06さんの映画レビュー・感想・評価

06

06

少年の君(2019年製作の映画)

4.5

すごい、の一言。
 
純愛と呼ぶには痛々しい程の愛だった。
助け合う二人だった。
これは——痛みの共有の物語だった。

中国の受験戦争の激しさは知識では知っている物の、全ての物語が受験を中心に動いてい
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

なにが50億が繋がる世界!結局狭い範囲の出来事じゃないか!!
 
——って文句を付けたくなる。
細田守特有の、少女に母性を求める価値観について行けなくて全然駄目だった。

面白くないことはない。最初サ
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サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

4.1

コンプレックス克服系ラブストーリー。

僕らが思春期に落っことしてしまった甘酸っぱさが詰まってるアニメだった。
舞台が郊外のショッピングモール、主人公はそこで老人介護のバイト中。って設定がもう目新しい
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唐人街探偵 東京 MISSION(2020年製作の映画)

3.9

大爆笑してしまったよ唐人街探偵!!何も考えずに見れるコメディ!

・頭空っぽにして見れる
・三作目だけど、前作を見てなくても一切困らない
・内容が大体コナン
・「日本こうだよね」と「こんな日本ねーよ!
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響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.9

面白かったけど、漫画らしい作り。

結局響は成長せず、周りの人が響に影響されてゆく。響がなぜ暴力という手段を取るのか、どうやってその人間性を獲得してきたのかを知りたかった気がする。
リカの葛藤なんかは
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ハロウィン(2018年製作の映画)

3.5

親子三代で殺人鬼を倒せ!!
完結して良かったねという感じ。

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

4.4

うわ〜〜〜〜良い。何が良いか言語化出来ないくらい良い。
私は歴代のガンダムをほとんど観ていなくて、予備知識として、逆襲のシャアのあらすじを人から聞いたくらいだ。それでもハサウェイ、はちゃめちゃに面白か
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エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

4.3

ボロ泣きしてしまった……。

宗教の違う家族を一つにしようと、料理好きの少年が必死に頑張る話。
なんだけど、美味しい料理を作ったから、全部解決とならないのが良い。
料理に歴史があるように、人の人生にも
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.3

最後5分だけ見る価値があった。

後は退屈。基本、化け物を倒して隠れて逃げて、の繰り返ししかない。新しい人が出ても会話がないからドラマもほぼ産まれないし、もっと感情移入したかった。物語後半とある目的に
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.6

面白かったけど、期待しすぎた感がある。
登場人物が少なくて、なかなかイベントが起きない。主人公の漫画家先生が何考えてるかイマイチわからないから、誰に感情移入していいか分からずどきどきハラハラ感がない。
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フィアー・ストリート Part 2: 1978(2021年製作の映画)

3.8

二作目の方が面白い!
街に残っても、街から出ていこうとしてもどっちにしろ不幸。
ブッククラブで、って暗号に大変ときめいた。三作目が楽しみ!

ザ・ベビーシッター ~キラークイーン~(2020年製作の映画)

3.9

二作目の方が、面白い!!
最近のNetflixオリジナルホラーは、連作で作る前提だからか二作目のパワーアップ具合が凄い。前作で倒したメンツが再び現れ、そして前作を踏襲しながら死んでいく。笑うしか無い。
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ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

3.8

美しいベビーシッターの、性格が良い!
「あんたの考える銀河最強チームは?」とか聞いてくるブロンド美人には、友情を感じて恋をしても仕方がない。ホラーなのに独特のコメディ的間合いがあって何回も笑ってしまっ
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

4.3

身体は男、でも中身は女のトランスジェンダーの子がバレリーナを目指す話。

こういう映画って、家族に認めて貰えないとか、社会から弾かれるとかそういう苦難を書きがちだけど、この映画は真逆。
家族は主人公が
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ストレンジ・フィーリング アリスのエッチな青春白書(2019年製作の映画)

3.5

「婚姻するまでは、セックスもオナニーも罪である」というお堅いカトリックの学校に通う女子高生が、性に興味を持っちゃって大変な話。
性的な妄想をする事に罪悪感を感じる思春期の様子が丁寧に書かれてて面白かっ
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ベイビーティース(2019年製作の映画)

2.8

不治の病の女の子が駅で鼻血を出したのを、不良の男の子が助けてくれ…から始まるラブストーリー。
…かと思いきや、男がクズすぎて全然恋愛になんないし、後半は娘を失う親の葛藤がメイン。要素は悪くは無いのに、
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.0

異食症を夫と夫の家族に咎められて「何でそんな事を」と何度も聞かれる。

でもその度に答える。
「私にもわからないの」


生きるための自傷行為の話だった。周りから見たら恵まれている主人公。でも、それが
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

