sato4さんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

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8日で死んだ怪獣の12日の物語(2020年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

【2020年38本目】自分の目と耳と脳を疑うほどにつまらなかった。何故観に行ってしまったのかという後悔しかない。『カプセル怪獣けいかく』自体をそもそも寒いと思っていたので自分に合わない事は明白だったの>>続きを読む

鬼手(2019年製作の映画)

4.3

【2020年37本目】『神の一手』は未鑑賞。何だこれ!? 大好き!ツッコミ処満載だけれども、男が大好物の要素が盛り沢山!囲碁を知らなくても楽しめる、カンフー映画のようなシンプルなストーリーながらガッツ>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.9

【2020年36本目】「『若草物語』ってこんな作品だっけ?」と頭をフル回転させながら跳びまくる時系列を終始追いかけていた。長尺ということも含めて観終えた後の疲労感が凄い。色褪せない物語はもちろん、シー>>続きを読む

アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.5

【2020年35本目】何と評価して良いものか。鑑賞翌日も胸のザワザワは消えず、いくつかのシーンが頭をよぎる。実際の殺人事件とその殺人犯をテーマにした映画は沢山あるけれども、明らかにおかしい。殺人犯の異>>続きを読む

悪人伝(2018年製作の映画)

3.9

【2020年34本目】刑事&ヤクザ vs 連続殺人犯という設定が面白いんだよなぁ。正直、映画の出来としては疑問に思うところも多かったけれども(アクション絡み以外のテンポの悪さよ。)、キャラクターの良さ>>続きを読む

ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)

3.8

【2020年33本目】面白かった!想像していたお話よりはずっとシンプル且つサイレントな趣きだったけれども、群像劇ならではのセリフの掛け合いや主人公達のモノローグが胸に響く(自分は潔癖症寄りなので「近衛>>続きを読む

サクリファイス(2019年製作の映画)

3.7

【2020年32本目】五味未知子さん目当てで鑑賞。事前に勝手に抱いていたイメージとは異なり、かなり不思議なテイストの映画だった。3.11やカルト教団、猫殺しなどネガティブなテーマを扱いつつも決して暗い>>続きを読む

許された子どもたち(2019年製作の映画)

4.2

【2020年31本目】内藤瑛亮監督久しぶりの自主映画で、未成年者の殺人を扱ったとてつもなくハードな作品。タイトルの持つ意味を深く考えさせられる内容で、映画としてよくある展開に落ち着けず、描きたいテーマ>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.1

【2020年30本目】なんともまぁ想像通りというか期待通りというか。オフビートなゾンビ映画。豪華キャストのボケ倒しは楽しいが、映画としては割と得る物が無いので(最後にメッセージ的なものはあったけどなん>>続きを読む

ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

【2020年29本目】殺人鬼達がDIYでお化け屋敷の仕掛けを作っている微笑ましいシーンから始まるところが後から考えるとジワジワくる。音や急に出て来る脅かしに頼り過ぎないところは好印象だけれども、怖いシ>>続きを読む

グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

【2020年28本目】よくあるアメリカンコメディなんだけれども、まぁつまらないしなんだか既視感ばかりで楽しめなかった。小6の少年達が主役の割にはゲスい下ネタが多過ぎたのもちょっと。シナリオも演出もイマ>>続きを読む

囚われた国家(2019年製作の映画)

3.9

【2020年27本目】コロナのせいで約2ヶ月ぶりの映画館……。内容を詳しく知らずに観に行って正解。激シブな掘り出し物だった。アメリカが地球外生命体に侵略され、彼らの傀儡と化している状況から物語は始まる>>続きを読む

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.6

【2020年26本目】観終えた瞬間から忘れるタイプの映画としては楽しめた。前半のタルさも想定内だし、予告編から嫌な予感はしていたため、あまり期待する事もなく鑑賞したので、これでも気持ちスコア高めだけれ>>続きを読む

人間の時間(2018年製作の映画)

4.1

【2020年25本目】敬愛するキム・ギドク監督初期の名作のひとつ『春夏秋冬そして春』を彷彿とさせるタイトル(英題)、そして構成がニクい。ただし人間空間時間そして人間、と連なる今回の物語は余りに醜く、そ>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.7

【2020年24本目】ワンカット(に見える)映像はとても素晴らしく、これだけでも劇場で観る価値はあったなぁという一方で、まるでゲーム画面かのように感じられるところもあり、戦争の悲惨さが伝わりきらなかっ>>続きを読む

COMPLY+-ANCE コンプライアンス(2020年製作の映画)

3.6

【2020年23本目】勝手に期待していたような内容では無かったけれども、この時世を痛烈に批判したオムニバスとして愉しめた。特にラスト、斎藤工監督が手掛ける一番最初に作られたらしい短編が色んな意味ですご>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.2

【2020年22本目】終わらない悪夢を見ているようだった。『ヘレディタリー/継承』で名を馳せたアリ・アスター監督らしい画作りと、"白夜"という人間をおかしくさせる環境で目の当たりにする理解不可能な異文>>続きを読む

仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ(2020年製作の映画)

3.3

【2020年21本目】TVシリーズの最終話からの続き? 他作品の2号ライダーがちょいちょい出てきたのは良かったけれども、1人を除いて添え物的で残念。ゲイツ覚醒までの半分くらいの尺がかったるく、全体尺も>>続きを読む

デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆(2020年製作の映画)

3.9

【2020年20本目】『デジモンアドベンチャー』の完結編として観るならいくつか気に入らないところはあったものの、主人公の太一とヤマトに絞った物語と割り切れば中々面白かった。名作『ぼくらのウォーゲーム!>>続きを読む

さよならテレビ(2019年製作の映画)

3.8

【2020年19本目】「怪しいお米セシウムさん」事件で悪名高い東海テレビ制作のドキュメンタリー番組の映画版。報道部を舞台にアナウンサー、契約社員、派遣社員の3人の視点から報道現場の内情を描く。テレビが>>続きを読む

ドント・ゴー・ダウン(2019年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

【2020年18本目】「未体験ゾーンの映画たち2020」にて鑑賞。無限ループに陥った特殊部隊の隊員達がトライ&エラーを繰り返し、犠牲者を出しながらもループから逃れるために死力を尽くす……という大筋は面>>続きを読む

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.2

【2020年17本目】アメリカのジョージア州を舞台にした弱者たちの心温まる人間ドラマ。ダウン症の青年と兄を亡くした孤独な男の旅の行方は……!? かつて何度か目にした事があるような物語だけれども、本作の>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.2

【2020年16本目】ナチスへの忠誠心がピカイチの10歳の少年の空想上の友達がアドルフ・ヒトラーというだけで心がザワザワするのに、それをタイカ・ワイティティ監督自らがチャーミングに演じるものだから面白>>続きを読む

AI崩壊(2020年製作の映画)

3.7

【2020年15本目】どうしても「日本映画としては頑張った」という偉そうな感想が頭をよぎってしまうけれども、今の日本で"オリジナル脚本で近未来SF"に挑戦できる映画人がどれだけいるだろうか。その勇気は>>続きを読む

バッドボーイズ フォー・ライフ(2020年製作の映画)

3.4

【2020年14本目】前作から実に17年ぶりの続編。始まってずっとビックリするくらいつまらなくてこのまま終わるのかと思ったら、犯人の正体が分かる後半1/3くらいは少し面白かった。とは言え、ちょっと時代>>続きを読む

海辺の途中(2019年製作の映画)

3.1

【2020年13本目③】「見逃したMOOSIC LAB 2019+」にて鑑賞。辛気臭い内容が続くのが辛かったけれども、ラスト一連のシーンで救われた。美術講師とデリヘル嬢のラブストーリーになるのかと思い>>続きを読む

Afterimage(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

【2020年13本目①】「見逃したMOOSIC LAB 2019+」にて鑑賞。タイトルが素敵。主演が「街」という事にはなっているけれども、短編ドキュメンタリーとして監督の想いがすべて伝えられる映像だっ>>続きを読む

37セカンズ(2019年製作の映画)

4.1

【2020年12本目】脳性麻痺というハンディキャップを持つ女性が主人公という事でどうしても身構えてしまう自分が居たが、ひとりの女性のエンタメ感溢れる成長物語として楽しめた(主人公の好奇心と行動力よ!)>>続きを読む

前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

3.4

【2020年11本目】全体的にテンション高め、全キャストの演技が胸焼けする程クドいけれども、それさえ耐えられたら面白い(ただ、映画を観ている感覚は極めて薄い)。余り語る事は無いが、『愛がなんだ』の岸井>>続きを読む

眠る虫(2019年製作の映画)

3.2

【2020年10本目②】「見逃したMOOSIC LAB 2019+」にて鑑賞。これがムーラボ2019の長編グランプリかぁ。雰囲気はとても良かったし、監督の頭の中には明確なビジョンがあるのだろうなぁとい>>続きを読む

蝸牛(2019年製作の映画)

3.5

【2020年10本目①】「見逃したMOOSIC LAB 2019+」にて鑑賞。冒頭の『ボレロ』が印象的で、そこから少しHなシーンが始まる構成がとても良かった。短編ゆえの物足りなさはあったけれども、チカ>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.2

【2020年9本目】いわゆる王道な"フーダニット"(Who done it?=誰がやったか)モノかと思いきや、さすがはライアン・ジョンソン監督、そんな事は無かった。外見こそ古典的ミステリの皮を被ってい>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

4.0

【2020年8本目】原作未読。実写の映像をトレースする"ロトスコープ"で作られているので、シンプルなキャラクターデザインながらリアル感もある独特な雰囲気が超絶魅力的。キャラクター達もいちいち愛らしい。>>続きを読む

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

4.0

【2020年7本目】もちろん字幕版で鑑賞。流石のディズニークオリティ、圧倒的だった。前作のエピソードゼロとも呼べる部分をしっかりと盛り込むだけでなく、エルサとアナ、ふたりの姉妹の立ち位置にしっかりとけ>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.3

【2020年6本目】1960年代を舞台にした実話。レースシーンが迫力満点。映像も音楽もとにかく素晴らしかった。クルマの知識が無くても問題ナシ!映画としては史実を知らなくても先の展開が予測できる実に王道>>続きを読む

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

4.0

【2020年5本目】優しい世界。世知辛いこの時代だからこそ、心に響くメッセージ。子ども向けに構築されている事は間違い無いと思うけれども、日々生きるのに疲れてしまっている大人にもしっかりと響く物語。キャ>>続きを読む