このレビューはネタバレを含みます
ナヨン(ノラ)にとっては、話があるとヘソンに言って、メールではなくわざわざビデオ通話を繋いで「いつNYに来てくれるの?」と聞いた日に全部終わっていたのだと思う。現実的には、ヘソンがここで「すぐに行く」>>続きを読む
ベラ(主人公)の身体と精神の乖離によって自然と炙り出されるような人間の愚かしさが描かれていた。個人的には性がメインテーマとは感じず、身体と精神の乖離によって現実的・倫理的な思考が取り払われ、それによっ>>続きを読む
1回目:1/20
2回目:3/6 鑑賞
ニコが出てきたあたりからガラリと見え方が変わる。「きっとあなたのそばにもこんな人がいる」。この見え方の転換はそんなメッセージなのだと思った。
物語に強く引き>>続きを読む
アリエルとエリックの共通点や惹かれ合う理由がより丁寧に描かれていて、よいリメイクだと思った。
こんな内容でも不思議と納得はできる(なんでエイミーはこんなことになった、とは思わない)。エイミーの両親の描き方が絶妙なのかもしれない。
ちょうど滑稽に見える類の豪勢さ、ギャツビーの夢を見続ける力と痛ましいほどの純粋さ。素晴らしいバランス感覚と完璧なキャストで原作の魅力が最大限引き出されていたと思う。原作を再読したくなった。
弱者である・弱点があることの唯一のメリットは他者の痛みがわかることだと自分も思う。
演出やメタファーがわかりやすく、瀬尾まいこ原作らしく本当に悪人が出てこない話で、力を抜いて観られるし観た人それぞれに>>続きを読む
連絡先も名前もわからない人を思い出の場所で待ち続ける。2人きりのディナーの前に食器を新調する。食卓に飾る花を買う。仕事中ですら飲んでいたお酒を断つ。毎日お見舞いに行く。ひとつひとつ丁寧に描かれる愛のし>>続きを読む
家族で焼肉をするシーン良すぎた。
女友達との同居が頓挫するのもリアルで良かった。
家族内で唯一(?)の味方がお父さんなのも、最後にちょっと出てくる北村匠海との関係も、それから保育園での仕事に引っ張って>>続きを読む
映画オリジナルのシーン(セリフ)がとても良かった。これが描きたくて映画作ったんじゃないかなというくらい。
母と父の描かれ方が印象的。母からは「無償の愛」を受け、父には「理解」を求める。父は「理解」の限界を遥かに超えた息子に向き合い続ける。
息子は最後の最後に父に「理解」を託すものの、「客観」という父性性に>>続きを読む
全知全能であるということは、解けるとわかっているパズルを解き続けるようなものだな、と思った。
結局、エブリンとジョイの決定的な違いは子を持っているかどうかなのかも、と思った。同じ子を持つ人間同士でも、>>続きを読む
映画としてあらゆる面において一級品だから何も考えず楽しめる映画ではあるんだけど、インド映画何本か観てると、インド人のこと、差別のこと、もっと知らなければならないと強く感じるようになる。楽しくて明るくて>>続きを読む
恭子さんのような綺麗でしっかりしている人がなんであんなカス男と一緒になったのかがわからなさすぎる
ダン中尉、すきだ・・・・・・・・
バスの中で知らん人にどう振舞うかって、結構その人間の本質だと思う
好きな雰囲気ではあるな〜と思いつつなんか決定打がないまま終盤まで見ていたんだけれど、「すごいことだよ!?間宮武だよ!?」で完全に好きになっちゃった
ベタの頂点 こういうあらゆる面で純度が高いものにガツンとやられるのが一番気持ちいい 全員観て