Cisaraghiさんの映画レビュー・感想・評価

Cisaraghi

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巴里のアメリカ人(1951年製作の映画)

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苦手意識があるジーン·ケリー、『踊る大紐育』では悪くなかったので、有名なこちらも観てみることに。

花の都パリに住む、踊る街角の絵描きジーン·ケリー。セットで拵えたパリもそれなりに趣があるし、子供たち
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サイレント・ナイト(2021年製作の映画)

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前半はリチャード·カーティスっぽい感じで、どーせまた人を喰ったようなお喋りがダラダラと続くイギリス流のフザけたモブ·コメディなんだろうな、と軽い気持ちで観始めた。それにしては、画面に透明感があるとは思>>続きを読む

踊る大紐育(ニューヨーク)(1949年製作の映画)

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ヴェラ=エレンのディズニーアニメみたいな細いウェストにアン·ミラーの脚線美、ジーン·ケリーもシナトラも若くて楽しい~♪グイグイ迫るのはベティ·ギャレットさん、3人目の水兵はジュールス·マンシンさんとい>>続きを読む

クレッシェンド 音楽の架け橋(2019年製作の映画)

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『エイブのキッチンストーリー』と似たようなテーマなので続けて視聴。こちらは打って変わってかなり引き込まれるドラマらしいドラマだった。

指揮者バレンボイムと文学者サイードが1999年に設立した和平オー
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エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

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たくさんの珍しくて美味しそうな料理や食材が“映える”映画は、それだけでかなり満足してしまう。しかし、家族内でも対立するアラブとユダヤ。着地点は見えないので棚上げするしかない。それでも両家の付き合いは日>>続きを読む

19~ナインティーン~(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

韓国の19歳は日本の18歳で高3。
音楽/ファンタジーが混在する映像/女の子と男の子/はよかったけど、もう少し話にカタをつけて欲しかったかなあ。せめて、警察はどういう対応をしたかの答は知りたかった。そ
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セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

初モンゴル映画なので、モンゴル語や近代的な都市部の生活の様子などが新鮮だったし、音楽とその使い方もよかった。英語だし、普通に英米圏の音楽なのかと思ったら、モンゴルのバンドらしい。最初は野暮ったかったサ>>続きを読む

邂逅(めぐりあい)(1939年製作の映画)

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いつか観なければと思っていた、『めぐり逢い』の元の映画。こちらの旧作の素晴らしいところはそのままに、今ひとつな部分や足りない部分は改善し補い、18年経っているので時代に合わせるところは合わせて改作した>>続きを読む

ノーマン・ザ・スノーマン ~流れ星のふる夜に~(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

前作を観たのでこちらも。文字通り星降る夜も美しいけれど、丘から眺める星を振り撒いたような夜の町の遠景がとても綺麗で好きだった。お話は、メッセージ性の強さが前面に出ているところと、「それは嘘」という強い>>続きを読む

グレン・ミラー物語(1954年製作の映画)

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映画で学ぼうシリーズ。グレン·ミラーのことはよく考えたら名前くらいしか知らず、かなり終わりの方までグレン·ミラーをデューク·エリントンと勘違いしていた(白人と黒人なのに…)。

曲はデューク·エリント
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ゲーム・ナイト(2018年製作の映画)

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面白かったー!満足感高くておかげでよく寝られた。幾重にも伏線を張り巡らしてあって凝った作りなのに、小気味よく話が運ぶの上手い!導入部の手っ取り早さもいい。例のあの人は、最初あんなに不○○に見えてたのに>>続きを読む

上流社会(1956年製作の映画)

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久々に見るグレース·ケリー、容姿端麗とはこのことか、生身とは思えない完璧な造形…と感心しながら観ていたが、そのうち、あれ、この話知ってると気がついた。16年前のキャサリン·ヘップバーン主演の映画『フィ>>続きを読む

イヌとイタリア人、お断り!/犬とイタリア人お断り(2022年製作の映画)

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アルプスを挟んだ二つの国と二つの言葉を生きた、ある家族の歴史。シンプロントンネル(アルプスを貫き、スイスとイタリアを繋ぐトンネル。第1トンネルは1906年、第2トンネルは1921年開通)の建設現場、フ>>続きを読む

ジャンヌと七面鳥(2023年製作の映画)

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子供と大人の間の十三歳。エドガーとアランじゃないけど、このくらいの年齢で成長が止まってずっとそのままならいいのに、と思ったことがある。十三歳のジャンヌ、ある意味理想形。

オアシス(2022年製作の映画)

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二人はこれからどんな人生を歩むのだろう。つかず離れずのいい関係を築いていってくれればと願う。

ニジェール物語(2017年製作の映画)

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全編着物や帯の柄にしたらどんなにかユニークで素敵だろう、と思うような絢爛で見事な絵ばかり。美大の油絵科出身というのが頷けるイラストレーター・イヌイマサノリさんの絵本の絵が元になっているらしく、アニメー>>続きを読む

ダンスの中に(2022年製作の映画)

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分解→再構成→分解→復元を繰り返しながら踊る色と形。こういうミュージックビデオもアリかも。

フレンズ/2匹は友だち(2014年製作の映画)

