なさんの映画レビュー・感想・評価

な

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avec mon mari アベック モン マリ(1999年製作の映画)

4.0

先日観た『サッドヴァケイション』と女優さん2人同じ。板谷由夏さんと、辻香緒里さん。

公開時に劇場で観てて、今回アマプラで20年ぶりに鑑賞したけど、めちゃくちゃ良い映画だな、と。非常にどうでもよい2組
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サッド ヴァケイション(2007年製作の映画)

4.0

早稲田松竹の青山真治特集にて。

優しくも暴力的で、親切なんだけど身勝手で……、やり切れない様々な感情に、一応、方向性与えるんだけど、それが何か解決に繋がるわけじゃないのが辛い。でも美しい。
傑作だと
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スローなブギにしてくれ(1981年製作の映画)

3.5

そんな悪くない。人にすすめる程じゃないが、雰囲氣楽しむ映画として、絵作り頑張ってるけど、猫の扱い雑。そして、存在感強すぎる山崎努が、映画内の圧倒的な異物として、立ち塞がり、、、

激怒(2022年製作の映画)

3.7

ジリジリじらして、ためにためて、時にイライラさせて、最後に爆発する構成が好き。

イグアナの夜(1964年製作の映画)

3.6

正直、何を描いたお話しなのか最初から最後までよく分からなかったが、ロケーションや絵作りの美しさや、細部の面白さに惹かれて、楽しく鑑賞した。奇妙な映画。

クラス・オブ・1999(1990年製作の映画)

3.7

荒廃した学校の風紀を正す為にやってきた先生ロボットと、世紀末感漂うマッドマックスな風貌の不良少年達のバトル。。。
銃器、火炎、爆発、流血満載の学園ドラマ。

こんな偏差値低すぎる企画を通して、予算もぎ
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ボディ・ダブル(1984年製作の映画)

4.0

もう何度も観てる大好きな映画。

物語の運びは無理矢理で強引だし、設定ガバガバなんだけど、撮りたい瞬間瞬間にかけた偏執的な「思い」の強さが良い。

しょうもなさと、緻密さと、いやらしさと、配慮のなさと
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.7

登場人物かむさ苦しいオッサンばかりってのが、まず清い。憑依された犬さんの演技が素晴らしい。クリーチャーは登場はグログロで派手だが、火炎放射で案外あっさり殺される。ラスト渋い。良い!

パラダイム(1987年製作の映画)

3.7

悪魔の子の復活という、めちゃくちゃヤバそうな状況が描かれているのに、舞台は教会内に限定されてて、そこ集まった学生ばかり犠牲になる。悪魔の使いはホームレスだけ。
設定になかなか無理があるが、曰く付きの教
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アリゾナ・ドリーム(1992年製作の映画)

3.9

20年ぶりに観た、結構好きな映画だが、エミール・クストリッツァ監督は、他の作品観てない。

諦念や、厭世観漂うオトナのお伽話。現実ってヤツが、時々顔を出してくるのが、オトナならでは。
役者さんそれぞれ
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内海の輪(1971年製作の映画)

3.9

ヨーロッパ映画的な美しく空虚な絵作りの、不倫旅行映画。異界のような瀬戸内海の風景を、色っぽい志麻さんと旅してる気分に浸れて良いが、中尾彬が時々邪魔。

ベッドシーンよりも、峡谷を泣きながらよじ登る志麻
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ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

3.6

「虹の"橋"を渡る」じゃなくて、「虹を渡る」なので、少年は最後まで死を選ぶ事ないんだな、と。
その後の彼の人生を色々妄想してしまう、世界観の広がりがある映画。とても良かった。

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

4.0

蓮舫みたいなルックスの女がヒステリックに喋りまくり、他人の話し聞かなくて不快感しかないが、彼女を起点に物語が紡がれていくから我慢。

役者さん達の、会話を交わしながらの所作が色々と面白くて、こういうの
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ミスト(2007年製作の映画)

3.5

驚くってより、「なるほど」となって、色々と腑に落ち過ぎるのが、、、

エンジェル・ダスト(1994年製作の映画)

3.9

DVD廃盤でプレミア付いてて、レンタル屋にも置いてない、配信もない。90年代に撮られたサイコホラーの中でも、かなりヤバい作品なのに、あまり観られてない現在の状況が勿体ないと思う。

映画公開の翌年に起
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SEX発電(1975年製作の映画)

3.7

社会学的視点で人間のモラルを嘲笑う系の映画(大抵つまらない)を作る際は、今後、この名作『SEX発電』をお手本にして欲しいと思った。

女優さん皆んなキレイで、遠慮なく脱いでくれるから良い。絶倫男への好
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天使の影(1976年製作の映画)

3.7

薄汚れた街の中で、売春婦やマフィアやヒモが揃いも揃って詩的だったり退廃的だったり哲学的だったり政治的だったり実存的な不安だったりを語り続けて最初は不安になるが、流麗なカメラワークや、美しい絵作りや、惑>>続きを読む

グレムリン(1984年製作の映画)

3.6

ファミリー向けを擬装したやりたい放題オタク映画。かなり悪趣味。
ギズモが観てて、ラストの伏線になってる『スピード王』なる作品が観たくなった。

実録外伝 大阪電撃作戦(1976年製作の映画)

3.8

物語ってより、「出来事」を羅列したような映画なんだけど、1シーン1シーンの強度がスゲェ。暴力衝動に溢れる松方弘樹がスゲェ。面白い!

仁義の墓場(1975年製作の映画)

3.7

池玲子さんのHなシーンなくて、かわりに多岐川裕美さんが濡れ場演じてるけど、脱がない。重要な役なんだけど、いまいち裕美さんの存在感なくて、あの可憐なルックスで酷い目にあうから、ただただ可哀想。

惹かれ
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悪霊島(1981年製作の映画)

3.5

以前から悪評を色々と目にしてきた映画だけど、「志麻さんのエロいやつ観たい」くらいの軽い気持ちで鑑賞したら、案外、悪くなかった。
市川崑の金田一と比べて、ゆっくりとした時間が流れていて、画面がキレイ、志
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