yoshiさんの映画レビュー・感想・評価

yoshi

yoshi

懸命に生きる人間を描いた映画が好き。個人的良作映画だけ紹介。文章長くなりがち。コメント頂けると幸せです。感想でも批判でも構いません。どんな映画にも価値あるシーンがあると信じています。

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イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

何でもありのCG全盛の昨今の映画界。
カーアクション、ガンアクション、動物の動きや俳優の演技そのものまで。
CGなしの「本物」の映画的興奮に飢えていたのですが、久しぶりに意外なジャンルで興奮を得ること
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女は女である(1961年製作の映画)

3.8

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アンナ・カリーナがとても可愛い❗️
感想はそれだけでいいのかも。

ゴダールの映画というと、膨大な量の意味ありげな映像と哲学的セリフのコラージュで「結局、何だったんだ?何が言いたかったんだ?」というも
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

かつて日本の正月とお盆に欠かせない映画が「男はつらいよ」でした。
マンネリのストーリーの上で、繰り広げられる寅次郎の恋と笑いは、新年とお盆を喜びの内に迎える国民行事として定着していた…。

昭和生まれ
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ナイアガラ(1953年製作の映画)

3.7

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若い頃に見たはずなのに、内容を思い出せないので、見たのですが…
あれ?マリリン・モンローが悪女?
意外だなぁ。もしかして初見かも…
歳をとってきたせいか、どうも記憶が…。

壮大なナイアガラの滝を舞
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ノーマ・レイ(1979年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

なんのとりえもない一介の主婦が、組合活動家に感化され、労働環境の改善を目指して、自分の職場に労働組合を作っていくお話。

大人になってから何度も見ている社会派のアメリカ映画なのですが、正直な話、絵的に
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ランボー(1982年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

やられたから、やり返す。
それだけのシンプルな話に、いかに争いが無益なものであるかというテーマを盛り込んだアクション映画の傑作❗️

公開当時にリアルタイムで劇場で鑑賞した。(少年時代でした。)
新作
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.9

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正直、この作品はレビューするつもりはなかったのですが、劇場で見て、あまりのアクションの【満腹感】にレビューを書くことを決意した次第です。

それはこの作品が話が続いている「続編」だからです。

続編が
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13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

3.9

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「これから、この路線で行けばいいのに❗️」と思った「トランスフォーマー」シリーズでお馴染のマイケル・ベイ監督作品。

マイケル・ベイ監督作品の特徴と言えば、言わずもがな、車、美女、そして破壊です。
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セックス・トラフィック 悪夢の週末(2018年製作の映画)

3.7

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正直に白状します。
タイトルに釣られて見ました。官能的な内容だろうと期待して…。
劇中のセリフで分かりましたが、「セックス・トラフィック」とは性的人身売買のこと。
私の浅はかな期待は裏切られましたが、
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ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

4.0

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キャスリン・ビグローが女性として史上初のアカデミー監督賞を射止めた作品。
結論から言うと、反戦映画というよりは、あらぬ方向に壊れていく人間を描いた力作だ。
そして初見の時に感じた違和感の訳に再見して気
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三十九夜(1935年製作の映画)

3.7

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サスペンスの神様、アルフレッド・ヒッチコック監督のハリウッドに渡る前、イギリス時代の代表作の一つです。

いわゆる「巻き込まれ型」のサスペンスもので、軽快なテンポで物語は進んでいきます。

若い頃、白
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仕立て屋の恋(1989年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ハゲ、チビ、デブ。
自分に何かしらコンプレックスがある人は主人公に必ず共感するでしょう。
また孤独な生活を知る人も主人公に共感するはず。
私もその一人です。

孤独な中年男の哀しい純愛。

恋する彼女
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狼たちの午後(1975年製作の映画)

4.1

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「人生は近くで見れば悲劇だが、遠くからみれば喜劇だ。」
…とは、今年公開された「ジョーカー」で引用された喜劇王C.チャップリンの名言だが、私は多分この言葉が似合う多角的な視点を持った作品が本能的に好き
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座頭市千両首(1964年製作の映画)

3.8

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我が国が誇る時代劇のヒーロー、座頭市。
全作見ているが、そのどれもが面白い。
本作は座頭市入門には、もってこいの作品です。

シリーズのどれか1本挙げるとなると、ファンでも相当迷うと思いますが、多くの
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.7

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モーテルに住む貧困層の母娘の日常を、子ども目線のカメラの高さで撮影し、フェイク・ドキュメンタリーのように撮影しているが…

実際は目を背けたくなるアメリカのドス黒い貧困問題を、カラフルな色彩で塗り潰し
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スターシップ9(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

サスペンスやホラーなどで感じてはいたが、近年のスペイン産の映画は、本当に脚本が良くできている。

この映画は、映像に掛ける予算と、心の琴線に触れる音楽があれば、間違いなく傑作となり得ただろう。
低予算
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ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

4.0

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若い頃、公開当時に劇場で鑑賞した作品だが、派手なアクション映画が多かった当時は、あまり面白いとは思わなかった。
しかし、自分が主役2人の年齢に近くなるにつれ、定期的に見るようになった。
(今では当時の
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フランケンシュタイン(1931年製作の映画)

