Nao1996さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Nao1996

Nao1996

映画(839)
ドラマ(11)
アニメ(0)

父、帰る(2003年製作の映画)

4.0

傑作、ズビャギンツェフ天才かよ

イワンの父に対する嫌悪感が演技の節々から伝わってきてビリビリくる。ストーリーはシンプルながら、父と息子たちの会話劇と長回しのカメラワークと数多くの水のモチーフが、謎多
>>続きを読む

パラノイドパーク(2007年製作の映画)

3.4

終始、青年の罪と青々しい悩みが映画を駆け抜ける。大きな動きはないけれど、ガスヴァンサントらしい作品。

間に挿入されるスケートボードに乗る青年たちの映像が荒々しく、太陽の光の反射も相まって鬱屈した心の
>>続きを読む

ヴィジット(2015年製作の映画)

3.7

結構好きなんだけどあんまり評価高くない作品
前半の気持ち悪い家族再生ドラマが全く異なる様相を一気に見せる後半戦、全ての祖父母の行為が1つの真実につながるプロットは本当にお見事としか言いようがない。
P
>>続きを読む

ディセント(2005年製作の映画)

3.9

こういうホラーの設定好き
上手いなぁ、洞窟という場だから暗闇による視覚効果、および手持ちカメラによるPOVも絡めて表現に幅が出る。
そして、あんな化け物出てくるなんて聞いてないよーってところにつながる
>>続きを読む

マスク(1994年製作の映画)

3.9

ジムキャリーの安定のアホと
キャメロンディアスの圧倒的可愛さにやられる

バカみたいなCG、風と共に去りぬのパロディネタ、何を取っても面白い

CUB/カブ 戦慄のサマーキャンプ(2014年製作の映画)

2.4

低予算ホラーならではの失笑にも似た笑いが大好きです
謎の仕掛けが悪い大人たちを殺していきます。ヤスミンはかわいそうだったなぁ…
カイはどうなったのかとサムはどうしてしまったのかは想像で補完出来るけど、
>>続きを読む

ザ・リング/リバース(2016年製作の映画)

3.2

ホラーとしては、脚本が唐突すぎるところが難点か
もう少し長尺でつくれれば完成度は上がったろうが、まぁ上出来
死ぬ前の未練を他の者に達成させようと仕向ける幽霊の行動は王道ホラーの流れを汲みつつ、日本流の
>>続きを読む

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.0

久しぶりに見返したけど、退廃と希望の入り混じったファッキンくだらないシットな薬物映画。登場人物全員クズだけど、そこにある妙な青臭さったらない…
クズの友達はクズで永遠にこの連鎖からは逃れなれないのが、
>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.7

3つの時間軸が並行する作品。役者たちの演技力が全てを作り上げている。カンバーバッチの変人感もさることながら、周囲の人間たちの美しい人間模様がイギリスの陰での功績により強い輝きを与えている。それぞれが多>>続きを読む

MEATBALL MACHINE -ミートボールマシン-(2005年製作の映画)

2.6

昔見た記憶。
手塚とおるがよかったが、とにかくb級グロテスク

さよなら、人類(2014年製作の映画)

3.6

このシュールさよwww
この構図すごいよなぁ
長回しでここまで訳のわからない世界観を構築できるのか、
そして馬🐎陛下、若者のくだりは笑いが止まらない…
映画ってこういうさりげない体験を本来は描くんだよ
>>続きを読む

サスペリア(2018年製作の映画)

3.5

面白いんだけどね
無意味にアートという言葉を使うことの軽薄さを批判しているともいえる

ただ、アルジェント版の方が好き

インフェルノ(2016年製作の映画)

3.3

唐突すぎる
どんでん返しでもなんでもないシエナの裏切りがなんだかなぁ
あんなダンテオタクそうおらんやろ…
ダヴィンチコードと天使と悪魔は面白かったのに

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

3.7

アメリカの黒人差別の歴史100年を一本の映画で軽く学べる
なんともいえん悲しさが溢れてる
いい映画といえる

ペット(2016年製作の映画)

3.5

全てが可愛い
癒される
ペット飼ってる人はこの映画好きな人多そう

シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

3.3

嫌いじゃない、過去と決別する物語に怪獣を加える謎センス

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.9

青年期のクリスティンと母の葛藤劇。
穏やかなサクラメントで起こる高校生の悩みを、さわやかな風が通り抜ける味わい深い人間ドラマ。クリスティンと母の上手く伝えられない愛情が、映画全体をピンク色に染め上げる
>>続きを読む

ミラーズ(2008年製作の映画)

2.8

ジャックバウワーにしかなってない
私は24を観ているんでしょうか…
てゆうか鏡強すぎ
亡くなったキャメロンボイスが子役で出てる

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.7

なんとも皮肉の効いた食人ホラーだ……
信仰、供儀、カニバリズム、聖なる処女などの多様な要素を散りばめて信仰の自由や、過度な啓蒙主義をこれでもかと弄りまくる。イーライロス流石だ…

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.2

ハリウッドの成功者の影に隠れる、多くの絶望の一片を描いた作品とも言えるし、ただの断片の組み合わせとも言える。ただ、一貫して凄いのはリンチの映画は人々に考えることを促す言いようのない魅力があること。彼の>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

3.3

面白いともうよ
ただ、アニメ映画の特徴でもあるように長い日常の繰り返しは、足速に断片化して終わらせる。この表現が多すぎるあまり、最後のカタルシスが弱まってるような…
商業化させ過ぎたあまり、新海誠の少
>>続きを読む

コード・アンノウン(2000年製作の映画)

3.7

ハネケ作品の中でも解釈が難しい方だなぁ
移民は彼にとって断絶の象徴っていうのが最もよくわかる作品
誰もが不安定な関係の中に身を置いている困難さ

デスノート Light up the NEW world(2016年製作の映画)

2.4

よくこれで、世に公開できたなと思います。それくらいに.……です