにいつまで経っても読めないから諦めてついに映画観ました。

これ、修道院殺人事件だったんだ、というのが第一の感想。推理ものですね。も
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エンド・オブ・ザ・ワールド(2012年製作の映画)

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これはコスプレ女王のおキーラ様じゃなくて、キーラナイトレイは本来あっちじゃないだろ、こっちだろと常々思っている好きな方のキーラがさつナイトレイ。バサバサしてて色気も気取りもなくて性格にやや難があって、>>続きを読む

はじまりは5つ星ホテルから(2013年製作の映画)

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主人公は5つ星ホテルの覆面調査員。話はともかく、あちこちの実在の5つ星ホテルをじっくり見られるのが美味しい。
 パリ、スイス、トスカーナ、マラケシュ、ベルリン。映画映えするホテルが選ばれているから、そ
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ウエディング・クラッシャーズ/ウエディング・クラッシャーズ 結婚式でハメハメ(2005年製作の映画)

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アメリカ東海岸デルマーバ半島案件①

おバカなラブコメはこうでなくちゃね、というヒッジョーにくだらなくてお下劣な話だけど、役者の個性のおかげもあって最後はわりといい話に収まっている。オーウェンウィルソ
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ペッピーノの百歩(2000年製作の映画)

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実在の、公然とマフィアに反旗を翻したシチリアの左翼の無謀な若者が主人公。シチリア島北西部にあるパレルモ県チーニジという小さな町が舞台。

この映画を見た後でシチリアのマフィア(コーザノストラ)について
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塀の中のジュリアス・シーザー(2012年製作の映画)

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このジュリアスシーザー、「いつだってやめられる」にも出てくるローマのレビッビア刑務所内で、実際の受刑者が演技しているらしい。それが可能であることに驚く。さすがというべきなのか、皆迫力の面構え。演技も名>>続きを読む

セリーヌとジュリーは舟でゆく(1974年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

長い、とにかく長い。途中何度も時間経過を確認してしまった。とりあえず何とか見終えたが、全体として楽しめたとは言い難い。時間が長くてたっぷりある若い時に見た方がよかったのかもしれない。(でもそれだと寝て>>続きを読む

フルートベール駅で(2013年製作の映画)

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何故こんなことが起きてこんなことになるんだ?に尽きる。映像が記録されていてまだよかった。撃った警官の心理が知りたい。

黒人ファミリーが一堂に会しての賑やかで円満でアットホームな様子を描いた映画って多
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

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久しぶりに見る豊穣と混沌と物量のインド映画らしいインド映画だった。特にダンスの場面、映画館で見ると極彩色の華やかさ煌びやかさが躍動感と共に圧倒的な物量で降り注いできて、インド映画を全身に浴びたー!とい>>続きを読む

犬ヶ島(2018年製作の映画)

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ウェス・アンダーソンの実写もの2作はどうも合わなくて苦手だったけれど、これは楽しかった。すごく贅沢な映画の絵本。1枚1枚が完璧。凝った中川政七商店のような和テイストよい。外国映画にありがちな日本の美術>>続きを読む

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

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マッケンローとボルグのこの試合、リアルタイムで見て、テニスにはほとんど興味がなかったのに俄然マッケンローの大ファンになった。それがどうしてだったか、ということがこの映画を見てあらためてよくわかった。テ>>続きを読む

最後のキス(2001年製作の映画)

1.0

やたらにイケメンと美女だらけ、それだけが取り柄のB級映画。何が描きたかったのかサッパリ。ステファノ・アコルシさん、期待してたのにガッカリ。タイトルも意味不明。
 イタリアの派手な美男美女を見るだけでも
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フィラデルフィア(1993年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

フィラデルフィアの街見たさで視聴。

坊主頭にしたトムハンクスの正面ショットの美しさにビックリ。坊主頭でこんなに美しい人はなかなかいないのではというレベル。やはりスターになる人は当たり前のように持って
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グランドフィナーレ(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

元の題名は「Youth」。それがなぜグランドフィナーレなのかは知らない。

映画ってこんな風にも撮れるんだ、と思った。見終わった時は、たまたま通りすがりに入った美術展が意外に面白くて、じっくり見て回っ
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ゴッド・スピード・ユー!(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「風のように速く」が直訳したイタリア語の題名らしい。英語タイトルは「イタリアンレース」。

面白かったー!最初この汚ならしくてショッボい見るからにジャンキーのゲイリーオールドマン、何?と最低ラインから
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ピノッキオ(2002年製作の映画)

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キムロッシスチュアート見たさに視聴。キムロッシの出番、少ない…。基礎代謝の高そうなイタリア人度が足りない印象のあるキムロッシだけど、テンション上げてやれば出来るじゃない!

ベニーニの芸達者ぶりはさす
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駅馬車(1939年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

再見。大昔、子供の頃に見て、文句なしに面白かった!というおぼろげな記憶はあるが、詳細な記憶は全くなく、何となく覚えているのは派手な襲撃シーンくらい。でも、今回見たらそこは一部分に過ぎなかった。

何故
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家の鍵(2004年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

どうしてこれでキレないでいられるのだろう?と思った。イタリア人にとって子供に対して大人がキレるなんて普通あり得ないのか?と野蛮な自分を深く恥じてしまった。キレそうになるのを必死で堪えているという風でも>>続きを読む

クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

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ロッキー1しか見ていないのにも関わらず、いきなりファイナルに飛んでまだらに視聴してからのクリード。

スタローンがいい!やはりまずはこれに尽きる。ロッキーバルボアさんご本人としか思えない力の抜けたこの
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

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見ている方も体の芯まで冷えきったと錯覚するほど寒そうな映画だった。かつては広大で豊かな領土に広がって暮らしていたのに、酷寒で不毛の西部の地に追いやられ、貧困の連鎖に押し込められてしまった先住民。その悲>>続きを読む

アンコール!!(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

BBCギャレス・マローン先生のコーラス番組が大好きだった者としては、イギリスのコーラスものというだけで見ない訳にいかない。BSでたまたまやってたので何も知らずに見始めたが、主演テレンススタンプとヴァネ>>続きを読む

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

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2、3はちゃんと見たのだが、コンディションのせいで、最初に見たのによく寝てしまった第一作目を再見。もうすっかりお馴染みになった面々の専門紹介編。

ポスドクが素性を隠して一般社会に紛れ込もうとするのに
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