3.7

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異形という理由で疎外され、誰からも愛されない者…。
先日「ジョーカー」を見た後、ふとそんな言葉が浮かびました。
その元祖となるのがこの「フランケンシュタイン」ではないでしょうか?
この映画もとても悲し
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

途方もない孤独と絶望的な境遇と環境…。
何という救いのない話…。
悪寒に似た鳥肌が立つと同時に、観賞後には涙が溢れた。
どうしようもないほど共感してしまった。
それは「感動」ではなく、紛れもなく「共感
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.0

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コメディアンを目指す若者が暴走していく様子を描いた映画。

この映画の主人公に共感する人は、若くとも挫折や傷ついた経験を持っている人。
大人ならば、夢に向かって邁進した経験があり、他人になかなか認めら
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007 スペクター(2015年製作の映画)

4.2

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私は007映画のファンであり、クレイグ・ボンドシリーズの大ファンである。

「カジノ・ロワイヤル」は007誕生編。
「慰めの報酬」は復讐編。
「スカイフォール」は新生編だった。

本作「スペクター」は
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞直後は、誰にも感情移入できないストーリー展開が、大変胸糞悪かった。
見たのを後悔するほどに。
しかし日が経つにつれ、興奮がおさまると「自分ならどうするのだろう?」と考えてしまった。
誰の立場で考え
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

なかなか評価が厳しいようですが、この映画は女性の精神的な強さを描いていると思います。
この映画はアメリカ、ロシアがどうこうのと言うより、権力に翻弄されながらも、生きるために困難に立ち向かう「女性の強さ
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

美しい親子の愛情を描いただけでなく、障がい者の生活自立や子育てという福祉問題を考えさせられる映画です。

感動すると同時に、とても深い問題提起があります。

感動する部分は誰もが言う通りです。
「泣け
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オマールの壁(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

パレスチナ産の映画を初めて見ました。
正直な話、映画の内容うんぬんよりも、パレスチナ自治区の生の姿に驚かされました。

何よりも驚いたのは、映画に登場する、あまりにも高く、あまりに長い壁。

トランプ
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生きる(1952年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

初めて見たのは高校生くらい。
教養の足しにと思って見たのですが、映画の神様、黒澤明監督には失礼な話、若い頃は「辛気臭い話だ」と、当時それほど感動しなかった。
同じ黒澤監督作品ならば、三船敏郎が出てくる
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海外特派員(1940年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ヒッチコック監督作品を無性に見たくなる時があります。
CGで何でも表現できるようになった昨今の作品を見ると、演出の巧みさというものを実感したくなるからかもしれません。

ヒッチコック監督の作品は、現代
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

永遠の少年、リュック・ベッソン監督はマンガが好き。
この作品を見て、それがよく分かった。
そして少し大人になった監督の心境の変化を感じることが出来た。

この作品はかつての「フィフス・エレメント」の変
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ウィンチェスター銃'73(1950年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

銃の持ち主を変えて、話を転換していく着想が面白い。
チャプターに分けられるというか、オムニバスな話が時間軸をズラさずに繋がって行くというか、短編集を一本に繋いだような印象があり、まるでペーパーバックの
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

大傑作‼️
文化と文明と言葉がどんどん失われていき、「人間性」が恐怖で崩壊して行く。
本能的な人間の生への欲望と、凄まじい行動力がここにある‼️

そして、よくぞこんな映像を撮ったものだ❗️
この映画
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

意味もなく無駄に長い映画より、よっぽど面白い❗️監督の手腕に拍手👏。

海に1人取り残された美女。
その前にはサメ。
誰がどう見たって、この娘は死ぬでしょう❗️

…と「ジョーズ」さながらのポスタービ
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ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

スゲェじいさんだ❗️この話ホントかよ❗️
素直に驚いた。開いた口が塞がらない。
馬鹿みたいだが、それがこのドキュメンタリーを見た感想である。

私が20代のころレンタルビデオ屋のオヤジの推薦で見た(当
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眼下の敵(1957年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

潜水艦映画にハズレ無しはここから?
間違ってたらごめんなさい!
もっと古くても面白いのがあるかもしれませんが…。
緊張感とリアリティが最後まで続く。
米独どちらかを一方的に悪役とはせず、両者を公平に描
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荒野の決闘(1946年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「ワンハリ」を見て以来、古き良き西部劇を最近見直しています。
その中でもこの映画は「古典的な美しさ」という点で、ハリウッドの映画様式を代表する一本だと感じました。

マカロニウェスタンを知っている方か
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浪人街 RONINGAI(1990年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1990年の公開時に劇場で鑑賞済み。
当時は平成になったばかりだった。
実はこの時、この映画をガラガラの劇場で繰り返し見た。
少なくとも3回は見ている。
なぜ、そんなに惹かれたのか?
昭和を代表する豪
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駅馬車(1939年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

時代とともに消えつつある映画のジャンル、アメリカの西部劇と日本の時代劇。
そこには古き良き道徳心と美しい風景が、映画の良心のように必ず描かれている。

そしてそこにアクションやサスペンス、または泣ける
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