ぴょん吉さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ぴょん吉

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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.3

20才前後の娘をもち、自分は勝ち組だと思い込んで過ごしてきた世の奥様方の息の根を止めそうな映画でした。誰もが度肝を抜く冒頭の映像、底なし沼からぐいぐい足を引っ張り込まれる感じでその世界に入っていった。>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

確かにこれは怖い、笑
自分が主人公だったら、ホント怖い
黒人差別とまでは感じないけど、これを制作できるアメリカって立派

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.8

館内が明るくなった時恥ずかしくて立ち上がれないくらい号泣していた。
金字塔といわれる前作の30年後の世界、その壁の高さゆえ期待と同じくらいの不安があったが、世界観はもとより前作を凌駕するだけのドラマが
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

4.2

衝撃の第1作に繋がる新シリーズ完結作という事で鑑賞。
強いリーダーシップと決断力、愛、強さと優しさ、人間以上の男前シーザーが魅力的。美少女の存在という理由だけではなくLOGANで受けた感動に近いものを
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.8

数年前に見て二度目の観賞。ずっとインド製作の映画と思っていたらイギリス映画だったという驚き。
主人公の知識は全て生き延びる上での経験から学んだ事。インドのスラム街の現実、その中で子供達が成長する事の過
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許されざる者(1992年製作の映画)

3.8

善と悪とは自分の立ち位置が変われば簡単にひっくり返る。強盗、保安官殺し、女子供を皆殺しにした過去を持つウィルも妻と出会い改心したもののその妻に先立たれ残された子供達と貧困にあえいでいる。娼婦の顔を切り>>続きを読む

ザ・ファーム/法律事務所(1993年製作の映画)

3.4

テンポの良い展開でそれほど時間を感じなかった。弁護士をしていてもトムの走りはMIだった

3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

4.5

10年前の作品とはいえ、今の時代にこれほどガチの西部劇に感動できるなんて驚きのほかない。敵でありながら敬意を払い、次第に芽生える友情ともとれる男の美学というのだろうか…しびれた。ラッセルクロウの男気と>>続きを読む

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.0

何故ベイトマンが猟奇的な殺人を繰り返すのか心の闇が描かれていないので、残念ながら薄っぺらい作品。の割には退屈もせず一気に見れたので、そこはクリスチャンベールさすがです。
イケメン、金持ち、エリートはこ
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.5

ノーランの色、ハンスジマーの音、抑えられたセリフ、トムハーディの目、そして映像、全て素晴らしかった。史実であるリアルは史実がための枷となる諸刃の剣となりかねずこの作品の評価が別れるところではあると思う>>続きを読む

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.8

何が真実なのか、誰が正気なのか。疑惑と不穏な映像演出で最後まで目が離せなかった。人間の心の中に潜む暴力性と恐怖、認めたくない真実と狂気。この境界線を演じきるディカプリオの演技力は本当に素晴らしかった。>>続きを読む

エル ELLE(2016年製作の映画)

3.5

登場人物クズだらけ
64才イザベル・ユベールに脱帽
64才でこの演技って、現実もこうでしかあり得ないって思わせる。
ミシェルの背負った過去が霞んで見えるほど。
フランス語とフランス人はそもそもスケベと
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.0

ストーリーがアバウトだしクリスパインはますだおかだの岡田に見えてきてしまうし、伏線もなくアレスがあの人とか、まぁ色々あるんだけど、全てはガルガドットで許せる。美しくかっこよく可愛いガルガドットのための>>続きを読む

ペイチェック 消された記憶(2003年製作の映画)

3.5

エンジニアと博士がバイクシーンも含めて何故こんなにすごいアクションできるの?という素朴な疑問は監督がジョンウーだからで解決。
娯楽映画として楽しめた。
自分に送った20のヒント、袋には19しか入ってい
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.9

トップシーンのカーアクションにはゾクゾクした。赤のスバルがとても良く映えてた。ベイビーが無口なままストーリーがテンポ良く進みさらに期待感が増したんだけどちょっと自分が思ってた方向と違うところに着地した>>続きを読む

葛城事件(2016年製作の映画)

4.0

久々に見た邦画。久々に褒めたい邦画だった。いるんだよ、こういう親父。憐れな男。中華料理屋でのいちゃもん、マイホーム建てた後に人呼んでむず痒くなるような自慢。こうして家庭って崩壊するんだな。他人が入り得>>続きを読む

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.5

新生スパイダーマン🕷すごく面白かった。本来のスパイダーマンが背負う影はなく明るい青春、成長物語。トニースタークに認められたいだけの少年が己の弱さを知り正義に目覚め、敵とも自分自身とも戦い乗り越えていく>>続きを読む

