更田さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

更田

更田

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フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

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ところどころ会話の流れが気持ち悪く感じた。映画なので原作の要所要所を抑えていかなくてはいけないため仕方ないことではあるが、何故かあまりにも気になった。何だかそれぞれの役がそれぞれの立場、心情に酔ってい>>続きを読む

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

予告詐欺感がかなりある。中村倫也さん目的だった人はすごくがっかりしそう。
映画の内容はかなり中途半端なイメージ。「ゾンビを交えたミステリー」と、斬新な内容だが、ミステリーとしてもそこまで意外な結末でも
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

デク、爆豪、轟、ゲストキャラに完全にフォーカスを当てた作品。故に全くセリフがないキャラクターも出てくる。これは話の都合上仕方のない事ではあるが色んなキャラクターに魅力があり、満遍なく人気があるヒロアカ>>続きを読む

望み(2020年製作の映画)

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自分の家族は加害者か被害者か…そういう状況の中で葛藤する人々の話。どちらに転んでも最悪をイメージさせる状況、さらに周りが加害者だと決めつけている状況で何を信じればいいのか。家族の中での様々な対立の構造>>続きを読む

町田くんの世界(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まさに「町田くんの世界」。作品の中には町田くんに影響された人たちによる世界とそうでない世界が合わさって描かれている。非現実的な内容ではあるが、描かれている内容はまさに人間の本質をついたものである。人の>>続きを読む

空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

自分にとってはものすごく刺さる映画。アラサー世代で刺さる人は多いと思う。
過去の自分が今の自分を見た時いったいどう思うのか。今の自分は過去の自分に恥ずかしくない生き方をしているのか。今の自分を見つめ直
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

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原発の危機を描き、それと戦う人たちを描いた映画だが、決して原発が悪だと描いてはいない。原発と人が寄り添い生きてきたという歴史も描いている。
この問題は10年ではなかなか結論の出る問題ではないが、国を守
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長いお別れ(2019年製作の映画)

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お別れに長い時間をかけるというのはつらいことのように感じてしまう。しかしだからこその絆の紡ぎ方がある。作品の中での東日本大震災は「長いお別れ」とはまさに対照的なものとして描かれていると感じた。
お別れ
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銀魂 THE FINAL(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

原作読破の人向け。映画にするべきではなかったのではないかと思ってしまった。やるならちゃんと事前のことをあらすじでまとめてしまうのではなく、テレビなどで描いておくべきではないか。最後の戦いのシーンは演出>>続きを読む

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

音楽といいテーマといい、すごい大人な雰囲気。
最後もすれ違って会えずじまいもそれはそれで良いのではと思ったが、やはりそれでは石田ゆり子が救われなさすぎるので会えて良かったと思う。芸術家ならではの迷い、
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

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高校生の話らしく瑞々しい風景と光の使い方が印象的。結末としては高校生としては割とありがちなリアルなものだったと思う。
自らが感じている疎外感や劣等感は確かに、周りと比べて卑屈になった自分が勝手に作り出
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デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

デジモンを通じて子供から大人になるとはどういうことなのかを描いている。
子供は色々な可能性があるが、不安定なところもあり、まさに一人の人間の中に色々な自分を抱えているような状態かもしれない。とすると大
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劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海(うみ)の王子マナフィ(2006年製作の映画)

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少しラピュタを連想させる内容。サトシが主人公らしくものすごいカッコよかったが、あまり脈絡なく突然だったので少しビビる。ポケモンレンジャーのやってるキャプチャーって一体何なのかイマイチわからずじまいだっ>>続きを読む

ルパン三世 THE FIRST(2019年製作の映画)

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内容的には普段のテレビスペシャルのルパン三世と対して変わらないため、そこまで面白味はない。話の展開も少し雑に感じた。「THE FIRST」というタイトルをつけるほどルパン一世が絡む話でもなかったと思う>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

