mumさんの映画レビュー・感想・評価

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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.8

映画が観たい
そういう気分の日の気持ちを詰め込んだ映画って感じがする
完璧な人生じゃない
でも誰かと通じ合う瞬間がある、それだけで自分の人生も悪くないんだなと思える

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.8

ジャレッド・レトになんか恨みでもあるのかな😂
一作目よりバカバカしくて面白いし
ジャネール・モネイのバカンスルック綺麗で画面が豪華だった

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.3

小説読み終わるまで観ないでおこうと思ってたけど、上巻を積読で一生読み終わる気がしなくなったので…ストーリーはまだ序盤で、始まってもいない感があるからなんともいえない、衣装や宇宙船が美しかった

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

描きたいものが変わったとインタビューで見かけた
まっすぐポジティブな天才が主人公だったマンガが、苦悩する努力人を主人公にした映画になった
大人になると自己投影もあって天才より努力に光が当たって欲しいと
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.8

多分字幕ないと映画館ではきついけど日常系のライトな百合4コママンガみたいで可愛かった!
主役の二人がすごくキャラクターに合ってた。生活感も好き。
考えさせられる要素とかはなくて、ただ楽しく観られる。オ
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ティモシー・シャラメ、お金持ちの家の神経質こじらせ次男が最高にハマってた!猫背もしっかり会得してウディアレンの世界に染まってた。雨のNYと眼の色きれいすぎ。
サリンジャーの『フラニーとゾーイ』のゾーイ
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ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

3.8

ジョークがいまいちわからなかったのと、謎のシーンもたまにあったけど、主人公がアルコール依存と幼少期の深い傷から立ち直っていく様にぐっと来た。

才能があっても天啓を受けたような出来事が起きても、それだ
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.3

体力と元気があるときに観ようと思ってた作品。
キャストすごく良かった。森田剛すごかった!

ただ、森田の内面が描かれなさすぎだったのが…意図的になのかもしれないけど、あまり良い効果にはなってなかった気
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.9

マティアスの婚約者の複雑な表情綺麗だった。
個性を保ったまま普遍的な物語を作ろうとしたのかな。ドノヴァンでは表現やテーマを試行錯誤してるように感じたけど、今回うまくまとまっていてバランスが取れてると思
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

3.5

怪獣映画!
敵なのか味方なのか目的のわからない主役怪獣とすごく強い敵怪獣が、美人ヒロインを巻き込みながら物理法則の外の世界で大バトル
音とか荒くて綺麗な映像とかカルトムービーぽくてよかった
池上季実子
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.3

韓国版キル・ビル?
キム・ダミとチェ・ウシクが好きなので楽しかったけど、アクションはリアルさがなかったのが残念

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.3

ホーキング博士の本は面白いし、だからモテるのもわかるなと思った

ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.5

海外のお菓子みたいに、カラフルで原色で刺激的だから目を引くけど、食べてみると全部同じ砂糖の味か…って残念に思う感じ
直接的な要素が多くて、でも笑ってもいいほど不真面目でもなさそうで、どう楽しめばいいか
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.3

かっこよくスマートに「自分なりの道を選んできた」なんて言えたらいいけど多くの人の人生はたぶんそうじゃない
不条理な出来事に屈することもあるだろうし、自分に後悔もするだろうし、余計に考えすぎて選択を誤っ
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.0

題材は踏み込んでいるけど、どの思想にも各個人の人生の事情にも偏らないように満遍なく気を遣いすぎていたような印象で…
あまりに均衡取りすぎた結果、全員モブみたいになっちゃってたのが残念
いっそ別の題材に
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.1

「トッケビ」で精霊?だったコン·ユ、「パラサイト」の息子チェ·ウシク、ナチュラルビューティーなチョン·ユミ…韓国ドラマや映画でよく見た人気俳優が登場してたので流し見👀
苦手な環境ではモタモタ前進しかし
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

戦争映画とは思わずに「ムーンライズキングダム」とか「シングストリート」みたいな物語だと思えば良いと思った
ママの件があっさりで悲しすぎてついていけないけど、スカーレットヨハンソンのブロンドとナイス選曲
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美しい星(2017年製作の映画)

3.5

原作が好きなので微妙…と星なしレビューしていたけれど、改めてコロナ禍で価値観が大きく変化した今、見返したら凄くぐっときてしまった!

