tacosさんの映画レビュー・感想・評価

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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.2

最近仕事でとある犯罪者と呼ばれる人に会って、ぼんやり眺めていたら、なんか世の中の色々な思いや歪みが巡り巡ってこの人のところに集まってきたんだろうな。と思うことがありました。
ヒトラーはみんなの中にいる
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FAKE(2016年製作の映画)

3.5

忙しくて映画が観れない昨今、久しぶりに友人から勧められて観ました。

終始演技をしている佐村河内夫妻。なにが問題なのかわからないまま大きくなってしまった渦中のドキュメンタリー。

映画は、善悪をジャッ
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時をかける少女(1983年製作の映画)

3.3

原田知世さんがブレンディーのCMから好きで、最近アルバムを聴いていたので、デビュー映画を観てみました。

話に聞いていたやばい映画というレビューから、フェチズムが詰まった映画なんだろうなと思って楽しみ
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オーシャンズ(2009年製作の映画)

4.0

海の生き物たちが美しく、かわいい。
プロジェクターで鑑賞がおすすめ。
とても丁寧に撮影された全ての生き物が愛しい。

生き物が活き活き生きているだけでメッセージがあるので、付け足しの自然を人間が破壊し
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.6

なんでファイトクラブをやりたかったのかよく分からなかったけど、スマイルマークの目が火事になるのがかわいかった。

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

4.2

白いオニツカタイガーのスニーカーが欲しくなった。

セットが好き、衣装が好き、音楽が好き、キャラクターが好き、なによりかしこまったブルース・リーがなんかかわいい。

今見ると雑味たっぷりな画面から、こ
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ひな鳥の冒険(2016年製作の映画)

4.3

浅瀬によくいる足の速い鳥ってこの鳥なのかな?

ファインディングドリーと同時収録されていて鑑賞。
短い作品ながら、CGの表現がすごくリアルで、本当に鳥の子供のドキュメンタリーのように感情移入して見入っ
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ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

4.5

新しく導入したプロジェクターで鑑賞。
大きい画面で見ると本当に海の中にいるみたい!

前作のニモを鑑賞したときに、大好きだったドリー。彼女のポジティブさに救われたストーリーだった前回だったけど、今回は
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.2

絶望的と言われていたラストシーンはハッピーエンドなんじゃないかと思う。

二人とも若かったとはいえ、変化を求めていた女性と、現状維持を求めた男性という根本的に合わない同士が結婚をしてしまった。
ずっと
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ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)

4.2

ドリーの明るさに救われて、一生懸命なみんなに泣いた。

海の中でイソギンチャクの近くで立っていたらぶつかってきたクマノミのことを思い出した。あいつらが大冒険してきたのかと思えるリアルさがあった。海の中
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.9

へいへいちょっと待ちの助。

映画予告や、タイトルからは想像もつかない話だった。

別れを切り出されるのかな?と思いつつも互いに核心に触れないような重たい空気の流れる2時間。
2倍で観ても全然大丈夫な
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ブルー・ブルー・ブルー(2008年製作の映画)

4.1

サーフィン好きな夏の少年達の夏休み感を感じれるいい映画だった。潮風の匂いがするビーチ近くを散歩するときに町や通りすがる人から感じる、あの感覚を楽しめた。

監督がどんな人なのか、検索しても出てこなくて
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パラノイドパーク(2007年製作の映画)

4.2

ガス・ヴァン・サントの映画が一貫して描いているのは、誰からも見えない心の死角なんだなと感じた。

多くの人が持っている柔らかい部分。それは誰もが他者に気づいてほしく、美しい部分なんだと思う。この映画も
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.5

かっこいい俳優達がかっこいい服着て面白い道具とイケてるプランでお金を盗み出すのが楽しかった。

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

1.2

よく聴くポッドキャストで勧めていて鑑賞。やばい、死ぬほど退屈だった。
「毎日を大切に。」
その言葉を延々と説明されてるような映画だった。

能力も未来に行けないってことはいちいち何十年やり直してるの?
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エレファント(2003年製作の映画)

4.5

虚無に苛まれると同時に不思議と心が穏やかになる映画だった。若さゆえの狂気も、戸惑いも、自信も無知も、ただ等しく魅力的だった。どこか行動を起こした彼らに、得体の知れない怒りのような監督の感情移入を感じた>>続きを読む

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

4.5

ずっと放置していたけど、友人の激推しでやっと観たら、素晴らしい映画だった。最初の音楽から美術、映画のテーマまで素晴らしかった。
ディズニーは、世界中の人が観るから今の良識そのものという役割があると思う
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

3.5

生まれて初めて観たけど、スターウォーズはスーパーB級映画だったんですね。パイオニア感は半端なかった。シーンのひとつひとつ、もののデザインがかわいかった。ストーリーは合ってないようなもの?

