STさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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キングダム(2019年製作の映画)

4.5

これだよ、これ!

アニメ実写化て、るろ剣もそうだけど、たまにこんなにとんでもなく面白い映画が突然でてくる。

珍しく原作既読からの鑑賞だが、何度も原作シーンを思い出すほど、キャラにも話にも違和感がな
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ハロウィン(2018年製作の映画)

3.0

オープニングのテーマ曲を映画館で聞けただけで満足。

子供の頃、一作目を初めて月曜ロードショーで見たときの怖さといったらなかった。それ以来、シリーズ作は全てレンタルでやけど鑑賞。ゾンビ版も。3作目から
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.0

アベンジャーズ ゼロ


アベンジャーズ前作で、圧倒的な強さで凌駕してきたサノスに、最後どうやって立ち向かっていくんだろうか?同じメンバー、それも半分になったメンバーじゃ、どんな展開も説得力ないやろ、
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.5

St. Elmo's Fire

80年代の同名映画の主題歌が流れるんですよ。因みにサントラには入ってない。同じ大学を卒業した仲間が社会に出てそれぞれが自分探しをする群像劇。僕も大好きな映画。

なん
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.8

モノクロが心地いい。

監督の幼少期の経験を半自伝的に描いた映画だとか。そう考えると、映画としての主人公はクレオとソフィアの2人の女性に見えるが、実はあの男の子なのかもしれない。

幼少期に覚えている
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ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

4.0

羊のシーンはどれも考えさせられる。

あの環境の中で生きていくこと、苛立ちと焦り、父との確執と病、それでも優しい祖母、馴染みがないがそこにある人種の問題。主人公がゲオルゲと出会うことで、見失いかけたも
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.5

おにぎりですら泣けた。

あのまま報道されなかったらどうなっていたんだろう。怖すぎて、本当は見つからないんじゃなくてもういないんじゃないかということさえ考えてしまう。

ソンガンホほんとすごいねえ。う
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サスペリア(2018年製作の映画)

3.6

見てはいけないものを見てしまった感じ。


これはリメイクではないですね。オリジナルとは別物。でも、オリジナルの存在を前提としないと、なんだこりゃ映画は間違いない。こういう映画って最初は否定されても、
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.8

ガンズ・アンド・ローゼズ最高。

ボードゲームからテレビゲームにフォーマットを変えて、アバターと現実キャラのギャップで笑かす。うまいなあ。

でも、ゲームの中に入ると予定調和で、前作の何が現実世界に飛
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.0

なんじゃこりゃあ。

誰が擬態か探り合う心理描写も展開の妙もさすがやけど、ばれちゃった途端、開き直って想像を超えるクリーチャー化はもはや笑っちゃうくらい素敵です。パカって割れたり、頭がクモになんて誰が
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

その指輪ははずさないでくれ。

アーティストが転落していく様てみんな似たようなもんなんやね。何かを求めそれが何かがわからずに、たださみしさを代わりのもので埋めようとする。

病に冒されながらもフレディ
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

4.0

One more time, One more chance

この曲に泣かされた。ずるいよ、あのタイミングでこの曲は。

福田ファミリーの安心感すら感じる定番のノリと笑いを盛り込みつつ、ちゃんとラブ
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氷菓(2017年製作の映画)

2.5

わたし気になります。

wowowでアニメ版を何気に見てたらそのクオリティにびっくり。今回実写化に際し期待してなかったけど同じくwowowでやっていたので鑑賞してみた。

個人的にはこの話は謎解きの前
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

2.8

ポアロがどれだけ変わったキャラクターかなんてどうでもいいんだよ。

なぜこの殺人事件が起こったのか、その動機がどれだけ多くの人を苦しめ、そうせざるを得なかったか。そして、それゆえにラストにポアロが取っ
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.8

とりあえず疲れました。

音を立てたら何かが襲ってくる、この延々と続く緊張感。砂の上を歩く音でさえ、おいおいやばいよやばいよ、とこちらがびくびくもの。

釘がずっと気になってたのは俺だけやなかったんで
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

5.0

愛しさと切なさと心強さと。
(かからないけどね、そういう映画)

韓国映画SUNNYが良かったので、日本版リメイクと聞いた時は大丈夫?て思ったけど、想像以上の出来。筋はまんまなんやけど、設定のうまさで
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劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~(2018年製作の映画)

3.0

夏目友人帳の世界観は映画になっても変わらず安心して浸れることができる。

でも、これは映画にしなくてもいいんじゃないかなあ。テレビアニメの1エピソードを、登場人物総動員や過去話説明して無理やり長尺にし
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.0

いいタイトルだ。

東野圭吾の原作はやっぱり琴線に触れる。違うシリーズだけど、容疑者Xの献身にも通じる深い愛とその悲しさ。

今回は松嶋菜々子もさすがだけど、小日向文世のお父ちゃんがさすが。あの人が惚
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.0