4.4

少女の成長物語。
普通とは少し違う母親とのくらしを、愛と温かい眼差しで描いている。

どこの家にも事情があるし、人と人は違うし、それらが反発しあって上手く行かないこともあるけれども。でも人は人に迷惑を
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街の上で(2019年製作の映画)

3.6

誰と話していても、気まずい瞬間は訪れる。その気まずさを120%表現している映画だった。とにかく、会話の外し方が上手い。絶妙に不和を生んでいて、それは見ている僕らに共感性羞恥を呼び起こさせる。でも「いた>>続きを読む

ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

3.6

愉快で軽快な夏休みホラームービー!
最近のホラーはよく、親子の絆、主人公である娘の精神の回復が主題になっている気がする。迂闊にも泣いてしまった。

メタネタを詰め込んでて前半は面白いんだけれども……。
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アンフレンデッド(2015年製作の映画)

3.4

クソ女ーーーー!!って叫びたくなるホラー。2を先に観たが、1の方が遥かに面白いし、タイトルの"アンフレンデッド"もよく効いている。
やってる事はホラー版おとなの事情。
自殺の原因動画の内容や、喧嘩して
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.9

映画を観た後、電車に乗った。すると丁度帰宅ラッシュだったのか、学生服の女の子達が集団で乗車してきた。溌剌としており、楽しそうに談笑するその子たちを見ながら心の中で思う。

「ああ、この子達は丁度12歳
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ローズメイカー 奇跡のバラ(2020年製作の映画)

3.9

「大事なのは、大切に育てることなんだ」
 
薔薇のことしか頭にない、偏屈でエゴイストな薔薇園の女主人と、社会復帰途中の元犯罪者達。
経営難でピンチの薔薇園を素人たちとどうやって協力して立て直すか——と
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過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道(2020年製作の映画)

3.1

森山大道の写真は素晴らしいが、結局森山大道がどんな人物なのか全くわからないというドキュメンタリーだった。途中で寝た。

わからないならわからないなりに、森山大道をずっと追ったり、その生涯を深堀りしたり
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「社会不適合者こそ、クリエイターに向いているんだよ」
名映画プロデューサー、ポンポさんはそういった。でもそれって本当にそうだろうか?
 
主人公にとっての映画というのは、最初は現実逃避の手段だった。で
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朝が来る(2020年製作の映画)

4.2

オチのミステリになってるような、なってないような感じが辻村深月〜〜と思うんだけど。半ドキュメンタリーのような造りで途中グッとくる。

「なんで私ばっかりこんな目にあうんですか」
「馬鹿だからじゃない?
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NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム(2016年製作の映画)

4.2

笑うほど良かった!
現代のSNSでの承認欲求問題を見事にエンタメに仕上げてた。短い時間でまとまってるのがまたいい!
SNSが普及したお陰で、エクストリームセルフィーや危険なハッシュタグチャレンジが流行
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.9

おお〜〜!今どきのゾンビ映画!

冒頭15分の説明の仕方がすばらしい!!軽快な音楽と派手なアクションシーン、かっこいい演出での人物紹介で、大変簡潔に私達にこの世界のことを教えてくれる。最初ゾンビ映画で
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アンフレンデッド:ダークウェブ(2018年製作の映画)

3.2

後味が悪い!!
いくらホラー映画とは言え、主人公と敵のパワーバランスがあまりにも偏っていると面白くないのだなと思った。 人間の仕業だけど、もはや天災である。案外内輪もめもしないし、ドラマとしては観てい
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.0

妄想か、現実か。クレイジーか、成功者か。

私は「ナイトクローラー」を観た時に、サイコパスと成功者は紙一重だと知った。
よくビジネス書にも書かれている。「今の自分を変えるには、なりたい自分を想像してそ
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

4.8

ありふれた夫婦の再生かと思いきや、どうしようも無いほどの悲しみがそこに横たわっている。あまりにも理不尽な目にあった時、人の生活は壊れてしまう。
 
「愛してるって言っておくね」
 
「愛してる」でも「
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ホムンクルス(2021年製作の映画)

3.7

いつもの暗い感じの綾野剛。成田凌は喋り方に癖があるのに、ファッションと演技次第でどんな役柄にも变化する役者だなぁ、面白い。

人のトラウマが可視化され、だからこそ人に付け込んだり、人を癒やしたり出来る
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.5

このエンディングは現実だ。そしてメッセージだ。映画でよく使われる「ループ」というギミックを一体何に見立てるか?それにこの映画の叫びが籠もっている。
ループものはすべからく、ループからの脱出を目標にして
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.5

なんて優しさに溢れているんだろう。

これは元の居場所に居られなくなった二人が、思いがけず旅に出て、新たな人生を見つける話だ。最初は全然ソリの合わなさそうな二人なのだが、小さな冒険をいくつもして、互い
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