Runpoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

バンテージ・ポイント(2008年製作の映画)

4.1

お見事。群像劇をスピード感のある陰謀アクションものでやってしまい、見事にまとめ上げれている映画。登場人物の話が重なっていくことで謎が一つづつ解かれ、最後に収束するのは見てて気持ちいい。脚本すごい。そし>>続きを読む

母なる証明(2009年製作の映画)

3.9

さすがポン・ジュノ監督の作品。とにかく人間の本質が描かれててえぐい。。我が子の愛し方の形を鋭く問いかけながらも一筋縄ではいかないエンタメミステリー作品にも仕上がってる。最後の謎解きでスパッとパズルのピ>>続きを読む

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

4.5

面白すぎる。サウンドノベル「街」ばりにミステリー、コメディー、スリルが全て詰まった群像劇。2021年始まったばかりだけど2021年に見た作品で一番になりそうな映画。

ザ・コール(2020年製作の映画)

4.0

以前見た「恐怖ノ黒電話」と同じ設定。リメイクなのかな。前作より話を膨らませて良エンタメになっているのが好き。

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.9

メメントか?ってのが最初の感想。そして難しい 笑 難しくて訳わかんないのに何故か楽しめて満足してしまう。クリストファーノーラン監督の手腕にただただ感服。観賞後youtubeで説明ビデオを見て「おおおお>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.9

ガルガドットさんは相変わらずお綺麗で見惚れてしまう。そしてセミッシラの映像の美しさよ!! ストーリーは楽しめるんだけど、ちょい単調だったかなぁ。最後のメッセージも響くんだけど言葉が多すぎて説教臭くなっ>>続きを読む

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.9

設定がゲーム「ゴーストトリック」ぽくて面白い。ピカソの描く顔って3Dになったらこうなるのねってのがわかって面白かった。ストーリーは文句なしに面白い。ただ個人的にはスピリチュアル系のピクサーよりアクショ>>続きを読む

Impetigore(英題)(2019年製作の映画)

3.8

初のインドネシア映画鑑賞。奇怪な村に迷い込み、そこで起きる恐怖を描くといった定番ホラーミステリーもの。なかなか魅せ方がうまく、恐怖も感じつつ謎解きも楽しめた。意外な良作!

ブラッドショット(2020年製作の映画)

3.6

設定はすごい面白い。でも、惜しいんだよなぁ。設定を生かし切れてない反撃だったので、そこでもう一捻りあれば最高のSFスリラーになってたのになぁと思った。

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.9

2004年の某有名映画に見た雰囲気だったからもしや?と思いながら見てたら展開も同じだった。ただ、そこからの盛り上がりがスリル満点で面白いのが新鮮。この辺りは「ゲットアウト」「アス」の製作者が関わってい>>続きを読む

ムーラン(2020年製作の映画)

3.7

悪くはないしそれなりに面白いんだけど、アニメとの違いからアニメファンにはウケないのも分かる。アニメと違ってどちらかというとシリアス路線だしね。ドニーイェンが出てきた瞬間とにかくテンション上がった。もっ>>続きを読む

2分の1の魔法(2020年製作の映画)

4.2

ピクサーここにありって映画!今度は正統派ファンタジーの現代版。これは何も考えずに楽しめる良い映画。

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.4

面白いんだけど予想と違ったかなぁ。フーダニットを期待してたんだけど、映画「有頂天ホテル」とドラマ「ホテル」にミステリー要素が追加された感じだった。

エビデンス-全滅-(2013年製作の映画)

4.0

あれ、評価そんなに高くないんだこれ。これは隠れた名作「ミステリー」「ホラー」だと思う。13日の金曜日的な人が殺されていくホラーをPOVにした感じでスリルがあるのみならず、そのビデオを警察が見ているって>>続きを読む

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.6

これはとにかくやばい作品。香川さんの演技は相変わらず素晴らしいんだけど、これって題材「北九州監禁殺人事件」よね。。ある意味どうなるかわかりつつも、犯人の周到狡猾な手口にイライラ。そして、主役一家の無防>>続きを読む

ブラック・ハッカー(2014年製作の映画)

4.0

パソコン画面上ストーリーが進む、「アンフレンデッド」や「サーチ」系のストーリーをハッカー・スパイ物に当てはめた作品。テンポよく進んでめちゃ面白いやん。ネット上のコンテストの景品で好きな女優とデートって>>続きを読む

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.0

ええ映画って心から思える作品。ちょっとうるっときた。「サトラレ」的な特殊能力(能力じゃないか)設定ものを濃厚なラブストーリードラマにした一本。まず設定がありえないんだけど、それが及ぼす周りへの影響や本>>続きを読む

トータル・リコール(2012年製作の映画)

3.5

みんなシュワちゃんの古い方と比べちゃうのはしゃあないわな。ある程度ストーリーわかってるってのも評価がイマイチ高くない一つの理由かなぁ。驚きはないけど、個人的には未来世界の雰囲気がCGでよく描かれてて、>>続きを読む

嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.4

ちょっと2時間ものサスペンス的な流れだけど、なかなか良いんじゃないかい?謎に満ちた過去を辿っていくストーリーは見るものを引きつける。終始ドキドキして見れた。そして、ミステリーでありながらこれは結局のと>>続きを読む