多くの人間は自分に自信がないから「自分は特別な人間(地球人じゃない
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.3

ドラン他作品よりも登場人物が多めだからなのかテーマやそれぞれのキャラクターを描いたシーンの濃度がやや薄まってしまった印象でちょっと残念…人数が多いぶん、分散されてしまったのかな?

あと、フランス語の
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.6

「ダメになったんじゃない。新しい海になったんだ」
あからさまに晴れ晴れとした再生と希望の物語なんて 現実にはなかなかない
あの街もあの海もあの人も 凪待ち
タイトルがぴったりでよかった

ポスターはも
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.5

初めて見様見真似で曲を作って
モヤモヤを歌詞にしてみた時のこと
なにか凄いこと出来ちゃいそうな
なんの根拠もない自信と勇気と
憧れのカッコいいミュージシャンを心に抱いて
ドキドキしながら進め!

真実(2019年製作の映画)

3.7

フランス版ワンダフルライフ
ミニのシャツワンピースにトレンチコートを羽織るサニエ嬢が可愛すぎた!

モンスター・ホテル(2012年製作の映画)

3.8

思った以上に面白くて可愛くて好きだった
話はベタかもしれないけど深く考えず楽しめる
メイヴィス可愛い!

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.9

最初はなんでこんなに無駄なシーンが長いのかなと思ってみてたけど
そう思わせるくらい、死者の世界は途方もなく長く孤独の時間が続くんだ…と気づいたら悲しくなった

こんな思いをしている死者に対して
「きっ
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.5

展開は、いたってフランス的
前に好きだった人が画家と結婚したから
最後の展覧会のシーンがその時の思い出とすごく似てて、見てられなかった

「私達パートナー同士で高めあってるからより仕事がうまくいってる
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.7

要らない物を譲ってくれるアプリがあって
引き取りにさえ行けたら家具を無料で譲ってくれたりする
粗大ごみに出すと手間とお金がむしろかかるから

最近引っ越しで使ってみた時
タダで譲ってくれるならタダに越
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レディ・バード(2017年製作の映画)

5.0

イケてなくて最高で最悪な青春時代と故郷
強がって別の名前名乗ったり都会に憧れたり
カッコいい人をすぐ好きになっちゃって無理して話合わせたり
一緒にいると楽しいけどダサい親友より
新しくて刺激的なスクー
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.0

神にしか出来ないだろうやり方で
神なんていないと思わせる

平等でありたいと思いつつ
いつでもわたし達は選別する優劣をつける
どんなものでも

四月物語(1998年製作の映画)

4.0

一人しかいない部屋の真新しい空間が心地よかったり、電車で行けないところに行ってみたくて自転車でさまよってみたり、全然知らない人とのちょっとした交流ににんまりしたり、
些細な変化がとにかく楽しかった
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

現状を諦め受け入れる世代がいて
波に飲み込まれながらもまだ希望を捨てない世代がいる
違和感に気づきながらもまだ戦い方を知らない幼い子どもの世代はこれからどうなっていくんだろ

家族の中で一番「なりきる
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ロブスター(2015年製作の映画)

4.3

愛は量れず、目に見えず、
時には愛欲や自己保身にすりかわるほど
不確かで不安定な要素であると知らない世界で
人々はしずかにダンスを踊る
それぞれがそれぞれの音楽に揺れて
そのリズムは決して交わらない
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.0

ウィルポールター怖い
けど、彼が独自に白人至上主義を作り出したわけじゃないのだから彼らだけを責めたら解決するわけでもない

アルジーの歌が響く教会
映画だとわかっても辛くて見ていられないのに
本当にこ
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(1963年製作の映画)

3.3

危険が迫ってもしっとり煙草を吸えるヒロイン
襲われても優雅でした

カモメかわいい