シチズンフォー スノーデンの暴露(2014年製作の映画)

4.0

国家により監視される威圧がどういうものかを現実的に理解できるドキュメンタリー。政治的にも犯罪的にも当然国際的にも全く関係ない、だから監視されたところで何の恐怖もないとお気楽に暮らしてきた自分のアホさ加>>続きを読む

インソムニア(2002年製作の映画)

4.0

地味ながら重厚で良い作品。
何と言ってもアルパチーノとロビンウィリアムズの共演とおかれた設定。
乾いた冷たい空気感、白夜と良心の呵責からくる不眠。殺すつもりはなかったつもりの対立する2人の男。やはりノ
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.8

ジェットコースター嫌い。だけど乗ってしまうとジェットコースターは途中下車ができない。ぎゃぁ〜〜〜〜嫌だ嫌だ嫌だもう2度と乗らない(ドキドキドキドキでもちょっと面白かった)な映画だった
女の子を引きずる
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劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング(2017年製作の映画)

3.7

ライダーの映画は出来不出来の差が著しいので過度の期待をせずフラットな気持ちで見るようにしてる。ただしトゥルーエンディングとタイトルをつけられると多少なりともハードルは上がる。一つのエピソードとして面白>>続きを読む

シークレット・アイズ(2015年製作の映画)

3.1

回想と現在が入り混じるやつは苦手。
この作品も時系列でたどる方が絶対すっきりすると思う。
愛する子供を殺された親の気持ちってこれだと思う。振り返れば言葉の一つ一つが私刑に繋がっている。ジュリアロバーツ
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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.0

最近ヒトラーやナチ、アウシュビッツを扱った映画が多い中、一番心に刺さった。ドイツはナチという怪物を自分たちで回収する。金持ちの少数が始めた戦争のために貧乏人の大多数が死ぬ。この子たちが息子だと思うとい>>続きを読む

アウトブレイク(1995年製作の映画)

3.6

記録

ダスティンホフマン、モーガンフリーマン、ケヴィンスペイシー、若くて働き盛りって感じ

パワーレンジャー(2017年製作の映画)

2.2

予告編を見て多少なりとも期待して行ったのだが…途中何度も寝落ちした。正直つまらなかった(予告編のわくわく感で終わっておけばよかった)
変身までのぐだくだも戦闘シーンで挽回してくれれば終わりよければ全て
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ブレイブハート(1995年製作の映画)

3.5

ハクソー・リッジからのメルギブ
信念の映画という点で一致し、こちらの方がより宗教色強く感じた。
圧巻の戦闘というより合戦
人対人のガチの戦いの方がある意味残酷

女優2人がとても美しくメルギブの目が本
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.8

宗教映画、戦争映画というよりまさに信念の映画だった。何故デズモンドが自ら志願しながら銃を持たない事に徹したのか。それは信仰もあるが、幼い頃誤って兄を死なせてしまうところだった後悔であり先の大戦で深い心>>続きを読む

レジェンド 狂気の美学(2015年製作の映画)

3.3

トムハの怪演。マッドマックスのトムハが大好きだけど、この手の狂気を演じさせるとトムハは本当はこっちの人なんじゃないかと納得してしまう。
統率力経営力のあるレジーと、バイセクでイかれたロン。血よりも深い
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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

3.5

クローバーフィールド/HAKAISHAも好きで、続編かと想像して見たらとんでもなく別物だったけどこれはまた違う意味のB級臭がして面白かった。シェルターを作り上げ管理できる有能な男なのに変態のハワード。>>続きを読む

TAP THE LAST SHOW(2017年製作の映画)

2.5

辛口です。
脚本1
セリフ1
演技1
構想40年?40年前のホコリを被った思いつきを持ってきてそのままやっちゃった⁈ほどにドラマ部分は見ていられなかった。素の水谷豊を私は好きだし、ナルシストの水谷豊も
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幸せをつかむ歌(2015年製作の映画)

3.0

男ならどんな親でもいい曲さえ作ればいいの、男ならね…

かっこいいけどちょっと悲しいロッカーの道を選んだママをメリル・ストリープが快演。離婚して自殺未遂をしお風呂にも入らない娘、ゲイの息子、後妻とのバ
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選挙の勝ち方教えます(2015年製作の映画)

3.5

戦う女サンドラブロックがかっこいい。
選挙戦の裏側って実際そうなんだろうなぁって思うし昨今の政治家見ててもこれほぼ現実じゃないのって思わせる面白さがあった。
しかし邦題が酷い。