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無限列車編というよりは煉獄編。鬼滅の刃の強みは戦いシーンの迫力と敵である鬼にあるドラマだと思う。今回は列車が舞台ということで更なるモーションが加わり、より迫力のある戦闘シーンだったが鬼のドラマは薄めだ>>続きを読む

リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

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前後編連続で鑑賞。移ろいゆく季節の中、自然や料理などを通して自分を見つめ直す女性の物語。確かに料理を作っている時や食べている時って、ふと昔や親を想ってしまう時がある。料理は自分を見つめ直す為の大事なフ>>続きを読む

浅田家!(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

構成がわかりやすくて見やすい作品。前半は若者なりの夢や葛藤などを散りばめ、後半は東日本大地震と写真を通じてそれぞれの家族の在り方を描いている。拾得した8万枚の写真のうち、6万枚が家族の元へ返されたとい>>続きを読む

チワワちゃん(2018年製作の映画)

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どんどんと移ろいゆく情報化社会に翻弄され、陰に呑まれてしまう若者たちを描いた作品。世間からは一瞬の出来事でしかない事件の陰にも彼らの色々な想いがあるが、やがて彼らの想いも世間の波に押し流されてしまう。>>続きを読む

ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

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青春を忘れられない、田舎に暮らす若者たちの群像劇。長回しが多く、撮り方がとても面白かった。橋本愛ってああいう、どこか達観したような役が似合う。そういう役が戸惑ったり迷ったりすることによって作品に味が出>>続きを読む

楽園(2019年製作の映画)

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杉咲花の話と佐藤浩市の話が対比として描かれてはいたが関連性がイマイチわからず。エンドロールを見てわかったが、どうやら原作は二つの話に分かれてるっぽい。しかし現在と過去が交錯する構成が面白く、とても引き>>続きを読む

探偵はBARにいる3(2017年製作の映画)

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前田敦子の狡猾さや北川景子の表情が見所の今作。ただ話の流れ的には何だかイマイチ変わり映えがしないような気がする。ただ「命を燃やす」ということについては少し感動した。大泉洋と松田龍平のコミカルなやりとり>>続きを読む

ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

時間の流れが逆向きなため心情や辻褄等がよくわからなくなってくる。特に25歳の福士蒼汰が15歳時の小松菜奈に会いにいった理由がイマイチ理解ができない。
内容的には途中のどんでん返しがあり、あとは割とつら
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銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

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前作同様チープ感がすごく、ところどころ良いシーンのはずなのに役者の芝居もチープに見えるのは少し残念。しかし役ではなく役者に合わせた演出や銀魂特有のパロディシーンは見もの。佐藤二郎さんのセリフを聞いてい>>続きを読む

走れ、絶望に追いつかれない速さで(2015年製作の映画)

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絶望に直面した時どういう選択をするのか、若者たちの苦悩を描いた映画。まるで難しい世代による叫びが聞こえてくるよう。主人公太賀の心の移り変わり…絶望、再生、克服が描かれているのが良かった。

愛の小さな歴史(2014年製作の映画)

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話の構成や繋がりとしては割と好きだったが、何だか登場人物の気持ちがジェットコースター過ぎてイマイチついていけなかった。夫婦の愛、兄妹の愛、親子の愛…人間の愛の形って色々と歪んでいたりするから解るのが難>>続きを読む

あやしい彼女(2016年製作の映画)

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病院での多部未華子と小林聡美のシーンではとても素敵な親子の形を見れて良かった。青春時代って結局は夢見がちである人の夢でしかなかったりすると、少し思った。

TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

地獄にロックという組み合わせが斬新で面白い。地獄ならではの強烈なキャラクターたちのやりとりも可笑しかった。地獄のシーンの色味は苦手だったが、現世、地獄、天国の色味がそれぞれ違っているのが良かった。神木>>続きを読む

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

コンフィデンスマンならではの細かい伏線を回収しつつ全てがひっくり返っていく様がとても痛快。ドラマを観て少し慣れてしまったのか色々と懐疑的に観ることになってしまうが、それでも楽しめた。演者たちなりの良さ>>続きを読む