ナードの友
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

4.5

めっちゃ面白かった。テッドと似た感じだけど、テッドよりかわいいかも。なんも考えずに観れるし、製作者の優しさ溢れるジョークに包まれるハッピータイムだった。コメディー映画てっぱんの口が悪くなるヒロインの使>>続きを読む

マリーゴールド・ホテルで会いましょう(2011年製作の映画)

4.4

なんでもやりたいことを、やってから死なないと。と思った。友人に勧められて観たけれど、俺もこれから人に勧めようとおもうとても素敵な映画だった。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

友人に勧められて観たけれど、想像の12倍面白かった。映画の内容と庵野監督の意思と日本の状況がシンクロしていて、今出来る日本のベストな映画だと思う。

・絵作り、演出、セリフ、日本の不自然な演技の扱い、
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ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

5.0

最高に面白かった。
美化されたストーリーとはいえ、自分たちの権利のために主張をし続ける姿はかっこいい。男も女も善人も悪人も主張がハッキリしているのがいい。銃を出した相手にまで自分の主張をするとかも大丈
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アクト・オブ・キリング(2012年製作の映画)

3.7

インドネシアにおける、現政府による1965年の革命時の大量殺人を実行した当事者により振り返る映画。
この事件について知識が全く無かったのだけど、(映画を観た限りでは)インドネシアは今も暴力によって制圧
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イヴ・サンローラン(2014年製作の映画)

3.0

イヴ・サンローラン苦悩の物語。イヴ・サンローランを全然知らずに見たから、なんで悲劇風なのかよく共感できない。フランスだと有名人で、みなさん知っての通りというコンテクストがあるのかなと思うけど、彼につい>>続きを読む

くまのプーさん 完全保存版(1977年製作の映画)

3.3

今週、観たのを忘れていた。ディズニーが手描きアニメを復活するかを賭けて大こけしたらしい作品。正直、ふつう。なんでそんな大事なプロジェクトにこんな地味なつくりのアニメを選んだんだろう。これはヒットしない>>続きを読む

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.5

男達と美しい夢の物語だった。少年ビリーの持つダンスをやりたいという夢が、炭鉱を巡る毎日の現実のことでグレーに曇った小さな町を照らしていく話だった。王道のストーリーだけれど、シンプルな作りなぶん、夢の輝>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.8

限りなくロマンチックな映画。電車で偶然出会った2人の一晩だけのデートの物語。2人でいることで全てのものが素晴らしく見える魔法のような映画だった。本当に2人はこのとき出会って恋に落ちたんじゃないかと思う>>続きを読む

海がきこえる(1993年製作の映画)

3.8

新海誠監督の元になるような、ジブリで一番色気のある中編作品。90年代の作品だけど感覚が2010年代っぽいような気がする。この作品が無かったら、新海誠は無かったんじゃないかな?と思う。という意味でもジブ>>続きを読む

クライ・ベイビー(1990年製作の映画)

3.6

ノリが難しいハイテンション映画だった。地獄曼荼羅アシュラと同じフォルダに入れた。元気が出たけど疲れた。雷が落ちて電気椅子で殺された親父の仇の話をするシーンが好き。

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.0

友達との話題に出たので借りてみたけど怖かった。長澤まさみが意外とかわいかった。

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1人の男の子の人生を本当に12年間追って早送りで観る映画で、人生の儚さを否応にも感じさせられた。
母親が「こんなにも人生が早いと思わなかった」と言うのに対して「まだ40年くらい生きるよ」と応える主人公
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シチズンフォー スノーデンの暴露(2014年製作の映画)

4.0

プライバシーを失いつつある日本でも、なにが起きているか想像ができる映画だ。スノーデンのこの映画後のアップデートは、なんとなく耳に入ってくる情報以外に積極的に追ってはいないのだけど、ここまでのリークをし>>続きを読む

ロブスター(2015年製作の映画)

3.4

イギリス人のブラックジョークが延々と続くみたいなミステリー映画。ヨーロッパのブラックジョークがあんまりツボじゃないので、あぁここら辺面白いんだろうなーと思いながら観ていた。主人公の選んだ動物がロブスタ>>続きを読む

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

4.4

全てのことがどこにたどり着くこともなく途切れてしまうマイクに胸が締め付けられた。話を通してこうあって欲しいと思うことが何もおきなくて、話の全体像をつかみ切れず映画は進むけど、それがマイクの自分の居場所>>続きを読む

ディオールと私(2014年製作の映画)

3.7

物を真摯に作る人たちのドキュメンタリー。ファッションは詳しくないので、ラフ・シモンズは知らなかったけど素敵な服とショーが出来るまでを隣で観ているようでわくわくした。仕事中に流し観しようと思っていたら、>>続きを読む

ズートピア(2016年製作の映画)

4.5

動物たちがかわいすぎる。難しいグレーなテーマをかわいらしいカラフルな世界で描かれていた。なんだか、人間の映画でもほとんど感じない気恥ずかしさを、主役の2人の関係に感じてしまった。ヌーディストのシーンで>>続きを読む

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