さとさんの映画レビュー・感想・評価

さと

さと

レビューというより個人的感想と記録
英国俳優が好き 自宅鑑賞メイン

映画(149)
ドラマ(49)

僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

4.5

自閉症スペクトラム。その特徴は人によってグラデーション状に大きく異なるのに、過去の作品にはその天才性を強調したものが多い。だけど本作は明らかにそれがテーマではないのがとても胸に響いた。

ネイサンと教
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.8

息子とそのお友達が我が家で観るというので、私も一緒に上映会に参加。お菓子とジュースを用意していざ!

冒険と友情。映画とポップカルチャーへの愛。スピルバーグ的エンタメに男の子たちはとっても楽しそう。息
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.8

17才。拗らせてる…かな?誰もがこんな感じじゃない?映画だと彼女の言動を客観的に見られるから、痛いとか拗らせてるって感想が出てくると思うけど、みんな一緒だと思うなぁ。自分と重ねて悶えている人には、大丈>>続きを読む

ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

4.2

とてもとても純度の高いラブストーリー。愛し愛されることの喜びをまっすぐ伝えてくれる。God's own country と呼ばれるヨークシャーの荒涼とした自然が何よりも雄弁だった。

食事に塩を足すと
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

4.1

エミリー・ブラントの凛とした立ち姿に品のある仕草。いたずらな微笑みに厳しさと寂しさが混じる表情。良かったなぁ。衣装もとっても素敵。

多少気になるところもあるんだけど、帳消しにする程ミュージカルの魅力
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

4.0

独創性と社会批判とエンタメの見事な融合。シニカルでもあり、コミカルでもある。でも、辛い…。とにかく胸が痛んで辛い…。

生命を食べて生きているという現実。家畜の実情、屠殺の現場。人間という存在の罪深さ
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私とあなたのオープンな関係(2017年製作の映画)

3.8

青みがかった美しいドレイク・ドレマス監督の映像世界。あまりにも美しくて見惚れてしまう程。唐突な場面の切り替わりが鮮やかでとても印象的。

オープンな関係は真剣に向き合うことを避ける為の逃げ道。ふたりの
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.2

オマージュ作品は数しれず。映画好きの人なら誰でも知ってる超有名映画…なんですけど、観たことなかったんです。有名過ぎるせいか、あらすじも何となく知ってるし、いくつかの名シーンもいつの間にか目にしてるし、>>続きを読む

クイーン:ロック・モントリオール1981(1981年製作の映画)

5.0

わ!これ filmarksにあるんだ!記録しておこう…。
旦那さんが「ボヘミアン・ラプソディ」にどハマリし、爆音上映、IMAXにもお付き合い。計3回夫婦で観に行きました。

公式が本当に手厚くて、yo
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リープ・イヤー うるう年のプロポーズ(2010年製作の映画)

3.6

初対面の印象最悪のふたりがケンカしながらも徐々に惹かれ合って…という恥ずかしいくらい正統派の堂々としたラブコメ!王道!ラブコメはこれくらい王道のほうが清々しくて良い。エイミーがめちゃくちゃ可愛くて、マ>>続きを読む

未来を花束にして(2015年製作の映画)

3.9

2018 年はイギリスで女性に参政権が認められてから100年という記念すべき年。年末頃にこの映画に登場するエメリン・パンクハースト(メリル・ストリープ)の銅像がマンチェスターに設置されたニュース記事を>>続きを読む

ブラス!(1996年製作の映画)

4.0

サッチャー政権下イギリス北部の炭坑ストライキを背景にした映画といえば『リトル・ダンサー』『パレードへようこそ』が頭に浮かぶ。どちらも名作で大好きな作品。本作はそこから約10年後の鉱山閉鎖に揺れる町と人>>続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.2

BSプレミアムで放送。2回目の鑑賞。

映画館で観たときのあの興奮を思い出したなぁ。まさしくMADな世界観なのに、根底にあるのはマトモでリベラルな価値観。胸がスカッとする〜。音楽も最高〜!隅々まで本当
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

幼いサルーがことのほか愛らしい。たとえ貧しくても、母と兄に愛されていたという記憶は、彼の中からずっと消えなかったんだ。

お酒が入っているとはいえ、旦那さんが後半かなり泣いていた。ルーツを知りたい欲求
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ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

3.8

選択で進むストーリー。私がこどもの頃にちょっと流行ってたゲームブックを映像化したみたいな感じ。

ゲーム要素が大きいので、息子と一緒にやってみたら彼のほうが楽しんでた。ゲーム勘のある人は選択肢の重要な
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.6

ジェイク・ギレンホール目当てだけど、フィンチャー監督も割と好きなので見てみました。

ゾディアック事件を元々知ってたので、ピースが出揃う中盤までがちょっと退屈に感じた。主要キャスト3人が事件にのめり込
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Black&White/ブラック&ホワイト(2012年製作の映画)

3.4

クリス・パインとトム・ハーディのどちらを選ぶか。私なら 10 : 0でトムハなんだけどな。

お正月の暴飲暴食がたたって体調崩してて、気楽で明るい映画が観たかったのでピッタリ。楽しい映画でした。

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ONCE ダブリンの街角で(2006年製作の映画)

4.4

音楽の力をまっすぐ感じる素朴でロマンチックな音楽映画。ジョン・カーニー監督作品でこれが一番好き!