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虫と両生類と鳥しか出てこないのにすごくオシャレ。「え、え、えっ?!」だけどとっても好き。

ふたりは姉妹(2022年製作の映画)

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柔らかな線と少しの色、さざめき合う笑い声がとても優しい。ふたりはきっとずっと仲よし。

ノーマン・ザ・スノーマン ~北の国のオーロラ~(2013年製作の映画)

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字幕版ないのかな?だるまと雪だるまの違いは、あちらの言葉でどう言うのだろう?などと考えていたら、日本の作品だった。そういえば、お母さんの口調やノーマンの話し方が日本人的。

白と藍色の世界の美しさは元
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ユンヒへ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

①この季節を逃すと、冬の小樽映画は当分見られないだろう②韓国の人が小樽に旅行する映画らしい、という2点が視聴動機。その他の情報はほとんどナシ。

①に関しては、函館本線からの灰色の冬の日本海の眺め、雪
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新婚道中記(1936年製作の映画)

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ものすごく久しぶりに観たけど、こんな話だったっけ?こんなにオクラホマをバカをしてもいいものなんだろうか?(笑) オクラホマ·シティよりタルサは都会なのか?(※)

アイリーン·ダンさんは、困り顔と笑顔
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ロラックスおじさんの秘密の種(2012年製作の映画)

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手触りはすこぶるよさそうだけど、緑の葉の一枚もない、チアリーダーの持ってる色とりどりのポンポンみたいな物を木だと言われても…人工物にしか見えなくて、マイナスイオンもフィトンチッドも感じす、期待していた>>続きを読む

FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

わかんねー。観ているこちら側が病む。パス。

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

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本当にNYからメキシコまで移動しながら撮影したと思しい各地のローカルな景色がよかった。テキサスの沿道風景を見て函館の路面電車からの眺めを思い出し、やはり新開地北海道はアメリカっぽいのかなとか、魚を捕ま>>続きを読む

ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

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同名の日本映画の存在は知っていたが、U-NEXTでこの映画のキービジュアルを見て引き込まれ、韓国版のリメイクだと知って、俄然観たくなった。田辺聖子原作だというのもチラっと目に入ったと思う。

雰囲気に
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インドシナ(1992年製作の映画)

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インドシナの歴史の勉強のために、いつかは観なければと思っていたが、159分という長さに怯んでなかなか観られなかった映画。『ロバと王女』からのドヌーヴ様繋がりでやっと思い立った。

歴史的大作映画の雰囲
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ロバと王女(1970年製作の映画)

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クリップはしていたが、アニメ映画だと勘違いしてたことに、フォローしている方のレビューが上がっていて気づいた。しかもシェルブールやロシュフォールのジャック·ドゥミ監督だったとは!観なければ!(U-NEX>>続きを読む

ロイヤル・セブンティーン(2003年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

U-NEXTのオススメにあって、コリン·ファースが出てる、軽く観られそう、そんなに長くない、という点でチョイス。元々期待値は低かったが、それをゆうに下回ってきたこの映画は、コリン·ファースの黒歴史のひ>>続きを読む

シング・ア・ソング!~笑顔を咲かす歌声~(2019年製作の映画)

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ミリタリー·ワイブズ·クワイヤは、以前ギャレス·マローン先生の番組で見たことがあった。あの番組を見て初めて、イギリス軍は海外派兵でコンスタントに死傷者を出しているのだと知ってショックを受けた覚えがある>>続きを読む

サイゴン・クチュール(2017年製作の映画)

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えーっとベトナム戦争はいつ頃だったっけ?と最初のうちは考えていたが、話がギュインと急展開するにつれてすっかり忘れていた。

ベトナムのファッション業界が見られるというだけで興味が湧いたこの映画、洋服の
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恋するインターン 現場からは以上です!(2015年製作の映画)

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チョン·ジェヨン×お仕事ドラマ=ハズレなし、という公算の下に観てみたが、なかなかの当たり。「恋するインターン」というタイトルと「サクセス·ラブコメディ」という惹句は間違ってます。コメディだけどラブコメ>>続きを読む

ピッチ・パーフェクト ラストステージ(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

う~~ん…。3は作んなくてもよかったような…。BPというNGワードが頭に浮かんできて困った…。歌詞がもっとちゃんとわかれば、印象は違うのかもしれないが。

アカペラvsバンドって、そっちに持っていった
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ピッチ・パーフェクト2(2015年製作の映画)

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おバカ映画度が増してて1より好き。ベッカの啖呵、どれも外してていい。結局全部褒めてたんかい!?

今回もリフオフのところが一番楽しかった。わりとしょうもない歌詞が多いのもいい(笑)ウィスコンシンの誇り
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奥さまは魔女(2005年製作の映画)

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音楽もセリフも演技も脇役のチョイス(ニーナ!)も、そこかしこにノーラ·エフロン印がついている。メグ·ライアンの代わりとしてのニコール·キッドマンと言っては失礼かもしれないけど、頑張ってる。シャーリー·>>続きを読む

ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

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何となく敬遠していたこの映画、一度は観ておこうと腰を上げた。音楽映画というより、アメリカのマジョリティー大学生の青春映画という印象。下ネタやゲロの下品さはこの手の映画の伝統みたいなものだろうか。

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