最初と最後がなければ、ただの普通のホラー映画やん。

終始突っ込みどころ多いし、これじゃない感もあり、物足りないを通り越してる。

ただ、何も分からなかったヴァラクがなにかが見えてきて、死霊館本体の続
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.0

ここまで中国資本が露骨な映画も珍しい。もはや、中国映画(^^)

それでもステイサム兄貴のかっこいいこと。生身の身体ひとつで飛び込むか、普通。それでもなんとかなる大いなる安心感。ある意味鮫映画としてみ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

5.0

最初のグダグダなゾンビ映画で、大丈夫?と思わせておいて、それすら伏線のとんでもなくやられた感たっぷりの素敵な映画。こんなにも笑えて、こんなにも感動できるなんて。この映画はすごい!

伏線回収のうまい映
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

君の名前で僕を呼んでってのと、君の膵臓を食べたいてのは、おんなじ意味なんじゃないかなあなんて。

同性、異性関係なく、それくらい好きだってこと。愛してるかはわからないけど、それくらいどうしようもなく好
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.5

10年後の続編、みんなそれなりに時間が経ったのを感じさせられたけど、それでも愛だ恋だと騒いでるのを見ると、やっぱりマンマミーアだと安心したりもするw

話の展開上、メリル・ストリープがなかなか出てこな
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探偵はBARにいる3(2017年製作の映画)

3.8

大泉洋と松田龍平のコンビは最強。もうね、ずっと掛け合いをみていたい。このシリーズ、オリジナルでもいいから、もっともっと続けてほしい。

映画としては一作目が大好きでした。西田敏行に対する愛情の深さくる
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四月物語(1998年製作の映画)

3.5

Love letterに続き久しぶりの鑑賞。

Love letterとこの映画を続けてみてみて、やはり個人的にはこのあたりの岩井監督の映画が一番好き。

松たか子のPVを撮影するというカモフラージュ
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Love Letter(1995年製作の映画)

5.0

青い珊瑚礁

冒頭の雪の降る中、空を見上げる中山美穂の筆舌に尽くしがたいほどの美しさ。それを映像に残せただけでも、この映画には大いなる価値がある。岩井監督ありがとう!ていいたい。

藤井樹という名前を
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.8

こんなノリだっけ?


ナタリーポートマンが出なくなってふっきれたね。恋愛や葛藤に時間を割かない分、こんなにも笑いを取りにくるとは。。。冒頭のスルトのやりとりからして、もうすでにコントの域。個人的には
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.5

愛されることを知らずにいたんじゃなくて、愛することに臆病だった男の話。

環境や生活はきれいでなくても、そこに差し込む色はとてもきれい。シーン毎の色使いがとても印象的。月夜の海に照らされたら青にみえる
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.0

シェーン、カムバック!


ヒュー・ジャックマン以外にローガンを誰も演じられないほどはまり役だったのはわかる。だから、自らも幕引きとして、こういう話にしたんだと思う。

弱っていくローガン、悲しすぎる
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.5

だからタコなのね。


邦題は親切に映画の内容をシンプルに表している。いいタイトル。

何かを伝えるための手段としての言葉や文字のコミュニケーションや時間軸を、重厚な音楽とともに、ひとつひとつの映像や
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.5

明るいうちから何やってくれてるんだよ。


スティーブンキングは、緻密な情景描写や心理描写で恐怖を描くのが非常にうまい作家だが、それを映像化した際には、やはりわかりやすい視覚や音響的な恐怖が足されてく
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.5

まさか羊?と思ったら犬だった。


前作が4年しか生きられないレプリカントが生まれた意味とその延命を願う哀しみを描いているなら、今作はそれ以前に作られたレプリカントが、どこにいくのか、どうあるべきかの
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.8

最後まで見て最初に思ったのは、創世記の幼いシーザーをもう一度見たいなあということだった。人が好きで、仲間を大事にするシーザーの半生はあまりに過酷で哀しい。そして力強い。

この三部作はもはやプリクエル
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ドリーム(2016年製作の映画)

5.0

文句なく満点。

そういうものなんだと意識せずにいると、してないつもりでも差別しているのかもしれない。肌の色であり、性別であったり。

この映画の3人の女性は、そういうものに勝つことを、手を振り上げる
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

4.3

ひたすらかっこいい。
戦場を一人で駆け抜けるシーンなんて鳥肌もんでした。

女性監督による女性ヒーロー映画。試着でポーズ決めや女性目線からの軽い下ネタもありご愛嬌。アメコミ映画のくくりでいたけど、映画
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.8

良いとか悪いとかやなくて、僕はこの映画が好き(笑)

話の展開や場面の見せ方が、元が舞台だったのが納得できる。侵略場面なんか、きっと舞台でもライトや音でこんなふうに見せるんだろうなあとか、概念を奪うな
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