少し困ったような八の字眉のguy、鼻にかかった声にまっすぐな瞳のgirl。ダブリンの街角で一歩進む勇
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

周りの冷笑を吹き飛ばす程の衝動と思春期の心の揺れが微笑ましくも清々しい、青春映画の良作。好きなものに没頭することを優しく肯定してくれる。

80年代イギリスのa~haとかDuran Duran は好み
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宇宙人ポール(2010年製作の映画)

3.8

サイモン&ニック好きの息子と一緒に。彼と一緒に観るとつられて声出して笑ってしまう。息子が最近はまってる『ブルックリン99』のチャールズが出てきてすごく喜んでた。

イギリス人ふたりが書いた脚本はアメリ
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.2

雄大で厳しい自然、無骨で哀しいふたりの愛と人生。誰の胸にも何かを残す名作だと思う。

ヒース・レジャーの演技に胸が熱くなる。恵まれた容姿と抜群の演技力を兼ね備えた彼がもうこの世にいないなんて。なんだか
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.8

いわゆるサイコパスってカリスマ経営者、政治家、新興宗教の教祖とかにも多いらしく、おぉ正にサイコパス…。と感じさせる凄い脚本。

微妙に論点をずらして自分が有利なようにもっていく話術。共感性、良心の欠如
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.1

冷蔵庫、時計、PC、妻、そして自分自身。その中身が本当はどうなっているのかわからない。喪失から破壊、再生へと主人公の心と共に進んでいく物語。

人への関心が薄い、分解して部品を並べる、付箋メモで行動を
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.5

生命の息吹を感じる儚くも力強い、抒情性に満ちた作品。映像の細密さと美しい構図、雑多な生活音と動物達の鳴き声、俳優ではない演者たちの生きる姿が観る人の心を掴む。

胸に小さな雫が落ちて、大きな波紋が広が
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ホンモノの気持ち(2017年製作の映画)

3.6

AIとの恋愛、数時間だけ恋愛感情がうまれる薬…すでに使い古された既視感のある設定。でも、もうこれってSFに感じない。今にも起きそうな現実感がある設定になったなぁと感慨深くなったりして。

ストーリーは
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マーティン・フリーマンのスクール・オブ・ミュージカル(2009年製作の映画)

3.6

こども達可愛い。マーティン可愛い。
観ていると自然にこども達の顔を覚えるので、ラストの Nativity play は我が子を見守る親の気分。きっと撮影の為にすごく練習したんだろうな…と想像して涙が出
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ナショナル・シアター・ライヴ 2018 「ジュリアス・シーザー」(2018年製作の映画)

4.8

事前にストーリー、上演時の時代背景、古代ローマの史実の確認をして、パンフレットも先に買って熟読。

※NTLiveのパンフは私のようなイギリス演劇に精通していない人にとってちょうど良い解説が載っていて
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愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像(1998年製作の映画)

3.8

終始不穏。ふたりの愛憎が生々しく、坂本龍一の音楽が不安と焦燥を掻き立てる。猥雑、肉欲、征服、破壊、そして愛。色々な要素をいっきにアート方面へ引き寄せて作られた感じ。画家フランシス・ベイコンの作風に寄せ>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.9

10年ぶり3回目…4回目くらい?
私の好きなキスシーンBest3に入るかも。堅物のマークがキスの途中でブリジットに Nice boys don't kiss like that. って言われて Oh
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

4.1

長い長いMVを観ているような、おしゃれ可愛い音楽映画。ウキウキするギターポップに内省的な歌詞。学生時代の私に観せてあげたい。

3人ともちょっとファニーフェイスでチャーミング。オリーくんのすきっ歯が愛
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ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(2009年製作の映画)

3.8

フィンチャー版がとても好みだったので、オリジナルにも興味が。じっとりとした質感でまた違った味わい。謎解き部分がわかりやすく表現されているので、意外と親切。もうちょっとこっちに想像させて欲しいような気も>>続きを読む

レイヤー・ケーキ(2004年製作の映画)

3.6

餃子包みながら観てたんですけど、意外と面白くて手が止まってしまった…。ストーリーにちょっとひねりがあって面白いし、しっかり筋を追ったほうが楽しめる。

説明的なモノローグとかラストの一連とかマシューヴ
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.0

2回目の鑑賞。ファンタビ2を観て、この作品が観たくなった。たとえ周りを傷つけてもありのままの自分でなくては生きられない、自分とは何者なのか、本当の自分を求める気持ちは人間の本能なのか。その渇望は想像す>>続きを読む

メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

3.8

IMAXでリターンズの予告を観て、期待が高まっちゃって予習のためこちらを観ました。

ジュリー・アンドリュースが素敵。ディズニー映画は大好き!と思える作品がないので、ちょっと不安だったけど楽しめました
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

4.3

家族でIMAX 3D鑑賞。
IMAX 3D最高!!冒頭から圧巻の映像にドキドキワクワク。魔法界と魔法動物が最高のクオリティで映像化されていて特別な映像体験。フレームブレイクって本当に凄いです。迫力なん
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.3

フレディ・マーキュリー、Queenという伝説を柔らかく温かい布で包んで、美しいリボンをかけたような世界。
そして、映画ともライブとも違う最高の映像体験…!

兄姉が80年代Rock好きだったのですべて
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