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

4.5

アルツハイマーの殺人者の前に新たな殺人者が現れる。いや、これ設定からして面白い匂いがムンムン。やばいよ。設定をよく生かしての何が本当かわからないスリルとミステリー、どんでん返し、解決のカタルシスと、ミ>>続きを読む

アリス・クリードの失踪(2009年製作の映画)

3.9

うお。これ好き。まさか誘拐劇をワンシチュエーションものにするとは。場面はいくつか移動するけど登場人物3人だけの舞台劇みたいな感じ。それなのに飽きずに観させるのは脚本が素晴らしいなぁと思った。途中から「>>続きを読む

世紀末救世主伝説 北斗の拳(1986年製作の映画)

4.4

当時映画館で見たから30年ぶりくらいに再視聴。当時連れて行ってくれた母が気分悪くなった曰く付き作品(笑) うん。今見てもよくできてる。今ちょうど妻と北斗の拳アニメ見てるのでTV版と比べてしまうけど、作>>続きを読む

レポゼッション・メン(2010年製作の映画)

3.5

未来世紀ブラジルにアクションと、殺し屋系のストーリーをミックスさせた感じ。うーん。変なコメディー感がちょっと余計かなぁ。設定はありがちながらも良いだけに、いろんな意味で勿体無い作品。もうちょっと突き抜>>続きを読む

ディスコード -DISCORD-(2012年製作の映画)

3.5

お化け屋敷系ホラー。つかみがやばい。日本のホラーみたい。また、これスリラーなの?ホラーなの?っていうバランスと、あ!そうだったのねっていう関係性が新しい。そこまで満足度は高くないけど無難に楽しめる秀作>>続きを読む

エンド・オブ・トンネル(2016年製作の映画)

4.0

大好きなワンシチュエーション系スリラー。ストーリーが本題に入るまでがちょっと長かったけど、そこからは息をつかせぬ展開。そして、あの状況になってからの機転と伏線回収はやられたーー おすすめのスリラー。

プロジェクト・パワー(2020年製作の映画)

3.0

時間限定の悪魔の実をめぐったスパイムービーみたいな感じだった。悪くはないんだけどスーパーパワーを持つっていう設定がいまいち生かし切れてない感じがした。もっと能力バトルバンバンしてくれたら良かったかな。

去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

4.2

めちゃ面白い。過去の犯罪を回想していく中で真実が見えてくる系ミステリー。海外のミステリー映画に多いタイプで大好きなジャンルだけど、日本映画でこれをみれるとは。オチの驚きもいいし、日本のミステリー映画の>>続きを読む

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

3.5

とにかく懐かしい気持ちになれる映画。小学校の時の素直になれない気持ちとか、思いを口にできないもどかしさとか思い出した。小学校のとき講堂で時々見せてもらった教育映画っぽい側面もあってそういう意味でも懐か>>続きを読む

マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

3.3

結構好き。ミザリーっぽいやつかなと思ってみたんだけど、行動原理がはっきりしていて共感を呼ぶから、逆にMaのほうに感情移入してしまった。ただ、、子ども達はひたすらかわいそう。あと、Maの女優さん結構美人>>続きを読む

ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)

3.1

日本の怪談話みたいな設定の社会派ホラー。結構好きだけど、もう一捻りあったら良かったなぁ。まんが日本昔ばなしのホラーの回を見たくなった 笑

ダウンレンジ(2017年製作の映画)

3.5

ワンシチュエーションものを屋外でやる、スナイパーに狙われてるから動けないというアイデアは秀逸。よく思い付いたなこれ。終始スリルがあって次の展開が気になるようにさせるよく練られたシナリオに拍手。ただ個人>>続きを読む

イントゥ・ザ・ストーム(2014年製作の映画)

4.1

これは、パニックムービーの一つの完成形。POVと通常撮影のバランスの良さ、3つのグループのストーリーが同時進行しつつ重なっていく様子、全てが良かった。臨場感が半端なく、劇場で3Dで見れたら最高だっただ>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.9

これは好きだわ。でも、、、AIがリアルすぎて、でも現実感あってみてて怖くなった。AI彼女がどう変わっていくのかが先が見えず、ゾクゾクした。ある意味ホラー映画だわ。。そしてスカヨハの声だけの演技、ほんま>>続きを読む

ザ・ワン(2001年製作の映画)

3.0

悪くはないんだけど悪役の動機ってのがいまいち納得できず。。設定は面白いんだけど見せ方と脚本もうちょっと頑張って欲しかった。ジェットリーは安定のアクション。

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.0

大好き。ストーリーは家族の絆であったり、社会への適応と個性が語られていて深いんだけどそんなことより家族のサバイバルスキルと知識がかっこよすぎて痺れた。いいなこんな家族。世界の終わりが来てからのこの家族>>続きを読む

ルパン三世(2014年製作の映画)

3.4

評価悪い人はルパンとしてみての評価の悪さなのかと。ルパンとしてみるよりスパイ物の映画としてみると、冗長なところはあるけど、なかなか楽しめたかな。内容的には昔のTVシリーズのほうの「スパイ大作戦」っぽか>>続きを読む